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2013年3月31日 (日)

最高額!

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 こうやっておとなしく寝ていることもある「ちち(仮名)」さん。本来は下に敷いてあるはずのトレイをヒョイッと持ち上げてケージの隅に立てかける技はいつマスターしたのでしょうか。ほんの1年ほど前までは、催すとケージの縁に手をかけて立ち、マサイ族のようにひとしきりぴょんぴょんと跳びはねてから排泄していたものですが、今では雨にふり込められたりしてよほどお散歩の間隔が長くならない限り、ケージの中では排泄しなくなりました。成長したというより、老成したのですね。飼い主も歳をとったことをいろんな場面で実感させられていますが、自分より若い者たちが「成長」するとそのことを余計に意識してしまいます。

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 よその方は何となく「奈良」と思ってらっしゃいますが、奈良県の北の端っこが奈良市で、そのごく一部分が阿修羅像で有名な興福寺や大仏さんの東大寺、鹿のいる奈良公園があるエリア。上の画像でいえば、地図の右の方、青緑に塗りつぶされた部分です。唐招提寺や薬師寺まで車を走らせて10分から15分、法隆寺までなら30分、飛鳥まで行くには1時間ほどかかります。一口に奈良と言っても広いので、観光でお越しの節は事前に十分な計画を建てておくことが大切です。ちなみに、私に案内させるとマニアックな場所ばっかり連れて行かれるともっぱらの評判になっております。今日は午前中、妻に手伝ってもらって職場の片付けを仕上げ、そのあと二人で「ならまち」を散策しました。

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 先日、友人とならまち散策をしてきた娘が「死ぬほど気持ちよかった」と興奮気味に話していたNAOTの靴を見に行こう、というのがいちばんの目的でした。何となくチラシを見ていて、NATOってなんと物騒な靴なんだろうと思っていたのですが、よく見るとNAOT。あぁこれは職人さんの名前か何かだろうと思っていたら、イタリア製の革を使ったイスラエルの靴だとか。NAOTは「直人」とかではなくて、ヘブライ語で「オアシス」という意味なのだそうです。潮が引いた直後の砂の上を歩くと気持ちいい、そのまんまの履き心地だ、というのがセールスポイントで、愛用者は口をそろえてほかの靴は履けないと言うのだそうです。

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 男性用はバリエーションが少なく、こんな風にかかとを固定する履き方もできるサボと言うタイプのものを試しました。昨今は学校内でサンダルなんぞ履いてますとそれだけで教員失格とされます。いざというときに走ることが出来て、瓦礫の上でもズンズンと進むことの出来る靴でないと履いてはいけない、というお達しも出ていますが、まさか安全靴を履いて授業するわけにもいきません。これまで履いていたのは男性用のナースサンダルだったのですが、夕方になるとそれを脱いでマッサージしなければ痛くてしょうがないという状態でした。

 私はどんなものを身につけても絶対に似合わない(うまく着こなせない)ので、服や靴などはとにかく安物しか買いません。良いものがセールで安くなっていてもダメで、パチもん限定です。萬年筆には数万円出すくせに、スーツに1万円出すのも惜しいと思ってしまう歪んだ金銭感覚。実際、この歳になって、新入社員でも着ていないようなみすぼらしい格好で仕事をしているのは顰蹙ものです。私が良いものを身につけると、それを作った人に失礼だと思うのでそうしているのですが、「靴にだけはお金かけないと体壊すよ!」という脅しには抵抗できそうにありません。

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 汚い肌色のものは私の右足です。プラチナ・グラマーも真っ青なエラの張り具合。教科書通りの外反母趾ですね。子供の頃はこれが原因ですぐに靴がダメになるので、母親に嫌と言うほど叱られたものです。当時は外反母趾なんて概念すら(少なくとも一般人の間には)ありませんので、歩き方が下手くそだからこういう足になるのだ、もっとしっかり運動しなければいけない、というわけです。おまけに、その当時の子供としてはあり得ない扁平足でもあったので、親としては気になって仕方なかったのでしょう。そんな私でも、こいつを履くことで多少は楽になるのだろうか、というところに興味があったのです。

