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2012年10月 6日 (土)

スルッとKANSAI 1/3

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 撮られているのに気づいて頭を持ち上げた「ちち(仮名)」さん。若いだけあって、少しでも遊んでもらえそうな可能性を見て取るとすぐに起き上がってきます。ケージのそばで飼い主がじっと見つめていても、目だけ動かして寝たまま、という「くま(仮名)」さんとは大違いですが、これも歳を重ねるにつれ、次第に動きが鈍くなっていくのでしょう。

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 前回主治医に診てもらったのが7月7日。薬袋に書かれた日付を見て仰天、というところですが、朝から絶飲絶食で、出来れば午前中に採血をするのが望ましいとなれば土曜日限定、それも遊ぶのに忙しくて飛ばしてしまい、平日夜は職場でぐずぐずしていて間に合わない、ということを繰り返すうち、薬がなくなってから2ヶ月が経過してしまったのでした。

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 11時過ぎに診察券を出して終わったのが13時頃。本当にお医者様も大変なお仕事ですが、気楽な私はもらった薬を飲んで、3日間連続の乗り鉄三昧に出かけました。都会のど真ん中、大阪汐見橋の交差点に面して、半身桜川駅の地上出口、そしてその奥にひっそりと南海電車が見えています。

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 かつて南海高野線の起点で会った汐見橋駅。往時はさぞ賑わっていたことと思われますが、今は都心の盲腸線としか言いようのない汐見橋線の起点です。特に途中の木津川駅などは半端ではない寂寥感が漂っていて、これは是非一度、じっくり訪ねなくてはと思わせる風情。大阪難波から駅一つ離れたところなのに、時刻表に載っている電車は1時間に2本。うら寂しい、というのを通り越しています。

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 岸里玉出駅から普通列車を乗り継いで、羽衣駅から高師浜駅まで。「音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ」と詠まれておりますけれど、駅の改札口を出てみても海の気配はどこにも感じられません。大阪湾沿いの海岸はどこもみな埋め立てられていて、それによる面積拡大により全国都道府県面積ランキングで47位から46位に上がった大阪府のこと、海岸線は遠く離れてしまっているのです。

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 大正時代に建てられた駅舎は線路とホームを高架化した際に取り壊されるはずでしたが、地元の運動によって保存されて今日に至っています。南海本線沿いにはそうした駅がほかにもいくつかあって、駅設備の近代化という点ではマイナスでしたが、結果として歴史的に意義ある駅舎が数多く残ることになり、南海電鉄自身も今ではそれを宣伝材料にしている、という皮肉な結果になっているわけです。

 再び南海本線に戻って貝塚駅まで来ますと、駅前が何やら賑やかです。そう、この時期、南海本線の沿線といえばだんじり。岸和田のだんじり祭ばかりが有名になっておりますが、貝塚も負けておりません。屋根で舞う大工方が派手なのは当然として、祭りの運営に携わる偉いさんたちも、みんな若い頃はヤンチャやったんやろなぁ、という感じにあふれております。この動画で左の方、坊主頭にはちまきのおっちゃん、同じくはちまきを締めて渋いひげを蓄えたおっちゃん。これ、きっと若い衆なんか一発で黙らせられるような人なんでしょうね。

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 今となっては少数派である伝統的な遊園地の一つ、みさき公園。そこから分岐する多奈川線は、潜水艦工場に勤務する人たちの足として開業し、戦後は淡路島航路に接続する連絡線として賑わったのですが、今は2両編成の電車がワンマン運転するのみです。どの駅も6両編成の列車が停止できる長さのホームを備えているところが、かえって寂しい感じを強くしています。

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 そして和歌山港駅。かつてはこの先、水軒まで線路が続いていたのですが、途中にある踏切道が狭いので何とかしてくれ、という地元の要望がきっかけで廃止されてしまいました。この区間は、開業当時から1日2往復しか列車が走らなかったという筋金入りの閑散線。駅の運賃表に表記がなく、駅員にお尋ねください、と書いてあったほどです。

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 ここからは徳島まで南海フェリーが運航されていて、明石海峡大橋経由で行くと通行料が高い、という人たちには支持されているようです。これも一度載ってやろうと目論んでいるのですが、未だに実現しておりません。次回、四国で何かイヴェントが開かれるときには検討してみようかと思っております。

