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2014年9月27日 (土)

幽玄

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 暗い部屋の中でストロボ撮影。それでも起きようとしないのは、いつもやられて慣れているから、それとも本気で熟睡しているから、でしょうか。人間の目は本当に良くできていて、お、前脚の形が可愛らしい、と思って即パチリ。撮れた写真は暗くて何だかよくわからないので、修正して何とか見える状態にしました。

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 ライトアップされた高野山の根本大塔。高野山旅行のカタログには必ず出てくる建物です。高野山というところ、午後5時を過ぎると人影もまばら、タクシーも車庫に入ってしまいます。高野山の街と南海電鉄の高野山駅までを結ぶバスの最終は午後9時過ぎです。

 まだ長男が小学生だった頃は最終バスが8時過ぎで、それを知らずに遅くなり、たまたま通りかかった知り合いに駅まで送ってもらって日が変わる頃に何とか帰宅することができました。現在のダイヤですと、高野山駅発21時40分というケーブルカーに乗って、難波に着くのが23時18分。大阪市内から各方面への電車が何とか動いている時間です。この点については、高野山、相当に便利になっています。

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 ケーブルカーというとゆっくり走るイメージがありますが、意外と速いものです。東京スカイツリーと同じ高さのところに張られたこの幕を撮るのに何度も失敗して、ボケボケブレブレながら今回初めて成功。ケーブルカーが出発する極楽橋駅ですでに標高538メートルですので、出発してすぐにこの幕が見えてきます。乗車時間5分の内、最初の1~2分というところです。今回はお彼岸のお墓参りながら、帰りが遅くなるかもしれない、と思っていたので行きに撮影。結果的には正解でした。

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 夕闇迫る高野山金剛峯寺。Blog用に無理矢理写真を明るくしてあります。ふだんは午後4時半で拝観受け付け終了ですが、10月末日までの期間限定で、蟠龍庭夜間特別拝観が行われています。午後5時までに入館、閉館が午後5時半という高野山霊宝館でぎりぎりまで粘ってこちらに来ましたが、中へ入れてくれるのは午後6時少し前。日中の観光客でごった返す高野山と違って、静かで落ち着いた、本来の高野山の姿を楽しみます。

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 暗いので、カメラをしっかり持っていたつもりでしたが、こうなりました。拝観料は500円ですが、電車やバスの割引切符を持っていると無料になります。この廊下の手前にあるのが、秀次切腹で有名な柳の間。そしてこの奥の大広間で、真言宗のお坊さんのお話を10分ほど聞かせてもらって、いよいよお庭のライトアップ見学です。

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 ライトアップといっても、そんなに派手なものではありません。お話を聞かせてもらった大広間も、蛍光灯がたくさんありましたけれど「暗いなぁ」と感じるほどでしたから、今の暮らしに慣れている者にとっては、夜が暗いという当たり前のことが普通ではなく感じられるのだということを実感したことでした。

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 真っ暗なお寺の廊下。要所要所に置かれた提灯がやけに明るく感じられます。そもそもこの催し、わぁ、きれい、と歓声を上げるようなライトアップではなく、じっくりとおちついて眺める、ということを目的にしているものです。何度も、何度も、ゆっくりしていってください、ゆったりしていってください、とお坊さんがおっしゃったのはこういうことなのだな、とわかります。

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 理想を言うなら、高野山に一泊するつもりで、ではお帰りくださいと言われる午後8時まで、お寺が用意してくださった温かいお茶をいただきながら、何をするでもなく、ただじっとお庭を見ている、というのが最高でしょう。大阪周辺に宿泊場所を確保できているなら、午後8時までいても大丈夫ですが、寒さへの備えだけは必要です。秋の高野山は本当に冷えます。でも、夏の高野山とはまた違った良さがあるのです。

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