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2012年2月

2012年2月29日 (水)

閏日

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 400年のうちに97回しかない貴重な閏日。語呂合わせで「にんにくの日」あるいは「富士急の日」でもあるそうですが、4年に一度しかないのを知っていて敢えてこの日にするというあたり、何となく変なところが気に入りました。

 閏という字は門の中に王さまがいる、すなわち、家にいてゆったりと過ごす日なのだ、なんていうこじつけめいた説明をどこかの学習雑誌で読んだのが小学生の頃。なぜかそういうしょうもないことだけはいつまでも覚えている私です。

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 このタイトルを声に出して読むと、あぁ、三島由紀夫、ってなりませんか? かでんのこくはく、かめんのこくはく。我が家は某経済新聞を購読しておりますが、近所で扱っているのがASAなので、毎月、スタイルアサヒという小冊子が届けられるのですが、その中の「人気」コーナーのひとつが「家電の告白」なのです。

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 で、この「家電の告白」を知ったのが、「今月で最終回やってぇ」という娘の一言だというのですから、相当に情報に疎いというか、いろんなところで損をしているというか。なんとも、お恥ずかしい限りです。もっと広くあちこちに目を向け耳を傾けて情報を集めなければならないと猛省したことでした。

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 最終回のタイトルは「家電の激白」です。こたつ、電気カーペット、アイロン、電気ポット、低周波治療器、食器洗い乾燥機、ドライヤー、血圧計に果ては体重計まで出てきて激論を戦わせています。中には家電なのかどうか相当に怪しいものも登場して周囲からもその旨突っ込まれておりますが、結局まぁいいじゃないかということになって大団円、というところで明らかに違う何かが出てきて・・・・・というステレオタイプな構成ですけれども、名古屋方面の某ドクターが現在のBlogを立ち上げられた当時の感動に似たものを感じることができます。

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 いつかネタがないときに取り上げよう、と思っていたのですが、今日はこれから徹夜覚悟で試験問題を2本ほど作らなくてはならないので、冷凍食品をチンして食事を済ませるノリで取り上げました。興味のある方はこちらのページ に最終回以外の全話がアップロードされていますのでご覧ください。

 それにしても、2月が1日多くて本当に助かりました。試験勉強が間に合わないって生徒は良くいますけれど、試験作成が間に合わない教師なんて、しゃれにも何にもなりませんものね。

2012年2月28日 (火)

なんでかく?

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 ホームに滑り込んできた新幹線の10号車あたりでこんな光景が見られますね。旅客専務が「窓を開けて」ホーム周りの安全を確認しているところです。けれども「ちち(仮名)」さんはそんなむずかしいことをやっているわけではなくて、ケージの前にある雑誌が気になって何とか引き寄せられないかと頭を出したり前脚を伸ばしたりしているのです。あともう少し、というので必死になって掻きますので、カーペットがボロボロになるのが哀しいところですが、室内で動物を飼っていればある程度仕方のないことなのでしょう。

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 キーボードやマウスなんてものはトイレの便座よりよほど汚い、とよくいわれますが、この写真を見るとそのことが実感できますね。かなの刻印こそありませんが、これは日本語キーボード。そのせいでしょうか、スペースキーの両側に余計なキーがついています。こいつが実に邪魔で、実際、ここまで記事を書く間にも何度かこのキーが悪さをして、そのたびにブラウザを終了して立ち上げ直すという手順を強いられています。右の方は何かのトグルで、2,3度押すと元の状態に戻るのかな、と想像できますが、左のバッテンのキーに至っては何をするものなのかさっぱりわかりません。

 タッチメソッドを習得していない私は適当にキーを叩きますので、当然指の降りてくる位置は不正確で、スペースキーを押すつもりでこれらの「魔のキー」を押下してしまうことがよくあります。日本語かな漢字変換が有効になっている状態でこいつを押してしまうと、入力ラインに出てくるのは英字ばかりで、何をどうやっても元に戻ってくれません。結局、ブラウザを終了して立ち上げ直し、改めてIMEを起動する、ということになります。コンピュータに不慣れな人間がBlogを書くのにはこういう「苦労」がつきものです。

