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2013年10月 3日 (木)

道具考

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 トイレで寝る犬、「ちち(仮名)」さん。こんなまとめにも登場してしまうほど、その地位は不動のものです。いよいよ換毛期に入ったらしく、体毛が毛羽立ってきました。我が家の犬たちは躾が行き届いていないので、ブラッシングを極端に嫌がります。これから1ヶ月以上にわたって、わぁ、お前、こっち来るな、毛が散る!と嫌われる日々が続くのです。

 ちなみにこの写真、これでも目をそらしていない方です。撮影に入ったときからシャッターが切れるまで、彼女は身動きひとつしていません。彼女はカメラはカメラとして認識し、嫌うけれども、iPhoneはカメラじゃない、ということのようです。

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 私のいる業界では、今さらながら「ICT機器の効果的な活用」ということがいわれるようになっております。特に、大ぶりな画面を持ったタブレット型端末はその話題の中心にいるものとなっていて、それをどのように活用するのが良いのか、全国各地でさまざまな試行錯誤が続けられています。私の勤務する自治体では写真の機種を試験的に導入していて、生け贄となった教師と子どもたちがさまざまな活動に使っているところです。

 ほかにも、黒い魔軟件の「表面」や、検索大先生が推進する「人造人間」(y.y.ペン倶楽部においては「銀河の彼方」と呼ぶことが義務づけられています。そう遠くない将来、K御大がこの方式の携帯電話をお使いになることが予定されています。)なども、価格の安さや「窓」との相性の良さなどを武器に勢力を拡大しつつあるところです。

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 30台ほど導入されたタブレット型端末をどこに、どのように保管するのか。これには教室間の持ち運びという問題もついて回ります。さらには、電気を使って動くものですから、使っていない時間に充電しておくことが必要で、これが案外難儀な問題です。かさばる充電用のアダプタや、充電中に発熱することへの心理的抵抗、そしてコンセントの口数や電気容量の問題。数台であればともかく、30台まとめてとなると大問題です。

 写真のような保管庫をひとつ買うと、ビッグトレドが買えるほどのお値段です。幸運にも買ってもらえたとして、これだけまとめて一つ所で充電するには電気配線の工事が必要です。簡単、手軽と思わせておいて、実は結構手がかかる、それがタブレット型端末をつかった教育の実態だということがわかってきはじめたところなのです。

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 Blogを「書く」なんて言いますけれど、実際はキーを叩きまくっていて、これは余分だと思えば削り、もうチョット何とか・・・・・とおもえば付け足してと、手書きの時とは明らかに違うプロセスがそこにはあります。そして実際、私などはもう、紙と筆記具で長い文章を書くなどということがほとんど不可能な「頭」になってしまっています。

 ICT機器を活用して、より効果的な学習を,といいますけれど、実はそこにも同じような問題が潜んで、いや明らかに存在しているのではないでしょうか。我が次男は小学校入学時、芯も折れよという強烈な筆圧を発揮しておりました。そこで萬年筆を持たせてみると、みるみる筆圧が下がって楽そうに字を書くようになったのですが、実はそれ、鉛筆で同じことを体験できるならばそれが一番、という面もあるのです。

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 小学校の先生は多くの場合、シャープペンシルの使用を禁じています。長い間、そのことが理解できなかったのですが、日常的に小学生と接するようになると、案外それも「あり」なのかな、という気持ちになってきました。プロセスとして、筆圧をかけなくとも文字を書くことが出来る、というのを体験させることは有用だと思いますが、鉛筆程度の硬度を持ったもので適度な筆圧をかけて文字を書く、という「練習」もまた必要。基本となることをメインに進めていきながら、「補助的に」変わったものを使わせて、その経験の中から何かを掴ませる、というのが結局はいちばん子どものためになるのではないか、ということです。

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 最近は高校生あたりになると電子辞書を使うのが当たり前だとも聞きますが、これもまた、紙の辞書を引くという経験があってなおかつ、というところにこだわりたいところです。わからないことは百科事典をひっくり返して調べてみる、というのが当たり前でしたけれど、今では検索エンジンにお伺いを立てるのが普通になりつつあります。その利便性を享受しつつ、でもやっぱり子どもたちには、伝統的である意味効率の悪い方法も知らせ、体験させておきたい、そう思うのです。

