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2012年3月

2012年3月31日 (土)

とろ~ん

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 春らしいトロンとした表情でまどろむ「くま(仮名)」さん。家族の中では少数派である本名で呼んでくれる長女がそばにいるので、安心しきったようすです。春休みで日中も家族が家にいることが多いので、ワンコたちも精神的に落ち着いて過ごすことができるようです。

 3月最後の日は大雨の土曜日となりました。新年度に当たる4月は日曜日からのスタートで、辞令交付などが2日になるため、本校の年度当初の職員会議は3日からです。明日の日曜日、少しばかり遊んでやろうと目論んでいるので、雨脚の弱まった午後から学校に出て、ちょっと根を詰めて仕事をしてみました。

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 哀れにもゴミ箱の上にのせられていますが、私にとっては大切なバックアップ用のHDDです。PC本体に寄り添うように立っているのが仕事用のメインHDDで、両者ともにハードウェア暗号化機能を持っております。こういうポータブルHDDで仕事をするなんて信じられん、という方もあるのですが、机上にデンと置くタイプのHDDだといろいろと困ることもあるので、さまざまなデメリットには目をつぶってこういうものを使っています。

 で、これは何をしているところかというと、PC本体内蔵のHDDからデータをもらっているところなのです。とっても複雑な大人の事情・・・・・などはなく、単にぼんやりしていてデータをすっ飛ばしたので修復をしているところなのです。

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 毎日、作業が終わると、このFreeFileSyncというソフトを使ってHDDをクローンニングします。このソフトはとても優秀なのですが、今日はその優秀さが仇になりました。作業と並行してHDDの整理をしていたこともあっておかしな操作をしてしまい、HDDの中には本日作業をして更新されたファイルの入っているフォルダだけが残っている、という、幸せなのか不幸なのかわからない状況になってしまいました。

 幸いなことに、自宅のPCに昨日までのバックアップがありましたので、まずは本日更新されたファイルをそこにマージして完璧な内容のバックアップを構築。さらにそれをバックアップ用に使っているHDDに書き戻して内容をチェックします。これなら大丈夫、と確認できたところで作業用に使っているメインHDDにも同じ内容を書く・・・という、あまりに馬鹿馬鹿しい作業でしたが、バックアップがなければそれさえできなかったわけです。うららかな春ですが、とろ~ん年ながら作業を進めていると痛い目に遭うぞ、というご先祖からの警告だったのかもしれません。何はともあれ、データが無事だったことに感謝、です。

2012年3月30日 (金)

寒いとダメ

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 寒い時期には丸くなって寝ているワンコ達が、ドテ~ッと伸びて寝ることが多くなると、暖かくなったんだなぁ、と実感します。ほとんど窓を開けることもなく、ずっと暖房を入れて生活していて、外出する際にはクルマに乗って・・・・・という生活をしていますと、まだ寒い、少し暖かくなった、などといっても、微妙な変化を感じ取ることができませんが、ワンコ達はそのあたりを良く感じているようです。「ちち(仮名)」さん、実に気持ちよさそうに伸びております。

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 寒い朝、冷え切ったエスカルゴくんの車内で威儀を正し、キーをONにして一呼吸。おもむろにアクセルを床まで踏み込んで放し、祈りを込めてスターターを回すのです。うまく始動したらアクセルペダルに足を載せ、靴の中で指を折り曲げるような感じでじわっと踏み込んで、そのまま水温計の針が動き出すのを待ちます。そのうちにエンジンが大きく胴震いするので、少しアクセルを踏み込んでやります。エンジンがかかったからといって放置するとここでストールしてしまい、その日は2度と始動できなくなります。冬の朝、10分ほど時間をかけて儀式を行うのは正直辛いので、結果として冬の間はエスカルゴくんの出番が少なくなってしまいます。

 職場に到着すると、職員室には行かず別室へ直行。そこで私を待っているPCに火を入れます。電源ボタンを押す指に祈りを込めてグイッと押し込み、しばらく待って「ピッ」というPOST音を聞くことができればOKなのですが、冬は無音のまま、ということが普通です。通電してますけれど起動しない、ディスプレイにBIOS画面すら表示されない状態です。

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 こういうときは、何度か電源を入れ直してみるのですが、それでもダメなときは筐体を開けて内部を確認し、電源ケーブルを挿し直したりしてみます。そのことに何の意味もないのですが、そういうことをやっている間に流れた電流で内部が暖まるのでしょうか、そのうちウソのようにすんなりと起動するのです。ひどい朝はこの作業に10分近くかかります。

 手間がかかりますし、そんな起動不良のPCを運用しているのは実に不安です。授業に行って帰って来てみると再起動していた、なんてこともちょくちょくありましたので、作業中にそういう悲劇が起こることも想定されます。早いところ手を打たないと悲惨な目に遭いそうです。実際、突然の再起動で外付けHDDの論理情報を飛ばした記憶もまだ風化しておりません。

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 で、CPUファンを取り替えました・・・ではなくて、そっくり同じ構成のPCがオークションに安く出ていたのを落札しました。ベアボーンキットから組んだものですので、マザーボードあたりに問題があるとすればこれが一番安上がりな修理方法です。まともに動いているマシンに現在のマシンからHDDを移設すれば、今までと変わらぬ環境でそのまま使い続けることができる、というわけです。

 手に入れたPCは光学ドライブが不調ということなので、それも現在のPCから移設します。メモリスロットが4本あって、現在のPCには1GBのメモリを4本挿しているのですが、手に入れた方には2GBのメモリが2本。ここはちゃんこにして合計6GBというおいしい結果になります。

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 で、なんだかんだやってみた結果、元のマシンのメモリ、あるいはメモリスロットがくさいのではないか、という感触を得ています。しばらく電気を流していると起動するというあたりも臭います。ただ、メモリはすべてテストOKなので、テストに出ないメモリ不良、なんていうややこしいことがあるのかも知れません。2台からいいとこ取りをして組み上げたマシンは実に快調で、年度当初の猛烈な業務量をしっかりこなしてくれそうです。そうなると残る問題は、そのマシンのオペレーターがしっかり動くかどうか、ということだけですね。

2012年3月29日 (木)

収まらない

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 お気に入りのポーズでゆったりと寝ている「くま(仮名)」さん。彼女の体のサイズとケージの横幅(もちろんフタを開けてのプラスアルファ込み)がぴったりと合っております。飼い主が蓋を閉めても、次に見たときには開いております。どうやらロックする部分を鼻先で突っついて外し、自力で開けているようです。猫といい犬といい、長く飼われていると人間のすることをよく見てまねをするようになるのですね。

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 PILOTのカスタムグランディ系と思われる1本。一宿一飯の恩義、ということでS氏がくださったものです。非常にきれいな状態で、キャップと胴軸の表面に施された模様のエッヂがしっかりと感じられる状態です。PILOTお得意の蝕刻という技法によるものでしょうか。

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 「えっ、そ、そんな・・・ありがとうございます。」とありがたく頂戴したこのペン、キャップをとるともう一度「えっ」となるBニブ付きです。スリムな軸で内ポケットに挿して持ち歩くようなペンの字幅がB。普通の人なら署名専用でしょうか。巻きペン先ですから柔らかくはありませんが、しっかりと固いBニブというのもおもしろそうです。

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 最近話題(?)のCON-50。写真は以前から持っていたものですからインクタンクの中には何も入っておりません。私の場合、プラチナのカートリッヂを使い切った後に残る「玉」を中に入れて使っていますのであまり問題は起こりませんが、PILOT製のインクですら棚吊りが起こるというので最近のものは筒の中に何かが入っているそうです。

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 犬のブログでありながら、時折萬年筆の紹介もする、というのが拙Blogの趣旨ですので、たまにはこんな写真も載せます。このペンでCON-50を使おうとすると、長さ的には十分収まりそうに見えて、こんな結果になります。軸の後ろの方が絞られているせいか、惜しいところで収まりません。これはおもしろそうなので、手持ちのカスタム系で片っ端から試してみようか、などと思っております。

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2012年3月28日 (水)

提灯学校はダイエットの夢を見るか

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 正面から狙っても撮れないので、背後でカメラを構えておいてピントを置き、声をかけて振り返らせる、という方法で撮った「ちち(仮名)」さん。それでも、振り返った瞬間にカメラを認めてサッと視線を外しているあたりはさすがです。心霊写真みたいに写り込んでいるデーモン閣下ならぬ「くま(仮名)」さんの存在感が意外と大きいと感じられます。

 今日もまた、職場は片付け真っ盛り。新年度に入って早々に机の配置換えを行うと宣言したせいか、そのまま職場に残る人たちもどんどん片付けをはじめたので、職員室の中はゴミ袋で足の踏み場もないような状態でした。今日もシュレッダーさんには本当によく働いてもらいました。

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 朝ご飯は牛乳1杯、昼ご飯は普通の仕出し弁当、そして晩ご飯はダイエット系の流動食というパターンに持ち込みつつある妻が、何となく良いかな?という程度の理由で取り寄せたダイエット食。普通の人がご飯を食べているところをこってりしたジュースみたいなものに置き換えるのですから痩せるのは当然で、どれを選ぼうが大差はないように思います。

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 アマゾンフルーツっていうところが、普通の人に対しては大いなるアピールポイントなのでしょうが、私なんかはどうもアマゾン・・・とつくと妖しい感じがして仕方がありません。アマとついてまともなのは通販大手amazonと親方の地元尼崎くらいのものではないでしょうか。このけったいなアサイーとかいうもののエキスが良いのだそうです。

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 かくいう私のもとにも、こんなものが届けられました。そういえばお試し価格ということで申し込んだなぁ、という程度ですっかり忘れていたのですが、ヨーグルト風味の体に良い飲料、だそうです。とはいえこれも清涼飲料水に分類されるもので、まぁ飲んでもそれほど毒にはならないだろうという程度に考えておくのが良さそうです。

 これを飲まなければ脂肪は落ちない,ぐらいにいわれたカテキンにしても、昨今は危険だとか何とか言われ始めております。好きなだけ飲み食いして後付けで健康になろうなんていう考えがそもそも間違っているのですから、こういうものはネタとして楽しむのが良さそうです。そう、かつて一世を風靡した紅茶キノコみたいに。

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 ちょっとだけシュワッとした感じのあるヨーグルトドリンク、という味わいで、飲みにくくはありません。ちょっと目を惹く者があるととりあえず試してみるけれど、まず続かないし続ける気も無い、というエェ加減な私。こんなちっこいドリンクを1日1本飲んで中性脂肪が落ちるなら、安心して脂っこいものやスナック菓子など食べまくってもよさそうですが、世の中にそんなおいしい話があろうはずもありません。

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 実は私たちの業界、これからの1ヶ月ほどはこんなものに頼らなくても自然に体重が落ちるようにできているのです。危ないのはむしろ6月あたりで、蒸し暑さで世間一般に食欲が減退する頃、仕事の忙しさが一段落してぼってり肥えるのです。

 今年、私は「提灯学校撲滅委員長」を自任して、できるだけ早く学校を出て家に帰る,そんな日々を送れるよう、自分ばかりでなく職場の皆さんも巻き込んで、段取りよく効率的に仕事が進められるようにしていきたいと思っておりますが、さて、どこまでできるでしょうか。

2012年3月27日 (火)

圧縮机?

