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2013年3月25日 (月)

アルキメデスでは、ない。

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 弓なりになった「くま(仮名)」さん、いったい何をしているのでしょうか。この直前まで、すぅすぅと寝息を立てて寝ていたのですが、いきなり起き出したかと思うと顔を掻き始めたのです。猫の専売特許と思われがちな「顔を洗う」という動作、一緒に暮らしてみるとよくわかりますが、犬も結構よくやるのです。女の子ですけれど、お乳もお股も丸出しです。

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 一昼夜冷蔵庫で冷やしてできあがった巨大プッチンプリン。ここにお皿を伏せて、一気にひっくり返し、おもむろにプッチン、という段取りです。平たくて大きなお皿を使って「プッチン」しようとしたところ、一緒に作った娘が不安そうな顔で「もっと深いお皿の方が・・・・・」などと言います。どうやら彼女は、プッチンして容器を外したとたん、巨大なプリンが崩れ落ちるのではないかと心配しているようです。その根拠が、わずかに見えているカラメルソース。本来これは完全に底の方に降り切っているべきもの。それが見えているので、プリンの芯の部分がカラメルソースになっていて、強度が不足しているのではないか、というのです。

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 ま、そうなればなったで、えぇBlogのネタやで、と平穏を装う私。血液型でいうと、家族5人のうち3人までがO型、私と次男だけがA型ですが、どうも私は血液型性格占いでいわれるところのO型っぽいようです。結局、こんな大きくて浅いお皿を出してきて、エイヤッとひっくり返してしまいました。ここまできたら、あとはプッチンするしかありません。この時点ではまだ、プリン本体はプッチン棒が付いた底の方にくっついています。当然ですね。

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 もし大惨事になったらどないすんねん、とブツブツいいつつプッチンする娘。写真を撮ることに夢中になっているオヤヂ。このとき早くも、完全なる成功ではないことが判明してしまいました。なんと、カップの底にカラメルソースが取り残されているのです。アッチャー、という少し重苦しい空気の中、重たいプリンはゆっくりと容器の中を滑り落ち、それが極日常の光景であるかのごとく、お皿の上に着地いたしました。

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 考え直すなら、今しかありません。ここから先に進んでしまえば、もうあと戻りは出来ないのです。すでに、プリンの一部はカップの縁から少しはみ出しております。念入りに加熱して投入したはずのカラメルソースはその半分ほどがカップの底に取り残されてしまっています。さて、どうするか。このままカップを引き上げるのか、それとも、洗面器か何かの上にお皿を置いてからカップを取り去るべきか。ひとときの沈黙の後、決然と父は言ったのでした。

「カップを引っぱり上げよう。まっすぐ、しっかりと。」

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 本体の下側、およそ半分が外気に触れた状態。長女の不安は、この時点ではまだ的中しておりません。安堵する父。やはり何事も、開拓者精神を持って臨まなくてはなりません。プリン、それは最後のフロンティアなのですから。

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 しゃもじとプリン。単に大きさ比較のために手近にあったものを並べてみただけです。重さ1キロ、実に巨大なプッチンプリンは、いま、目の前のカレー皿の上に屹立しております。カラメルソースはカップに残ってしまいましたが、その巨体は崩れることなく形を保っております。しばらく様子を見てから食卓へと運びましたが、崩れ落ちる気配はありません。某中国の手抜き建築よりは安全性が高そうですが、念のため耐震検査を行うことにしました。

 大丈夫です。これだけプリンプリン揺らしても崩れません。安心して5人家族で1キロのプリンをいただくことにしました.そんなの無理、と逃げ惑う子供たちを捕まえ、脅し、諭して、ようやく食べきることが出来ましたが、楽しく食べているさなか、またもペシミストの長女が一言「崩れるんちゃう?」

 彼女はショートケーキを食べているときにコケるのが何より嫌だという人なので、家族でケーキというときはみんなで彼女のケーキを倒しにいくことが習わしとなっております。

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 普通に見えますけれど、これ、カレースプーンです。当たり前ですけれど、ごく普通のプッチンプリンのお味です。牛乳を1リットルも投入していますので、よくよく気をつけてみると牛乳の匂いがするような気もしますけれど、手作りですからそういうことは気にしないのがお約束です。実際、プリンですからスルスルとのどを通っていくのですが、掬い方を間違えるとスプーンから滑り落ちてしまいますので手で受ける、で、結局手が汚れてしまうのです。

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 父親としては、ここはひとつ娘の期待に応えてやらなければならない、と思うのが当然ですし、ほかの家族も気持ちは同じです。まるで大木を倒す杣人のように、プリンの根本を集中的に掬って、見事プリンを倒すことに成功しました。ホンマにうちの家族はそろいもそろってイチビリです。

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 手が汚れるといえば、こちらのデスクペン。職場の机の引き出しに常駐していて、細かい記入欄の多い様式に書き込む際に重宝していたのですが、昨日突然、これを使うと手が真っ黒になりました。キャップの内側と首軸をきれいに拭き上げても、しばらくするとごらんのようにインクがべっとり。どこか割れてしまったのでしょうね。長いことお世話になった職場で、ずっと活躍してくれたデスクペンともお別れとなってしまいました。職場ではガラクタの整理に追われて、家ではインクとプリンで、手を汚してばかりの一日でした。

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コメント

私O型ですが、何か?smile

 マオぢぃ さん

 血液型と性格なんて、関係あるはずがないぢゃありませんか。ね。

詳細なプロジェクトの全貌ありがとうございます。
作業と撮影と、まさに家族の協力がなければ実現しない一大プロジェクトになりましたね。
崩れなかったとは素晴らしい!
そのあたり、注意深い作業の成果か「プッチンプリンの素」に含まれる何かのおかげなのか。
最大の敵は食べている途中で飽きそうなところかも?

前項で参照されていた大仏プリンの大瓶、
買い込んでひとりで2日がかりで食べた記憶が蘇りました。
まだ甘すぎなかったので食べられたんですが。
私はO型疑惑とB型疑惑を常に寄せられる
大雑把でマイペースなA型です(笑)

 あずみ さん

 掬っても掬っても、目の前の巨体が小さくならないのにはまいりました。最後は、トコロテンノスケみたいにカクッと折れることを目指して側面を掘ることに意義を見いだしていたり・・・・・。アホな家族です。

 私、疑惑どころか絶対にAなんて入ってないやろ、とよく言われます。

我が家は息子がA型で、残りが全部AB型です。ちまたでは、変な家族で通っておりますが、、、

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