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2013年2月 1日 (金)

いぬ、にげる

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 すやすやと寝ている「くま(仮名)」さんを日の丸写真で。イマイチやなぁ、もうちょっとマシな構図はないものかなぁ、なんて、伸びたカメラの鏡胴をケージの柵の間に突っ込んでゴソゴソやっていたら、安眠を妨げてしまったようです。大きく「フンッ」と言ったかと思うと、ゴソゴソを動いてお顔を隠してしまわれました。

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 かわいそうにこの子達は夜通し電気の灯った部屋で寝ていたのです。今日は比較的暖かい1日でしたが、家に帰って上着を脱ぎ、薄着になってしまうと少しだけ寒いので、つい「こたつむり」になってしまいます。そのまま朝まで、というパターンが最悪で、携帯電話は充電されないまま放置されて電池切れ、持ち帰り仕事は持って帰った意味が無い、ということになります。

 亡き父は晩酌を欠かさず、夕食後は高いびきで寝ておりましたが、それでも深夜というべき時間になると起き出して何かしら仕事を片付けておりました。晩酌こそしないものの、他人である妻がそっくりそのパターンを引き継いでいて、血を分けた私は寝るところだけを引き継いでしまっております。

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 セーラーのプロフェッショナルギアです。しかも仏壇萬年筆。萬年筆を集めていれば、おのずと仏壇萬年筆の比率が高くなります。萬年筆のことをよく知らない人はサファリを見ても感動するほどですから、「普通の」萬年筆っていうのは仏壇なのでしょう。

 自分の下手さを棚に上げて、「トヨタやホンダに乗ってる奴は下手くそばっかり!」なんて運転中に毒づくことの多い私ですが、1番目と2番目によく売れているメーカーなのですから台数も多く、したがってその中に混じっている「下手くそなドライバー」の数も多くなるのは当然です。おもんない、黒いのばっかり・・・・・って言っていたのでは、面白い萬年筆を逃がしてしまうことになるのかもしれません。

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 某親方と出会うまでの間、私は実に損をしていたのだな、と思います。具体的にはセーラーの萬年筆に全くといってよいほど興味を持っていなかったのです。昔は手の本数に合わせた数しか買わない人だったので、たまに買うときは舶来萬年筆、ということになっておりました。その時期にしっかりと国産萬年筆を買っていたら、今頃すばらしいコレクションが・・・・・と、歴史に「たら」を持ち込んではいけませんね。

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 フェラーリのこのモデルは、顧客がコーチビルダーを選んで車体を架装させたので、現車はその一例に過ぎない・・・・・なんてのを読んで、すごいなぁ、と心ときめかせたことがありますが、セーラーのペンもたいがいで、メーカー関係者ですらこれは何じゃと驚くようなモデルが時々出てきたりします。プロフィットとかプロギアなんかは形だけでも普通なのですが、キャップを開けてびっくり、なんてことも良くあります。このモデルは至って普通ですが、こういうところにも刻印していたのがセーラーの面白いところですね。

 遠い昔、今の時期になれば新しい萬年筆を買うことにしていました。新しい1本で、指導要録という書類を書くのです。生徒一人一人について、学習面や行動面の記録や「所見」を書き残すのです。平成15年に入学した生徒からは卒業後5年経つとその記録を廃棄することになりましたが、それ以前の生徒については卒業後20年保管。そして何より、最近は学校でゴミを焼却できませんから、大昔の指導要録が処分できずに残っていることもあるかもしれません。

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 ペン先の刻印がいいですね。こういうところにも凝っていたセーラー。最近のどれもこれもみんな同じというのと比べると、本当に同じメーカーなのかと思いますが、各地のお店やペンクラブなど、独自の刻印や軸素材なんかでオリジナル萬年筆をつくっているのはたいていがセーラーですね。いい意味で、変なことをするのに腰の軽いメーカーなのでしょう。

 1月は去ぬ、2月は逃げる、3月は去る、なんて言うのは、3学期の始業式における校長先生のお話に頻出するお言葉。これは学校関係者共通の実感でして、その通り、ついこの間までお正月だったはずなのに、気がついたらもう2月になってしまっています。この春は新天地に異動することがほぼ確実なので、11年お世話になった職場に山のように溜まったガラクタを処分しなくてはいけません。はたして、間に合うのでしょうか。

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コメント

仏壇万年筆って先入観を捨てて鑑賞すると実はとても良い調和の色合いではないか?と考えるようになってきました。でも各ペンブランドには取り敢えずこの色合いにしておけば大ハズレはない…なんていう消極的な理由で逃げて欲しくはないですね。

 すいどう さん

 セーラーの場合、IPゴールドメッキの色合いが好きで、現行の純金メッキはあまり好きになれません。ですので、ある程度使い込まれた仏壇萬年筆ってのが良い感じなのかな、などと思ったりしております。

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