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 今日は公立高校の合格発表がありました。合否の確認は生徒自身がするものですが、念には念を入れて教師も確認に行くようにしています。毎年のことながら悲喜こもごもで、飛び上がる生徒、泣く生徒、声もなく立ち去る生徒とさまざま。ただ、今年初めて見た新しいパターンは、なかなかにインパクトがありました。合格者の受検番号が書かれたボードを持つ高校の先生に向かって「ウチはあんなに頑張ったのに何で合格してへんねん、通せよ、ハゲッ、ボケッ!」とくってかかる中学生がいたのです。お里が知れるなぁ・・・・・と聞き流してしまえばそれまでですけれど、こういう態度に出る子どもがいるということを重く受け止めるべきなのかもしれません。

 で、本日不合格だった生徒は、3月に行われる試験に再チャレンジとなります。入学願書はボールペンで書くのが普通だと思いますが、私の勤めている県では願書については筆記用具が指定されていませんので、私は我が子の願書を書くのに勝負ペンである1万円トレドを使いました。残念ながら、教員が書く調査書(いわゆる内申書)については、県が配布するエクセルファイル(マクロ入り)で作成するか、さもなくば「ボールペンで書く」ように規定されているので、仕事の上では萬年筆の出番はほとんどありません。

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 WAGNERの中部地区大会が開かれるウィンクあいちの1階にはコンビニエンスストアがあり、そこにはなぜか名古屋を中心とした地域の名産品が展示販売されているのですが、その中で、「職人が丹精込めて造った耳かき」というものにいつも目を奪われておりました。欲しいのですけれどお値段が可愛くない。数万円の萬年筆なら買うくせに数千円の耳かきは高いと感じてしまいます。どちらも、普通の感覚でいったら十分以上に高すぎるのですが・・・・・。

 写真の耳かきは普及品ながら、カーヴの具合がちょうど良くて愛用していたものです。しかし、耳洗潔と綿棒のコンビにその座を追われ、ここ数日は寂しそうにしております。一方、乾燥肌の私にとってなくてはならないものが孫の手。ボリボリガリガリと血が出るほど背中を掻いてはシャツに血がついていると嫁に叱られるのですが、それでもやめられません。孫の手も、先端の形とか角の立ち具合が大切で、それが良くないもので掻くとストレスばかりが溜まります。なんでかくか、というのは、身近にして深遠なる問題なのです。

2012年2月27日 (月)

ケアユニット

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 我が家の1階はガスヒートポンプ式の集中冷暖房なのですが、先日のWAGNER神戸大会の日に故障して以来働いておりません。設置から10年、製造元から「電気で動くエアコンに買い換えたら?」などと言われるほど老朽化が進んでいて、部品のストックもあと数年、という状況です。

 とりあえず暖をとるために15年ほど前のガスファンヒーターを出してきたところ、これが実に快適。あまりに気持ちよいのでエアコンは修理しないまま放置して、ファンヒーターをフル稼働させていたところ、こちらも動かなくなりました。仕方なく新しいのを買いに行きましたが、すでに暖房機は売り切り処分の時期でほとんど店頭になく、何軒か回ってようやく現品処分で希望の機種を手に入れることができました。実に危ないタイミングでした。買ってきて即稼働、その暖かさに、「くま(仮名)」さんもうつらうつらと気持ちよさそうに寝ております。

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 先日紹介し損ねた今月のちょこちょこ。密閉式のビニール保管袋、缶、附箋、そしてケーブルタイの4点です。

