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2012年12月12日 (水)

えんのもん

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 部屋の中は暖房が効いていますし、お気に入りの敷物はふわふわと温かいし、何の問題もないくつろぎのひとときを過ごしているように見える「ちち(仮名)」さん。実は、落ち着いているのではなくて、飼い主が帰宅したのを見て遊んでくれとわめき立てているところを一喝されて、これはいかんと低い姿勢をとったところなのです。慌てていたのと不本意なのとで、後ろ脚がだらしなく伸びてしまっております。

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 今日はバッテリーの日なのだそうです。守備位置を表す番号が、ピッチャーは1、キャッチャーは2ですから、12月12日が選ばれたということだそうで、電池関係の団体がその年最も優れていると認定したバッテリーに賞を贈るのだそうです。2本で一組なんていうしゃれたペンがないかなぁと探してみたのですが、整理整頓がいい加減なので見つけられませんでした。なので、とりあえず今日もまた、寒い日だから木軸、ということで。

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 一番上から、セーラーのプロフィット80、同じくセーラーのうめだ阪急ブライヤー、一昨日も登場したオマスのAM87、一番下が住友林業のノベルティとして作られたボルギニの鉄ペンです。並べてみると、鉄ペンであるボルギニが結構立派に見えます。それもそのはずで、キャップリングなどには925シルヴァーが使われているのです。

 オークションで競りに競って結局落とすことが出来ず、失意の内に参加したWAGNER神戸大会で某猫さんがお持ちなのを見て、あぁもっと頑張れば良かった、と思ったペンです。ちなみに競り合った相手が某猫さんだったというオチまでついておりましたが、縁というのは不思議なもので、数ヶ月後にたいして苦労もせずに落札できてしまいました。書き味もさほど良いものではありませんけれど、存在感は抜群です。

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 つい先日も、プロフィット80の薄いのと濃いのがそれぞれ安値でオークションに出ていて、しかもタイトルが「セーラー、ブラン&ゴールド」とかなんとか、とにかくどこにもブライヤーとか80周年とか書かれていませんでしたが、皆さんよくご存じで、最終的にはかなりの高額で落札されておりました。それでも、一般的な相場よりは相当に安かったので、これまた頑張れば良かったかとも思うものの、同じペンを何本も集めればそれだけ手にする人間が減るということですから、世のため人のため、良いペンができるだけ多くの人の手に渡るように譲るのも大切なことでしょう。こう考えると、物欲が抑制でき・・・・ますでしょうか。

 無理だとは思いますが、欲しい萬年筆を手に入れられるかどうかは縁次第であり、円次第でもあります。とくにこの円次第というのがなかなかに超えられません。私の勤務する県では、今年退職する人は退職金400万ほど削減、だそうで、この調子でいくと私が退職する頃には退職金という制度自体なくなっているかもしれませんね。選挙が近いですし、公務員を痛めつけるような政策を訴えればと飛躍的に票数が伸びるのですから、それも仕方のないことかもしれませんね。

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コメント

プロフィット80は非常に良いペンである事は分かっているのですが、ネットオークションで競ったとしても本来の価値を超えた値段になっている様な気がして少々萎えてしまいます。
個人の価値観の相違はあるのでしょうが…これだけ値段が上がる原因は入札者の感覚が、高性能な万年筆というより高値で取引出来るアイテムという解釈なのかな?…と思っています。
モンブランの濃い赤珊瑚色のペンと同じ現象!?(笑)

 すいどう さん

 確かにバランスの良いペンではあるのですが、お尻にキャップを挿して書く私の場合、そのキャップがすぐに抜けてしまうのが難点で、実はほとんど使っておりません。実際、これを実用している人は少ないのかもしれません。数千本もあるペンがあんなに高いなんて、やはりおかしいです。最近は相場も下がってきたように思えますが。

 モンブランの「武器よさらば」のペンも、壊れやすくてどうしようもないそうですし、やはり普及品の中に優れたものを見いだすのが一番ですね。

 この一連のブライヤー群に、プラチナが入っていないのが、勝手に気になります。

 バッテリーの日ということで、投げる方、受ける方との関係を万年筆に引き当てるなら、書く方、書かれる方ということで、ご自身にとって一番書きやすい万年筆と、そのインクを見事に受け止め、美しく文字を表現する紙、というマッチングで御提示頂きたかったです、と、非常に大きなハードルをデン、と置いてしまってごめんなさい。

 徒然なるままに、更に書き込み。

 「武器よさらば」といい、「80」といい、高値を呼ぶものが本当に優れた万年筆と言えるのか、否でしょう。

 でも恐らくこれらを入手したい多くの人には、ある種の見栄やプライドがあるのではないでしょうか。愛好家の端くれとして、名刺代わりにこれは持っていないと、とか、或いは何か有名どころを持っていなければ他の人に顔向けできない/相手にして貰えないといった、個人が勝手にそう思う、強迫観念もあるんじゃないかと思っています。

 はたまた、これだけ多数の万年筆を持っていながら、これを持っていないというはいかがなものかと、勝手にコレクションの量と質を推し量っている場合もありそう。

 詮ずるところ、万年筆は使い手に取って書きやすいか否かの一点で論じられるべきもので、その感想を本人以外の誰も共有し得ないものです。ところがそうなると、愛好家同士の接点が無くなってしまって、それで書き味とは違う、副次的な要素たる、軸の美しさや希少さというものが重要視されて来るように思います。

 私も多少なりともそういった見栄やプライドに突き動かされて入手したものを所有しておりますので、上記一連を否定する気はさらさらないのですが...。

 時に円の問題ですが、現在の議員候補がしばしば口にする公務員の給与や退職金の引き下げという政策には真っ向から意を唱えたい。納税者の皆様の血税で養って頂いている公務員という訳ですからこのような発想になるのも頷けなくもないですが、そもそも、下に下げるよりも、民間企業にお勤めの皆様方の給与や退職金の水準を、現在のありえないほど低い金額から、もっと引き上げるような政策を提案するのが本来ではないかと思います。ですので、少なくとも私は、そんな世迷い言をのたまう候補には絶対に票を投じません。

 monolith6 さん

 あぁ、痛いところを突かれました。実は今回、幻のバガス紙とプラチナの70周年記念とで、最高のコンビネーションでっせ、とやりたいところ、時間と体力がなかったので急遽予定を変更してしまったのです。また来年、といいたいところですが、覚えているかどうか、はたまた拙Blogが続いているかどうか、というところですね。

 公務員の給料日が民間企業より早いのは、世間にお金を回すためという意味合いもあるのですが、それすらけしからんという声を良く聞きます。月に1回いただけるのだから、私どもは民間企業の皆さんよりあとでもかまわないのですけれどもね。

 ま、公務員やってる方も、民間企業の皆さんに匹敵するほどの仕事ぶりを見せないといけません。けれども、公的な機関や学校だからこその冗長性というのも残しておかないと、それこそお役所仕事と言われてしまうので難しいところです。冗長性を確保することと、効率化、コスト重視とはなかなか両立させにくいものですから。

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