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2012年6月 6日 (水)

咄嗟に

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 おやつが品切れで何ももらえなかったので、拗ねて寝てしまった「ちち(仮名)」さん。パブロフの犬と一緒で、飼い主が帰って来たらヨシヨシと撫でさすってもらえておやつもいただける、というのが刷り込まれていますから、我が家の犬たちは私が帰宅すると大騒ぎになります。その姿自体は可愛らしいものですが、嬉しいけれども近所迷惑が心配です。

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 この日の記事の最後あたりで、欲しいと書いておけば誰かが探してくれるかなぁ、なんていうことでしたので、速攻で探して注文した護身用萬年筆です。911以来、飛行機搭乗に際してのセキュリティチェックが厳しくなったのに呼応するように、各社がこうした製品を出しています。護身用、ペン、なんてキーワードで検索すると、拳銃で有名なS&Wから出ているボールペンがたくさん引っかかってきますが、こちらは萬年筆というところがミソです。

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 すでにこの時点で、クリップと軸に掘られた溝とが合っていません。取扱店の説明には、キャップが止まる位置は個体ごとに異なります、という説明がありますが、試用しないときも書くときも、いずれもキャップはねじ込み式で、しかも一条ネジ。いくらくるくる回してみてもキャップの止まる位置は一定です。

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 なかなか立派なペン先。ごついボディに釣り合うようにするならこれくらいの大きさは必要でしょう。胴軸のカラーは写真のブラウンの他、黒とシルヴァーがラインナップされています。首軸を取り外して別のパーツに取り替えるとボールペンにもなるこのペン、お値段は3000円を切りますから当然鉄ペン先です。

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 神田の有名店なら絶対に認めないであろうキャップの止まり方です。ずれているにもほどがありますね。これで字を書くとさぞ気持ち悪いだろうな、と思いましたが、軸がごつくて長いこともあって実際にはそれほど気になりません。キャップレスはあのクリップが邪魔で・・・・・などという人には気になる、という感じではないかと思います。

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 このペンの心臓部がここです。擬宝珠のような形になったこの部分で、自動車のガラスを割って脱出するとか、襲いかかる暴漢を突いてひるませるとか、そういう風に使うのでしょう。ゴツくて重たい軸は万人にとって筆記に向くとは思えませんが、そういう風に使う道具でありながら字も書ける、という製品です。

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 ペン先はペリカンやアウロラのそれと同じく、くるくると回して取り外すことが可能です。ペン先の部品を取り替えるとボールペンになりますが、重くてごついキャップをくるくると回す手間をかけるというのは、やはり萬年筆に似つかわしいものです。

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 ボールペンとして組み上げたところです。 ちょこっとだけペン先が出ている様は可愛らしくも感じられますが、このゴツさには「 自分が描いている線が見えへんのちゃうか?」と突っ込みを入れたくなってしまいます。

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 ビッグトレド、149、マン100との比較。長さは文句なしに一番です。欧米人が着るサイズのシャツならともかく、胸ポケットに入れるとクリップがうまくささらないほどの長さです。夏物など薄いシャツだとポケットが垂れ下がってくるでしょう。夏でもスーツを着てあちこち飛び回るような人のためのものなのでしょうね。

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 そもそもが「武器」ですから、重さはダントツですが、太さに関してはさほどでもないという感じです。この長さと重さで太かったら、実に書きにくいペンになるでしょうから、この程度でいいでしょう。

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 護身用にこれを持ち歩いていると心強い・・・・・でしょうか。咄嗟の時、このペンで反撃できるような人であれば、何でもいいから手近にあるものでどうにか出来そうな気がします。結局これも、男の子が喜びそうなおもちゃやなぁ、という感じがしてなりません。

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コメント

護身術に長けた友人の弁によると
割り箸とか細いものを相手の鼻の穴に
突っ込むと良いそうです。
これ書いているだけで、めちゃ痛そう!

 マオぢぃ さん

 その,鼻の穴みたいなピンポイント狙って
突っ込むということそれ自体が相当に難しい
と思われます。

 やっぱり、襲われたら座して死を待つのみ、
ですな、私ら子羊は。

カエサルだって手元にあったペン(尖筆)で襲ってきた相手と戦った言いますから、万年筆で戦うのもいいかもしれませんねー。

 二右衛門半 さん

 萬年筆ヘンタイ同士の戦い。互いに手に持った萬年筆で
攻撃しあう。お互い普通には見られないようなけったいな
萬年筆を手に戦っていることに気づいてひとこと。

 ぶるーたす、おまえも半か!

その昔剣道をやっていましたが、それでもこのサイズでは迎撃は無理ですねぇ。所で、ある武道の師匠に武道は争いに勝つために稽古するんですか?と聞くと、争いに巻き込まれる前の雰囲気を察してそこから逃げる為に稽古するんです、と言ったそうな。これもまた真理(笑)

 すいどう さん

 あくまで気休め、これを持っていると何となく安心、
というグッズなのでしょうね。これで見事に撃退できる
ような人なら、丸腰でも何とかするでしょう。

 塚原朴全が弟子とあぜ道を行くとき、暴れ馬がいて、
というエピソードを思い出しました。

変態な万年筆って、本当に凄いですねぇ。
いっそ木刀の先端に仕込むとか、、、

マグライトという懐中電灯は、警棒の代わりになるやたら明るい懐中電灯と言うことで、警察御用達になったそうですから、その線を狙うと広く一般に売れないかな??

 きくぞう さん

 変態ではなくてヘンタイです。ここ、重要です。

 ポケットは重くなりますが、これなら身につけて
持ち歩けるところがマグライトや警棒と違うところ
なのでしょうね。

この武器になるボールペンは税関で輸入禁止に
なっているようです。
町中で持っていておまわりさんに職務質問なんか
されて見つかると、間違ったら留置所行きになる
可能性がありますねえ。
相手を傷つける可能性があるのは銃刀法にからんで
無くても条例違反で尋問を受けるそうですよ。

 マオぢぃ さん

 そんなニュースありましたねぇ。こういうパチモンではなくてもっとちゃんとした、本当に鉄砲やらナイフやらのメーカーが作ってるヤツでしたね。コレは輸入禁止のブツに含まれてるのでしょうか。

 実際、こういうものを持ち歩いているだけで職務質問受ける社会というのも相当に危険です。ナイフ類は刃渡りで制限かかってますが、そういうものを無視して「切れるから」という理由で全部ダメ、なんて、世界中飛行機の中みたいになる日も近いのかも知れません。

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