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 日もとっぷりと暮れて、雨も降ってきました。2ヶ月ぶりに服用した糖尿病薬メトグルコの働きで、お腹もグルグル言っておりますので、普通の電車で帰ることをあきらめて特急サザンを利用することにしました。 サザンは、8両編成のうち和歌山方4両が座席指定の専用車両、残りは一般車両を使用しているので料金不要というけったいな列車で、この列車に乗るために買うのは特急券ではなく、座席指定券なのです。ラッシュ時や行楽シーズンでもない限り、大阪より4両は大混雑なのに指定席車両はガラガラ、というのがいつもの姿です。

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 和歌山港駅にて。この連結部分、扉が施錠されていて、乗客の通り抜けは出来ませんが、指定券を買いながら一般車に間違えて乗ってしまったとか、どうしてもトイレを使いたいとか、そういう場合には車掌さんにお願いすると通してもらうことが出来ます。この部分の乗務員室には英語も出来る女性車掌さんが常に乗っているので、通常の編成最後部に乗っている車掌さんとの2人乗務となっています。

 部活動の練習試合の引率に行くという妻を駅まで送るため、明日は朝6時半に起床。そのあとは、たっぷりある時間を有効に使ってスルッとKANSAI乗りつぶしの旅、2日目です。

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コメント

汐見橋駅は、ペンキを塗り替えたようで、少しはマシに
なっているようですね。
券売機の上の路線図は相変わらす昔のままでしたか?
そうだったら映像欲しいなあ。。
私も土曜に医者に文句(違った)長~~い指導を承って
きました。
運動!運動!酒減らせ!食事は少なめ!
あぁあぁ、
ため息の出るような♪ by peanuts

高師浜から少し臨海スポーツセンター(今は民営となって何と呼ぶのでしょうか)の方へ歩くと、かつての海のなごりが見えてきます。このあたりでも秋はだんじりですよね。

高師浜界隈は昔の浜寺の南側ですね。
小学生の時は海の名残どころか、海そのものでした。
浜寺駅から松林を通って行くと澄んだ海水の海岸線
でした。
近くに進駐軍の基地があってアメリカの軍人さんを
よく見ました。
さすがに Give me Chocolate! とは小学生なので
言えませんでしたが。。(今なら??)
家の周りは何箇所もだんじりだらけです。
鐘太鼓の音があらゆるところで響いています。
今日は藤井寺駅近辺の本引きだったかなあ?

 マオぢぃ さん

 病気持ちは医者に行くのが辛いですねぇ。私は目に見えて体重減らない限り褒められることはないので、これからも頑張って体重落とします。床の拭き掃除とか、しゃがんで庭いじりとか、そういうのが案外運動強度高くて良く落ちますよ。

 父から、浜寺公園で藤本義一と一緒にかち割り売ってたという話をよく聞きましたけれど、幼稚園の頃に遠足に行ったときにはすでに海がなくなっていましたね。

 くーべ さん

 駅前の地図では未だに大阪府臨海スポーツセンターのままで、愛称が「りんスポ」だそうです。
 雨さえ降ってなければもう少し歩いてみたのですけれど。

鉄道趣味はないのですが、何となく情緒があるのは感じられます。そういう意味では万年筆に通じているのかなぁという気がします。

 すいどう さん
  
 渋滞などが無ければ、ドアtoドアですし車の方が数倍楽ですし、鉄道より早く着くことも多いです。鉄道の利用者が減るのも当たり前、という感じがしますね。そういうところも万年筆に通じます。あと、同じような車両がいくつもあるのに、こいつはここが違うんだよ、なんて語るところもよく似ています。

床の拭き掃除とか、しゃがんで庭いじりとか
そんなん、50歳の人ができても、60才越した
老人はできまへん。絶対!
目眩がほぼ治ったと思ったら何年ぶりかで肩こりが、、
寄る年波にはかてまへん。
何年か前に医者からもらった肩こり用の筋弛緩剤飲んだら
余計に肩凝ってきましたがな。

 マオぢぃ さん

 肩こり系の薬って、糖尿とは相性悪いのがあるそうですよ。気をつけないとダメみたいです。

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