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 閉めても閉めても、いつの間にか開いているサービス用扉。ここは本来、トイレ用のトレイを出し入れするのに便利なようにもうけられている開口部ですが、「くま(仮名)」さんは自分でラッチを外して開けてしまいます。その目的は快適に寝ることで、ケージの縁の部分を枕にして気持ちよさそうに寝ています。

 ただ家族にとっては、ぼんやり歩いていると外にはみ出した部分に足の小指をひっかけてしまいますし、いつか彼女の頭を蹴飛ばしてしまうのではないかという危惧もあります。できればケージの中に収まって寝ていただきたいところですが、一日の大半を寝て過ごす彼女にとっては快適であることが最優先でしょうから、まぁ仕方がないと諦めております。

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 花粉症でもないのに鼻がむずむずして,くしゃみをしてばかりなので、ついに花粉症になってしまったか、と心中穏やかでなかったのですが、明日の朝、収集してもらう予定のゴミが玄関にスタンバイしてあるのを見て少し気が楽になりました。今日は朝から晩まで職場で身辺整理をしていたので、舞い上がる紙粉とホコリが原因なのでしょう。

 来月4日に予定されている職員室内の配置換えまでに自分の机の回りを片付けておかなければなりません。転出が決まった先生方はもっと大変で、あと3日ほどの間に完全に片付けを終えてしまわなくてはなりません。朝から晩まで,職員室に置かれたシュレッダーはフル回転で、今に焼き付いてしまうのではないかと心配になるほどでした。

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 ごく普通の事務机一つを片付けるだけなのに、出てくるゴミはものすごい量になります。職員室の机には圧縮機能があるのだと言われても納得してしまいそうなほど、出るわ出るわ、あっという間に軽トラック1台では積みきれないほどのゴミが出できます。何かの役に立つだろう、などと思って保管していたものを、異動を機に一気に処分するからということと、個人情報が含まれる書類が大量にあるために、ゴミもシュレッダーダストも大量に出てくるのです。

 私も、事務机の一番上の抽斗一杯を片付けてみたところ、黒インクのボールペンだけで20本以上も出てきたのには笑ってしまいました。実際には3,40本出てきたのですが、まだ使えるものだけを残してこの本数。抽斗に戻すと整理した意味がないので、You Know Meと書かれたコップをペン立て代わりにして挿しておくことにしました。その写真を撮り忘れたので、明日にでも撮ってこの下にアップします。 これだけあって、ほとんど使われていなかったボールペンたち。本当にかわいそうですね。

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2012年3月26日 (月)

白い一日

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 珍しく飼い主の手を舐めている「ちち(仮名)」さん。彼女はカメラに狙われていることを知っていて、その緊張のせいで得意の甘噛み攻撃が繰り出せずにいるのです。甘噛みをするときは狩りをするときと同じで、もっと耳を寝かせて坊主頭になるのですが、カメラに注意を払っているので耳も立ったままで、腰も少しひけています。よほどカメラが怖いのでしょう。

 そういえば、先日S氏にお泊まりいただいた際も、彼女は大変に緊張して、襖一枚隔てた向こうに誰かしらない人がいる、といって鳴き叫んでおりました。まるでもらってきた子犬にそうするように、しばし彼女のそばに座って「大丈夫やでぇ」と撫でさすってやり、ようやく落ち着いて床につかせることができたほどです。飼い主に似てヘタレな彼女です。

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 泥棒が刑務所に入ってから縄をなう,などといわれるほどに段取りが悪くて仕事の遅い私ですが、今日は珍しく4月3日から始まる職員会議の準備などをしておりました。通常この時期は1年間の総まとめで、生徒の成績などをすべて整理・記録すべき時期なのですが、肝心の成績をまだ提出していない人がいるのでそちらには着手できず、仕方なく来年度の準備に取りかかった、というだけのことなのですが、1週間ほど先のことを準備するなどというのはまずないことで、我ながら「大丈夫かいな?なんか大嵐でもおこったらどないしょ。」などと心配になってしまいました。

 まずは、昨年4月に提案した資料をリニューアルし、学年配当や校務分掌など、人の名前が入る文書から名前を消して、「白いの」を作ります。これを職員会議に提案して、決まったこと(人の名前)をそこに書き入れていってもらうのです。今日1日で、空白だらけの文書が大量にできあがりました。

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 白いコーヒー牛乳を喜んで買ってきて飲んでいる長女が「これ・・・・・ニセ蝋燭!」などと嬉しそうに見せてくれたものです。どうやら我が家は、こういう変なモンを見つけるとじっとしていられない性癖の持ち主ばかりのようです。

 蝋燭そっくりの見た目と質感なのですが、手に取ってみるとやはりプラスチックだとわかります。内部にはボタン電池と電球あるいはLEDが仕込まれていて、底部をひねると点灯します。

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 これが実にいい感じで、なんとなく炎が揺らめいているような感じがします。真っ暗な寝室にポツンと点る明かり、なんていうのにぴったりですが、残念ながら妻が真っ暗な部屋ではねられない人なので、そうやって楽しむことはできそうにありません。結局これも、ただの変なモン、で終わってしまうのでしょうか。

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 こうやって並べてみると、えっ、どっちも蝋燭?となりそうですが、右の方はちゃんとした実用的なものです。ごくごくありふれた事務用品で、家にも学校にも会社にも、まぁかならずといってよいほどあるものですが、それでいて、普通に売られているものとは違います。

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 ご覧の通り、ただのスティック糊です。Slimと書かれているとおり、普通のものよりも細いのが特徴です。だからといって狭いところに塗りやすいのかというとそれほどのアドヴァンテージがあるわけでもなさそうです。結局、ちょっとお洒落、ちょっと変わってる、というだけのものですね。あと、文具店ではなく雑貨屋で売られていることが多い、というのも特徴かもしれません。

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 学校の先生は年に3回も長い休みがあっていいね、などとよく言われます。たしかに、営業職の人が客先回りをしなくてもいいような、そんな時期ではあるのですが、給料をもらっているのでお休みではありません。特に春休みはせわしくて、土曜日曜返上でも時間が足りないほどですので、気候の良い時期だけに余計に恨めしく思えます。そんな中、少しでも段取りよく、どんどん先取りで仕事をして、今年こそは仕事に追われずに毎日を過ごしたい・・・・・と、毎年のように思っている私なのでした。

2012年3月25日 (日)

外した奈良観光

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 埋めて(?)おいたおやつを掘り出して(?)食べようとしている「くま(仮名)」さん。埋めてある場所はクッションです。固いガムの周りに鶏肉なんかを巻き付けたおやつですが、彼女やル・ボナーの看板犬「チャーくん」の場合、芯になっている部分がガムだと残してしまいます。しっかり本物の骨でないといけないようですが、彼女の場合は埋めておいたものを掘り出して食べるという、ひとつの楽しみ方、遊びなのかもしれません。

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 良く晴れた春の一日、に見えますけれど、実際には風が強く、気合いの入った寒さでした。大阪と奈良を結ぶ阪奈道路のすぐ北側、平城宮跡の一角にある朱雀門です。ここで出会ったヴェトナムからの観光客は、ヴェトナムごとフランス語しかわかりません、とカタコトの日本語で言うのですが、実際、この史跡が何であるのかも知らないようでした。いったい、何を見に来られたのか謎です。

 門の向こうにみえるのは復原された大極殿で、オレンジ色の帯のように見えているのが近鉄特急です。この一帯は国営公園化されることになっているので、国や県は線路も道路も見えなくしてしまおうと目論んでいるようですが、道路沿いに家がある人は移転を余儀なくされます。また、線路を地下化すれば地下水脈に影響を与え、埋蔵文化財、特に木簡などの保存に問題が生じる恐れがあります。

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 住宅と道路については移転・撤去、そして線路についても撤去してしまおう、というのが現奈良県知事の方針(公約)です。もしそれが実現すると、長年住み慣れた土地を離れる人、道路がなくなって通勤通学や日常生活で遠回りを強いられる人がたくさん出ます。

 でも、知事さんは偉いので運転手付きの車で移動しますから、電車がなくなっても困りません。さらには世界遺産の中を走る「邪魔な」電車をなくした人物として、ユネスコに褒められ、歴史に名を残せます。何よりそれだけの大規模な工事をやるとなれば県内の関係業界はおおいに潤います。そこら辺で暮らしている普通の人以外は誰も困らないという、実にけっこうな計画ですね。

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 大極殿の姿を写真に収めるS氏。神戸で開かれたWAGNER関西地区大会に参加したものの、甲子園球場で開かれているセンバツの影響で宿が取れず、やむなく奈良のあばら屋で一夜を過ごす羽目になりましたので、せめてもの埋め合わせにと奈良遊びにお誘いしました。

 空はどこまでも青く晴れていますが、風が冷たいのには参りました。朱雀門からここまで歩いてくる間、冷風に吹かれて涙を流す私を、お母さんの駆る自転車の後ろに乗った小さな女の子が何度も振り返ってみておりました。おっさんが泣いてるのが不思議だったのでしょうね。

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 大極殿の前庭。大きな儀式が行われたときには、この広場に貴族たちが立ち並んでいたのでしょう。位の低い者は後の方だったはずですから、こういう感じで大極殿の方を見ていたのでしょう。天皇の顔はおろか、天皇がいるかどうか、何をやっているかもわからないぐらい離れておりますね。中国の都をモデルに作っただけあって、実に壮大なスケールです。

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 ガラスがはめられていますが、当時の大極殿の全面は壁も何もなく、柱だけだったと考えられているようです。朱雀門や大極殿の最寄り駅は近鉄大和西大寺駅。どちらも入場無料ですが、月曜日はお休みで中に入ることができません。

 例によって、よく知られた観光名所を敢えて避け、ちょっと外したところばかりご案内しましたので、S氏にご満足いただけたかどうかはわかりません。でも、これから季節も良くなりますので、ぜひ一度、奈良へお越しください。東大寺や春日大社なんかは猛烈に混雑しますから疲れてしまいます。ここ平城宮跡なんかへ来られた方が案外良い思い出が残せるかも知れません。

2012年3月24日 (土)

満室御礼

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 甘噛みをする「ちち(仮名)」さん。ですが、いつもと比べて元気がありません。彼女のケージと襖一枚隔てた隣の部屋にお客様が泊まっているのがよほど気になる,というよりは怖いようで、落ち着くまでしばらくの間、じっとケージの前に座って彼女と遊んでやらなければなりませんでした。えらそうに吠えてはいますが、気の小さなところは飼い主そのままです。

