フォト

最近のトラックバック

« 軽装勤務 | トップページ | 蕎麦 »

2013年5月17日 (金)

夢のコラボレーション

20130516_225409

 久々に三木のり平な「ちち(仮名)」さん。ペットショップではまだ小さいうちから大幅ディスカウントされていて、うちに来てからは小さいくせに吠えるわ噛むわとやんちゃのし放題。さらには、けったいなウィルスがお腹にいて食べたものの栄養が吸収できず、このままでは死んでしまうだろうと言われるなど、あぁ、この子を我が家に迎えたのは失敗だったか、と何度か思ったものです。

 実際、大人になった今でも躾の出来ていない犬らしくわがままで、飼い主がしっかりしていないと飼われている犬もダメダメになるという典型です。けれども、あのまま誰にも買われることなくペットショップにいたら、この子はおそらく処分されていたでしょうから、ダメダメな飼い主だけれど少しは良いことをしたのかもしれない、とも思います。

20130517_104511

 こちらも「小さな命」です。口径5センチほどの育苗ポットにプチトマトの種をまいて1週間あまり。ようやく芽が出てきました。このあと間引きをして、土を入れた植木鉢にこのポットごとストンと植えると鉢上げ完了で、あとは水や肥料をやりながら実がなるまでしっかり育てていくだけです。この「間引く」ということを伝えたとき、生徒たちの反応は「えぇぇぇっ!!」という感じで、せっかく芽が出たものを抜いてしまうなんて可哀想だとか、あるいはもったいないとか、否定的な声が大半でした。

 そんな話を職員室でしていたところ、小学2年生もトマトを育てるのだということがわかり、それならコラボレーションしましょうか、ということになったのが1週間前のこと。そして今日、暑いぐらいの晴天のもと、苗の植え方について説明を聞いた中学3年生が、1人あたり2~3人の小学2年生の面倒を見る、という形で作業をすすめました。

20130517_113608

 中学3年生は、まず最初に自分が面倒を見る小学2年生の名前を覚え、その子の名前が書かれた植木鉢と人数分の用土を中庭から運んできます。そして、小学生に植え方を「指導」するのです。小学生の扱いも、トマトの苗の扱いも、どちらもおっかなびっくりで取りかかった中学3年生たち。けれど、すぐにうちとけて、さらには苗を植える作業のおもしろさにもハマりはじめて、ワイワイと楽しく作業をするうちに気がついたら授業が終わる時間になっていた、という感じでした。

 ここで中学生の方は別のクラスと交代して、残りの作業を進めます。結果、誰一人失敗することなく上手に鉢上げを完了することができました。正直、こんなにうまくいくとは思っていなかったのですが、それだけ生徒たちが優秀だったということなのでしょう。この日の昼休みには、同じチームになった中学3年生と小学2年生がお互いに声を掛け合ったり手を振り合ったりと、なかなかいい雰囲気になっておりました。普通の中学校で勤めていたら絶対に出来なかったことを経験できたのも、明後日お参りする予定の出雲大社のご縁なのかもしれません。

20130517_104528

« 軽装勤務 | トップページ | 蕎麦 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/604476/65039225

この記事へのトラックバック一覧です: 夢のコラボレーション:

« 軽装勤務 | トップページ | 蕎麦 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30