実は昨日、母の従兄弟にあたる人の奥さんの満中陰法要だったのですが、私の身近にはインフルエンザが蔓延していて、法要の参列者は高齢者ばかりということで失礼をして自宅におりました。そこへ義母が緊急入院したとの一報。ICUに入っているといいますからかなり重篤なようです。哀しいことですが、こういうときこそ日頃ご無沙汰している親類縁者に会う機会なんですね。妻の兄と弟に久しぶりに会いました。ちなみに妻の弟は私より年上です。それでもやっぱり義理の弟、なんですね。何もこんなところまで「変」にしなくてもいいのですが。

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 気に入ったのがこの「おフランスな缶」です。ヨーロッパショートサイズのカートリッヂが数本入るかどうかという大きさですが、手の中に握り込んでしまえそうな大きさ、実にいい感じです。私はタバコを吸いませんが、ライターが好きで、実際、何個か持っています。それらは皆、手の中に握り込める大きさ、形が気に入ったから、というだけの理由で手に入れたものです。

 イギリス首相であったチャーチルも、折に触れて「ポケットの中の友人」と対話していたといいます。気に入った石を常に持ち歩いて、ここというときには握りしめていたのですね。

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 久々に出会った義兄、義弟と病院の待合室で交わす会話。そうそう共通の話題があるわけでもなく、何となく気まずい雰囲気を救ってくれたのが他ならぬICUでした。何の略だろうというところから始まって、ICUからCCU、そしてHCUに移るかも知れない、という話をきっかけに、iPhoneに仕込んだ辞書でいろいろ調べて情報交流。そこら辺は技術系の兄弟ですので話が弾みます。

 ちなみにこのICU、国際基督教大学ではなくてIntensive Care Unit、集中治療室のことですが、今やICUという呼び名がすっかり定着しております。亡き父が脳外科手術を受けた際に何度か入ったことがありますが、完全防備でエアカーテン、粘着シートを越えて入る面会者に対し、ドクターや看護士さんがスイスイと出入りするのを見て大丈夫かいなと思った記憶があります。

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 では義弟との会話に出てきたCCUとかHCUとは何か、というので、知り合いのドクターに尋ねるのもアレなので自分でごそごそ調べてみました。まずCCUはCoronary Care Unit、日本語では冠状動脈疾患管理室。義母は心臓疾患での入院でしたので、CCUに移るかも知れないという話はそういうことかと納得しつつも、それってICUに入るよりも大変なことなんじゃないかと心配になりました。

 開けて今日、妻が面会に行きましたら、義母はHCUに移っておりました。High Care Unitとはいっても、ナースステーションに近い一般病室といった方が良い程度のもので、油断は禁物ながら、とりあえずは安心です。

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 自分や自分の周りの人たちがたいした病気もせずに暮らしている限りは、こんなことを意識することもありません。萬年筆仲間の中に、日頃はとっても明るく前向きで、悩み事なんてありませんという感じの人がおりますが、実はこのところ親御さんの病気療養や介護のことで悩み多き日々を送ってらっしゃいます。ほんとうにこういうことは、誰にとっても他人事ではなく、ある日突然に我が身に降りかかってくる問題ですね。

2012年2月26日 (日)

周遊忌

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 日曜日の昼下がり、とっても退屈そうな「ちち(仮名)」さん。眠たいこともあって、そばに寄っていっても遊んでくれと騒ぐこともありません。そういうのを見るといじらしくなって、何とかしてやろうかな、なんて気持ちになります。ちょうど手近に空き箱があったので、ポイッとケージの中に投げ込んでやりました。

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 これです。シワが寄ってます。本当に獰猛な表情になって箱を噛みちぎっています。甘噛みのひどい彼女ですが、こういうのを見ると「犬の十戒」 を思い出します。容赦なく噛みまくっているように思える彼女ですが、アレでもやっぱり加減しているんだな、と。

