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2013年7月 6日 (土)

まっすぐでも・・・

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 まっすぐ体を伸ばして寝た方が楽なんじゃないの、と訊いてみましたけれど、何も答えてくれなかった「くま(仮名)」さん。長く伸びたり、こうしてはすに構えてみたり、そういうことを組み合わせることで寝返りと同じ効果を得ているのでしょう。何枚も撮っていたら、もういい加減にしたら、とでも言うようにあくびで追い返されました。

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 土曜、日曜はお休みなのでゆったりできる、というのは幻想です。多くの勤め人はこの日に家事をまとめて済ませたり、平日にはできない買い物をしたりと、結構忙しくしているわけですし、休日出勤とかも結構当たり前になっているのかもしれません。持ち帰り仕事なんてのも、いろんなところでクラウド化が進んだおかげでかえってやりやすくなってしまったのではないでしょうか。

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 にもかかわらず私は、こうしてのんきにお寺なんぞを訪ねております。本当は寸暇を惜しんで仕事をしなければならないのですけれど、例によって先送りです。そしてこのお寺は、寸暇を惜しみ、我が身を削って民衆のために尽くしたといわれる行基菩薩終焉の地、といわれている、奈良菅原の喜光寺です。地名からうかがわれるように、かの菅原道真にもゆかりのある土地といわれていて、このお寺のすぐそばにはちゃんと天満宮があります。現在このお寺は薬師寺の唯一の別格本山となっていて、それもあって立派な南大門が復元されています。

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 試みの大仏殿、といわれるのがこちら。なるほど、東大寺の大仏殿を小さくしたような、あるいは、東大寺の大仏殿を作る前に少し小さいのを作ってみました、というような、そんな感じのする建物です。奈良時代の大仏殿は、今日私たちが見るものよりもっと間口の広いものでしたから、この本堂を参考にしてさらにスケールの大きなものを作った、ということなのでしょうか。奈良時代には聖武天皇も参詣されるほどのお寺だったようです。

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 境内では100種、200鉢の蓮の花を見ることができます。このお寺はここが一番有名なところだそうで、これからの季節、咲き乱れるさまざまな蓮の花を楽しむことができます。土曜日だからといって遊んでてはイカン、しっかり仕事しなさい、と仏様が諭してくださっているのか、写真を撮ろうとするときまって風が吹いて蓮の花が揺れるのでした。科学的には「偶然」なのでしょうけれど、ピントを合わせているときはじっとしている花がシャッターにかけた指に力を入れると揺れるという不思議。やはり、平日ですらロクに働いてないくせに、土曜日にゆっくり休んでるなんて何事だ、という御仏の教えと考える方がよさそうです。

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 はす、といいますけれど、まっすぐに伸びて花を咲かせます。お盆に飾る蓮の花はつぼみの状態のものが多いですが、こちらのお寺ではつぼみの状態のものから花びらが散ってみんなが嫌うあの形になったものまでさまざまでした。

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 お寺のすぐ外には平面と効果あわせて8車線の奈良県道一号線が走っているという、いささか風情にかける場所にあるこのお寺ですが、門をくぐってしまうとなかなかに静かで落ち着いた環境です。クルマで奈良を目指される場合、第二阪奈道路の終点で平面道路の方に入り、「すき家」をすぎたところにある側道を入るとこのお寺の駐車場です。公共交通機関でのアクセスが今ひとつなのが辛いところですが、近鉄学園前駅からバスの便もあります。

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コメント

さすがに 都だったところは風情がありますなぁ。
東戎の地 濃尾平野だと、岐阜県の南端部から愛知県の西端部、三重県との境 あたりは、蓮の花を沢山見ることが出来ます。もっとも観賞用の池ではなく、生産緑地 いわゆる畑 です。
蓮の地下茎 いわゆる レンコン を生産地。水田にも出来ないような沼田を使っています。
近年、こうした沼田も 平地なので宅地化が進んでおりますが、もともと地耐力がありませんから、地盤改良をしても、豆腐の上にベニアを敷いて家を建てるようなもの。宅地には不向きなんでしょうねぇ。

 きくぞう さん

 うちの近所でも、ずっと池だったところに土を入れて家を建てているところがありますけれど、大丈夫なんでしょうか。奈良の都はこのお寺のあたりが中心部でしたけれど、地下水位が高くて湿地が多かったので、今の近鉄奈良駅から東大寺あたりに「増築」した経緯があります。

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