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2013年9月28日 (土)

予告編@薬師寺

 当Blogには、まともな中身や信頼するに足る内容などは一切ありません。きっと作成者が馬鹿なんだろうな、まぁしょうがないな、と諦めて、暇つぶしにお楽しみいただければ幸いです。

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 何でそこまではみ出すのかなぁ、と疑問に思いつつ、ここを通る家族の誰もが彼女の頭部を踏まないよう、蹴らないように気をつけています。すれ違うのが難しいほど狭い通路になっているこの場所に、いつもこうやって頭を突き出して寝ている「くま(仮名)」さん。少し痩せたのか、この寝方に慣れたのか、最近はどんどんせり出しが大きくなってきています。

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 法相宗大本山薬師寺の南にある休ケ丘八幡宮。私の案内で奈良遊びをした方なら覚えてらっしゃるかもしれません。薬師寺にお参りするときには、まずこちらへお参りをする習わしなのだそうです。

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 境内ではどちらの方か存じ上げませんが、けっこうお上手な方たちが太鼓の演奏をされていて、偶然居合わせた観光客もこれはラッキーという感じで写真を撮りまくっていらっしゃいました。この神社から道路ひとつ渡ると薬師寺の南門ですが、その門前にはけったいなものばっかり奈良漬けにしている寿吉屋さんという奈良漬け屋さんもあります。名物であったニンニクの奈良漬けは、手間がかかるので最近はあまりやっていないようですが、薬師寺へ行かれることがありましたら覗いてみられることをおすすめします。へぇ、こんなものも奈良漬けになるのか、と驚かせてくれるでしょう。

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 iPhoneのカメラアプリを使って撮ったパノラマ写真。左が西塔、そして右が修理中の東塔を覆う素屋根です。中がどうなっているのかよくわかりませんが、おそらくは塔の形を留めてはいないものと思われます。心柱が真っ二つに裂けていたぐらいですから、この大修理、かなり気合いの入ったものになると言われております。

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 南門をくぐったところでも1枚。薬師寺は大変に荒れ果てたお寺で、それを何とか再興しなければという思いで、全国を回って法話しつつ、写経をしてもらって勧進する、というプロジェクトを進めて、西塔も、金堂も、講堂も建てられたのです。中学生だった頃、この広場には東塔があるだけで、高校生の頃には大量の木材がおかれていました。そこで一人、木を削っているおじいさんがいたので、いろいろと(タメ口で)質問をして、ありがとう、おもしろかったわ、と言って別れたのですが、あとでTVの特集番組を見てその人が西岡常一さんであったことを知りました。子どもの頃から、やっぱりバカだった私です。

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 薬師寺へ来た目的は、ずばりこれ。普通に「薬師寺」だと誰もが思っている、その境内が「白鳳伽藍」で、さらに北側に新設されたのが「玄奘三蔵院」などの建物群です。平山郁夫画伯の絵などを見ようと思えば玄奘三蔵院の方まで足を伸ばすことになりますが、今日はそんなところを見て回っている場合ではありません。

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 大修理中の東塔にかけられた素屋根の北側です。黒い部分が足場のようで、中に階段が見えました。釘などで固定するのではなく、ほとんどの部分は木と木を組み合わせることでできているので、上の方から順番にパーツを外していく、という形で解体作業が行われているのでしょう。ですから、塔の一番上の方にある水煙は、当然真っ先に地上に降ろされるわけです。そして、この写真を撮っている場所で左を向くと、そこにお目当てのものがありました。

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 仮設の建物の中に、塔から下ろされた水煙や相輪がおかれ,展示されています。この建物を入ったところには注意書きがあって、なんと「撮影は自由です!」とのこと。手を伸ばせば触れることが出来るほどの距離に、あの水煙がおかれているのです。

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 薬師寺の堂塔を再建する際に、国内では檜を手に入れることが出来ませんでした。西岡棟梁自らが台湾まで出向いて、それこそ「山ごと」木を買ってこられたのです。山の中で、どんな場所に生えていて、どんな風に育ってきた木なのか、それを見極めた上で、建物のどの部分に使うのかが決められました。ねじれている木は使いにくいから捨てるのではなくて、ねじれている分パワーを秘めている木なので重みのかかるところに使う、という風に、適材適所、無駄な木など1本もない、という仕事がなされたのです。

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 会場内には、東塔の初層内部の様子が再現されていました。中央の赤い柱は、解体修理に入る前に公開されていたとき、真っ二つに裂けていて、倒壊しないようにと鉄の輪で締め付けられていました。今回の大修理では、新しい材で作り直されるのでしょうか、それともできる限り元の材を活かす方向で修復・再使用されるのでしょうか。

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 そして、今日一番のお目当てがこちら。お値段3000円、限定4000個という、海洋堂謹製の水煙ミニチュアレプリカです。この限定4000個という情報、現地の店頭に書かれているのみですので、見たときは正直少し焦りました。降臨展そのものは11月までやっていますけれど、コレが欲しい方は早めに秋の大和路を訪ねてみられることをおすすめします。

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コメント

遥か上空にあるものが、地上に降りてきたら予想を上回る程大きくて驚いた、という事は往々にしてありがちですが、今回は如何だったでしょうか?
今日の記事を読みながら、その昔行った金シャチパビリオンを懐かしく思い出してしまいました。

 すいどう さん

 意外と小さく、また、以外と普通の扱いをされているのに驚きました。ほんとにその気になれば触れるのです。酸性雨の影響も無視できないというお話で、かなり傷んでおりましたから、この現物がもう一度塔の上に載るかどうかも未定なのだそうです。

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