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2013年2月13日 (水)

かくための道具

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 何とも微妙なバランスでケージの柵に「ぶら下がって」いる「ちち(仮名)」さん。そのままだと眠っている写真しか撮らせてもらえないので、彼女の視線の先でおやつの袋をいじってみました。カメラを構えている長女を気にして立ち上がったものの、右後ろにあたる方向で飼い主が袋をカシャカシャいわせているので、首から先だけUターンしてみました、というところです。

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 20代から30代にかけて、3学期といえば萬年筆が大活躍する時期ときまっておりました。年末のボーナスを原資にその年の1本を買い求め、それを使って年度末に作成すべき大量の書類を書き上げるというのが、毎年2月から3月にかけての恒例行事でした。

 今や、それらの書類はほぼすべてが電子化され、キーボードから入力してプリンタから出力されるようになっていたり、入力さえしてしまえば出力する必要なし、となったものもあります。仕事で大量に文字を書くから萬年筆、ということもなくなってしまいました。

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 最新バージョンの「一太郎」が届いたので箱を開けてみました。数えて23代目ですが、ここ10年ほど、一太郎+西暦年、という名称になっていて、さらにここ3年はそのあとに漢字一文字が付く、というパターンです。今年は「一太郎2013 玄」でした。

 外箱自体、昔と比べて大幅にサイズダウンしていますが、そんな箱にはスカスカに僅かな内容物が収まっています。DVD-ROMが2枚と薄手のマニュアルが2冊、たったそれだけです。かつて、ワープロや表計算といったアプリケーションソフトのパッケージは、広辞苑などの大型本と相撲がとれるほどの威容を誇っていたものですが、その面影はどこにもありません。マニュアルも電子化してしまえば、こんな箱すら不要で、映像ソフトなどと同様のトールケースで十分なのですが、さすがにそこまでは踏み切れないようです。

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 そもそも、なんでわざわざ一太郎なんかを買ってるの? と言われそうです。WORDやEXCELが付いているPCを買えば済む話ではないか、と。でも、メーカー製のPCが嫌いですし、ノート型のPCも好きではありません。仕事で必要不可欠なのでEXCELは仕方なく使っていますが、WORDは全くといってよいほど使いません。教育委員会事務局に提出する書類は必ず「WORD形式のファイルで」と指定されますが、それも一太郎で作成してからWORDにコンヴァートしています。WORDで文書作成するくらいならWindowsについてくるメモ帳でやるほうが数倍マシです。

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 MS-DOSの時代には一太郎が大嫌いで、もっぱら管理工学研究所の「松」を使っておりました。少し手の込んだものを作るにはP1-EXE、あるいは気合いを入れてZ`s Word JGと格闘し、簡単なテキストなどはVz-Editorで書いておりました。けれども、Windows全盛の時代になると、普通に使えるワープロは一太郎しか残っていませんでした。

 いろいろFEPはあるけれど、A wa T okushima no O kashina K anakanji henkan は馬鹿だから使わない、などと言って、「松茸」をメインに使い、モバイル端末でもVje-βやWXR-Ⅱなどを使っていましたけれど、Windowsではどう考えてもATOK一択。そんなに嫌ならWindows使わずにUNIX系はいかが? と誘われることもありますが、普通の仕事でPC使っている場合にはMacですら不便なので、ここは諦めてWindowsでいくしかありません。訳もわからず強制終了したり再起動したりすることがほとんどなくなったというだけでも、私には十分です。

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 結局、今となっては一太郎以外のワープロが使えない、覚えられないおじいさんになってしまいました。でも、それでいいと思っています。かくための道具には、やはりその人なりのこだわりがあってしかるべきなのです。

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コメント

書く道具…いろいろあります。
キーボードはRealforceを使います。ブログなどを書く道具です。日本語変換システムはibus-mozc、部屋でのOSはLinux Mint。なるほど、どれも書く道具です。Office系ソフトは幾つか併用ですが、普段はLibre OfficeかGnome Officeです。
万年筆は9本ほどオンラインです。ボールペンもいろいろですし、シャープペンシルや鉛筆も何本か常駐しています。

書く道具、どんどん変わっていくかもしれないけれど、自分のこだわりのものがあるのがいいよなって思います。

ちなみに私、掻く道具は孫の手や耳かきなどを使っており、欠く道具な状況はあまり無いように心がけています。

普通はシャーペンですけど、
Excel,Illustrator,InDesign(学習中)です。
Wordは昔のフォーマット付データが有るので仕方なく。
IMEはATOKは馴染まないので、Office2010に付属のやつね。
InDesign縦書き段組みなんでも出来るので便利なのね。
疑問なんだが、海外の映画ドラマ見ていたら、後ろに
消しゴムついた鉛筆まだ使っているのね。

仕事はWORDですが、自宅で文章を綴る時はいつも万年筆で手書きです。逆に言えば万年筆がなければ、手書きをする事はありません。別に文章を書きたいのではなくて、万年筆を使うが為に文章を書いています。
夜中に一人万年筆で書いていると、自動車でワインディングを攻めているような高揚感に浸ることが出来ます。それを鑑みると私にとって「かくための道具」である万年筆は自動車と同列なのでしょう。因みに愛用しているペリカン#500のイメージはVWポロです(笑)。

 達哉ん さん

 いやぁ、すばらしい。オチまで付けてもらって感激です。もう手がリアルフォースに慣れてしまって、安物のキーボードだとストレスが溜まっていけません。4月に異動するとお仕着せの配給PCを使わざるを得なくなるので、せめてキーボードだけでも、とUSB接続のリアルフォースを物色中です。

 マオぢぃ さん

 ATOKにもなじめませんけれど、マイクロソフトのはもっとダメです。ま、食わず嫌いでほとんど触ってないから余計にそう思うんでしょうけれど。

 それはそうとInDesign、いいみたいですね。まぁ使う場面はないですけれど。

 おしりに消しゴムの付いた鉛筆、今でも普通にありますし、PILOTの消せるボールペンなんかが出たこともあって、おしりでこすって消す、っていうのが当たり前になってきてるみたいですね。

 すいどう さん

 なんとかズ ハイ って状況でしょうかね。萬年筆でいろいろ書いていると、目に映るへったクソな文字も気にならず、ただただ気持ちよく時が過ぎていきます。気分転換に夜中の道を走るときは、むしろ飛ばさず、速い車が迫ってきたら先に行かせてゆったりと走ります。萬年筆で書く速度も似たような感じですかね。

InDesign良いですよう。
とくに試験問題を作るのに、
左右2段とか、国語の縦書きとか、
他のソフトでは無理そうなものでも出来そうです。
作った後でPDFにすれば良いし。
図形入れるならIllustratorも使って、そのまま
コンバートしないで使えるしね。
印刷用の版下でも使えるので、外部印刷も完璧。
ちょっとステマかなあ?

 マオぢぃ さん

 ステマどころかモロに推してますやん。

 あかん、使ってみたくなってしまいそう。特に4月からWORD強制されそうなのでなおさら。

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