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 神戸でのWAGNER関西地区大会を終えて、例によって例のごとく中華料理店で大宴会。それがお開きになった後は、ヘンタイチームAとBとに分かれての3次会となりました。ヘン対チームAは某所で某氏を囲んで和気藹々、ワイワイと盛り上がったことでしょう。

 でしょう、と書くぐらいですので、私はチームBMIの方でした。BMI的に立派な大人が3人とそれほどでもない人の合計4人で鉄人28号に会いに行きました。写真はA氏、いや都合によりB氏が撮影されたもので、金星と木星を従えた鉄人、とタイトルがついています。天に突き出した拳のすぐそばに輝いているのが金星で、ベルトのような赤い帯の左の方に見える明かりと金星とを結んだ線の中点あたりにみえるのが木星なのだそうです。

 てな感じで、鉄人に見とれているところでM氏が「飛行機の時間が・・・」と発言。それを聞いたI氏が車を神戸空港に向けて走らせて無事到着、ここでチームBMIは解散となりました。

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 で、ここからS氏の宿探しが始まったのですが、これが予想以上に難航、神戸を出発して大阪南港まで来ても泊まれる宿が見つかりません。仕方がないので拙宅にお泊まりいただくことになりました。と、なると、明日は自動的に奈良遊びです。明日はどんな変なところへS氏を連れ回して差し上げようかなぁ、なんてことだけは必死に考えてしまいます。

 と、ここまで、犬以外はすべてA氏(都合によりB氏)が撮られた写真で記事をでっち上げてしまいました。あまりにも眠いので本日は以上です。お休みなさい。

2012年3月23日 (金)

ツートップ

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 朝のお散歩から帰ったばかりの二頭。左隅に見えるピンク色のものが水のみ器ですが、意地悪な「ちち(仮名)」さんが、「くま(仮名)」さんに水を飲ませまいと間に割って入っている、という図です。しゃぁないなぁ、この子は、という感じの「くま(仮名)」さんと、意地悪をしているくせに飼い主には愛想を振りまいている「ちち(仮名)」さん。好対照です。

 私の職場、というより勤務する県では、今日が異動の内示日でした。午後1時に県の教育委員会から各市町村の教育委員会に人事異動の内示が発令され、それを持って帰った市町村の各教育委員会が管内各学校の校長に令達して、それから校長は学校に帰り、まずは昇進・転出する教員から順次校長室に呼び入れて異動内容を伝える、という展開です。

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 ストーヴリーグ最大の見せ場、誰もが校長の帰りを待ちわびていたところで、近所のコンビニエンスストアに刃物強盗が入って逃走中、というニュースがもたらされ、学校内は一転して緊急厳戒態勢に。まずは部活動に励んでいる生徒たちを一箇所に集めて点呼した上で、自宅が近い生徒同士でグループを作り、それぞれに教員が二名ずつついて護送しながら帰宅させる、というものものしい事態となりました。

 そうやって生徒を送り届けている間に、校長が帰校。さて関係者に伝えようと職員室をのぞくとほとんど教員がいない、という異常さに驚く校長に教頭が事情を説明し、結局、小一時間ほど遅れての異動内示発表となりました。

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 校長も教頭も今年は異動せず、私も残留。今年は仕事に身が入っていなかったのか、あちこちに片付けなければならないガラクタが山積みの状態でしたので、正直助かりました。世間では私がどこかの教頭になるんじゃないかなどと恐ろしい推測をしていたようですが、そうならなかったのは本当に幸いでした。

 管理職になると責任と仕事量ばかりが増えて、逆に収入は大幅にダウンします。名誉以外には何一つありがたいことがありませんし、平穏無事にお勤めさせていただければ十分なので、管理職試験を受けるようにすすめられても断り続けていました。でもある年、大変に人徳の高い、ものすごくお世話になった校長に諭されて受験したのが間違いでした。今日のような事件が起こったときにてきぱきと指示を出していく教頭先生を見ていると、あぁ、自分にはとてもこんなことでけへん、どないしょ~・・・・・と不安ばかりが募ります。

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 民間企業では組織も複雑ですが、学校は校長、教頭だけが管理職で、それ以外はみな一般の教員です。一時期話題になった主幹教諭も、財政難で配置縮小の方向です。で、生徒が明るく元気に過ごし、先生方も楽しく仕事ができている学校というのは、やっぱり校長と教頭の組み合わせがうまく機能しています。

 今回の人事異動では、校長をはじめとする幹部クラスの教員がごっそり異動になるという学校もあったようです。うまく歯車が噛み合わなかった学校については人事の刷新で何とか復活をはかる、というところなのでしょうが、結果を出せなかった当事者にとってはさぞ無念であったことでしょう。肌に感じる風は日ごとにあたたかくなってきますが、お花見なんてとんでもない、1年で一番の勝負所、という季節がまたやってくるのです。

2012年3月22日 (木)

深く、静かに・・・

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 いつものように寝姿の「くま(仮名)」さん。両の前脚の間に顔を突っ込んで寝ていたのですが、ふぅ~っと大きな息をして顔を出しました。飼い主もおつきあいをしてうたた寝をしていたのですが、その間にみた夢がとてもリアルで、かつ不可思議なものでした。

 山深い駅の待合室。駅員さんは一人いますが、出札窓口の小さな開口部からその存在がうかがえるだけで、全体像はわかりません。そこで私は、待合室に備えつけられたチラシを手にとって読み始めるのですが、その内容が「山に抱かれて、静かに眠る。」なのです。

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 ものすごく山奥の寒村に「霊園」があって、そこで眠りませんか、というのがチラシの内容です。今私がいる駅からその「霊園」までの、詳しいような訳のわからないような地図がありました。思い出せないのですが、はっきりと地名も書かれていたように思います。そういう山深いところに、「しっかりとした箱」を置いて、その中で眠るということでした。

 夢の中でしっかり存命している私は、そのチラシの「霊園」がいたく気に入って、もうここしかない、などと思っていました。タイミング良く、姿の見えない駅員さんもなぜか写経を始めます。なんで姿が見えないのに写経をしているとわかったのか、それはわかりません。

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 そうこうするうち、電車が来たので、乗り遅れまいと走る私に、駅員さんが「こっちからどうぞ」と業務用の通路を指し示してくれて、そこを通って車内の人となる私。この電車が、南海の21000系ズームカーなのですが、それにしては車内がだだっ広く、ロングシートもあちこち取り外されているというけったいなもの。とりあえず、空いている席に座りました。

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 それからの電車の走行シーンは、まるで鉄道のそれではありませんでした。マチュピチュの遺跡へと登るつづら折りの道にそのままレールを敷いたような、アプト式車両でも登れないような急峻な線路をかなりの速度で上っていくのです。モデルとなった(?)南海高野線は最高速度37キロですから、これはあり得ない・・・・・というあたりで目が覚めました。

 夢の話を聞かされることほど苦痛なことはありません。語っている本人にとっても訳のわからない話なのですから。この夢、心理分析でいくとどういうことになるのでしょうね。

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 さて、先ほどから登場しているのは、いつもネタを提供してくれるありがたい同僚からのいただき物。ナイトメアーの話だからというわけでもありませんが、ナイトホークです。明日は人事異動の内示日でして、ここをめざして教育委員会事務局の担当者はそれこそ寝る間も惜しんで人事異動の作業を進めてこられたのでしょう。それも、人事のことですからすべてを秘密裏に進めなくてはなりません。数年前には担当者が自殺してしまったこともありました。やりたくない仕事の上位にランクされるもののひとつでしょうね。

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 もし明日、「あんたは異動でっせ。」と言われた場合、今月中に身辺を整理して次の職場へ移らなくてはなりませんが、そうなると片付けと引き継ぎがものすごいことになりそうです。24日のWAGNER神戸に参加する余裕もなくなってしまいますね。面倒くさいから、というただそれだけの理由で、今年は留任できることを願っておりますが、思い通りにいきますかどうか。ひょっとしたら、訳のわからないややこしい夢は、そういう心理状態を表していたのかも知れませんね。

2012年3月21日 (水)

課題出揃う

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 寝ぼけ眼でこちらを見ている「ちち(仮名)」さん。年度末進行で飼い主の帰宅が遅いので、ついつい眠り込んでしまうようです。こちらとしても深夜に鳴き叫ばれては困るので、寝ぼけている間にヨシヨシと撫でてやってすぐに視界から消えるようにしています。

 3学期末は年度末でもあるので、2つの成績を算出・提出しなければなりません。ひとつは1学期や2学期と同じ、3学期分の成績で、もうひとつは年間を通じた成績。この年間を通じた成績は「指導要録」という書類に記載されて、生徒の卒業後も5年間、学校で保管されます。

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  私は成績を出したのに、いつまで経っても一覧表が出てこないのはどういうこっちゃ、と憤っている人がいたので、ほんとにすみません、まだ成績を出してくれていない人がいるのですよ、と答えましたら、私の出した分だけでもプリントアウトしてくれないと確認できない、とたいそうおかんむりでした。でもね、全部の成績が出そろってからでないと一覧表は印刷できないのです。あちこち抜けている一覧表を印刷しても、結局それを廃棄することになります。

 でもそういうことは、実際に携わったことのない人にはまったくわからないことであるようです。自分が成績を算出して係に渡せば、その瞬間に一覧表が出来上がる、というようなことを本気で信じている人もいますし、3学期の成績だけ出して年間の成績を出さないまま休暇をとって海外旅行に行ってしまった人も過去にはおりました。そう考えると、一芸に秀でて長けることも大切ですが、さまざまな分野の仕事を経験していくことも意味深いものだと思います。

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 ペン先の何ともいえない曲がり具合がおわかりいただけるでしょうか。「実はゆうべ、インク瓶の底にぶつけてねぇ・・・」なんて話を聞いたさる方が修正を試みてくださったものです(頼んでいないのですが)。聞けば、ボールペンなんかだと100%修理できていてとっても器用なんだそうですが、萬年筆については一度も使ったことがない、ということでした。

 萬年筆の修理に長けた師匠が対象物をはさむ部分にギザギザのないラジオペンチを必死に探し回った、という話もあるほどなのに、このペン先には思いっきりギザギザが刻まれております。これはもう、どうしようもないところまでいってしまっているのかもしれません。同じ筆記具の修理だからといって、ボールペンの曲がったのを直すようにやられたんでは参ってしまいます。

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 次世代の調整士を目指す若い人にとっては、まさしく生贄ですので、存分に遊んでいただければと思います。まったく知識のない人にもて遊ばれたにしては、まだペンポイントも残っておりますし、ペン先が傷だらけでも実用には差し支えありません。はたして、死の淵から戻ってくることができるのでしょうか。今、このペンで字を書くと、その書き味を思い出して夜中にうなされそう・・・・・です。

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2012年3月20日 (火)

期限切れ

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 見事な白足袋を履いた「くま(仮名)」さん。私が子供の頃は、犬を飼うといえば拾ってきたりもらったりした犬と決まっていましたし、子犬が産まれたからもらってくるというときに、こういう白足袋を履いた子や、四つ目といって目の上に眉毛のような模様がある犬は敬遠されたものです。けれど、彼女は白足袋に四つ目とフル装備。ペットショップで血統書のついた犬を買うのが当たり前になった今だからこそ、と思います。

