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2013年5月 6日 (月)

昭和の文具展・2

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 何の変哲もない「くま(仮名)」さんのアップ。撮ったのはいいけれどインパクトも何もないので没、という1枚でしたが、今日の彼女はブラッシングをされた後で機嫌が悪く、一つも撮らせてくれないので、急遽引っ張り出してきました。首と胸の間、顎の下のお肉がたっぷんたっぷんなのは本当に健康に悪そうなので何とかしてやりたいのですが、脂肪分控えめの餌は食べませんし、運動は苦手でお散歩に出てもすぐに帰りたがるしで、なかなか痩せません。栄養分をうまく吸収できないでいつも痩せている「ちち(仮名)」さんと足して2で割れば丁度よいのですけれど。

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 ついにペン先の字幅の表記などがアルファベットになってしまったプラチナですが、スリップシール機構なんてない大昔っからこういうことを大事にしていたんですね。このポスターでは、ペン芯に独特な形に溝が彫ってあるからとか、カートリッヂの中にあるステンレスのボールがインクを・・・なんてことをうたっています。

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 さて もうひといき

 プラチナ66はキャップをはずしたままでおいてもいつもなめらかに書きだせます ペン芯の溝が独特の形に彫ってあるのでペン先が乾燥しないからです

 マジックボール入り

 ステンレスのボールがスペアーの中でインクの流れを調節しますから 最後の一滴まで なめらかに書けます

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 なんと、今のスリップシール機構より大きな事を言ってるではありませんか。キャップを外しておいていても、というところがいいですね。当時は萬年筆が筆記具の主流だったわけですから、キャップを外しておいても割とすぐに書いたはずです。今なら、萬年筆でちょっと書いておしまい、でしょうから、こんな宣伝文句は書けませんね。PILOTから借りてきて展示されていたのはうんと古いものが多かったのですが、プラチナのは自分のお父さんが使ってた、ぐらいの感じのものから、ひょっとしたら学生時代に自分が買って使っていた、というようなものでした。今でも普通に使える、むしろ復刻して欲しいと思えるラインナップですね。

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 昭和の終わり頃には、こういう、一見便利そうでいて実はあんまり使いやすくないというセット文具も大流行でした。ケースの中にきちんと収まった小型の文具セットとか、大ぶりなペンのような形をしたものからいろんな機能を持った「先っちょ」が繰り出されるスイスアーミーナイフ系統のものなど、実にさまざまですが、衝動買いするような人には使いこなせないものだったように思います。本当に使いこなしている人は、今も大事に持ち歩いて活用していたりしますが、私は買うだけ買って、セットが崩れるので消耗品は使えないなぁ、なんて言ってたクチですからダメダメです。

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 ちょこっと電子系な文具が出てきたのも昭和の末。私が大学を出て社会人になる頃に、かの有名なファイロファクスが日本でも売られるようになって、革の手触りとか、全体としての雰囲気とか、手帳の機能よりもむしろそういう方面に憧れてしまったものです。そんな私ですから、結局システム手帳を何冊、何種類も買ってみただけで終わりました。いまだに手帳というと拒否反応が出ますが、安物のメモ帳とかノートならOKです。要するに、バンッとした立派な手帳様に汚い文字をなすりつける、そういう行為がもったいなくもかしこくも、なのです。さらには、そもそも都度都度大事なことをメモする、という習慣自体ないのです。

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 教師になった最初の1日、県立文化会館の大ホールで行われた初任者研修で、偉い偉い人がお話をされていたのですが、話の中盤、講師の方は「社会人になった皆さんにお願いしたいこと、それは、人の話を聞くときにはメモをとりながら聞く習慣を身につけていただきたい、ということです。」と、大きなホールの真ん中より後ろあたりに座っていた私の目をのぞき込むようにして話されたのです。さらに講師の先生はたたみかけるように、「注意を受けたら素直に改める、という態度も大切です。」とおっしゃいました。これ、完全に狙い撃ちですね。百人以上いる中で、たった一人、メモもとらずにボォ~っと聞いてるヤツがいれば、そりゃ目立つでしょう。こりゃ赴任先の校長に連絡されて早々にマークされちゃうな、クビかな、なんて思ったのを覚えています。

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 えぇ歳をして、いまだにメモのとり方もよく知らないオッサンが、なんで文具好きなのか、これは世界の七不思議に入るかもしれません。けれど、よくわからないことがあるから世の中面白い、と最近は開き直っている私です。

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コメント

私も昔からメモを取らない口でして、よく上司に怒られました。

そのときは、「覚えれますから大丈夫です。」とか
生意気なことを言っていましたが、今では覚えられません。

最近はメモを取るようになったのですが、
その取ったメモのページがすぐに見つかりません。
これなら取らなくても同じじゃないかと思うこのごろです。

 ひろなお さん

 私も歳をとってからいろいろとメモをとるようになったのですが、メモをとった紙がどこへ行ったのだろうとか、これは何を書いてあるのだろう(泣)とか、そんな感じです。

記憶力がとみにていかしてきたいま、できるだけすぐにメモを取らないように心がけていますが、なかなか難しいです。鍛錬鍛錬(^_^;)

 くーべ さん

 なるほど、覚えておかないと大変だぞ、背水の陣で自らを鍛えるわけですね。最近、記憶はあるんだけれどその後どうなったかが思い出せない、なんてことも良くあります。あぁあれ、確かに見たぞ、けどそのあとどこへやったかな、なんていいながらものを探しまくっております。

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