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2012年6月12日 (火)

時間切れ・2

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 いつ、誰が、どういう状況で、何を狙って撮ったのか。最近一ヶ月ほどの間に、おそらくは長女が、ただ何となく徒然に、特に何を狙うでもなく撮ったものでしょう。蛍光灯が眼に入ってウルウルと少女漫画のような感じになっているので、よりいっそうかわいらしく見えますが、おそらくは寝起きで眠たいだけでしょう。我が家における彼女のイメージは「獰猛」です。

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 夕刻、市役所へ出張するついでに1時間の休暇をもらって、奈良文化財研究所に隣接する平城宮跡資料館へ行ってきました。残ったスタンプを捺してスタンプラリーはコンプリート。無事、「粗品」をいただくことができました。

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 粗品は栞か絵はがきであろう、という予想は見事に外れて、大極殿の写真をあしらったクリアフォルダがいただけるのでした。上空でヒバリが鳴くのどかなところで2、3時間ほど歩き回って、何を見るにも料金はかからず、その上に記念のスタンプは残るわ粗品はいただけるわと、まことにもってけっこうなお話です。

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 スタンプがたまったので粗品をください、というだけのために資料館に入るのもためらわれたので、一通り見学してみました。奈良時代の下級官吏の仕事机を再現した写真に番号が振られています。文房具好きとしてはけっこう興味をひかれます。

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 銅印と木印とはどう使い分けたのか、算木は具体的にどのように使ったものなのか、など、いろいろと気になります。(時間はかかりますが)歩いてもいけるほどに近いところに住んでいるのですから、一度、じっくりと見学してみたいものです。

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 小刀で木簡を削っている様子を再現した展示。当たり前ですが当時の筆記具は毛筆で、ほとんど例外なく軽いものです。同じ「筆」とつく萬年筆にも軽いものはありますが、私の好みはしっかりと重い軸を持ったもの。重い方が書きやすく感じられるというのがその理由ですが、要は、思うように筆を運ぶことが出来ないので、軽いものを使えないのでしょう。

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 恋い焦がれて手にしたのはいいけれど、まったく使いこなせていないPILOTの初代エラボーです。ペン芯に塗られた漆も良い状態を保っていますが、それは使い込んでいないからだともいえます。同じ樹脂軸をもつ萬年筆の中でもより軽い方であり、なおかつこんなヘンタイなペン先。私がこれを使いこなせるようになる日は来ないでしょう。

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 お前は本当にひどい字を書く。すぐにでも訓練を開始してまともな字が書けるようにしなくてはいけない。そのためにはまず、小筆で字を書く練習をすることだ・・・・・なんてことを顔を見るたびに言ったくださった校長がいらっしゃいました。もちろん、ものすごく達筆な方ですので、まさに弘法は筆を選ばず、どんな筆記具で書いても文字の美しさは変わりません。

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 四神の一筆箋。こういうのにさらさらさらっと、たとえ綺麗ではなくても「大人の字」がかけたらどんなにいいだろう、というのが積年の夢。この夢が叶うことはありませんが、多少なりとも近づくことが出来ればそれで十分です。そしてできれば、エラボーが使えるような人になりたいものです。

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コメント

奈良博のグッズは質が良いですよねー

確かにエラボーは扱うのが難しい1本ですね。万年筆を使って字の練習をしても字形を気にするよりも書き心地を感受する方に意識がいってしまい全然上達しない事を最近自覚しました(笑)

 二右衛門半 さん

 いかにバックが日の丸とはいえ、このエリアたっぷり見学して何もかも無料というのが凄いです。でも、文化というのはそういうところからうまれるものなのでしょうね。、

 すいどう さん

 そう、バランスが私にぴったり合う大トレドも、結局現行のものと同等の硬い硬いペン先を持つものがいちばんマシな字が書けます。柔らかいペンはあこがれの対象で、実用品たり得ない部分があるのでしょう。

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