 彼女の右耳は相変わらず赤いままですが、内服薬と点耳薬の効果が出てきたのか、少しずつもとの色に近づきつつあります。忙しかったのでなかなか獣医に連れて行けず、1週間ほど薬が切れてしまい、その分、治るのが遅れたということになるのでしょう。彼女には気の毒なことをしました。

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 その昔、HP-100LXを持ち歩いていた時代に大いに活用したソフトでNextTrainというのがあります。名前を聞けばひれ伏してしまうような大御所がお作りになったソフトで、あと何分何秒で列車が発車するのか、ということを表示するカウントダウン時刻表です。

 時は流れて、腰につけるパートナーがiPhoneになっても、同じようなソフトが手放せません。名古屋大学河口研究室が行っているLocky.jpというWiFi情報収集プロジェクトの一環として産まれたアプリで、NextTrainと同じフォーマットのデータを使ってほぼ同等の動作をするものです。当然のことながら、時刻表データが必要になるわけで、全国各地の有志が作ったデータがサーバにアップロードされ、それをみんなで利用させてもらう、という形になっていますが、春の時刻改正シーズン、旧くなって有効期限切れとなったデータが大量に出てきております。

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 こちらも愛用(?)の薬袋。残念ながら(飲み忘れて残った)メトグルコが少々残っているだけで、主力兵器であるアマリールやアクトスの姿がありません。2月の終わりに薬が切れて、医者に行かなくてはと思いつつダラダラと日を過ごしてとうとう1月。この次、血を採って検査をするときにはきっと素敵な値が出ることでしょう。

 思えば一昨年の11月から昨年の5月まで、毎週月曜日の診療に合わせて病院に行くことがなかなかできずに薬を切らしていたことがあって、半年ぶりに血を採ったらものすごい数値が出て医者から電話がかかってきた、ということがありました。今回は1ヶ月ですからまだましな方ですが、やはり生活習慣病ですから定期的に診てもらってしっかり薬を飲まないといけません。

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 明日こそは医者に行くぞ、という固い決意のもと、夕食は抜き。一食抜いたぐらいでは体重も落ちないし血糖値も下がりませんが、一応、検査前日のお約束です。ありがたいことに、時刻表のデータを作るのにハマっているので、空腹感もありません。断食をしているときに大切なことは、「食べてはいけない」と考えないことです。「いつでも食べていいけど、もうちょっと記録を伸ばしてみよう」という気持ちの方がうまくいくように思います。これまでの最長記録は1週間でしたが、さすがに最終日になるとチョークを持つ手が震えました。

 実は昨日、医者に行って薬をもらおうと休暇を取ったのですが、ものの10分もあれば終わるような仕事を午前中いっぱいかかっても終わらせてくれなかった人がいて、結局職場を出ることができないままお昼になってしまいました。平日の午前中に医者に行ける日としては、明日がラストチャンス。その先はゴールデンウィーク明けまで医者には行けそうにありません。不思議なことに、休暇届も出して、さぁ行くぞというときに限って「ちょっと待って、これ・・・・・」とか言って急ぎでもない仕事を持ち込んでくる人がいます。なので明日は、授業が終わっても職員室へ戻らず、教室からそのまま校門をめざす、という作戦しかありませんね。

2012年3月19日 (月)

課題

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 あれっ、「ちち(仮名)」さんがいない・・・・・と、一瞬本当にそう思いました。単に立てたトイレトレイの陰で寝ているだけなのですが、あれだけやんちゃな犬がケージの中にいない、これは大変と、犬のことではなくて、家の中がどんなふうになるか・・・・なんて心配をしてしまいました。

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 で、心配もしてもらえなかった彼女はこんな風に丸くなって熟睡中でした。あまりに静かだったのでいないと思われるのはよいとして、そのこと自体を心配してもらえないとは、なんとも可哀想な犬、ひどい飼い主です。

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 ハイテク調整士wavioさんに続く次世代の調整士育成にいくらかでも寄与したい、という思いで、いくつか課題を用意してみました。メインとなる課題は職場に置き忘れてきましたので、まずは自宅にあるものから、丸善のセンチュリー。プロフィット80タイプで金属軸という恐ろしく重たいペンで、手に入れてまもなく落下させてしまったものです。

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 おぼつかない手つきでペン先を抜き、ある程度までは修復したものの、所詮は不器用なオッサンのやることですからこの状態です。とりあえず不自由なく字が書けるようになっておりますが、まずはこれを完調にする、というのが課題です・・・・・という建前での修理依頼です。それでも生贄の覚悟はできておりますのでお許しいただきたいところ。

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 そして、職場に忘れてきたPILOT823が次の段階で、その次にチャレンジしていただきたいのがこちらのM800です。かなり前に記事にしたペンですが、14c太字のペン先が見事にぐにゃりと曲がっている、取り組みがいのありそうな課題です。

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 何でこんな時だけバッチリ撮れるんでしょうか。普段はうまく撮れないペン先がこんなにきれいに写るなんて皮肉すぎます。これもまた生贄という覚悟で託します。煮るなり焼くなりお好きになさってください。この2本に823を加えて、24日の神戸でお渡ししようと思います。腑分け師系の調整士がうまく育ってくれるようにと願いを込めての課題ですけれど、私自身がペンを落とさずにしっかり持てるようになること、これが一番の課題なのかも知れません。

2012年3月18日 (日)

雨の日曜日

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 気持ちよさそうに寝ているので、長女に撮ってもらいました。7歳という年齢もあるのか、何もなければひたすら寝ている「くま(仮名)」さん。元気がないわけではなくて、あ、これはいける、というところではエネルギー炸裂、思いっきり遊びますので、あぁまだ大丈夫なんだなと安心します。愛犬が歳をとっていくのは本当に辛いですね。いつまでも元気でいてほしいものです。

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 コンビニエンスストアのレジ付近には危険がいっぱいです。これなんかも以前から知っていた商品なのに、賞味期限が近くなって「おつとめ品」なんてことで並べられていると、つい手を出してしまいます。こんなちっちゃいチキンラーメンだと、おやつにもならないので買う意味はないのですが、つい釣られてしまうのが弱いところですね。

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 人類は麺類、な人にとっては、まさしくこれ、お茶を飲む感覚でチキンラーメンをすすってしまいそうな商品です。そういう人は飲み物だってがぶ飲み系でしょうから、付属のカップもエスプレッソコーヒーを淹れるカップぐらいの感覚になるでしょう。

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 左の女の子のヒヨコ、あまり見かけませんでしたが、最近出てきたのでしょうか。頑張ってキャラメイクをしたのでしょうけれど、やはり真似っことか派生ものというのはオリヂナルを越えられない、ということを実感させられます。

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 実際、私の身の周りでオリヂナルを越える迫力を持っているもの、といえば、思い浮かべられるのはあの人、広島の二右衛門半しかおりません。二右衛門マスター継承順位こそ2番目ですが、二右衛門半という名前に恥じないトビっぷり。かび臭いガラスケースから逸品を引っ張り出したりする嗅覚や、体中にある4次元ポケットから妖しい萬年筆を次々と繰り出す技は広島半オリヂナルです。WAGNERの大会に参加するたび、奥様が風呂を沸かしてご帰宅を待っている、という逸話も真実だと思えてきます。

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 チキンラーメンは国民食と行ってよいほどの人気を誇りますので、こういう製品も出てくるのでしょう。ポテトチップスといえばカルビーのイメージが強いですが、湖池屋はなかなかにマニアックな製品で攻めてくるので注意が必要です。実際、お気に入りのポテトチップスを調べてみるとそのほとんどが湖池屋の製品でした。社名にみずうみ、と入っているところに危なさが感じ取れますね。

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 日曜日はだら~んとしてしまって、萬年筆並べて写真撮る気も起きません。日曜日ならではのお馬鹿な話題で・・・・・と締めくくろうと思ってふと気づいたのですが、最近はこんな馬鹿なネタばっかりなのでした。今日は若草山で「YAMATO超人ナライガー」のイヴェントがあったのですが、雨なので参加できませんでした。ナライガーに関しては、そのうちに情報をお届けしようと思います。

2012年3月17日 (土)

シンクロ率数百%

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 ケージの上にのっているのはイチゴのおもちゃです。噛むとピューピュー音がするものでしたけれど、笛の部分がかみ砕かれたのか、今では音がしないただのイチゴになりました。雨模様の休日など退屈しているときには、ケージの近くに人が寄ってくるとこのイチゴを咥えて立ち上がり、ケージの外にぽとりと落とします。それを拾って投げ入れてやると、また同じことを繰り返す・・・・・で、いつしか獰猛な獣になっていくわけです。

 彼女はまだ十分に慣れていないこともあって、ケージの外でウロウロしているときに気分が高まると放尿してしまいます。なので、ケージから出して遊ばせるときは時間限定で、一定の時間がたつと「ハウス!」になります。少しずつでも慣らしていって、いずれはいつもケージの外でウロウロ、という状況にもっていきたいのですが、まだまだ先は長いようです。

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 あれ、この間も出てたペン・・・・・ボルギニ作、住友林業の記念萬年筆です。某オークションに出ているのを見つけて入札するも、何度もオーヴァービッドをくらってついに断念。そのすぐ後に、WAGNERの地方大会で出会った人の良さそうなおぢさんが持っているのを見て、降りたことを激しく後悔したのでした。ブライヤーと銀、好きなモンばっかりの組み合わせです。これで金ペン先だったらもっとよいのですが、危険な改造はしない主義ですのでそのままです。

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 精密な萬年筆スケッチで知られる人の良さそうな(実際、すごく良い)おぢさんから譲っていただいたのがこちら。けっこう気合いの入った紙箱に入っているのは、これまた気合いの入った木箱。なかなかにたいそうなペンです。

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 箱を開けると、またもたいそうなことにフタの裏側にも何やら字が彫ってあります。そして肝心のペンは、我々日本人の感覚からいうと笑うしかないもの。確かに手が込んでいますけれど、簡素を旨とする日本文化とは相容れません。日光東照宮の陽明門みたいな外観です。

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 以前にも書きましたように、このペンはどうでも良くて、ここに入っている竹簡が欲しかったという、なんとも変な趣味趣向の私。この竹簡には、いわゆる三十六計がかかれているのですが、漢字ばっかりでよくわかりませんし、結局、あんまりよそで見たことない変なモンだから、というだけの理由でした。

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 松江でパーカー50のセットを買い求めたのと同じ日に、このペンの前オーナーも同じペンをオークションで落札されたのだそうです。カブってますねぇ。そういえば、名古屋でのWAGNERで初めて二右衛門マスターにお会いしたとき、オークションで競り合って最後は降りたというペンが何本もコレクションに入っておりました。二右衛門マスターと白髪猫さん、このお二人とシンクロ率の高い私の趣味趣向って・・・・・・考えるのも怖いのでやめておきます。

