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2012年6月10日 (日)

時間切れ・1

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 いつ撮ってもそっぽを向かれてしまうので、逆転の発想で撮った1枚。ケージの前で次男に手を振ってもらい、「ちち(仮名)」さんの気をひきます。そのときに違う方向からカメラで狙うと、アレ?撮ってるのか?と気にしてこっちを向く、そこをパシャリとやりました。彼女の体やお手をしている前脚は完全に手を振っている次男の方に向けられていて、顔だけがこちらを向いています。狙い通りですね。たまにはこんな風に、私でもうまく出来ることがあるようです。

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 今日は日曜日ですが、珍しく仕事の予定(部活動)がなかった妻と、午後からお出かけをしました。特にどこへ行くというあてもなく車に乗り、お昼ご飯を食べていなかった妻に付き合ってランチのあと、さてどこへ行こうか、とこれまたあてもなく車を走らせて、たまたま前を通りかかった平城宮跡を見学しようかということになりました。朱雀門でこんなマップをもらって、それならばとスタンプラリーを開始したのでした。

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 第1次大極殿の天井近くに描かれている十二支の絵から、もちろん犬です。薄暗いところで遠いところを狙ったので、いかに優れたiPhoneのカメラでもこの程度。ここに描かれている十二支は、上村淳之画伯の手によるもので、ほんわりとした味わいのある絵ばかりです。

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 こういうのを見ますと、何でもいいので四神に関わりのある萬年筆を持っていれば・・・・・と思います。ペリカンの例の4本を揃えるなんて、今では資金があっても難しい状況ですし、PILOTの四神は何度も見かけているのにそのたび見送っていて、これも縁の薄いペンです。仕方がないので今回もまた、四神と言えば出てくるこいつでお茶を濁します。

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 早々に大極殿を出て、遺構展示館へ向かいます。この地にあるさまざまな遺構も、大正時代に現在の近鉄電車が開通したあとに史跡に指定されたわけで、今になって近鉄がこんなところを通っているのはけしからんなんて言い出すのはちょっと・・・・・という感じがします。まぁそういうことを主張する人を県知事に選んだ方も悪いのですけれども。

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 朱雀門の前を走り抜ける20000系「楽」。近鉄の団体専用車で、Romantic Journey、Artistic Sophistication、Kind Hospitality、Unbelievable! ということで「RAKU」です。車体には榊莫山先生による「楽」というロゴがはいっております。偶然にも見かけたので咄嗟におさえた1枚ですが、個人的にはこういう風景、結構いいんじゃないかと思います。奈良県(知事)はこの線路を撤去しようと本気で思っているようですが、公用車でどこへでも連れて行ってもらえる知事様はともかく、一般の利用者にとっては不便になることは確実です。結局、土建屋さんが儲かればそれでいいと考えてるんじゃないか、と勘ぐりたくもなります。

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 事務仕事に従事する、さほど位が高くないお役人のことを「刀筆の吏」というのは、ここから来ているのだという展示。紙が貴重品であった奈良時代は、木簡に筆で字を書いて、用が済んだら木簡を削って再利用するのが普通でした。奥の丸いものは硯、その左は水滴です。石や煉瓦をひいた床の上に今の公立学校で見られるような机と椅子を置いて執務していたものと考えられているようです。

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 ごちゃっとうるさい写真ですが、平城宮跡の東院庭園です。奥にボウリングのピンが見えているのはご愛敬。左手前の石組みは、ほぼこのままの形で出土したものだとか。スタンプラリーの締め切りである午後4時まであと30分、というところでここに来ましたら、親切にもボランティアの男性が「案内しましょうか」と言ってくださいました。まぁ断るのもアレですからお願いして、じっくりと見て回ることが出来たのですが、終わってみると3時50分。これはもう、間に合うはずがありません。このスタンプラリー、回る順番などを工夫しないと時間と体力を消耗するばかりです。

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 結局、刻限までにスタンプを集めきることは出来ませんでした。空欄となっている平城京跡資料館で最後のスタンプを捺して提示すれば記念品がいただけるということでしたが、またの機会に持ち越しです。地元民ならではの反省点として、まずは駐車場のある東院庭園からスタートすべきでした。そこから車で朱雀門へ向かって再度駐車し、朱雀門、大極殿と遺構展示館を見て平城宮跡資料館へ戻れば、スムーズに行き、2時間かからずに回れそうです。

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 この平城宮跡、空にはヒバリが鳴いていて、とってものどかなところですし、これらの展示施設はいずれも無料で見て回ることが出来ます。クルマできても駐車場も無料です。交通費だけで半日は確実に楽しめるのですから、あまり暑くならないうちに一度いかがですか。

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コメント

いつも歴史的構造物の写真だけ拝見させて頂いていので、そちらにはまだ平城京や平安京が実在しているかのような錯覚に陥ってしまいます。とても風情がある町並みなのでしょうね。

 すいどう さん

 ここ平城宮跡は、地下水位が比較的高いので水田向きの土地です。ですので、桓武天皇の次の平城天皇が再び平城遷都を考えて失敗した頃にはほとんどが水田や荒れ地になってしまっていたといいます。逆にそのおかげで今まで遺構が保存されてきたともいえるでしょう。

 秋篠宮、という宮様がいらっしゃいますが、この平城宮跡から歩いても行けるあたり、拙宅の近所がが「秋篠」です。確かに風情がある一帯ですね。

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