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2013年6月 2日 (日)

インスタント

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 見たこともない機械。ピカッと光るとガーッと何か出てくる。そのようすに目が点になる「ちち(仮名)」さんです。 二右衛門マスターが持ち込んだ、使用期限切れのポラロイドフィルムを手に入れられた師匠。ならばとわざわざ対応するカメラを手に入れて試してみられた結果は、やっぱりダメじゃん,ということだったのですが、できあがりが意外とアートしていて面白いのです。

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 10枚入りのフィルムカートリッヂ、1枚目の撮影結果から「この辺,欠けるなぁ」と読んで、被写体を「写りそう」な範囲に入れてパシャッ、というのもなかなか面白いお遊びです。

 昨日のWAGNER神戸で撮られたものに比べて、比較的「当たり」のフィルムだったのか、いちおうワンコとわかる程度には写っております。

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 使用済みのフィルムカートリッヂ。10枚入りで、ストロボを光らせるための電池もここに仕込まれているのだとか。カメラといえば銀塩。今日は良く晴れてるから8かな、いや11だよ、なんて言ってたはずのオヂさんが数人集まって、ポラロイド600をこねくり回しては、シャッターはどれ?フィルムはどこから入れるの?なんてひとしきり遊んでおりました。

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 アメリカ人にも写せるんだから、絶対難しい操作は必要ないはず、なんてアメリカの人が聞いたら怒られること必至の戯れ言を言いながら、それでも使い方のわからない日本人のおっちゃんたち。結局のところ、うまく動かないのは最初に入れたフィルムカートリッヂがダメダメだったから、ということだったようです。

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 日本人でも不器用な人やメカ音痴という人は山のようにいますし、アメリカ人でも手先の器用な人やすごい発明をする人がいるわけですから、何とも失礼な話です。何より,撮ってすぐ写真が見られないのかと娘に聞かれてこういうカメラを発明してしまうところはすごいですね。日本字だったら「それがアカンのや」で済ませてしまいそうですが、済ませてしまわなかった人はウォークマンなんかを発明しているわけです。

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 フィルムカートリッヂの箱は、湿気にやられないためでしょうか、しっかりと隙間に目張りがされています。ポラロイド写真というものが普通にあった時代には、あんなの・・・・・と見向きもしませんでしたが、では銀塩でしっかりと撮れていたのかというとそうではなく、撮影の1週間後にDPE屋さんに行っては親父さんに説教されていたわけです。

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 誰もがASA100のカラーフィルムを使うので、いちびってネオパンSS、あるいは撮れもしないくせにネオパンFなんてものにも手を出したりしましたが、それもまた、露出もきちんと出せんくせにASA32なんて・・・・・とおっちゃんに叱られたものでした。機材が抜群に良くなっている今、銀塩で撮ったらどうなんだろうと思うことがありますが、私程度のものには資源の無駄にしかならないのでしょうから、やっぱりデジタルカメラでのお手軽撮影しかないでしょうね。アメリカン人は何でも楽をしたがって・・・・・なんてこと、言う資格がありません。

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 待ってるだけだから楽なモン、ですけれど、食べるまで時間がかかるという意味でインスタントの対極にある島バナナ。綺麗に黄色くなってきた、と思っていたら、少しずつ赤茶色に見える部分が出てきました。ここがこの先、真っ黒なシュガースポットになっていくのでしょうか。

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コメント

デジカメは未だに何処か違和感を払拭出来ません。写真を撮るというより画像を取り込むという作業に感じられるのです。
あのプリントを横長の袋から取り出す時のワクワク感を今時の若い人は知らないんだろうなぁと思うと何だか可哀相!?

この600用のフィルムは今でも新品が入手可能ですが、8枚で2400円以上というとんでもない価格! http://item.rakuten.co.jp/sweetroad/z3565/?scid=af_pc_etcsc2id=67889001

 すいどう さん

 あの袋を手にする前に、親父さんの説教があるわけですよ。で、1枚ずつ、この構図はどうだとか、これは露出がダメとか、ピントが来てないとか、いろいろ教えてもらうわけです。ASA400のフィルムが出たときも、写真が荒れるから使っちゃダメだとしばらくは使わせてもらえませんでしたね。

 pelikan_1931師匠

 暴利を通り越して、ミニペントレにおける「売りたくない価格」的なものを感じます。けれども、リンク先のお店、普通の写真用品店ではありませんから、そういう値段も当然なのでしょう。冷蔵庫に入れておかないといけないフィルム。そういえば、SXも「組み立てる」のが案外難しいカメラでした。あちこち触ってるうちに偶然パカッと開くという・・・・・

夏の暑い日に押し入れに籠もって、フィルムを大きな缶からパトローネに巻き込んだり、撮影した後のフィルムを現像しました。

印画紙に焼いた後 現像液に漬けると、おぼろげに浮かんでくる 可愛いあの娘の笑顔。運動会や文化祭の時の写真たち。

あの何とも言えない 甘酸っぱい期待感に満ちた重いが味わえないなんて、不幸だと思います。

ついでに言うと、携帯電話の普及で 失われたのは、女の子の自宅に電話するときの躊躇い そして父親が電話に出たときの驚き。
何とも、軟派な話ばかりで申し訳ないです。

 きくぞう さん

 いや、おっしゃるとおりです。面倒くさいこと、やるのが大変なこと。でも、その思い出は美しいですね。携帯電話でササッとメールを送って済ませる今の若い人たちも、きっとそれがいい思い出にはなるのでしょうけれどね。

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