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 彼女に与えた空き箱は、これが入っていたパッケージ。みみせんけつ、って、耳を洗うようにきれいにして清潔に、っていうのはわかるとして、何とも語呂の悪い商品名です。最初に見たとき、老眼でフリガナが読めないこともあってもっと気の利いた読み方があるのだろうと思っていました。まさかそのまんまとは。

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 商品名に「ファミリー」と冠されているように、ファミリー向けにマイルドにした製品なのだそうです。この液を綿棒につけて耳穴の中をこすりますと、耳掃除をした直後であっても綿棒が茶色くなります。見たくはないものですけれど「効果あるんやなぁ」と実感できます。そしてなにより、爽快感というのでしょうか、耳の中が「シュワッ」っとします。ファミリー向けでこれなら、オリヂナルの方はどれだけの刺激なのか、試してみたいような、怖いような。

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 電車に乗って放浪するときなど、耳栓型のイヤフォンを愛用していますが、もともと耳垢が湿っぽいタイプなので、長時間装着しているとけっこう不快な感じになります。この液を綿棒にしみこませてアルミパックした「携帯用」もあるそうで、休日の電車乗り歩きのお供に良さそうですね。そういえば今日は「周遊忌」です。名著「時刻表2万キロ」の宮脇俊三さんのご命日。あぁいう、嫌みのない鉄っちゃんになりたいものです。

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2012年2月25日 (土)

道眞忌

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 いつもアップばかりなのでたまには「くま(仮名)」さんの遠景です。撮影者である長女は、玄関ホールに寝そべって、あるいはカメラを床に置くかギリギリまで近づけるかして撮ったのでしょう。人がそこにいて何かしているとき、こうして静かに見守っている、それが彼女らしいところです。「ちち(仮名)」さんではこうはいきません。

 今日は道眞忌。903年に菅原道眞が亡くなった日です。道眞は土師氏(はじし)の末裔であるといわれ、ここ奈良市菅原は土師氏が住んでいた場所であることから、ここを道眞生誕の地であるとする説、というよりは伝承があります。有名人についてはうちで産まれたんだと名乗りを上げる土地が多く、ここ菅原の他、京都市内の各地、あるいは滋賀県、とんでもないところでは島根県松江市などにも道眞生誕の地であるという話があります。

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 写真のお寺は喜光寺といい、奈良県道1号線、いわゆる阪奈道路に面して建っているので見たことがあるという人も多いでしょう。かの有名な行基が創建した「菅原寺」でしたが、聖武天皇が参詣された際に本尊から光が出た、ということで天皇の命により喜光寺となったのだそうです。奥にある本堂は乙大事大仏殿の10分の1の大きさで「試みの大仏殿」と言われておりますが、行基が生きていた頃の東大寺大仏殿は今のものより大きかったので、どれを基準に10分の1なのか、そのあたりが今ひとつはっきりしません。

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 似たようなアングルで撮ってみましたが、深夜のことゆえ本堂は写りません。写経勧進によって再建された南大門は、お寺を守る金剛力士像がライトアップされているので何とか写っております。ここ数日、2月にしては温かいので、冬が苦手なエスカルゴ君も元気に動いてくれています。

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 このお寺が行基終焉の地であることは確かなようですが、お墓は生駒市にあります。ここ喜光寺が薬師寺の別格本山であるのに対して、行基のお墓がある生駒市の竹林寺は唐招提寺の末寺であるのもおもしろいところです。奈良時代のことですけれども、行基の遺体は火葬にされたと記録に残っています。

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 しかし、身近に色んな文化遺産があるのに、せっかくの休日、雨が降っていたこともあってお昼寝をして過ごしてしまい、目が覚めたら日が暮れておりました。こうなったらものはついでですので、平城宮跡に復元された大極殿がライトアップされている様子なども撮ろう、と思ったら、そちらは午後10時で消灯でした。何事も計画性が大切です。

2012年2月24日 (金)

賢いっ!

