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2014年7月 4日 (金)

磨きをかける

7月20日は、第5回y.y.Day @ 大阪。少しだけ不便な場所ながら、わざわざ行ってみる値打ちはあります。萬年筆って何?というあなた、ぜひ、エル・おおさかへ。

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 最近は寝顔しか見ることのない「くま(仮名)」さん。そういえば今日は、久しぶりに娘の顔を見ました。息子たちは毎朝たたき起こすので顔を見るわけですが、娘は早朝4時頃からアルバイトに出ているので、私が朝目覚めたときには家におらず、帰宅したときには布団の中、というわけで、このところ全く出会っておりませんでした。いくらせわしいと言っても、やはり普通に人が起きている時間には帰宅しなければいけませんね。

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 先日のポリッシャーと一緒にいただいた研磨剤。最先端研磨システムなのですけれど、お名前の方は一発鏡面という、なんとも前時代的なセンスです。磨くと言えば、その昔、座敷ケロリンという伝説がありました。ケロリンが棲み着いているお家には幸せが訪れるとか、ケロリンの棲み着いているお部屋に萬年筆を置いておくと3Aパールでピカピカに磨き上げてくれるとかいうお話です。けれども、こちらお一発鏡面があれば、座敷ケロリンが逃げ出してしまったお家の人も大丈夫です。

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 一発で鏡面に仕上がったはずなのに、その上を目指そうという心意気、見上げたモンや、風呂屋の煙突、というべきでしょう。そういえば、真鍮の板材からキーホルダーを作る、という授業をしたときに、生徒たちは真冬にもかかわらず工作室の流しに並んで一心不乱に作品の水研ぎをしておりました。耐水ペーパーに水をつけて作品をこすり、これ以上ない、というところまで磨き上げたら「ピカール」でさらに磨き上げるのです。あの頃、これを使っていたならば、もっとすばらしい作品ができていたことでしょう。

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 ピカピカに磨き上げられた金属は、そこが最高の状態で、そこからは酸化、硫化で汚くなっていくばかりです。ならば空気に触れないようにしてやろう、ということですね。授業でキーホルダーを作らせたときも、磨き上げたあとはコーティング剤の中にどぶ漬けして仕上げさせておりました。

 萬年筆は刃物。最高の状態に調整された萬年筆はそこがピークで、以降、書くほどに書き味が落ちていく・・・・・皆さん、お勉強してますでしょうか。そのあたりのことについては、7月20日のy.y.Dayにおいて、「調整師に聞いてみよう」という企画があるとかないとか・・・・・。もしも、そんな企画が実現したら、どんな人が「聞かれて」くださるのでしょうか。y.y.Dayには毎回、なぜかシークレットゲストが登場する傾向にありますから、これは要チェックです。

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