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2012年12月10日 (月)

温(ぬく)い

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 ここのところの冷え込みにはワンコもこたえているようで、部屋の中とはいえ、で~んと伸びて寝ている姿を見ることが少なくなりました。見るからに寒そうに丸くなって寝ていることがほとんどで、飼い主や家族が近くにいるときはこうして布団を敷いて「見物」しています。粗相をして敷物を汚してしまったときに代わりのものがないときなどは、本当に寂しそうにケージの中をウロウロとして落ち着かない様子。やはり冬は暖かくして寝るのが一番です。

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 萬年筆のことなどほとんど知らない人と話していたとき、「オマスとかいうメーカーあるんやってねぇ。」と言われたので、「あぁ、ウチにも3本ほどおます。」とお約束のベタをかましたのですが、帰ってきて探したところすぐに出てきたのはこの2本。あと1本、パラゴンがあったはずですが、もう長いこと見かけていませんので、どこにしまい込んだままになっているのでしょう。360とかミロードとか、同じOmasの中でも普通寄りのものではなく、レベレイションとかAM87とか、ちょっとひねくれたものだけというのが私っぽいところなのかもしれません。

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 世界に100本もないはずのレベレイション、e-Bayでみかけて綺麗な軸だなぁとBidしておいたら、誰も追いかけてこなかったのでそのまま落ちてしまったもの。人気がなかったんでしょうね。Omasなので、キャップリングのラーメンマーク(よい子はグレカパターンと呼びましょう!)とか、ローラーのついたクリップとかはしっかりあります。毛足の長い絨毯の上を歩いているような書き味が魅力ですが、あまりに気持ちよすぎて字を書くどころではなくなるので、あまり出番がありません。

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 図体が小さいからなのか、こちらAM87のクリップはこんな風に平凡なものです。それでも、キャップリングはしっかりと幅広く、これでもかというほどのラーメンマーク。ここを見るだけで、やっぱりOmasという感じがいたします。

 そして、この2本には、「やっぱりOmas」と思わせてくれる共通点があります。字を書いているときの気持ちよさは当然として、初めてだと驚かされ、そしてすぐにこんなモンなんだと慣れてしまうのが、尾栓を回すときの異様なほどの渋い感触です。

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 ある程度萬年筆を知っていて、なおかつOmasを知らない人であれば、怖くて途中で回すのをやめてしまうほどの渋さ。渋いだけではなくて、ギィギィという、とっても怖い音のオマケつきです。セルロイドのペンだけかと思っていましたが、AM87も考えてみればブライヤーは表面だけですから、ギィギィいうのは他のと同じで仕方のないことなのでしょう。

 好きなので手持ちのペンは金属軸のものが多いのですが、冬の朝一番に使うときなどは手がぺたっとくっついてしまうんじゃないかと思うぐらいに冷たいのが難点。やはり冬は木軸やセルロイド軸のペンの出番が増えるように思います。やっぱり、ぬくうおますから。

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コメント

以前1本だけ所有していた時期がありますが、余りにはなやか過ぎるのと余りにはかな過ぎるので使わないまま手放してしまいました。
ヴィンテージペンでピストン動作が渋いのは、尾栓を持って同軸を回す様にしていますが、あのギリギリ…ギギギギ…という怪音は心臓に悪いです。

あのギリギリ・・・は、シリコングリース一発で改善されます。

 すいどう さん

 はかなすぎる、というのはイタリア製萬年筆に共通の特性でしょうかね。人様にお見せするとうらやまれるほどの美しさですが、ある日突然使えなくなってただの綺麗な棒になってしまう、なんてのを何本経験したことでしょうか。

 胴軸の方を回すようにすれば、たしかに、尾栓がねじ切れてしまうんではないか、という恐怖心が幾分か和らぎますが、ま、やってることは同じだと気づくのにそう時間はかからないわけで・・・。

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 はたして、師匠の黄金の左でもってあの堅いのを何とか外せるかどうか、という感じです。ペン先も何も、とにかく堅くはまっております。

すいどう さま、つきみそう さま

私はカートリッジ式しか使わないので、記事もコメントもたいへん興味深く拝見しました。万年筆のピストンにとっては同じトルクですが、胴軸の方が太いので同じトルクを発生するためにかける力が小さくてすむ。反作用で指が感じ取る力も小さいのでそれが安心感につながっているということですね。尻軸を握っている指にはより大きな力がかかっているはずですが、こちらはとにかく力いっぱい握っていろという指令を受けているので万年筆から戻ってくる力はあまり感じ取っていないのでしょうね。

 yerkes さん

 なるほど、そういう考え方もありますね。若干ではあるけれども尾栓より胴軸の方が太いというのが普通ですものね。

 手に感じる感触ももちろんですが、音の方が怖く感じられます。こればかりはどうにもなりませんね。

首軸を外して 胴軸内にシリコングリースを
塗るだけですから 誰でもできます。
尻軸側を外す必要は ありません。

 神様(敬称込)さん

 なるほど、ピストンが動く範囲にグリスを塗ってやればいいわけですから、むしろ後ろの方へ吸入機構を抜くよりも合理的ですね。個別のペンごとに構造が違うというのが難点で、不器用な私はどなたかがされるのをまず見学してから、ということになりそうです。

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