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 で、異動のお祝い、ということで妻が買ってくれたのですが、なにせ強烈な外反母趾なのでつま先までしっかりと足が入りません。そこで、靴の幅をかなり広げてもらって、ようやくすっぽり足が収まったと思ったら、今度は猛烈に足が痛いのです。あるのかないのかわからない土踏まずの部分をぐいぐい押されているような痛みを感じます。この靴はコルクで出来た厚めのインソールが最大の特徴なのですが、アーチフィッター系の靴と同じような働きをするようです。

 お店の人たちからは、自然農法、安全な食、脱原発、ロハス、スローライフ・・・・・そういうものを一生懸命に広めようとしている人たちと同じ匂いをビンビン感じてしまいましたが、とりあえず足が楽になればよいので、この際イデオロギー的なことには目をつぶることにしました。私の持っている靴は一足きりで、大阪心斎橋のそごう閉店セールのときに買ったもの。外反母趾の人でも楽だよという大塚製靴のボンステップが値下げされて12800円だったので、それこそ清水の舞台から飛び降りる覚悟で買いました。学校で使う上履きなのにその倍ほどの値段のものを履くなんて、バチがあたって足が腫れてしまわないか今から心配ですが、しばらくの間、週に一度のペースでこの靴のレポートをお届けしようと思います。

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コメント

グラマーといえば、最近話題のトンボ鉛筆本の
P52の右上にzome808seriesが
グラマーとそっくりでした。
ということは、トンボのペンをプラチナがOEMして
その金型を流用してグラマーを出したのでしょうか
それならヨーロッパ規格カートリッジでも分かりますし

まあ整形外科で相談して保険で靴を作るのが良いのでは?一万くらいかなあ。

 関船 さん

 よく似ていますね。どこかがデザインして両社に企画を持ち込んだ、なんてこともあるかもしれません。グラマーの方はギャザードが特徴ですね。そういう差別化をした、同じルーツなのかもしれません。そういうのを深く深く調べていくと楽しいと思いますよ。「半」になれます。

 マオぢぃ さん

 私は3割負担だから、この靴買うよりも高くなりそうですね。その分、普通の靴に見えるものが出来るでしょうけれど。

…にだけは金かけないと!というのはよくある釣り言葉ですね。私もつきみそうさん同様に万年筆にだけは金かけないと!派です。
今回紹介された靴は生涯の逸品たり得るのか!?インプレッション楽しみにしてます。

 すいどう さん

 これだけはしっかりお金をかける、というような積極的な動機ではなくて、単に趣味で目が曇って金銭感覚が麻痺しているだけなんでしょうね。私ほどの年齢ならスーツや靴に5万円かけても適正もしくは安いぐらいでしょうが、それを高くてもったいないと感じ、ペリカンのM800はお買い得価格だよねぇ、なんて言ってたりする、そのズレがヘンタイですね。

新しいことを始める時には、まず足許をしっかり固めてからということですね。奥様の判断はさすがです。
さて、つきみそう先生が高価な靴でも心理的な抵抗なくお買い求めになれる方法を考えました。まず、お嬢様にお願いして先生の足の指10本にボディペインティングでそれぞれお気に入りの萬年筆を描いていただきましょう。しばらくながめて楽しんだら、5本入りペンケース2つを調達しに靴屋さんへ出かけましょう。寸法合わせをしてくださる店員さんを驚かせるかもしれませんが、まあ、それは気になさらずに。

 yerkes さん

 ご提案、ありがたいのですが大きな欠陥があります。

 まず、娘は萬年筆の絵なんて描いてくれません。そして、そんな足を店員さんに晒すって、それ、素足ですか?素足でしかも変な絵が描いてある、そんな足を放り出したオッサンの接客は辛いでしょうね。まともな人だとは思われないでしょうね。ヘタするとそのお店、出禁になってしまうかもしれません。

 と、いうことで、却下です(笑)。

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