フォト

最近のトラックバック

« しつらえ | トップページ | 「春」 »

2014年2月18日 (火)

季節感

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

20140216_214947

 「くま(仮名)」さんのおやつタイム。こんな風に寝そべって、前脚で「獲物」をとらえてじっくりと食べるのが彼女のスタイルです。妹分の「ちち(仮名)」さんにも同じおやつを与えると、それこそ秒殺、1分かからずに跡形もなく消えてしまうのですが、「くま(仮名)」さんはじっくりと味わいながら時間をかけて食べていくのです。

 こうして毎日駄文を垂れ流していると、時折、思わぬ展開になることがあります。私の場合はたいしたことを書いていないので、幸いにも「炎上」なんてことにはならないのですが、いろいろといただくコメントに「おっ!」となることはよくあります。

20140219_054347_2

 じっくりと萬年筆をいじくって記事を書く、なんて余裕がまるでないので、昨日もたまたま訪ねた食べ物屋さんでの出来事を記事にしたのですが、そこに出てきた「葉っぱ」に何かを感じてくださった方がいて、萬年筆と季節感、といった内容のコメントを複数いただきました。萬年筆は元々外国から来たものだから季節感に乏しい、というのは意表を突かれ、なおかつ胸にすっと落ちる、納得のコメントでした。そして、その季節感に乏しい萬年筆の中に何とか季節感を感じることはできないのか、あるいは、自分なりにこの季節ならこれ、というようなものがないのか。いただいたコメントから、じっと考えてみるきっかけをいただきました。写真は無印良品で売られていたアルミ軸の萬年筆と、セーラーのカーボン軸。冬は冷たそうなアルミですが、その軽さもあって夏向きな感じがします。また、カーボン軸も夏向きと感じますが、薄着の季節、胸ポケットに挿しておくにはずっしりとし過ぎかもしれません。

20140219_054312

 木軸は季節を問わず、いつでも「良い」と思います。夏はそのサラッとした感じが、冬はその暖かみが、それぞれにぴったりくるように思います。もちろん、春でも秋でもOKです。以前、鳥取は萬年筆博士の三代目が白檀萬年筆を試作されていたとき、これを内ポケットに入れておくと、体温でぬくもって白檀の香りがふわーっと上がってくるんです、と仰っていました。それは凄い、と期待しておりましたけれど、販売されたものは使用に伴う汚れを防ぐためもあってしっかりと拭き漆が施されており、体温であたためられてもさほど香りはいたしません。もっとも、実際に試作品のまま世に出ていたら、本物の白檀の香りは目に痛いほどですから、ポケットに挿すことはおろか、普段使いでもキツいものになっていたのかもしれません。

20140219_054257

 こういう色、柄を見ると、「空き」を感じませんか。緑や青、赤なんかもあったように思いますが、緑が大人気で、「余って」いたこの色を購入したことを覚えています。日が経てば経つほど、えぇ色柄やなぁ、と思わせてくれる1本です。もちろん、秋といっても晩秋以降、冬にも似合いそうな色柄で、何より手に持った感触が晩秋から冬に向くように思います。萬年筆が冷えていて、それを持つ手が温かい。そんな状況でも、ギャザード軸だから大丈夫、などとあまり意味のないことを考えたりもします。

20140219_054209

 格子模様の銀軸に夏を感じる、というお話もあったのですが、さて、銀軸はどの季節に合うのでしょうか。きれいに磨かれたものであれば、やはり夏という感じがします。少しくすんだバーメイルとか、黒々と硫化の進んだ軸のものなどは、持ったときの感触の冷たさはあるものの、見た目的には秋から冬、という感じでしょうか。

 いろいろと変なことを考えるより、国産現行品で樹脂軸のものを選んでおけば、季節を問わず快適に使えるよ、というのは、思っていても言わないのが趣味の世界、でしょうか。

« しつらえ | トップページ | 「春」 »

コメント

お騒がせしております。

「金沢箔」は、WAGNERレベルの方からみたら面白みが少ないだろうなと思いつつ、和が好きな万年筆初級者にはお勧めしたいと常々思ってます。私がこれを入口としてこの趣味界に足を踏み入れましたので…

「金沢箔」は以下の柄となってます。月と兎(ススキが描かれているので秋)、赤富士(赤富士は夏の現象)、もみじ(秋)、金魚(夏のイメージかなって)、桜吹雪(当然春)。うーん、雪兎とか樹氷とか白富士とか初日の出とか、幾らでも「冬」の素材はありそうなのですが。 (T^T)

そういえば、私、螺鈿朱鷺に冬将軍を入れて使っています。やはりこれのイメージは「冬」ですね。でも「冬」のハイエンドはやはり「冬木立」だと今でも信じています。残念ながら持っておりませんが。

 ヴワル図書館 さん

 丁寧な解説ありがとうございます。おもしろみがない
なんてことはなくて、プラチナの、あの独特の書き味、
何とも言えない「味わい」を感じるものです。

 PILOTはトヨタ。セーラーはもちろんマツダ。
ではプラチナは・・・日産でしょうか。ホンダに相当
する部分はどこのメーカーもひそかにやっていて・・・。

 N御大のブースに行って、冬木立、とつぶやく、
これしか無いですね。いいですよぉ。

コメント拾って頂いて嬉しい限りです。
万年筆は意外と金属部品が多いので、どうしても冷たいイメージを伴いがちですね。
よって秋冬のイメージは持たせやすくても春夏のイメージは表現しにくいのかもしれません。個人的には春と言えば軽やかさやポップな印象を持ってしまうのでペリカーノジュニアが浮かんでしまいます。

 すいどう さん

 賛成です。それにですね、春はやっぱり新学期。
何といっても新学期です。うちの業界でも、みんな
張り切る新学期なので、生徒も張り切りますし、親
や親戚も張り切るので、萬年筆でもプレゼント、と
いうことになったりして・・・あ、それだと案外、
ペリカーノにはいかないかな。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/604476/65039510

この記事へのトラックバック一覧です: 季節感:

« しつらえ | トップページ | 「春」 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31