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 トイレを跳ね上げたところにお布団を敷いて寝ている「ちち(仮名)」さん。撮ろうとしたところで目を開けて頭を持ち上げてしまいました。まぁこれはこれで貴重な「こっち向いてる」写真です。寝ぼけているとき限定ですね。

 勤めている市内の公立学校にあるアンオフィシャルなPCがすべて引き上げられることになったので、まだまだ使えるPCからメモリとHDDを抜いて差し出したのですが、回収場所に行ってびっくり。諭吉さんを数枚出さないと買えないようなブツがゴロゴロしておりました。ペンティアム4とかそれと同時期のセレロンとかを積んだ、OSでいうならWindows MeあたりのPCが多かったのですが、中にはcore-i5あたりの石を積んだWindows7搭載のマシンなんかもありました。

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 あぁ、このペン全部、もう使うな、捨てろって言われたから捨てるんです・・・・・ってな感じでしょうか。企業でも役所でも仕事にPC使うのが当たり前になっている時代に、教育現場にPCを買ってやる金はない、欲しければ現場に与えた予算をやりくりして用意しろ、という方針だったのに、市役所内部でソフトウェアのライセンス違反をやって問題になった途端、「市で一括して導入するPC以外のものはすべて処分しろ!」ときたわけです。何でもかんでもエコ、エコのためなら命も投げだそうかという時代に、何とももったいない話です。

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 いくら言っても行政がPC買ってくれないので、仕方なく私物PCと私物ソフト(もちろん正規品)で仕事をこなしていた、それぞれの職場における情報化を牽引していた連中。そういう連中に対しては、私物PC使うヤツはどうせ違法に入手したソフト使ってるはずだから処分の対象にする、ということになりました。私なんかは極悪非道、情状酌量の余地もない大悪人ということになるわけです。

 市役所様が入れてくださったPCには、これまたありがたいMS-Office様が入ってらっしゃるので、お仕事はそれを使ってやるのですが、私のように機械ものに弱くて物覚えの悪い人間にはとても使いこなせそうにない代物です。

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 名古屋の黒い人が考案されたこのケースを見ていると、賢いというのはどういうことなのかがよくわかります。多額の費用をかけてイライラするばっかりの使いにくいマシンを押しつけてくる市役所の皆さんには是非とも見習っていただきたいものです。

 100均ショップなどで売られているプラスチックケースに厚めのスポンジを貼り付けただけのペンケース。500円玉一枚あれば3、4個作れそうですが、普通のトレドも大きなトレドもキッチリ収まって、ケースを振り回してもまったく動きません。実に賢いではないですか。

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 こんな風に立てても大丈夫。うまく入れると10本ほど収まりそうですので、こんなケースを大量に作っておけば、萬年筆を本立てに立てて保管することができます。本立てに立てる、といって思い出すのは北欧の匠で売られている「でべそケース」ですけれど、あちらは諭吉さんが7人以上集まらないと輿入れしてくれませんし、4本までしか収納できません。

 このようなすばらしいケースを生み出された、名古屋の黒い人に敬意と感謝を表します。私物PCの使用は禁止されましたが、さりとて職場のPCは使えない・・・・・。私も、パソコン教室にでも通って使い方を教えてもらうか、あるいは職場のPCを使わずに能率的に仕事をこなす方法を発明するかしなくてはなりません。

2012年2月23日 (木)

今年も富士山の日

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 忙しくてどうしようもないときほど、余計な仕事が飛び込んでくるものです。そしてそんなときに限って、やる気が起きず「今夜は朝まで・・・」なんて思っていても気がつくとすやすやと寝てしまっていたりする,そんなどうしようもない私がふと我が愛犬を見ると、本当に気持ちよさそうに寝ているのです。

 もうすぐ7歳になる「くま(仮名)」さん、落ち着きが出てきたのか歳をとったのか、本当によく寝ていますが、いざって言うときにはワンワンキャンキャンと大騒ぎしますし、遊んでもらえるときにはとび回っていますから、今のところ歳のことはそれほど心配しなくてもいいのでしょう。むしろ、どんどん老化の進む飼い主の方を心配すべきです。