2012年3月16日 (金)

幻のお菓子

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 犬好き、猫好きな人の中には少なからず「肉球好き」がいるのではないでしょうか。犬や猫にしてみれば大切な部分なので、触られるのは迷惑千万なのでしょうけれど、飼い主にしてみればプニプニと何とも気持ちが良く、ついつい触って遊んでしまいます。しかしこの部分は怪我をしてしまうと縫うことができず、実は大変デリケートな部分でもあります。「くま(仮名)」さんの肉球は「ちち(仮名)」さんのそれよりも厚くてかたいので、触り心地はさほど良いものではありません。

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 幻のお菓子のひとつ、じゃがポックル(の空き箱)です。先週土曜日に松江の一畑百貨店で購入しました。同店では北海道物産展が行われていて、その関連企画として、催し物会場とは別に、1階入り口の一等地で販売されていました。

 山陰地区でこのお菓子が売られるのは初めてのことだそうで、 お一人様3箱まで、1日限定500箱、ということで売られていましたが、土曜日の夕方でもまだ買うことができました。このお菓子の知名度自体、松江ではそう高くなかったのかもしれません。

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 対して我が家における知名度は相当なもので、限度いっぱいの3箱を買ってきて1週間、すでに箱だけしか残っていないという状況です。我が長男は全身の8割以上がジャガイモでできてるんじゃないかというほどの芋人間でして、そんな奴がじゃがポックルを見逃すわけがありません。結局、私自身は箱を開けてお菓子を拝むことなく終わりましたが、そもそもじゃがポックルはオマケ。本当はこいつを買ったのだと思えば納得です。

 質感はなかなかのもので、黒い糸でつくられた手足と、幼稚園児が描いたような目と口がなければ、「お、じゃがポックル」と口に運んでしまいそうな仕上がりです。こんなものひとつでいいのに、単独バージョンとペアバージョンがあるといって両方求めてしまうあたりがダメダメですね。

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 じゃがポックルを買う人がついでに手に取ってくれることを期待して一緒に並べられていたので、思惑通りに釣られてみました。そのまんまのネーミングが素敵ですね。私は味覚音痴ですので、別段,北海道限定のこれでなくても普通の堅焼きポテトチップスで十分、でしたが、味覚のわかる人にはよいのかも知れません。

 結局、松江には行ったものの、お土産は北海道のお菓子だけ。これでは奥様に簀巻きにされて大阪南港に沈められてしまうので、東京へ帰る人を送った出雲空港でお土産を追加購入して、何とか体裁を整えたことでした。

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2012年3月15日 (木)

9回目

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 飼い主が帰ってきたので伸び上がる「ちち(仮名)」さん。さぞ退屈だったのでしょう、トイレ用のトレーは分解してしまい、中に敷いてあったシーツをビリビリに引き裂いてしまっています。もともと狩猟犬だった柴犬ですから、ものを噛んだり引きちぎったりするのは仕方のないことでしょう。

 今日は卒業式。200名近い生徒が卒業証書を授与されて旅立って行きました。10年前には学級担任として、緊張に震えながら生徒の名前を読み上げていたのですが、その翌年からはずっと式の司会進行をやってきて、今年で9回目。本当なら、ぶっつけ本番でも上手にできて当然のはずでした。

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 今月のちょこちょこ、ひとつはこの「ふわふわメッセージカード」です。ふわっとした雲の形の小さなカード、500円玉が乗るくらいの面積ですので、ちょっとしたメッセージを書いてプレゼントなどに紐でくくりつけておく、というような使い方をするものでしょう。

 今日の私の司会は、実にふわふわで、地に足のついていないものでした。生徒や保護者、来賓など、式に参加してくださった皆さんがしっかりしていたので何とかなりましたが、脇の下に嫌な汗をじっとりとかくような2時間でした。

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 同じく、ふわふわレターセットです。雲や風船など、ふわふわしたものが描かれた便箋と封筒のセット。これも、あまりたくさんの言葉を書き込むようには作られていません。卒業していく生徒たちから、このぐらいのレターセットに書かれたメッセージを何通か貰いました。この仕事をやっていて良かったなぁと実感する瞬間のひとつです。

 そうやってメッセージを貰ったりすると、余計に司会の下手さが悔やまれます。同じことを9回もやっていて上手にできないのは論外。この春、もし異動となれば、これが最後のチャンスだったということになります。もし次があれば、この次こそ完璧にやりたいものです。

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 卒業といったら卒業アルバム。記念のメッセージを集めようと卒業生たちはあちこち駆け回ります。今月のちょこちょこに入っていたこちら、「オーベンのお写真ボールペン」はそんな用途にぴったりでしょう。ツルツルの写真の表面にしっかりと書ける、そんなボールペンです。

 開けて明日は公立高校の合格発表。例年の如く悲喜こもごもの光景があちこちで見られますが、それが終わると本格的な年度末の〆の時期。今度は職員室にも、別れと、そして新しい出会いがやってくるのです。

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2012年3月14日 (水)

天下盗り

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 最近は寝ている写真ばっかりの「くま(仮名)」さん。それもこれも、飼い主の帰宅が遅いせいなのですが、明日の卒業式が終われば多少は余裕が出てくるかと期待しているところです。今の職場に長くいる私は異動の可能性もあって、もしそうなると10年分のガラクタを2、3日で片付けてしまわなくてはなりませんので、余裕どころではなくなってしまいます。春は別れと出会いの季節です。

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 先日訪ねた出雲大社の神楽殿。この大注連縄に硬貨を投げつけてワラの隙間に刺さるといいことがある、と勝手に信じられていて、皆さん注連縄の下から10円玉を投げあげています。同行した方に「萬年筆投げて刺さったらいいことあるんじゃないですか?」なんて適当なことをいって煽ってみました。「筆記具よさらば」とか、「誰がためにペンは飛ぶ」なんて言いながらオレンジ色のモンブランを投げてくれることを期待しておりましたが、さすがにそれはありませんでした。

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 高さ50メートル近くはあったという古代の出雲大社本殿は、それだけで東大寺大仏殿クラスの建物を支える柱にできそうな巨木を三本束ねて柱としていた、という伝承は、発掘調査によって裏付けられました。柱の遺構が出てきた場所は埋め戻されていますが、地面に描かれた赤い3つの円が、ここに心柱があったんだよということを示しています。

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 有名なこのペンをゲットしたぞ、とピースサインをしているこの人。こちらにも、松江でのWAGNER大会のキーワードは天下盗り、と書かれていますが、天下を盗ったんではないかと噂されていたのが写真の人物です。トレードマークでもあるお薬の名前が入ったTシャツは耐用限界に達しているようで、今回はごく普通のお姿。天下を盗った記念でしょうか、改名されたという噂もちらほら聞こえてきます。次回の神戸、あるいは東京でのペントレあたりでその真価を発揮するのではないか、と一部で期待が高まっております。

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 出雲大社にお参りした以上、鉄っちゃん的にはここは外せない、という場所が旧大社駅跡。かつては出雲市からここ大社まで運行されていたJR大社線ですが、廃線からすでに20年以上の時が流れております。行き止まりになった線路の先には出雲大社の大鳥居をのぞむことができます。また、宮殿風の木造駅舎は重要文化財として保存されています。

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 実際、ここで降りたお客さんが出雲大社に参拝するには相当な距離を歩く必要があり、一畑電鉄を利用する方がよほど便利です。かつては京都・大阪方面からの直通列車も運行されていたというのが信じられないほどですが、自家用車がそれほど普及していない時代、少しぐらいの距離を歩くのは当たり前でしたから、それで良かったのでしょう。むしろ、駅と出雲大社がある程度離れていた方が、その間にあるお店が潤うというものです。

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 この日は時折雪が降るような天候で、吹きさらしの駅でウロウロしているとすぐに耳が痛くなるほどでした。それでも遊び足りないオヂさんたちは、ここからさほど遠くない日御碕灯台を目指したのですが、さすがに寒風吹きすさぶ中を上まで登る気力も体力もなく、あぁここかと景色を見ておしまいでした。歳をとると、本当に何でもかんでも面倒になってしまうのだということを実感した旅でもありました。

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2012年3月13日 (火)

忘れられかけたペン

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 今日はもう疲れた、とお休み中の「ちち(仮名)」さん。とはいえ、あまり近くでごそごそやっていますとガバッと起き上がってきますので、そぉ~っと撮影したらすぐに退散、というのが鉄則です。我が家は立派なウサギ小屋ですから、夜中に鳴かれるとご近所に迷惑をかけてしまいます。特に我が家のお向かいは筋金入りの犬嫌いなので注意が必要なのです。

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 土曜日曜は松江に行くので先に記事を書いておかなければ・・・・・などと思っていながら、結局金曜日は日付が変わる頃に帰宅したので、金曜と土曜、2日分の記事を書くのがやっと。ミッキーマウスの飾りがついたこちらのペンをネタにしてもう1本書こうと思っていたのですが、朝の4時に出発するというのを思い出して2時前に寝てしまったためそのまま放置。日曜、月曜と松江のことをネタにして・・・・・という中で、危うく写真だけ撮って忘れ去ってしまうところでした。

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 ただミッキーマウスの飾りがついているというだけで、特に何ということもない鉄ペン先の萬年筆です。ボディにMickey Mouseの文字、ペン先にはおなじみのミッキーマークが刻印されていて、ミッキーマウスをかたどったチャームがついている、というだけのペンです。3000円というけっこうなお値段がついているのは、やはりロイヤリティの関係でしょうか。

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 クリップもありませんので、女子学生とか若い女性とかがペンケースに入れて持ち歩く、という使い方が想定されているのでしょうね。日本では男の子は青とか黄色、女の子は赤とかピンク、なんていう「ジェンダー」が一般的ですが、青系統の色を好む女性もけっこう多いように思います。実際我が長女も小さな頃から水色が大好きで、遠足に持っていくリュックサックも水色でしたし、ニンテンドーDSも水色です。

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 金鍍金の鉄ペンですけれど、さすがはプラチナ、まずまずの書き味です。贅沢を言わなければ、さすが萬年筆、滑らかさが違う、なんて言いながら愛用することでしょう。そう考えると、ペン先調整の上手な人が身近にいて、常に書き心地の良いペンを使えるという人はむしろ不幸なのかも知れません。そういう人は、手にするペンがみな書き味に不満あり、になる可能性が高いのですから。

2012年3月12日 (月)

松江大会・2

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 起きてよし、寝てなおよし、結局何でも良いから可愛いという、まぁ親ばかですけれども、「くま(仮名)」さんが丸くなって寝ている姿は実に可愛らしいものです。今日は成績交換の日でしたので、あえて最後の一人になるまで職場に残っていたのですが、残念ながら成績が出そろわなかったため次の仕事には移れずじまいでした。それとわかっていたらもっと早く帰宅したのですが、これもまた、自分の段取りの悪さが招いたことですから仕方ありません。

