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2014年5月 7日 (水)

タラヨウ

当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないなと諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 動物病院への行き帰り、運転席の長女に甘える「くま(仮名)」さん。リアシートに妻と一緒に座っていて、しっかりその膝の上に乗っているにもかかわらず、ちょっと隙があるとこうして運転手のところへも甘えに来るので要注意です。車に乗るのは怖くて嫌いなくせに、家族がガレージへ向かうとついてきて、ドアを開けると飛び乗ります。そのくせ、いざ走り出すと震えだして、誰かれかまわずくっついて離れません。あんがいこれも作戦のうちで、車に乗れば怖いふりをして甘えられる、とふんでいるのかもしれません。

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 奈良は日本酒発祥の地と言われていて、それは春日大社の境内でお酒を醸していたことから始まるのだと言います。それに従事していた神官が職を辞して造り酒屋となったのが今西酒造の起こりだといいます。ここ2年ほど、WAGNERの忘年会でお楽しみいただいている「迷惑な」甕にはいったお酒、それを造っている酒屋さんですが、その創業家が所有しているのがこちら、今西家書院といわれる建物です。もとは興福寺関連の福智院家の所有だったものを譲り受け、大切に今に伝えてこられたものです。ならまちのどまんなかともいうべき場所にあって、外すことのできない見学ポイントと言えるでしょう。

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 その今西家書院のお茶室から庭を臨んだところ。このお茶室はにじり口がなく、庭に面して広い開口部があります。籠に乗って来られた高貴な方がすっと入れるように、ということなのですが、このお茶室に面して植えられている木の一つが多羅葉です。写真の石の鉢の右の方に生えている木で、郵便局などに植えられていることも多いのだとか。

 

 何となれば、この多羅葉の葉には、先の尖ったもので字を書くことができ、かつては紙の代用として、メモや手紙などに使われたから、というのですけれど、葉っぱを見ただけではどこにでもありそうな、そう特別なものとも思われません。

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 今西家書院を訪ねたのは、お昼ご飯を食べようとしたお店が混んでいたので空くまでの時間潰しにお抹茶でもいただこう、ということだったのですけれど、お抹茶の準備ができるまでの間、説明はいかがですか、ときれいなお姉さんに聞かれたので、思わず「はい」とうなずいてしまったのです。若くてきれいなお姉さん、説明はよく舌が回っていない感じでしたけれども、一生懸命、ていねいに説明してくださいました。特にこの、「タラヨウ」というのは、最初は何と発音されているのかよくわからなかったのですけれど、別の場所に展示されていた葉っぱの現物を見て、なるほどこんな字を書くのか、と納得いたしました。

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 葉が青いときに文字を刻むと、やがてこのようにくっきりはっきり見えるようになるのだとか。葉に文字を書くので、これぞ葉書、ということから郵便局の木とされているのだそうです。自分では文房具マニアだとか思ってはいても、まだまだ知らないことがいっぱいです。特にこれなどはよく知られた話なのでしょうから、知らない方が不見識というものなのでしょう。二右衛門マスターあたりにシバかれそうです。

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コメント

タラヨウ は、時折 郵便局に、なぜタラヨウを植えたのか?なんて能書きと一緒に植えられたりしていますよ。
と言うのは、実は工事で植えたことがあって、銘板を作ったことがある造園屋さんの弁です。

 きくぞう さん

 あら、先に樹木の専門家にシバかれてしまいました。なんでも、インドで経文を書くのに使われていたものの原料となった多羅樹のようだから多羅葉、なのです・・・というようなことも、銘板に書かれていたのかもしれませんね。

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