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2012年11月22日 (木)

たがやさん

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 静かに一点を見つめている「ちち(仮名)」さん、と紹介したいところですが、彼女は単に眠たいだけです。もこもこした冬の毛をケージの柵に食い込ませて、さぁこれから寝ようかというところなのです。普段の荒々しくてがさつな姿とはまるで違います。

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 だんだんとまぶたが重くなってきました。こういうのは休日の午後、飼い主やその家族がケージの近くにいて、ご飯もお散歩も満たされている、というときによく見られる光景です。この状態、あるいはこの少し前の状態にあるときに彼女に触れてみると、本当にいいワンコです。かわいらしい顔で差し出された手をぺろぺろなめるので、誰もが「まぁなんておとなしくてかわいらしいワンちゃん!」と声を上げてしまいます。

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 セーラーの鉄刀木。固くて重い木、切ることすら難儀する木だから「鉄」「刀」という字があてられているというのはよく知られていますが、「たがやさん」と読むのはなぜか、ということについては、いろいろ調べてみても今ひとつ判然としません。とても良いペンですが、すでに廃盤品で流通在庫のみですから、見つけたら確保、というのが基本ですね。

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 私の手元にあるのは、いちばん普通な個体です。キャップ頂部にも材がはめ込まれていますが、最終期の製品ではここがクリップから一体となった金属製の部品に置き換わっておりました。オークションなど、実物を手にとって確かめられない場合、個人的にはここが一番気になるところなのですが、それがわかるような写真はあまり見ません。けれども、こういう構造ゆえ丸い木のパネルがとれてしまうので、実用するなら最終期の製品が良いでしょう。

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 このタイプのペン先には固定ファンも少なくないようですが、この個体は最も普通な21Kです。玄人好みの18Kとか、半好みの23Kなんてものも、そのうち縁があれば手に入れたいところです。実用されてきたペンですので、この個体はペン先がまだらになっています。それもまた貫禄ですが、気になるのであればクリップなど金属部分が金色のものを選ぶとか、状態の良いものをひたすら探し続けるということになります。なかなか難しいでしょうね。

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 バリバリにラッカーで仕上げられているので木軸らしくない、なんてことを感じる人もいるようですが、鉄刀木という材を触ってみると、木というよりはプラスチックなどのそれに近い感じがします。ならば見た目も綺麗になるし汚れにも強くなるのですから、こういう仕上げで正解だったのでしょうね。とってもいいペンですから、見つけたら大切に実用しましょう。

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コメント

くまさんファンのたまさです。
これ、ちょっと前に妻用に入手した物とまったく同じです。
ヤフオクでも、なかなか出てこないんですよね。
キンクスウッドの18kのペンを私は使っているのですが、いいたたずまいのペンですよね。

妻のは明日の元町で、調整してもらおうと思っています。

 たまさ さん

 おぉ、銘木シリーズのキングスウッド。憧れますね。黒檀と鉄刀木が最後まで残りましたけれど、他の木も実に綺麗でしたね。まだまだ若い頃で、セーラーにそんだけ出せるか、なんて生意気なこと思っていて見過ごしたのが悔やまれます。

若干リアヘビー気味の重量バランスと堅めの爪ニブが気になって今まで入手していませんでした。でも近所の文具屋のオヤジが私に「これは売らないよ」と言いつつデッドストックを見せびらかすので畜生!いつか奪い取ってやるとは思ってます。因みに21kニブでした。

 すいどう さん

 さすがプロですね、そのオヤジさん。秘密のお酒かなんぞと交換に手に入れてしまうのが良さそうです。

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