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2012年11月 9日 (金)

指を磨く

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 「くま(仮名)」さんは1日1食。朝のお散歩から帰ったときにご飯をもらいますが、ドッグフードの上にかけられたレトルト(味が濃くておいしい)だけを食べたらこんなふうに寝てしまいます。そのあと家族が皆でかけて家の中には犬2頭だけ。おそらくはその間に「ちち(仮名)」さんに見せつけるかのようにポリポリと食べるのでしょう、家族が帰宅する頃にはたいてい餌鉢が空になっています。

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 いろいろ事務仕事はありますけれど、お天気が良ければ現実逃避して石並べです。直径30センチほどの六角形の敷石をきちんと並べていくのですが、この敷石、歩道の工事をしたときに余った資材をもらってきたもので、ホームセンターで売ってるようなものとは全然違います。かなり厚みがあり、ずっしりと重くて取り扱いが大変です。

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 ここは職員室から出て運動場へ向かうときに必ず通る場所で、生徒も体育館から校舎へ入るときに通ります。コンクリートを打ってあるところや石を敷いてあるところは上靴のまま歩いて良い、ということになっていますので、逆に言うと、こうやってきちんと石を敷いてやることによって、生徒が上靴のまま動ける範囲が広がっていくことになります。写真の一輪車が置いてあるところの石を手前に移動しているのですが、写真左に見えている真四角な敷石をよそで使いたいから、という実に自分勝手な工事です。

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 写真真ん中にぼんやりと写っているのがその真四角な石。右の方、靴が置かれているところと比べるとガクンと低くなっているので、雨の日には完全に水没してしまい、敷石の意味がありません。写真の一番奥、一段とぼやけているのがただいま施工中の敷石。時間がたつとどうしても沈んでいきますので、右側のコンクリート部分より少し高くなるようにしてあります。

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 左側、夕陽の当たっているのが施工済みの敷石。右の方に見えるのが今まで敷いてあった、この先はがされてしまう敷石です。これだけ高さが違います。低いと雨が降って水がたまったときに水没するため、流れてきた土砂が石の上に堆積し、換装すると砂埃が舞い散るような状態です。いかに石が敷いてあるからといっても、こんなところを上靴で歩かれると、校舎内がほこりだらけになってしまいます。

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 軍手を填めて作業をしているのですが、横着者の私は作業の仕方が無茶苦茶なので、今はキーボードを打つのも痛いほど指の先が磨き上げられた状態になっています。もともと敷いてある六角形の敷石をはがして周囲に付いた土をごしごしと手でこすって落とすのですが、どうもそれが良くなかったようです。そうしてある程度綺麗にした石を中腰の状態で抱えて所定の位置に敷いていくのですが、微調整のために動かそうとするときにも指が磨かれます。この石、見た目以上に表面がザラザラなので、けっこう攻撃性が高いのです。

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  日もとっぷりと暮れ、これ以上はよく見えないということで、本日の作業はここまで。 通りかかった同僚が「上手に敷いてるなぁ。」などと褒めてくれるのですが、 石が大きく、しかも重いため、石自体の据わりが良いのです。そのため、土台になる地面をきちんと整地してやりさえすれば、人並み外れて不器用な私でもなかなかいい感じに敷いていくことが出来るのです。六角形の石を並べたぐらいのことで褒められたら照れてしまいますね。ハニカム、っていうぐらいですから。

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コメント

まあ、土方仕事はほどほどにして、本来の先生の仕事を
してください。
時給が違うんで。

 マオぢぃ さん

 先生の仕事はまず授業と生徒指導。そいつを時間内にやってからの道楽ですね。普通に事務やってるだけでは給料泥棒になっちゃうので・・・・・。

 本日土曜日も石敷きをやっていますが、この場所は野球部が試合の際に荷物を置いておく場所なので、オッサンが工事していて邪魔だなぁ、という視線に耐えつつの作業です。

ん?こうして見ると真砂土の上にそのままタイル石を敷いているのでしょうか。目地から雨水が浸透すると後年タイル石が一部陥没するかも?目地をコーキングした方が良いのかもしれませんね。でも、そこまですると撤去が困難になるのでそれも考え所ですね。
何れにしても、土工…しかも人力であればかなりの重労働です。お身体お気を付けて無理をなさらないようにしてください。

 すいどう さん

 土の下にはクラッシャーが撒かれているのでカチンカチンになっております。このままでも陥没する可能性はほとんどありませんね。むしろそのクラッシャーの層を少しだけ削って石を抱かせるために土を入れる、この削り加減と土を入れる分量が難しいところなのです。

庭いじりだけでなく土方工事も趣味とφ(..)メモメモ

 くーべ さん

 庭いじりはねぇ・・・・・庭っていうと自宅でしょ。こういうこと、なぜか自宅ではやりません。本業に自信がなくて、お前なんかいらんぞ、と言われるのが怖くてご機嫌取りのためにやってるのかな?

昔外国で仕事をしていた時に You paved the way for ... と言われて、こいつ何を言ってるの?と思ったのですが、後で辞書を見てたいへんな誉め言葉であることを知りました。日本では道を拓くとは言いますが、石を敷く作業は軽視されているようですね。「あとは野となれ...」とならないためにも大切な作業だと思うのですが。

 yerkes さん

 なるほどねぇ。何より見た目が悪いですからね。しゃがみ込んでコンコンやってる。誰にでも出来そうな単純作業ですし。国鉄時代、保線作業員のことを「カラス」なんて呼ぶことがあったそうですが、似たような感覚なんでしょうね。

 野球部の連中もよほど私が邪魔だったのでしょう、私の後ろにいた奴などは私の前にいた奴にレガースを投げ渡してました。おかげで私はレガースに付いていた土を頭から被る羽目になりましたが、誰も気づいていません。あかんなぁ、弱いチームやなぁと思って黙って放っておきました。教育者でも面倒臭いときにはサボるのです。

 そもそも、綺麗に敷こうがえぇ加減に敷こうが、誰も気にしてません。元あった石をはがしてやり直してるわけですが、作業しているところを見ていない人は敷き直したことすら気づかないと思います。ま、それを狙って土曜日にやってるわけですけどね。

作業ももう終わられたようで、お疲れ様です。
さかのぼって、読ませていただいて最後の「ハニカム」に吹き出し笑いしてしまいました。
さすがですね!

 SkyWind さん

 お褒めいただき光栄です。根っからの関西人なので、オチの無い話したらアカン、というのが身に染みついていて・・・。

 何人かで自己紹介、なんて時も、自分の順番が来るまでドキドキが止まりません。前の人が笑いを取ったりすると更にプレッシャーが高まります。妹の結婚披露宴で父親代わりにスピーチして、ウケ倒したのは内緒です。

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