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2012年10月14日 (日)

国宝見まくり

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 昨日は夜遅く帰宅して、今日は早朝から家を出る。飼い犬たちにとっては少し子飼い主と遊べないのでおもしろくない休日だったことだろうと思います。「ちち(仮名)」さんなどは、若くて元気で遊びたい盛りですから、家族の誰かがケージの近くでごろごろしていると、いつでも遊べるようにこうして臨戦態勢をとっています。けれども、いつもよく遊んでくれるお兄さんも、今日はそれほど相手をしてくれなかったようで、おもしろくなさそうな顔をして眠ってしまいました。

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 三重県の県庁所在地にあるこの駅、遠くから駅名票を見ますと、駅名が「?」に見えて、一瞬びっくりする、などと言われていますが、いかがでしょうか。夜間、近鉄の列車内から遠く離れたJRの駅名票をiPhoneのカメラで撮る、という悪条件。それが功を奏して、ちゃんと「?」に見えています。

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 同じ駅名票を本職のデジタルカメラで撮ったもの。昨日は午後7時半に名古屋を出て近鉄で奈良まで。思えばこれが失敗で、車窓の風景はひたすら真っ暗闇で、車両もビスタカーではありません。新幹線で京都まで帰った方がよほど速く奈良まで帰れたはずです。思い込み、決めつけ、思考停止なんてものは恐ろしいですね。夜の10時を過ぎてから奈良で呑み直すのはなかなか難しい話でしたが、何とか開いている店を見つけて1時間ほど飲んだあと、解散となりました。

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 明けて今日は恒例(?)となった「奈良遊び」その4でした。WAGNER中部地区大会に参加されていたAさんKさんに加え、お仕事の間合いをうまく使っての参加となったFさんとの合計4人で、普通のガイドブックを読んでいたのでは回れないようなところをうろついて楽しもうという趣旨の奈良大和路の旅です。

 その1こそ春日大社や東大寺大仏殿、法隆寺などごくごく普通のところを巡りましたが、その2では太安万侶の墓や柳生藩家老屋敷を巡って最後はなぜか寺田屋という訳のわからないルート。その3はモリソン萬年筆の地元から高野山、吉野山というあり得ない組み合わせでの強行軍でした。

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 本日最初の探訪地はこちら。今日はお祭りだという宀一山(べんいちさん)室生寺です。大阪と伊勢との間を電車で結ぶという壮大な計画のために設立された参宮急行電鉄が室生寺に寄贈した幕が今も残っていて、行事の際に使用されているというのは驚きです。本日の集合が近鉄奈良駅に午前8時というもので、その時間帯、奈良市及びその周辺で拝観できる社寺などがないため、少し足を伸ばしての室生寺拝観となりました。

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 室生寺というとやはりこの五重塔。屋外にあるものとしては日本で最も小さいもので、高さ約16メートル。西暦800年頃に建てられたものとされています。もちろん国宝です。この撮影地点までくるだけでもかなりの階段を上ってきていますが、ここからさらに400段ほど階段を上った先に奥の院があります。メンバー全員そこまで行くつもりは全くなく、論議すらしないまま室生寺をあとにしました。

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 かの土門拳が、数ある仏像の中で最も男前、と言ったという釈迦如来座像。もちろん国宝で、今日まで特別公開されていたので拝観することが出来ました。このあと11月に入りますと、これも国宝の釈迦如来立像が間近に拝観できることになっています。その頃ともなれば室生寺のあたりは紅葉で真っ赤に染まってさぞ綺麗なことでしょう。

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 室生寺から再び奈良市内へと戻って、奈良市写真美術館へ。隣にある新薬師寺を拝観すれば、それこそ手を伸ばせば届くようなところに10を超える国宝が並んでいるのですが、本日は写真美術館を重点に。故入江泰吉氏が残した膨大な作品などが奈良市に寄贈されたのを受けて作られた美術館です。

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 大屋根の向こうに見えるのが新薬師寺境内の建物。さらに奥の方へ山を登っていくと白毫寺です。入江先生の作品は誰もが一度は見たことがあるものですが、何度見ても見飽きるということがありません。まだ高校生だった頃、大阪難波の高島屋で開かれた展覧会に先生が来られていたので、急いで色紙を買い込んでサインをお願いしたところ、お名前だけではなくちょっとした書を書いてくださって、内容を丁寧に解説してくださいました。あまりに丁寧にしまい込んでいて容易には出せないのですが、その色紙こそは私の宝物です。

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 続いては定番中の定番、興福寺です。仮金堂に収められている仏様のほか、国宝館に収蔵されているものもあわせて観覧できるということで、もうお腹いっぱいです。興福寺ですから、やはり阿修羅像。間近で見たのは久しぶりですが、いつ見てもよいものです。

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 秋桜が咲き乱れる般若寺の前を通り過ぎて、京都府にある浄瑠璃寺へ。別名九体寺と言われるとおり、現存するものとしては唯一、九体の阿弥陀如来像が一つのお堂に収められているお寺です。実はここを訪ねることが本日の主目的でした。ここもまた、紅葉の季節にはすばらしい風景となりますし、やはりここにも国宝の塔がありました。

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 朝からお昼過ぎまで、一体いくつの国宝を拝観したことでしょう。そんな恵まれたところにすんでいることを幸せに思います。恵まれていないことと言うと、こうしてよそから来た人に振る舞う奈良らしいおいしいものがないということぐらいですが、それも奈良らしさにこだわらなければ、そこそこのものを食べさせてくれるお店はいくらでもあります。浄瑠璃寺をあとにして遅めの昼食を摂り、新幹線に乗る人を京都駅までお送りしてから、出町双葉の豆餅を買って帰宅。充実した1日でした。

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コメント

次回は家族で遊びに行こうと思います。
国宝巡礼、、楽しかったですね。
ホントにお世話になりました。

 fool さん

 少し疲れますけれど、歩くとまた趣があっていいですよ。

 室生寺から長谷寺、談山神社あたり、紅葉のシーズンは最高です(人出もね)。

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