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2013年10月 6日 (日)

ずこう

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 日曜日の午後、ゆったりとくつろぐ「くま(仮名)」さん。お休みというのに、飼い主は朝からバタバタとあちこち出かけては戻ってを繰り返しておりましたけれど、彼女たちは朝のお散歩に行ってご飯をもらえたら、後は家の中でゆったりすごす、というリズムができあがっています。

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 撮影は許されておりませんので、過去に報道された画像を拝借しました。京都にある美術院で作られた、鑑真和上の「お身代わり」像です。本物は国宝で、弟子たちが和上がご存命の間にそのお姿を写しとったものと伝えられてきましたが、美術院での復元作業を通して、どうやらその言い伝えは本当であった可能性が高いこともわかったのだそうです。けっして稚拙なものではないけれども、熟練した職人ならこんな作り方はしないだろう、というところが多々見られた、というのがその大きな理由だそうです。当時のままの美しい色彩で再現されたこのお身代わり像は、あえて古びた感じになるように黒くされて、唐招提寺の開山堂に安置されています。

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 今年の夏前に「お身代わり像」が完成したこと、そして何より今年が鑑真大和上円寂1250年にあたるということから、例年であればご命日である6月6日前後の数日しか公開されない御影堂が秋にも公開されることになりました。国宝である和上像が収められたお厨子も開扉されて、数メートル離れたところからお参りすることが出来ます。せっかく奈良に暮らしているのですから、こういう機会は逃したくない、ということでお参りをしてきました。

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 こちらはお寺の奥の方にひっそりとある鑑真和上のお墓です。唐招提寺は檀家を持たないお寺ですから、どこにもお墓などはありません・・・・・なんてことが、観光客相手の説明などではよく言われるのですが、この鑑真和上のお墓の他、戦没者の慰霊塔など、いくつかのお墓、あるいはそれに類するものが境内にあります。月命日やお盆、法事などで納められるお布施をお寺の主な収入源とはしておりません、ということなのですが、すぐ近くにある薬師寺同様、文化財の保護がやかましく言われるまでは、お寺を維持していくことは相当に大変なことだったようです。

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 そういう苦難の時代を乗り切ってきた先人の力があったからこそ、薬師寺にしろ,唐招提寺にしろ、それが大昔からずっと大切にされてきたかのようなたたずまいで今ここにあるわけです。余談ですが、「鑑真」というのはこのようにも書くのですね。おそらくはこちらが正字なのでしょう。

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 唐招提寺の境内には立派な売店があって、かの有名な「うちわまき」でまかれる宝扇なども買い求めることが出来ます。御影堂というと東山魁夷画伯の手になる障屏画が有名ですが、その東山画伯が揮毫された扇子などという、思わず買ってしまいそうなものも売られています。その中で、ひときわ異彩を放つ「変なモン」がこちらでしたので、きっちり買ってまいりました。

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 塗香(ずこう)というのはご存じの通り、お経を読む前などに手や体を清めるために塗るお香です。出来れば参拝者にも塗ってもらいたいけれど、手間でもあることから、使いやすいようにとハンドクリームの形にしてみました、というものです。ハンドクリームの形になっていることを除くと、基本的には唐招提寺のお坊様が使われているのと同じものだそうです。塗香は何度か使ったことがありますが、実にさわやかな、良い香りがいたします。邪気に満ちあふれた我が身ですが、これで少しは、あるいはひとときだけは清めることができるかもしれません。

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コメント

年を取って自分の加齢臭が気になったついでに、様々な香りについても興味が湧いてきました。
かといって、香水のようなダイレクトで強い匂いは苦手なので、お香を少し勉強してみたいなぁなどと夢想してみたりしています(手は出さないでしょうが)。
興味が湧いてみると、お寺って実は香りの宝庫ではないか、と考えるようになりました。仏教にとって香りは重要な意味をもっているのかもしれませんね。

 すいどう さん

 邪気を払う香り、といいますか、実にさわやかな香りです。その分、人によっては苦手なようで、我が家の女性たちはダメでした。
 加齢臭対策として、冬になるとスリーピースのベストにある小さなポケットに香り袋を入れています。最近はどこの文房具店でも見かけるようになりましたね。

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