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 松江の名店、中屋万年筆店のすぐそばには天神様があって、その前の道に立って北を望むと山陰合同銀行の建物が見えます。そしてその隣にあるのが原文タイプさんが運営する文房具店、パピロ21です。ネットなどで一生懸命調べて、ほぉ、げんぶんたいぷ・・・などと思っていたら大間違い。はらぶんたいぷ、なのです。ここ、大事なところです。テストに出るかもしれません。お店のイメージカラーは黄色なのでしょうか、手提げ袋も黄色なら、記念品としていただいたタオルも黄色です。

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 このお店のガラスケースに入っている萬年筆は実に多彩なラインナップ。それだけに、まずは自分自身の知識をしっかり整理しておくことです。ケースの中に見えたものが粗銅いう意味を持つモノなのか、ということがわからなければ選びようがありません。

 こちらのケースには、パーカー50と書かれた値札がついておりました。ファルコンという名前の方が有名なので、パーカー50と書かれてもピンとこない人も多いのでしょう、なんとボールペンと万年筆のセットが残っておりました。

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 舶来ものだけでなく、国産各社の萬年筆も、現在は仕様が変更になっているけれどかつては・・・・・なんてモデルがさりげなく並んでいたりします。3年前にお邪魔したときにはこのセットはありませんでしたから、奥から出してきてケースに並べられたものなのでしょう。その辺もまた、このお店の魅力のひとつです。

 同じケースの中には、3年前に見た、オレンジ系マーブルの軸を持つスティピュラのダヴィンチがまだ鎮座しておりましたが、3年の間に軸が真っ黒に変色しておりました。ひょっとしてあの軸はエボナイトか何かだったのでしょうか。

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 ボールペンの方はボディの上半分全体がノック部分になっているもので、先端は萬年筆のペン先と同じようなイメージになっています。このパーカー50、黒マット軸もあったはずなのですがいまだに出会えておりません。けれども、もし出会ってしまったら・・・と考えると、出会えていないことを幸せに思うべきなのかも知れません。

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2012年3月11日 (日)

松江大会

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 こうして見ると、やはり可愛い「ちち(仮名)」さん。最近は少し餌を残すようになりましたので、換毛もほぼ終わったようです。一晩留守にした飼い主が帰ってくると大騒ぎで迎えてくれましたが、それが一段落するとこの通り。あとは静かに眠るだけです。

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 自宅を土曜日の朝4時過ぎに出て、京阪本線の守口駅、JR山陽本線の東加古川駅、そして岡山駅を経由して人を拾いつつ、目的地のJR山陰本線松江駅に到着したのが午前10時30分。天候もまずまずで、心配していた雪もありませんでした。

 道中、何度かSAなどで休憩をとりましたが、どうせこんなモン好きなんやろ、と同行者が買ってくれたのがたこ焼き味のプリッツ。なかなかおいしそうです。

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 松江には中屋万年筆店とパピロ21があります。長崎のマツヤ萬年筆病院も、そのもとをたどっていくと松江に行き着くというほどで、萬年筆好きなら一度は訪ねておくべき街です。過去に3回ほど行きましたが、いずれも夏のことで、この季節の松江というのは始めてでしたが、冬は冬で落ち着いた雰囲気のある街でした。

 そして、松江といえばやはり一畑電鉄。その起点は松江しんじ湖温泉駅ですが、百貨店はJR松江駅に隣接しております。WAGNER山陰地区大会はなかなかに盛況でしたが、2次会は地元の方抜き、となってしまったのは残念なことでした。

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 みぞれ交じりの天候の中、私たちを見送りに外まで出てきてくださった店主ご夫婦です。久保店主は以前お会いしたときより若返られたかのような印象。あまり嬉しくはないことですが、ご近所が火事を出したとばっちりでお店の方も若返っております。全部修復するのには3ヶ月ほどかかったそうですが、不幸中の幸いでお店の方にはほとんど被害がなかったそうです。

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 なかなかにおしゃれなドアの飾りです。このあとパピロ21にもお邪魔して、前々から探していたものを手に入れてしまったのですが、長くなりますのでまた明日。

2012年3月10日 (土)

「特認」終了?

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 スネたような感じで寝そべっている「くま(仮名)」さん。髪の毛を振り乱してうたた寝しているのは花も恥じらう年頃の長女です。「くま(仮名)」さんはケージから前脚を出したりキュンキュンと鳴いてみたり、あの手この手を繰り出してみたのですが、何をやっても大好きなお姉ちゃんが起きてくれないので拗ねてしまった、というわけです。

 今日3月10日は東海道・山陽新幹線全通記念日。折しも今日の午後、鹿児島から岡山まで「さくら」に乗って飛んできた非行いや飛行少年がいたそうですが、鹿児島中央まで線路は繫がったものの、JR東海にとっては直通運転のデメリットの方が多いのでしょう、東京から鹿児島中央まで直通という夢のような列車は実現しておりません。

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 昭和34年の15号台風、いわゆる伊勢湾台風による被害で、近鉄名古屋線はほぼ全線で道床が流されて普通となりました。名古屋線は軌間1067ミリで、同じく1435ミリの大阪線とは直通運転ができなかったのですが、どうせ復旧するんならゲージを揃えよう、という佐伯社長の英断があって、今日の姿があるというわけです。

 大阪~名古屋間を直通する列車は、名古屋線と大阪線の接続駅である伊勢中川駅でスイッチバックしなくてはなりません。大阪線、名古屋線ともに、伊勢方面に向かって伊勢中川駅へ進入する配線になっているからです。

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 これを解消するために設けられたのが中川短絡線。写真の路線図、川合高岡駅から右斜め上、桃園駅へと繫がっている線です。定期列車でここを通過するのは大阪~名古屋間を直通運行される特急列車のみです。鉄道車両には明確に前後ろの区別があって、大阪線、名古屋線から山田線に入ってくると向きが揃うようになっています。

 大阪から名古屋へ中川短絡線を通って直通した列車は、そのまま逆ルートをたどって戻る必要があります。大阪~名古屋~伊勢志摩~大阪なんて順に走ると、車両の向きが反対になってしまうのです。この状態を逆相と言い、たまたまそういう状態の列車を見つけると鉄分の多い人は狂喜乱舞します。

 名阪直通特急のうち、毎正時発の「ノンストップ」特急には2人の運転士が乗り込んでいて、途中この中川短絡線で交代します。気をつけてみているとわかりますが、名古屋線内で車掌業務をしている人の胸には「運転士」の名札がついています。この人は大阪線担当の運転士さんで、津をでるあたりまで車掌業務をしてから運転席に入り、短絡線通過中に運転席につきます。交代した名古屋線の運転士は、ここから大阪まで車掌業務に入ります。

 今月20日のダイヤ改正から、これまで名阪ノンストップ特急といわれていたものがすべて津に停車するようになるため、 陸運局特認のこの交代風景も見られなくなりそうです。中川短絡線そのものがより曲線半径の大きな新線につけ変えられましたので、津に停車するようになってもアーバンライナーの所要時間には変化がありませんが、またひとつ、おもしろいもの、変なものがなくなってしまうことにさびしさを覚えずにはおれません。

2012年3月 9日 (金)

おしり

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 くつろいだ様子でこちらを見ている「ちち(仮名)」さん。お尻のあたりをよく見るとブレているように見えるのは、さかんに尻尾を振っているからです。朝夕の散歩に餌やり、退屈そうにしているときの遊び相手と、飼育係の長女はそれとなく世話をしてくれています。ちょっとみたところでは、何か冷たいなぁ、もうちょっとかまってやればいいのに・・・・・なんて思いますけれど、「ちち(仮名)」さんが長女を慕っている様子からその絆の強さがわかります。

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 昨日アップデート後に無限ループに陥り、朝方までかかってようやく復旧できたiPhone4Sですが、使えるようになってみると実に快適です。カタカナ英語だけしか通じなかった英語版SIRI子さんと違って、日本語版はちゃんと(?)遊べますし、ある程度使えます。

 「明日の松江の天気は? 」と呼びかけたときの反応がこんな感じ。まずまずのお天気のようですし、気温もさほど低くはなさそうです。松江に一泊して日曜日は出雲大社参拝、と思っていましたので、続いて「明後日の出雲市のお天気は?」と聞いてみました。

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 私の下の名前を呼び捨てにして、そのくせ申し訳ありあせん、なんて言ってます。下の名前をしっかり知っているあたりは某ケロリンさんより斜め上行ってますね。同じくiPhone4Sお使いのしげお兄ぃには是非ともアップデートしてSiri子さん使ってみてもらって、下の名前を認識してるかどうか試してみて欲しいところです。

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 島根県の中部とか西部とかに変えて質問してみると、場所としては松江を想定しているようで、日曜日は雨だから傘がいりますよというお答。なかなかのものです。そもそも、松江と出雲、道さえ空いていればそんなに時間はかかりません。「益田」で試してみたところ、「ごめんなさい、増田がどこにあるのかわかりません」と謝ってくれました。

 子ども達にはいいおもちゃですね。関西弁で話しかけたりいろいろ遊んでおりました。

「あんた、わしの歳わかるか?」なんて聞くと、「Hunterの都市はわかりません」なんて答えるので、いい暇つぶしの相手になります。ここしばらくの間、いろいろと話しかけてはおもしろがる、という怪しいおっさんになりそうです。

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2012年3月 8日 (木)

apple地獄

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 あぁしんど、私、もう疲れたわぁ,とでも言いたそうな「くま(仮名)」さん。しかし実際、疲れているのは彼女ではなくて飼い主の方、ひとつも体を動かしていないのに猛烈に疲れました。なので今日は更新しないで寝ます・・・・・と言いたいぐらいです。

 昨夜はさっさと寝てしまったので、朝起きてからニュースをチェックして、これはさっそくiPhoneのOSをアップデートしなくては、と思ったものの、サーバがいっぱいいっぱいなのでしょう、何度試みても失敗。とりあえずそのまま出勤して、授業をしている間に更新させておきました。学校が荒れているときは教室へ行くにも携帯電話を手放せなかったものですが、昨今は職員室でお留守番をさせておいても大丈夫です。

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 おぉ、どうやらうまく更新できたようです。ロック画面にカメラのアイコンが出るというのがiOS5.1の特徴だそうです。この画面を見る限り、うまくいっているように思えます。

 そそくさとロックを解除して、いろいろと初期設定。おっ、Siriを使いますか?なんて聞いてきますね。もちろん使います。余談ですが英語版のSiriに対して通じたのはただワンフレーズのみ。「掘った芋イジったな!?」と言ったときだけ、時刻を教えてくれました。日本語版なら当然、普通に通じるんだろうなぁ・・・・・と期待は高まります。

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 あれ、ハマりましたね。初期設定が済むと「iPhoneを使いますか?」と聞いてくるので、もちろんと答えると、一瞬だけホーム画面が表示されて再び初期設定画面に戻ります。何度試みても同じことの繰り返し。いつまでたってもそのままです。

 今日はあっちこっちでこういう記事が上がっていることでしょう。たとえばこんな記事ですね。要するに運が悪いとiPhoneが文鎮になってしまうと言うわけです。半世紀も何の努力もせず、ただ運だけで生き抜いてきた私ですが、さすがに悪運が尽きたようです。

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 さてどう対処したら良いのかというと、バックアップから復元することはできず、工場出荷状態に戻してから「新しいiPhone」として設定する必要があるとのこと。これだけの曲とアプリの本数ですから、相当な手間です。曲の方は問題ありませんが、アプリの方は同期した後、また一つ一つフォルダを作って入れ直していく必要があります。

 ようやく完了したら、もう翌朝まであと少しという時刻。これだけのことをほとんど毎度やらされるのに、懲りずにさっそくアップデートしようとする、それがいけないのでしょうけれどやめられない。いったんapple製品を使い始めると抜けられない、まるで萬年筆屋さんの近所にあるメーカーの車みたいですが、それも楽しみのうちなので仕方ありませんね。

2012年3月 7日 (水)

なんで「記念」?