 と、そんなことをブツブツ言っておりましたら、じゃあとりあえず、中学生にもタブレット型端末使わせるような授業を考えてやってみてくれませんか、なんてお願いされてしまいました。教育委員会のお偉方やら市長やらが授業をのぞきに来るかもしれない、なんて話です。こんなことになるのなら、もっと必死に反対反対と叫んでおけば良かった・・・・・。

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コメント

我が家の高校生軍団は、長子だけ字引を持たせました。下からは全て電子化された物にしております。
字引の方が、うろ覚えでも検索できるじゃないか?って問いかけたら、候補が出てくるから心配ないとのことでした。
何とも いやはや です。

で、電子デバイスを使用した授業って、デバイスの管理そのものは、生徒が行うように出来ているんじゃないんですね。それじゃ手間が増えて仕方ないんじゃないでしょうか。そんなことなら、昔からの通り、白墨で黒板に板書するのを 生徒がノートに書き写すってスタイルが手間が掛からず良いのでは?

こんにちわ
学校設計で特に高校などではコンピュータ室をどれぐらいにするかということで、将来パソコンの更新も含めて機種もパソコンが良いのかタブレット端末がよいのか論議されます。
更新するにも台数から金額が張るわけで、更新が遅れると生徒個人のパソコンより学校のパソコンの方が古く能力て劣る機種なことも珍しくないことを考えるとタブレットが良いのかなんて話も出ます。
でも授業内容によってはパソコンではないと無理な事も。
大変ですよね〜。
で、そんな中で雑談で、ウキペディアとかで調べるから皆間違う所が同じと言ってらしたのを聞いて、集団カンニングみたいだと思ってしまいました(笑)便利な時代も善し悪しですね〜^_^

手持ちの電源アダプターの入力を見たら0.2Aで30台で
6.0Aだから電源は一つで良いんでは?
それなら保管庫を木で作ってOKでしょう?
以前一つの100V電源から5Vが6個くらいの出力があるのを
見た事あるし。
と言いながらiPhoneなら電源が出力が5Vで1Aで5Wだから5*30=150W
合ってる?

中学生の時分、私は辞書を愛読しておりました。
初めの頃は家にあった持ち運べるサイズの国語辞典と漢和辞典を読んでいましたが、知らない言葉や知らない漢字がたくさん載っていて、それが面白かったのです。ところが、それにも飽きてくると今度は親に広辞苑とそれと同じくらいの厚さの漢和辞典を買ってもらい、しばらく読みふけっていました。
中学を卒業してから進学した先では電子辞書を使っていましたが、ここで私は困ってしまいました。調べる対象が明確に定まっていれば電子辞書は早くて軽くて至極便利でしたが、紙の辞書では出来た適当に開いたページの記事を読むということが出来ませんし、何か調べても隣の記事が自然と目に入るということもありませんから、私のようなものにとってはつまらないことこの上なかったのです。
それぞれ一長一短ありますから、どちらかだけということになって欲しくはありません。

 きくぞう さん

 世の流れですから仕方ないのでしょうか。辞書を引く、っていうことにこだわりたいのですけれど。

 個人持ちのものならともかく、学校備品のデバイスなら学校が管理すべきですから、手間は減りませんね。それで学習の効果がグンとあがる、という前提で物事が進みつつあります。

 whitestar_ftl さん

 価格と性能の対比で考えると、かつてはデスクトップPCしか考えられなかったものですが、今や主流はノート型。性能的にもデスクトップと比較しても遜色のないものとなっていますし、キーボードもディスプレイも「標準装備」ですからお得、というわけで、今やノート型導入があたりまえですね。タブレットとノートPCを同列に論じている時点でアウトだと思っていましたが、黒い魔軟件の「表面玄人」なんてものもありますからねぇ・・・・。

 マオぢぃ さん

 現行最新型のiPadに附属する充電器は12Wですね、ですから30台をひとつの系統につないでも余裕たっぷりのはずですが、充電中に機器が熱を持つのが心配の種になっているようです。

 Polnolunie  さん

 そうそう、それです。調べたい語句を見つけて、その近所に書かれていることなんかも読みふけってしまう。ネットサーフィンしていてついついリンク踏んでしまうのと同じ感覚ですが、でも、中身は違っているように思います。ドラマや映画で描かれる未来社会では紙媒体がなくなってしまうような感じですが、それは断固阻止、ですね。

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