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2014年5月30日 (金)

採点極楽

当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないなと諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 こんなに近寄って写真を撮っても、ぴくりとも動かない「ちち(仮名)」さん。よほど眠たいのでしょう。今日の中間テスト、問題を作ろうにもお腹が痛くてどうにもこうにも動けず、2日ほど無駄に過ごしてしまったので、受ける方ではなく作る方が一夜漬けとなってしまいました。それでもできあがってテストを終えてしまえば「喉もと過ぎれば・・・・・」で、午後からは喜び勇んで竹藪の草刈りに励んでおりました。今年もまた、草刈りシーズン開幕です。

 廊下ですれ違った生徒が、「めっちゃクマできてる!」と喜んでおりましたが、実際、鏡を覗いてみると、安藤忠雄が顔面にパンチを食らったようなパンダ顔になっておりました。この暑いのに、そんな睡眠不足の状態で草刈りなんかしちゃダメ、と保健室の先生に言われて、なんで睡眠不足というのを知ってるんだろう、と不思議に思ったのですが、謎が解けました。

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 そして、やっとの思いで作った問題を生徒が解いて、今度は採点。どうも、テストというのは生徒よりも先生の方が負担が大きいような気がします。テストされて成績をつけられる、っていうのは嫌なものでしょうけれど、それをやる方はもっと嫌なのです。みんな良い点数ならば成績をつけるときに苦労しますし、点数が悪ければ自分の教え方やテスト問題が良くなかったのだろうと落ち込んでしまいます。そういうことを気にしないで済む、立派な先生になれていないというのはとても残念なことです。

 このインク、ルノアールピンクを引き出しからとりだしたとき、隣に座っている新任の先生が反応しました。買おうかどうしようか迷って結局買わなかったのだ・・・・・というお話から、ならば萬年筆をお使いなのですね、ということになって、見せてくださったのがブラウン軸のエラボー。CON-70に吸わせているインクは色彩雫の竹炭。いきなり、やってくれますね。

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 筆記角度も萬年筆使いそのもので、カリカリした細字がお好みということでした。もし、書き味に関してさらなる欲求を覚えたら、萬年筆研究会という字が下手くそな人の集団をのぞきにおいで、と紹介しておきました。調整の一例などを紹介するとおおいに興味を持った様子で、「自分でもやってみたいですぅ!」ということでしたので、数十本潰す覚悟がないとダメらしいよ、と答えておいたのですが、こういう事例に出会うと、萬年筆の裾野が広がっていることを感じますね。

 カーボンさんからsu_91さんへとリレー調整されたこの823、滑らかさは文句なしなのですが書き出しで掠れることがあるので、師匠にお願いしてペン先とペン芯との関係などを改善していただきました。そのときの調整依頼書の「どうして欲しい?」という質問に「採点極楽」とふざけたことを書いたものです。

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 採点するときのペン先の動きを考えると、「マルつけ」というのは萬年筆にとって実に過酷な仕事であることがわかります。それを気持ちよく、インクが途切れないようにしてくれというのですから頼まれた方も難儀でしょう。ペン先とペン芯との密着度が向上したこの823、これまでにも増して「採点極楽」となりました。

 ペン先を破損したこの萬年筆のために、コースニブが売られているよと情報をくださった人、調整してくださった人が3人、そして革を巻いてくださった職人さん。実に多くの人の手がかかった萬年筆です。そういう一品を稀代の悪筆である私が臆面もなく使う、というのは、無礼千万というべきなのかもしれません。けれども、そういう訳のわからなさもまた、萬年筆趣味の面白いところなのです。

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コメント

「そういうことを気にしないで済む」先生というのは、確かにご立派かもしれませんが、良い先生ではないような気がします。「自分の教え方が悪いかもしれないし、勉強の仕方でもう少し気をつけてもらったほうがいい点があるかもしれない。一緒に解決して行きましょう」という視点の先生のほうが、良い先生・立派な先生だと思います。

少しづつ増えてきている、裾野が広がるというのが達成されているようで、言い続けている自分としては嬉しい状況です。その一方、私は何の役にも立っていないと思うと、どうにも寂しく辛くも感じますが…。

 達哉ん さん

 え、萬年筆、私も持ってるんですよ・・・というところから入る状況、これがまだまだ萬年筆が普通ではないということの証でしょうか。でも、ペン先のしなりとか、ぬらぬらよりややカリカリ気味が良いとか、なかなか本格的に使っているように見えました。そう、筆記角度も寝てました。

 さて、次の若手の会、どんな手で行くんですか?

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