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 蒸気機関車の乗務員みたいな姿勢で一点を見つめる「ちち(仮名)」さん。彼女のケージから台所の方を見ると、すぐ前に25インチのブラウン管テレビという昭和なものが鎮座しているので、こうせざるを得ないのでしょう。飼い主がカメラを構えているのを見て、撮らせてあげないよとばかり横を向いて「伏せ」をしていたくせに、飼育係の長女が風呂から出てきたのに気づくとすぐに「起立」です。やっぱり、犬はよくわかってるんですね。

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 きょう3月7日は「花粉症記念日」だそうです。平成5年のこの日から花粉飛散情報が発表されるようになったことによるものだそうですが、「記念日」というのが何となく引っかかります。花粉症で苦しんでらっしゃる方にとって花粉の飛散情報は大切ですが、だからといって「記念日」といわれても、何か違う、ということはないのでしょうか。

 大切にされている屋久杉もですが、屋久島で育つから屋久杉になるのであって、本州にタネを持ってきて育てると普通のスギになるそうです。そうなると毎年あの黄色い花粉をまき散らして、みんなに嫌われてしまうのですね。スギにしてみれば、そんなに俺ばっかり悪もんにするなよ、というところかもしれません。

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 ブライヤーは躑躅の仲間ですが、これもまたアルジェリアで育つからこそのブライヤーなのだそうです。日本で育てるとあの見慣れた躑躅みたいになるのでしょうか。そして、育つ場所の土質によって材としての値打ちも大きく変わってしまうそうです。

 一時、花粉症と寄生虫との関係が取りざたされたことがありました。体内に寄生虫がいれば花粉症にならない、あるいはなりにくいという話ですが、どうなのでしょうか。幼稚園児だった頃、いつも変える前にはマーブルチョコレートみたいな「虫下し」を飲まされていましたから、私たちの世代は寄生虫を飼っていたはずの世代です。でも、同年代の人でも花粉症の人はいっぱいおりますから、残念ながら寄生虫を飼っても花粉症予防になるとは言い切れないようです。

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 花粉症になるというのは、バケツにしたたり落ちる水がいつか満タンになってあふれ出すようなものだと教えてくれた人がいます。要は、お前はまだ満タンになってないだけだよ,そのうちあふれるんだよということなんでしょう。とても怖いです。私の体内バケツには、今どのくらい水がたまっているのでしょうか。そもそもそんなバケツがあるのでしょうか。

 仕事をやっても抜けてることばっかりの私。ですので、仮に体内バケツがあったとしても底に穴が開いていて水なんかたまらない、ということならば好都合なのですが、そんなにうまい話があるとも思えません。人間としては抜けているけれど花粉症バケツはしっかりしてます、なんてのは最高に情けない話ですね。

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2012年3月 6日 (火)

1261回目

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 変な顔の「くま(仮名)」さん。彼女のせいではなくて、カメラのせいですが、長女にはこんな緊張感のない姿をいくらでも撮らせるのです。

 今年で1261回目となるのが、東大寺二月堂で行われる修二会。俗にお水取りといわれるものです。天平勝宝4年(752年)に始められて以来、一度も途絶えることなく続けられてきたもので、東大寺がある限りはいつまでも続く「不退の行法」です。ありがたいことにご縁があって、この行が行われている二月堂の中に入らせてもらうことができました。

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 お水取りといえば誰もが思い出すのがこの光景。いわゆるお松明ですが、これは毎晩、練行衆が上堂する際の明かりとして焚かれるものです。参籠宿所から二月堂への石段を登る際に足下を照らした後、二月堂西側の舞台の上で振り回されます。これで大方火が消えますので、お堂の裏側に回って火を消し、再び石段を降りたところへと戻されるのです。この松明はそれを担ぐ人々が毎朝手作りしています。

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  修二会は毎日、練行衆がお昼ご飯を食べる「食堂作法(じきどうさほう)」のあと、お昼の1時頃から日中(にっちゅう)、日没(にちもつ)と行が続き、 午後7時ごろ、この松明に先導された練行衆が上堂して、初夜の行が始まります。修二会の中心となるのは、ご本尊に向かって懺悔をすることです。練行衆が私たちを代表して懺悔をし、それをもって世の中の平安を祈ってくださるもの、と考えても良いかと思います。途中、練行衆がお堂を退出する「手水」と呼ばれる休憩を挟んで半夜、後夜、晨朝と、計六回の悔過作法(けかさほう)が繰り返されます。

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 お松明が終わった直後の二月堂周辺の様子です。昨今は毎晩ものすごい人出になりますので、危険防止のため周辺は真昼のような明るさです。写真左が有名な良弁杉で、写真右の階段の下あたりで降り注ぐ火の粉を浴びると、この一年幸せになると信じられているのです。松明の燃えかすを持ち帰ってお守りにする人も多いのですが、手に入れるのはそう簡単なことではありません。

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 二月堂の一番外側にある「局」と呼ばれる部分には誰でも立ち入ることができますので、行法が行われている様子をうかがうことは可能です。ただ、それでは声を聞くのがやっとで、実際にどのような動きで、何が行われているのかというのはわかりません。今回はたまたまご縁があったのでもう一段中に入れていただくことができ、有名な五体投地など、目の前で拝見することができました。

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 「青衣の女人」で有名な過去帳の読み上げは5日と12日だけですが、今日は走りの行方が行われますので、8時頃にお堂に入ってからずっと、12時頃までこもっておりました。練行衆が須弥壇の周りを走りながら、ひとりずつ外へ出てきて五体投地をする、それが終わったところで、お香水をもって出て来られて、これを授かることができました。半世紀もの間運だけで生き抜いてきた私らしい、非常にラッキーな出来事でした。

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 お水取りが終わると春になる、と奈良ではいわれております。今日は奇跡的に暖かい夜でしたが、普通は寒風吹きすさぶ山の上にある二月堂で深夜に行われる行。窮屈だし、苦しいし、痛いし、何より体力的に大丈夫かと思えるハードな内容ですが、日本の、そして世界の平和と安寧を願って、これから先も東大寺がある限り続けられていくのです。もうそれだけでありがたく、頭が下がります。合掌。

2012年3月 5日 (月)

何を今更・・・・・

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 抱きかかえられると身動き一つできなくなってしまう「ちち(仮名)」さん。お散歩に行くときにはケージの扉から猛ダッシュで玄関に飛んでいきますが、帰って来たときは足を綺麗に拭いてもらう関係もあって、このように抱っこされて部屋に戻ってきます。このときに何とも切ない表情で心細げにしているあたり、日頃のやんちゃぶりとのギャップが笑えます。

 昨晩、PILOT823で採点中にインクの出が悪くなったので、あぁ紙粉が詰まったのだなとインク瓶につけて吸入動作をした・・・・・ところまでは良かったのですが、少しいらだっていたこともあってつい力が入ったのでしょう、ペン先がコンコルドになってしまいました。昨日や今日、萬年筆を使い始めたわけでもないのに、こんなくだらないミスを犯すなんて、さすがに呆れてしまいました。とりあえずペン先を外して応急処置をし、採点そのものは済ませましたが、あまりにも悲惨な書き味になってしまったので「日常メンテナンス」の練習台にすることにしました。恥ずかしいので写真はナシです。

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 すべてのクラスを採点し終わったわけではないので、採点用の筆記具が必要です。ジェットストリームの太いのでも買うか、と遅くまで開いている文具店に行って物色していると、このペンが目にとまりました。萬年筆ですから当然ですが、「低粘度サラサラの書き心地」とかなんとか、そういうディスプレイが目に入ったので、まぁこれでいいか、と。ついでにスペアの赤インクも一箱つかんでレジへと持って行きました。

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 さすが、かつては川口師もペンクリニックに来られていたという、おそらくは奈良で一番の文具店です。レジのお兄さん、ササッと胴軸を外して一言「黒のスペア入ってますけど、赤に交換しておきましょうか?」

 私の場合は黒のスペア持っていてもいくらでも使い途がありますが、 普通の人は何本も萬年筆持ってませんから、この対応は正解だと思います。1000円のペンでもこういう対応をしてくれるのですから、ものを買うのは値段だけではないなぁと改めて感じるところです。

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 プラチナ・プレジール。そういえば結婚当初に住んでいたマンションもプレジールって名前でした。このシリーズは胴軸のカラーに合わせて染められたペン先がついているのが特徴。鉄ペンですけれど、精度が高いのでしょう、調整などしなくてもけっこういけます。これでペン先Bなんてのがあれば良いのですけれど、残念ながらMまで。とりあえずはこれで採点したいと思います。

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2012年3月 4日 (日)

ぼんばいえっ!