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 2月23日は富士山の日。かの有名なFYAMAPがそう決めたもので、山梨県や静岡県はそのあと、21世紀に入ってから制定したはずです。にもかかわらず「役所が決めたんだからうちの方が優先」なんて態度がそこここに見えるのはいただけません。1996年、Nifty-Serveにあった「山の展望と地図フォーラム」が決めたのが最初なのです。

 5年前には富士登山をしていたことを思うと、足腰は衰え、持久力も落ちているので、今登れと言われたら山頂まで行く自信がありません。3000メートル級の山にしては登りやすい富士山。シーズンには山小屋で飲み物や食べ物が手に入るので、雨と寒さへの備えをして登ればあと必要なのはお金だけなのですが、体力ばかりは買うことができませんし、登り切ったら今度は降りなければならない、その下りがまたきついのです。

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 今から足腰を慣らしていけば、この夏にはまた、富士山に登れるかなぁ、なんて思っているのですが、一人で登っても仕方がないし、まずは同行者を見つけることから始めないといけません。日本相撲協会に次いで平均BMPが高いと言われている某団体から同行者を見つけることは相当に難しいかも知れません。

 富士の宮口から登って、山頂に着いた勢いで剣が峰の上まで行き、3776メートルの標柱で記念撮影をして、少し高くなっている富士山測候所裏の展望台に上がって「よっしゃ、ここが3778メートル!」って口々に言う、ってのは爽快です。この夏、いかがですか?

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 富士山にまつわる萬年筆なんて持ってないなぁ、なんて考えてたのですが、あまりにも有名な3776、すっかり忘れていたのでした。これも老化でしょうか。ペン先に刻まれた富士の頂、そして3776という文字を撮ろうとしても、手が震えてブレたのばっかり・・・・・。これは老化というよりも、もともとその程度の腕前なのです。ちゃんとした写真を撮れる人はやっぱり構えがしっかりしてますね。私はいまだにシャッター押したらカメラが動く人。でも,そのおかげでカメラに凝らないですんでいることを幸せだと考えましょう。

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 ところで、写真に登場しているこのペンはなかなかに「半」な個体です。よほど頑張らないとキャップが閉まらないのです。落とし込み嵌合ですから「パチンッ」と来るはずなのですが、力を入れると気もち悪く「グッ」と固定されるという具合。キャップの内側がおかしなことになっているのでしょうけれど、私がいじるとロクなことになりませんから、また器用な人に診てもらわないといけません。手持ちのペンにはこういうのがけっこうあるので、ひょっとしたら私も半一族の一員なのかもしれません。

2012年2月22日 (水)

堂々巡り

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 画像の荒さでおわかりのように、暗いところで撮った一枚。とってもよく寝ている「ちち(仮名)」さんの様子を撮ろうとしたところ、気付かれてムクッと頭を上げられてしまいました。起きたものの、眠くてたまらないのでしょう。まともに目も開けられず、寝ぼけているのが彼女らしいところです。

 今日は公立高校の学力検査で生徒たちが学校に来ないので、じっくり仕事ができるはずでしたが、実際には何一つ進みませんでした。ポンコツな校内LANがダウンして、原因の切り分けと修復に一日つぶされました。外部との電子メールやWeb閲覧は何とか復旧したものの、壁の中や天井裏など、 あちこち引き回されたLANケーブルのどこかがループしている、ということはわかったのですが、場所が特定できず、 私を含む一部の人が使っている系統は復活できずじまいでした。ここか? あかん、別の場所や。ここも違う・・・・・ループしているところを見つけようとして堂々巡り。疲労感満載です。

