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2012年7月 7日 (土)

ケロリン飛び・1

 今年もこの時期がやって参りました。第3回 y. y. Day in エルおおさか 開催要項などを記載した専用Blogを開設しました。みんなで集まって、ワイワイ楽しみましょう。

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 吉野山金峯山寺、蔵王堂でいただいてきた土鈴です。なにやら熱帯の深海魚みたいな見た目ですけれど、もっと私たちに身近なアレをデザインしたものです。

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 カエルさんですね。私の身近ではカエルというとついついケロリンということになってしまいますが、今日7月7日は吉野山金峯山寺で蓮華会という法要が営まれ、その中に「蛙飛び」という行事があるのです。

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 午後3時前の吉野大峰ケーブル吉野山駅前。役小角生誕の地といわれる大和高田市の奥田の池で刈り取られた蓮の花が待機しています。これを先導する形で、大きな青蛙の乗った太鼓台が蔵王堂までの坂道を練り歩くのです。

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 日本三大鳥居の一つ、銅鳥居(かねのとりい)をくぐったところで休憩する太鼓台。先ほどのケーブル吉野山駅から少し山を上がったところにあります。ここでは、本日の主役であるカエルさんと親しく握手したりすることもできます。

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 実はこのカエルさん、この太鼓台に乗っているのとメインの「蛙飛び」に出演しているときとでは中に入っている人が違うのだという話もあります。太鼓台は急な階段を駆け上ったりするので、乗っているカエルさんには若くて元気な人が入っていて、蔵王堂でベテランの人と交代するのだとか。さて今年はどうだったのでしょうか。

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 銅鳥居を撮った地点で振り返って撮った、金峯山寺の仁王門。手前の階段をカエルを載せた太鼓台が駆け上がるのです。

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 キツい階段です。先日吉野山にご案内したご一行様の中には、この階段を嫌って昇ろうとしない人もおりました。金峯山寺、と彫られた石柱の上の方、石垣の上は手すりも何もありません。押されて落ちたら大けが、下手をするとあの世行きです。

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 と、わかってはいても我慢できないので、危険な石垣の前から二列目に陣取り、カメラを高々と掲げてとりあえずパシャッとやったところです。カエルさん、落とされないように勾欄にしがみついています。

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 仁王門から蔵王堂の前まで、まだ二箇所ほど階段があり、その最後の階段を上りきったところです。太鼓台を担いでいる皆さんもここまで来るとヘロヘロです。しかし、ここで終わりではなく、このあとカエルさんを乗せたまま右へ左へと激しく動き回るのです。

 早くから来て場所取りをしていたカメラマン氏のリュックが邪魔になってブレまくってますが、こんな風にひとしきりワッショイワッショイとやったあと、青蛙は太鼓台から降りて花道を通り、蔵王堂の堂内へと姿を消します。

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 カエルさんはこんな風に、騎馬戦の上にのる人みたいな感じで3人の若い衆に担がれていくのです。朝から大雨洪水警報が出ていた吉野山ですが、この頃(午後3時半頃)には雨も上がり、時折明るい日がさすようになっておりました。

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 堂内にカエルさんが入ってしまうと、そこから30分ほど動きがありません。実際には山伏やお坊さん、お寺にゆかりのある方々が堂内に入られて法要が行われているのですが、主役のカエルさんばかりが気になるギャラリーたちにとってはひたすら待つだけの時間です。

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 白河天皇の時代、一人の男が蔵王権現の悪口をいい、山伏を馬鹿にしていたところ、大鷲に連れ去られて断崖絶壁の岩の上に置き去りにされてしまいました。通りすがりの山伏に助けを請うたところ、山伏は男を蛙に変えて岩から降ろしてくれたのですが、今度は人間に戻ることができません。そこで吉野山の高僧が蔵王権現の前に座らせて経文を唱え、人間に戻した・・・・・という伝説に由来するというこの行事。平安時代から続いているそうです。

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 と、いうところで長くなりすぎましたので、続きはまた明日。

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コメント

カエルさまは可愛くデフォルメされた感じを想像していたのですが、「カエル人間」という言葉がしっくりくる程リアリティ溢れるお姿が何とも有り難いっ!夜の電柱の街灯下でぽつんと佇んでいらっしゃたらドキッとしてしまいそうです(笑)

 すいどう さん

 リアルでっせ、なかなか。特に正面から見ると、カエルさんの口の中、白い布の向こうに中の人のお顔がうっすらと見えるあたりは、本当にリアルです(笑)。

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