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2014年4月 1日 (火)

今年?来年?

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないなと諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 これも先日、動物病院で撮られた「くま(仮名)」さん。iPhoneのカメラというのは実に凄いもので、ちょっと前までのコンパクトデジタルカメラなどは負けてしまいそうです。手ぶれ、もしくは十分にピントが合っていないこの写真ですけれども、十分に見られます。これを撮った長女は若いだけあって、まだ手が震えたりしないから、なのかもしれません。

 昨年までの10年間、春休みというのは苦行の期間でしかありませんでした。4月1日、あるいは2日から始まる職員会議に向けて、1年間を見通した提案文書を作り、職員の数だけ印刷して綴じる、という大仕事に忙殺されてきたからですが、今年はそれを横目で見ているだけで、大変に気楽な春休みでした。そしてできあがった資料を受け取って、明日からの会議に臨むだけです。そんな、春休みの職員室では、「今年」「来年」「去年」という言葉が様々な意味で飛び交います。

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 来週から始まる新しい1年のことを指して何と言ういうのか。ある人は来年と言い、また別の人は今年と言います。今年はこうだったけれど、来年はこうしたい、と言えば、この3月まではこうだったけれど・・・・・という意味。でも、今日は4月1日ですから、より正確に言うなら、去年はこうだったけれど、今年はこうしたい、となります。

 写真は京都、東寺の不二桜で、樹齢120年を超えるとも言われております。さて、ここでよく知られている問題。私の勤務先では、4月9日に小学校と中学校合同で入学式を行います。本日4月1日が6歳のお誕生日だという子どもさんは、今年の入学式に参加できるでしょうか、できないでしょうか。一般的には、満6歳になったら小学校に入る、といわれておりますが、さて満6歳になるのはいつの時点なのか、ということですね。

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 法律では、我が国の学校における「学年」は、4月1日に始まり、3月31日に終わることになっています。そして、学校教育法22条により、保護者は、子どもが満6才に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満12才に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校に就学させる義務を負い、さらに、小学校の課程を修了した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満15才に達した日の属する学年の終わりまで中学校に就学させる義務を負う、とされています。子どもが満6歳になった翌日以降に始まる新学年、ということですが、では、子ども(に限らず人)は、いつ、満○○歳、に達するのでしょうか。

 これまた「年齢計算ニ関スル法律」というものがあって、その時刻を問わず生まれた日を第1日目として計算することになっています。4月1日が始まったばかりの深夜0時すぎに産まれても、同じ4月1日が終わろうとする深夜23時59分に産まれても、おなじく4月1日産まれとなり、4月1日が人生の第1日目となるのです。閏年が挟まるかどうかに関係なく、産まれた翌年の3月31日、夜中24時を迎えたところで「満1歳」です。3月31日の24時は、4月1日の0時でもありますから、この同じ時刻は別の日でもあるのです。4月1日産まれの人が満6歳になるのは、3月31日の夜、あ、4月1日になる!というその瞬間なのです。

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 親方風に逆に言うと、6歳のお誕生日である4月1日が始まった時点でその子はすでに満6歳に達し(終わって)いるので、その日から始まる新学年に「参加」できるわけです。1日違いの4月2日産まれの子は、4月1日が終わらないと満6歳に達しないので、1年間待たなければいけません。これがおかしいと思う人はけっこういるようで、国会でも質問され、答弁によって決着が付いているそうです。1年生の学年が始まる年に入ってから4月1日までに産まれた人は、こうして「早産まれ」と呼ばれることになるわけですが、実際,幼稚園や小学校の低学年にあっては、この数ヶ月の成長の差が結構大きいものです。4月2日産まれの、その学年では最年長(!)となる子から、秋ぐらいまでに産まれた子どもと比べて、幼さが目立つことも珍しいことではありません。

 ついでに、閏年の2月29日が誕生日という人はいつ歳をとるのか,という問題。産まれた日の前日の24時間がすべて終わった時点で歳をとると言っても、産まれた日がない場合は、その月の末日、すなわち2月28日が終わった時点で歳をとります。閏年で2月29日がある場合は、もちろん2月28日が終わった時点で歳をとります。結局、2月29日生まれの人は毎年2月28日が終わると歳をとるのです。

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 さて、東寺で撮った写真といっしょにこんな駄文を書き連ねてみましたが、満20歳以上の人が行使できる選挙権、これについてはどうなのでしょうか。20歳の誕生日の前日が投票日である場合、投票できるでしょうか、できないでしょうか。選挙の投票日は「期日」なので、投票時間が夜の8時までであったとしてもその日すべてを含むものと考えられます。したがって、投票日が終わったら20歳になる、という人は、その時点で19歳でありながらも投票できてしまうのです。けれども、その日が終わるまでは未成年なので、お酒は呑めません。こんな話ばっかりしてるのが社会科の教師だとは思われたくありませんが・・・・・。

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