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2013年4月 5日 (金)

昔懐かし

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 毛布に鼻先を突っ込んで熟睡中の「くま(仮名)」さん。先日「ちち(仮名)」さんについても同じことを書いたように思いますが、犬ってこんな風に寝て息苦しくないのでしょうか。周りには花粉症の人があふれかえっていますが、もし自分が花粉症になって鼻が詰まったりすれば「即死」です。バケツに一滴ずつたまっていく水があふれたときが花粉症発症の時、なんて言わると、そのバケツの底に大穴を開けることはできないか、と真剣に考えてしまいます。

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 作成ソフトで組み上げた時間割。一つのマス目が1時間の授業を表していて、横一列が1人の先生の1週間の授業です。赤い三角形は授業を入れることが出来ない時間。月、火、木、金の午前中だけ来てもらえる非常勤講師の先生なので、午後からの授業や水曜日の授業に「ふた」をしてあるのです。

 1時間の授業を1つの「コマ」で表して、画面の表みたいな感じに仕切られたボードにそれをはめ込んでいき、すべてのコマが矛盾なく収まったら完成、というのが時間割作成です。どこの学校にもそういう備品があるはずなのですが、なんと新しい勤務先にはありません。

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 で、こんなものを作りました。エクセルで「コマ」のような表をつくって出力し、それを厚紙に貼り付けてからカッターで切って「コマ」の完成です。それにあわせてエクセルで表を作って出力し、何枚か貼り合わせて「コマ」を置くための土台も作りました。

 9年1組の国語の授業は週に4回あって、担当者は岡部先生、ということがわかります。学級のカラーは紫なので、1時間目のマス目を縦に見ていったときに紫色のコマは一つしかないのが普通です。体育などでもないのに縦に同じ色の駒が二つ以上入っていると、あるクラスに2人以上の先生が授業しに行くことになり、間違いであるとわかります。佐貫先生は1時間目に授業をしたら2時間「空き」で、また4時間目に授業に行く、ということです。

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 来客用のソファーにおっさん2人が向き合って座り、間にあるテーブルに紙を広げて底に色とりどりの小さな紙片を置いていく、というのは、傍目には遊んでいるようにしか見えません。昔は日が暮れてからや土曜日の午後など、職員室の片隅で囲碁や将棋をしている先生がいたものですが、最近はそんな時間的余裕もなくなってそういう姿も見なくなりました。それと同じように見えるので、近くで仕事をしている小学校の先生たちは興味津々です。

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 小学校では基本的に学級担任が自分のクラスの時間割を考えるので、こういう作業はほとんどないのです。だからめずらしいし、吹けば飛ぶような小さな紙片をおっさん二人が難しい顔して並べているのは見ていて面白いとしか言いようがないのでしょう。そばを通るたび、「吹いていいですか?」とか、「はぁ~っ(息を吸い込む仕草)」とか、判で押したように同じことをやります。そのたび私たちはワザと怖い顔をして「コマ飛ばしたモンはグランド3周!」とか威嚇する・・・・・こういう、職員同士で「遊ぶ」というのは、やっぱりいいものですね。

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 懐かしいといえば、定規と鉛筆で画用紙に線を引き、最後にマジックで線をなぞって掲示用の座席表が完成、なんてことをやっていたら、出入りの業者の人が感動して「せ、先生でもそういう、手作業することあるんですねぇ!」などとおっしゃってました。そうですね、手書きで座席表作るなんて実に十数年ぶりです。

 昔はまず1枚の画用紙にしっかりと線を引いて座席表などを完成させ、それを何枚か無地の画用紙を重ねた上に置いて、ポイントとなるところに千枚通しで穴を開ける、なんてこともやりました。あとは穴の開いているところを結んで線を引けば、何枚も同じものが複製できる、というわけですが、そういうワザがどんどん教育現場から失われて行きつつありますね。先輩方から教わったそういうワザを若い人に伝えていかなくては、なんて使命感のようなものを感じてしまったことでした。

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コメント

たしかに色目がきれいですし、傍目には楽しそうにも見えてしまいます。一種のパズルのようで少しやってみたいとか思ってしまいました。
もちろん簡単なものではない重要なお仕事かと思いますので早期の完成を願っております。
ちなみに画像にさりげなく写されている付箋や消しゴムセット、しっかり我が家にもあったりするのですが……。

 あずみ さん

 あ、しっかりあるのですね。例の大和出版社のリスシオ1を使った正方形のダイアリーが大阪市内の文具店に置いてあり、そこでいろいろ見ていて買ってしまったものたちです。

 ちなみに、教員の人数が少ないのですぐに完成しちゃいました。あとは芸術的かどうか(これが結構重要)ということを検証するだけです。

やっぱり一定の大きさしかないPC画面では一覧性が損なわれているということでしょうか。全体を見渡すという作業を別の手立てでやることが必要になるのでしょうね。米軍参謀本部でも、朝鮮半島、日本列島、中国東北部、ロシア極東部の大きな地図の上に色とりどりの「コマ」を置く作業を続けているのかも。案外、今でもヒトが長い棒を使ってコマを動かしていたりして。

 yerkes さん

 そうですね。写真のPCは中国に売られたすぐ後ぐらいのThinkPadで、p付き型番なので画面縦方向のドット数が多いのですが、それでもスクロールさせながら見なければなりません。最近の横長が麺のタイプですとイライラが募るでしょうね。

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