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2012年12月 2日 (日)

じっと見守る

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 視線の先に何があるのでしょう。犬は得です。こうして興味のあるものをじっと見ているだけで、わぁ、「ちち(仮名)」さん、可愛い、なんて言ってもらえるのですから。実際、こうして見つめている彼女の頭の中にあるのは欲求のみ。視線の先にあるものを何とかして手に、いや口に入れたい、それだけなのです。

 飼い主が勤務している自治体は特区申請を行って、3年先には全ての校区で小学校と中学校の中高一貫教育を実施することになっています。複数の小学校からひとつの中学校に進むなんてのはまだシンプルな方で、3つか4つの小学校に在籍していた児童が2つか3つの中学校に別れて進学、なんてこともありますので、どこまで、何を、「一貫」して進めたら良いのか、まだまだ試行錯誤が続いています。一番良いのは9年間通して新しいカリキュラムを組んでしまうことですが、そうなると転出や転入した児童生徒はどうなるんだ、という話になってしまいます。

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 で、そのためのカリキュラム作りなんかはだいたい終わっているのですが、実際、現場では何をどうやれば良いのか、っていうことで混乱気味です。そうなると生け贄が必要になるのは世の常。授業下手くそな私が、「お前、いっぺん小学校での学習内容と繫がるような中学校の歴史の授業やってみぃ!」ってことを仰せつかりました。地獄ですね。

 ま、実験台にされる生徒に迷惑はかけられませんから、少しでも面白くてためになる授業がしたいところ。だらだらと考え続けているうちに、期日である次の金曜日が迫ってきました。「指導案」というものを作って関係各所にお送りしなければいけませんが、まだ出来ていない、ということで、今夜は「朝まで生仕事」確定ですね。やはり何事も早め早めにやり終えておくことが大切です。

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 その前にこれだけは、ってことで、こちら、ビタミンCの顆粒を2袋ばかり、超音波洗浄器に入れたところです。ただいまお湯を沸かしておる最中で、いい具合の温度になったらここに注いで、そこへ上の4本のペン先を入れる、という手順です。

 こんなことやっている間に仕事を進めれば、ほんの1、2時間でも寝られるかも知れないのに、ホント馬鹿ですね。突然死してしまうことがないように、部屋には暖房を入れず、あえて寒い格好でやります。さすがの私でもその状況ではウトウトすることがありませんが、キーを打つ手がかじかんで能率が下がってしまうのが難点です。

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 できました。まるでホットレモンみたいです。湯気でレンズが曇っております。この美しい黄色の液体に、汚れきったペン先を入れます。一昨日も書きましたが、アスコルビン酸による還元作用を期待するような汚れはついていないはずなので、実際にはお湯で超音波洗浄するのと変わらないのじゃないかとも思いますが、わずかな望みをかけてのチャレンジ、あるいは実験ですね。

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 すでに3本投入済みで、4本目を入れるところです。まだスイッチも入れていないのですけれど、お湯の効果でインクが出るわ出るわ、あっという間にドス黒い液体になってしまいました。底の方で溶け出たインクがとぐろを巻いているのが見えるでしょうか。しかも、これらのペン先はすべて、一度軽く水洗いしてから放り込んだものなのです。日頃から超音波洗浄器にはお湯を入れていますから、いつもより多めに溶け出しております・・・・・というのはアスコルビン酸が何らかの働きをしているのでしょうか。あるいは、寒い日なので室温との差がありすぎるため、お湯に入れられたペン先の膨張度合いが激しくて・・・・・ということなのでしょうか。

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 いつもと違うのは、容器の底に敷かれたプラスチック製の網にインクがこびりついていたことです。Hi-C1000に含まれるいずれかの成分が仲立ちをして、インクとプラスチックをくっつけたのかも知れません。ここまでで5回は超音波洗浄機を回していますので、さぞやすっきりと綺麗になったことだろう、とペン先を振ってみると、結構濃い色の水が飛び出してきます。4本の中には、PILOTのブルーブラックを入れてあったものがあったことを思い出して、メーカーの指示通り、中性洗剤を一滴たらしたぬるま湯で再度洗浄してみることにしました。

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 一番上のシェーファーは、いまだにインクの煙を立ち上らせています。そしてキャップレスのインサートが3本並んでいるうち、真ん中の1本から青いものが吹き出してきています。こいつはブルーブラックを入れていたものですから、やはりメーカーの指示は的確なものだったと言えましょう。PILOTのブルーブラックインクを入れたペンを洗うときは、ほんの少し中性洗剤を入れてやる、というのは本当に良さそうです。

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 あんまりガラガラやるのも怖いので、ここからはつけ置きで。お湯が残っていたので、もういちど アスコルビン酸水溶液。これがまた、しっかりとインクが出て色になるのです。この際なので、この先数日間、ぬるま湯を取り替え取り替えしながら様子を見ていこうと思います。

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コメント

HIーC1000は私も考えたのですが、ヒトの栄養摂取を基本にしているのでアスコルビン酸以外の「不純物」が多いのではないのかと考えて今の所は実行に移していません。
所でアスコルビン酸の浄化効果は古典ブルーブラックだけかと思っていたのですが、染料、顔料インクにも効果があるのでしょうか??
…とは言いつつ今回の記事を読む限り結果が出てますねぇ。もうちょっと勉強してみます。

 すいどう さん

 今回の場合、アスコルビン酸を溶かすためにお湯を使っていますから、それで普段よりもインクが溶けやすかった、ということも考えられます。アスコルビン酸は洗浄するのではなくて還元するわけですから、染料系インクにはあまり効果がないと思っていて、まぁ、おまじない的な感じですね。

 でも、ロットリングクリーナでも綺麗になることを思うと、アスコルビン酸にも多少の効果は・・・なんて期待してしまいますが、化学的にはあり得ないことなんでしょうね、きっと。文化系なので結局、おまじないです。

ハイシーが嫌なら薬局でビタミンCの原粉を売っているはず
ですので、それで良いと思います。(値段も安い)
たぶん全成分がアスコルビン酸で、アスコルビン酸ナトリウム
は入っていないと思います。
通常アスコルビン酸(VC)は酸性が強くそのまま飲むと胃の
弱い人は胸焼け等の可能性があるので、その塩であるアスコルビン酸ナトリウムが混ざっています。
要するに、余り酸っぱすぎるので弱めているんですね。
染料、顔料の違いでハイシーが使えるかどうか、ハイシーの
水溶液にインクだけを垂らしてみて様子をみるとか?
KURE551(違った豚まんだ!)5-56シリーズなんか興味有るんだけどなあ。

 マオぢぃ さん

 そういうことなんですか、アスコルビン酸ナトリウムっていうのは。勉強になりました。

 に、しても、5-56ってなんで出てきたんですか?

ふと気が付いたのだが、、、
ここではプラチナのクリーナセットの事が書いていない。
なぜなんだろう?

マオぢぃ さん

そいつは綺麗に落ちることがわかっているからですね。ロットリングクリーナーと同じです。あと、私が持っていないから。

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