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2012年5月18日 (金)

まんまと・・・

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 心の友、ピカチュウのぬいぐるみと遊ぶことにも疲れて、クタッと寝てしまった「くま(仮名)」さん。彼女はけっこうお利口さんなので、長いことケージの外に出しておくときがありますが、気がつくと自らケージに戻って寝ていたりします。やはりワンコはある程度狭いところでないと落ち着かないのでしょう。

 気がついたらもう金曜日。今週もまた、ロクな仕事もしないまま過ぎてしまいました。これでも若い時分はもっとガンガン仕事してたはずなんですが、ホンマに腑抜けた汚いオッサンになってしまいました。もうちょっと、なんとかせんとあきません。

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 なんてことを言いながら、遊ぶ方は順調そのものです。写真は梅小路公園のN電。集電ポールを回転させるところを写してみました。そのうしろに見えるのは旧二条駅舎。梅小路蒸気機関車館の一部としてここに移築されたものです。

 京都駅と梅小路公園を結ぶシャトルバスがなかなか来ないので、いっそのこと丹波口駅まで歩こうか、なんて話をしていたらN電がやってきて、写真を撮っている間にお目当てのバスも到着いたしました。

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 京都駅から山陰線に乗って嵯峨嵐山駅で降りると、目の前にあるのがトロッコ嵯峨駅。嵯峨野とか嵐山とか聞きますと、静かな山あい、詫び寂び、なんてイメージを持つ人もいるかもしれませんが、それはもう何十年も前の話です。ここから亀岡まで、廃線となった旧山陰本線を活用して運行されている嵯峨野観光鉄道。今日はトロッコ列車に乗るためではなく、さらなる集客力アップのためにと作られたジオラマを見るのが目的です。

 単に鉄道模型を走らせるだけではなく、山や川、建物などを配置して楽しむもの。鉄道模型を趣味とする人の間では、ジオラマではなく「レイアウト」という呼び方が一般的だったと思うのですが、昨今はジオラマという呼び方の方が一般的になっているのでしょうか。

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 この写真で巨大なジオラマの半分も写っておりません。京都御所や金閣寺、清水寺に送り火が焚かれる五山(大文字焼きの山、なんて言うと京都の人に笑われてしまいます。)などが再現された巨大なレイアウトの中を、在来線と新幹線の列車が走ります。300円で10分間、実物の制御器を操作して好みの列車を運転できるのもポイント高いところです。

 何より注目は奥に見える機関車。運転台の部分だけではありますが、名機EF66の実物そのものです。

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 細かくノッチが刻まれたバーニヤ式のマスコン。明らかに機関車のものですが、これで運転できるのが「キハ181系」や「223系新快速」だったりするのです。現役の電車からはなかなか制御器の廃部品なんて出て来ないでしょうから、仕方のないところでしょう。私なんかは4段か5段しかない電車のマスコンより、ノッチがたくさんある方が好きです。

 こいつを操作して、目の前のレイアウトの中にある列車を動かしたり止めたり、10分もあるとけっこう遊べます。レイアウトが大きいので、小さな子供の視野には収まりません。そのため、子供には自分が運転している列車がどれなのか、どこにいるのか、といったことがよくわかりませんし、意味もわからずマスコンをガチャガチャ動かしてみるものの、とても10分はもちません。むしろ大人にこそ楽しんでいただきたいものです。

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 極めつけはこれ、EF66の運転台に座って寝台列車を運転できるというものです。本物の運転台に取り付けられた、ノンオリヂナルな2台の液晶ディスプレイには、レイアウトの中を走るEF66の車載カメラの映像と、いくつかのポイントに設置されたカメラが捉えた列車の走行風景が映し出されます。

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 これがEF58とかの運転台でしたら、ノッチがいっぱいの「男の仕事場」なんですが、EF66の運転台はその巨体に似合わず実にあっさりしたもので、電車のそれとたいしてかわりません。

 運転していて駅のホームにさしかかると、リーンッとATSの警告ベルが鳴りますので、確認ボタンを押し、キンコンキンコンを聞きながらブレーキを扱って所定の位置に止めます。定位置に止めたらATSの復帰動作を行って、安全確認の後「出発進行」です。大好きなお父さんたちには、子供連れではなく、自分だけでいくことを強く強くおすすめします。

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 国鉄時代には最新最強の機関車で会ったEF66も、今やそのほとんどが廃車となりました。こうして運転体験用の題材として第2の人生を歩んでいる個体はまだ幸せな方でしょう。写真左下に写っているのは運転体験をした「証拠」にもらえるカードで、スタンプを捺す欄が10個ほどあります。完全にリピーター狙いですが、私はすでにリピーターになろうと決心しております。

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 このジオラマ、実はプラネタリウムにもなるのです。あの手この手、次に来たときもまた何か楽しめるだろう、と思わせてリピーターを獲得する。実に見事な経営戦略です。鉄道会社なのですから、お客を乗せるのはお手のもの、なのでしょうね。まんまと乗せられてしまいました。

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コメント

帰省時、また鉄子のムスメと行く場所が増えました。

もはやEF66のようなマンモス機関車は必要じゃなくなったのかなぁ。こちらでは金太郎(EH500)かレッドベア(DF200)しか見かけません。連休中の大沼号は、C11の補助機として最後尾にDE10がくっついていましたけど、後ろ姿で牽引するC11は不思議な姿ですね。

 Bromfield さん

 いえいえ、だからこそお父様だけでいらしてください。鉄子さんを連れて行きますとお父さんは遊ぶことができません。

 くーべ さん

 EF66は東海道線関ヶ原近辺の勾配区間を乗り切るために大出力機関車となっていますが、ここを走るのは10分かそこらなので、桃太郎なんかは30分だけなら大出力運転が可能、というような設計になっています。そのまえのEF200は出力上げすぎて、全ノッチで走らせると架線電圧が下がって周りの電車を止めてしまう、という問題があったためです。そういうことで、瞬間的には、EF66より高出力になってるんですね。交直流タイプとか、ディーゼルにしても、牽引力が上がっているはずです。1本の列車での輸送力を上げてコストを下げる、という考え方ですね。

おおあこがれのEF66!
電化されていない区間の多いこちらでは見ること無いですから,東京駅近くで見かけた時は感慨深かったですねぇ。

 mercuryo さん

 絶滅してしまったブルートレインなんかも、最後はこいつが引っ張ってましたね。今、現役で残ってる個体は、JR貨物がマイナーチェンジして新製したものぐらいでしょうか。こちら関西では、時折見かけることもあります。

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