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 「くま(仮名)」さん、ブタさんと並んで記念撮影です。おやつをあげたりおもちゃで遊ばせたりしながら長女が苦心して撮ったものですが、残念、レンズが汚れています。多分どこかで彼女がペロッとやったのでしょう。

 雨の日曜日、入院している義母のお見舞いに行った帰りに昼食をとっていたときのこと。長女が一言。「お盆の盆に花の梅って書いて、ボンバイって読むんやってぇ。」大学生の学力が信じられないほど低いとか言われているこの時期に,いかにもな発言。いったい家でどんな教育をしてきたんやっ、と振り返れば、人がボケたらちゃんとツッコミなさい、ぐらいしか躾らしい躾もしてきていないことに思い至りました。

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 昼食をとったお店から歩いてでも行けそうなところにある菅原天満宮。先日ご紹介した喜光寺のすぐそばにあって、毎年この時期には盆梅展が開かれているのです。雨なので人出も少ないだろうという目論見もあって、食後すぐに移動しての観梅となりました。

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 受付で「大人3人」と告げますと、「その娘は中学生と違うの?」などと聞かれる始末。やはり盆梅も知らない大学生なんてものは認めてもらえないのでしょう。あげくに盆梅展って何?なんて聞くので、「アゴの長い人が元気ですかっ!って梅に叫んでるねん。」と答えましたら、さすがにネタと見破られました。

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 雨の中、傘を差しつつ持ちにくいiPhoneでの撮影ですので、ふだんにも増してひどい出来ですが、何とか梅ということがわかる程度の写真を何枚か。こちらは菅原天満宮本殿横のお庭を会場にして開催されているもので、お庭の広さは広めの会議室程度です。

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 例年より寒いので、梅のつぼみもまだまだ固いのですが、そばによると何となく漂ってくる香り、この奥ゆかしさが梅の良さですね。日本人が桜を愛するようになったのは近年のことで、古来、梅は最も愛される花木の筆頭でした。それを盆栽のごとく凝縮された世界で育てる、日本人の好きなものがギュッと詰まっているのが盆梅なのです。

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 社務所にある広間も盆梅展の会場となっていて、こちらは室内だけに梅の香りが濃厚で、目も鼻も楽しませていただけました。長いこと奈良に、それもごく近いところに住んでいながら、盆梅展にお邪魔するのは初めて。歳をとったのでそういう気持ちになったのかもしれません。

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 入園料は500円ですが、しおりとともに味噌せんべいもいただけますのでお得です。割れてるとか何とか口実を見つけて帰途の車中でさっそく食べていたのは盆梅展に来るきっかけを作ってくれた娘。かの有名な長浜の盆梅展にも一度行ってみたいな、などと思わせてくれました。

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2012年3月 3日 (土)

月の沙漠

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 静かに座っている(ように見える)「ちち(仮名)」さん。寝起きで眠たいだけで、もう少しすると遊ぼうよと騒ぎ始めます。夜は夜でしっかり寝ているのに、昼間もおとなしく寝ている彼女たち。今日はいいお天気で暖かく、エスカルゴ君のエンジンも元気でしたので、「春」を感じられた一日でした。

 春はまた、別れの季節でもあります。 私の県の方針は、教員に色んな経験を積ませるためにも同一校に10年以上勤務させない、ということになっています。それだと10年でも長すぎるくらいですが、誰だって勤めやすい(楽な)学校に勤めたいというのもまた真実。そこで、そういう学校に入りたい人が選挙で職を得る人にお願いすると、エライエライ人たちから「長期勤務者がいるなんてけしからんじゃないか!」と本県の教育を良くするための圧力がかかる、という仕組みになっているのです。本県の教育にはバラ色の未来が約束されているのです。

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 思い起こせば10年前、誰も行きたがらない、できればここから出て行きたいとみんなが思うような学校に、私は何も知らずに異動してきたのでした。もうちょっと情報集めろよ、ホンマにアホやなぁ、と仲間に呆れられたものです。産まれて10年そこらのガキどもに言葉や暴力で人格を否定される毎日でしたが、良い上司や同僚に恵まれて何とか普通の学校に戻すことができましたので、最近は「そこへ行きたい」という人が増えて参りました。

 これは喜ぶべきことなのでしょう。お前が来て悪くなったと言われるのは嫌ですから、次もまた、落ち着いた学校よりは荒れた学校に行きたいと思います。荒れた学校でも、普通のことを普通にやっていればいいのです。それができない人がどんどん抜けていって、できる人だけが残っていくので、そのうち普通の学校になるのです。さて、異動はあるのかないのか、異動するとしたらどんな学校なのか、もし異動となれば10年分の荷物を片付けて引き継ぎもしなくてはなりませんから春休みがまるまる潰れてしまいますね。

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 もう12,3年前になるでしょうか、家族で東京ディズニーランドへ行くついでに太平洋を見ようということになって、犬吠埼を目指して走りました。その途中で立ち寄ったのが御宿海岸にある月の沙漠記念館でしたが、そこへ行くまでにホンのささいなことで妻と諍いになってしまいました。結局、家族の誰一人車から降りもせず、窓越しに記念像を見ただけでおしまい。さらに進んでたどり着いた犬吠埼でも、私一人車に残ってフテ寝をしておりました。房総半島の先っちょまで走りに走って結局何も見なかったという馬鹿馬鹿しい思い出です。

 ガキんちょな私は3泊4日の旅行中ほとんど口もきかず、お腹が痛いと偽って食事もとりませんでしたが、実のところは月の沙漠記念館にも興味がありましたし犬吠埼の灯台にも行ってみたかったわけで、フテ寝をしながらも頭の中にはずっと「月の沙漠」のメロディーが流れていたのでした。

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 ラクダに紐でくくりつけられているという金や銀の甕というのはそれほど大きなものではないのでしょう。中身は飲料水でしょうか。それにしても、お供もなくたった二人で月の沙漠を行く王子様とお姫様、さては駆け落ちでしょうか。

 先日、さる友人から手紙をもらいました。いっぺん東京に遊びにおいでという内容でしたが、この春は身動きがとれそうにありません。ほんの1、2年前は呑気にあちらこちらと遊び歩いておりましたが、そのつけが回ってきたのかも知れませんね。

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2012年3月 2日 (金)

帰る勇気

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 3月2日はミニブタの日。ミニブタをペットとして飼おうという趣旨の日だそうですが、ミニとはいえ豚なので、しっかり餌を与えるとけっこう巨大化して困っている人もいるようです。豚と柴犬の共通点は清潔好きというところ。人間の目から見ればそうとも思えませんけれど、犬や豚なりに、汚れたまんまでは嫌だというあたりが共通しているようです。

 また豚はさまざまな実験に使われるように、皮膚が我々人間と近いのだそうです。そういう意味で、身近において撫でさするというのも気持ちが良いものなのかも知れません。

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 こちらの豚さんは体にポケットがついていて、そこに懐炉を入れてから一緒にお休みすると気持ちが良い、というもの。大きさはそれほどでもないので、布団の中でどこかに行ってしまいそうです。人間の肌と近い、というので、やはりピンク色で表現するとそれっぽいのでしょうね。いくら可愛くても肌色の豚さんというのは生々しすぎてちょっと違和感がありそうです。

 今週は本当にせわしくて毎日日付が変わるぐらいまで職場にいたのですけれど、よくよく考えてみればもっと早く帰ることができたはずでした。にらみ残業ではないのですけれど、誰かを一人だけ残して帰る、というのはどうにも気がひけるのです。

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 大きな建物、敷地にたった一人で、それも深夜に居残るというのは、冷静に考えると相当に怖い話です。学校はそれでなくてもオカルト的なことがよくおこりますけれど、この世のものでないものよりこの世のものの方がむしろ怖いのです。遅くまで居残りそうな人がいると予定を聞いて、それならそこまで付き合うか、と仕事を始めると、それにハマってしまって結局は自分がひとりぼっちで残される、なんてこともよくあります。

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 結局、勇気を持って「お先に」と言うことが大切なんですね。人のことは人のこと、心配していたらキリがないのです。それに、自分一人余分にいたところでいざというときに何かができるというわけでもありません。怖いものが出たら一緒に怖がるだけの話ですから、一人でも何人でもそう変わらないと言ってしまえばそれまでです。そういうところをきっちりと割り切って区切りをつけられる人、そういう人になりたいものです。これから年度末、ますます忙しくなりますけれど、パパッと仕事を片付けてさっさとかえる、それを目標にがんばりたいところです・・・・・できるかな?

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2012年3月 1日 (木)

きのもんや

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 紗がかかったように写った「ちち(仮名)」さん。何のことはない、ピント合わせのために出る補助光がまぶしくて目をそらし気味にしているのと、撮影者がカメラをしっかり持てなくて手ぶれしているのとが合わさっての効果です。あぁ、失敗と思うのが普通ですが、何となく言い感じ、と思うときもあって、それはそのときの気分次第です。

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 明日に迫った期末テスト、問題がなかなか完成しません。まずは問題を作って、しかる後に解答用紙を作る。配点も考えなくてはなりませんし、試験範囲の中からバランス良く問題を出さなくてはなりません。そして、できたら「いい問題だ!」と言われるようなものにしたいという色気もあります。

 

 日頃から数学の問題を作るのに慣れていると、社会科の問題というのは実に作りにくく感じられます。昨今は「これこれのものを何といいますか?」なんて問題は良くないとされていて、記述式の問題を多くしないといけないとされているのですが、「何々について書け」なんて問題を出そうものなら星の数ほども「正解っぽい」誤答が産み出されることになりますので、問題の出し方に一工夫も二工夫も必要です。

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 ウチの業界は持ち帰り仕事をするのが当たり前というか、それが前提で成り立っているようなところがありますが、家に帰ると緊張感が緩むせいか、ロクに仕事もしないで気がついたら朝だったということが多くなりました。それだけ体力が落ちてきているということでしょうから仕方がないのですが、そういう状況が続くとどんどん仕事が溜まっていきます。家に帰って寝るまでの数時間、みっちりやらないと追っつかないというのはまるで受験生みたいですが、こればっかりは教師の数を今の3倍4倍に増やしたところで解消しない問題だろうと思います。

 ネクタイを締めて職場で仕事をしていると、深夜2時3時になっても仕事が続きます。ちょっと一服、と休憩してもそのまま寝てしまうようなことはありません。やっぱり「気のもん」です。職場を出て家に向かう、それだけで気が緩んでしまう私と比べて、世の先生方はガンガン家でお仕事をこなしてらっしゃいます。実にすばらしいことですが、昨今は個人情報保護の問題などもあって仕事を持ち帰ってはいかん、といわれることも多くなりました。

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 試験が終わって次の日には採点された答案が返ってくる、あれは夜遅くまで先生が採点しているからで、それがダメというなら高校のように「試験休み」なんてものを作る以外ないでしょう。けれど、授業時数が確保できなくてどこの中学校も青息吐息という現状では、とてもじゃないけれどもこれ以上授業をカットすることはできません。でも、答案用紙を持ち帰ったりしてもしものことがあればマスコミの餌食になって、とんでもなく悪いことをしたように宣伝されてしまいます。

 

 それじゃあ仕方がない、職場で済ませて帰るか、となるわけですが、夜遅くまで学校に電気がともっているのを見ると、明るくて邪魔だとか、電気代を無駄にしているだとかいう苦情が近隣の住民から来るので、敷地の外からはそれとわからない、中庭に面した部屋にこもって仕事をすると入った工夫も必要になります。

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 何だかんだと言いながら、もうすぐ2時というあたりで私の仕事は終わったのですが、学校を出るときにはまだ数人の先生が残って仕事を続けていらっしゃいました。伸びと欠伸を繰り返し、目をこすりながらの作業、実にお疲れ様です。その精神力には敬服するほかありません。仕事をこなせるかどうかなんて、結局は「気のもん」やなぁ、と思いながら帰宅すると、朝刊が届いておりました。雨でも雪でも暑くても寒くても毎日の配達。本当に頭が下がります。

 今日はタイトルが「きのもん」やから、とせっせと載せていた写真は、木ではなくてマイカルタだったということにあとから気付きましたが、それは気にしないことにします。

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