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 2が三つならぶ今日、誰でも思いつくのがニャンコの日。にゃんにゃんにゃんですね。萬年筆を趣味とする人にはなぜか猫派が多いように思いますが、こちらは犬のBlogなので乗っかるわけにもいきません。エジプトのアブシンベル神殿では、今日2月22日と10月22日の年2回だけ、神殿の奥まで朝日が届くのだ、というのを見つけて、エジプトと言えばこれでんがな、と引っ張り出してきました。セーラーのエジプト模様萬年筆とボールペンです。

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 アスワン・ハイ・ダムの湖底に沈んでしまうのを回避するため、ユネスコの肝いりでおよそ60mほど高い位置に移築されたアブシンベル神殿。もともと岩山をくりぬくように造られていたものを、何もないところにコンクリートで山を作って、そこに「ペタッ」と貼り付ける感じで移築されたとのこと。移築前、頭が落ちてしまっていた像については、頭が転がった状態のまま移築した、というところがユネスコらしいですね。基本的に「見つけたときのまま」でないといけない、という考え方があるようです。

 

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 同じく世界遺産である平城宮跡で大極殿や朱雀門が復原されたことが大変問題になり、登録を抹消されそうになりましたが、それもそういう考え方によるものでしょう。日本の文化では、恒久的な建物をつくるというより、古くなったら建て替える(再生させる)という方向性もあるのだ、というところを粘り強く訴求して、なんとか登録抹消を回避したという話があります。

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 銀がいい感じに古ぼけてきています。残念なのは、このボールペンにリフィルが入っていないことです。これが合うはず、というのを入れてもうまくいかないので、バネか何かが飛んでしまっているのでしょう。もっとも、機能するようになったからといって普段使いに持ち歩くなんて恐ろしいことは考えられませんから、今のままで十分満足なのですが、もし、何か情報をお持ちでしたらご教示ください。

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 真ん中の3本が普通の金属軸のものです。その軸の模様だけで十分「変な」ペンですが、肝心のその模様、持ち歩いて使っているうちに黒いところが禿げてきそうですね。それを思うとやっぱり使うことができません。このラインが復活して、普通に店頭に並ぶ、なんてことがない限り、ペンケースにしまい込まれたままになるのでしょう。私は実用派です、なんて言っても、貧乏性なのはどうしようもありません。これもまた、使いたい、もったいない、でも使いたい・・・・・の堂々巡りです。

2012年2月21日 (火)

これなに?!

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 珍しく飼い主が帰宅しても知らん顔で寝ていた「くま(仮名)」さん。犬だって生き物ですから調子のいいときも悪いときもあるでしょうが、ちょっと動きが鈍いと「どうした?」なんてわいわい言われて、それはそれでけっこうストレスになるのかも知れません。

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 これまた、土曜日の名古屋大会でのいただきもの。こういう斜め何度か上を行く変なモンをくださるのは、精力的に各地の大会に参加してらっしゃるあの方ですが、さて、皆さん目星はつきましたでしょうか。パッケージのメカっぽい感じに惹かれたのか、日曜日からず~っと、小学生の次男が「これなに?!」としつこく聞いてくるので、「お兄ちゃんに遊んでもらいなさい」とだけ答えておいたのですが、はたして兄弟3人で仲良く遊んでいたようです。

 結婚したら絶対にDINKS! と宣言していた私たち夫婦ですが、式を挙げて2週間もしないうちに祖父が亡くなり、そのお通夜の晩に父が脳卒中で倒れるというアクシデントをきっかけに、なんやかんやで長男を授かりました。そのときの祖母の言葉が、「とったらアカンよ」だったのを今でも覚えております。産んで育てなさい、ということですね。

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 長男が産まれると、各地への巡業です。あちこちの親戚でスター扱いの我が長男。使わないお金なら1円でいい、死なない子供なら一人でいい、などと言って、祖母は第2子以降も産むようにすすめてくれました。私の母には姉がいたのですが、幼くして亡くなってしまい、ただ一人の子であった私の母が亡くなってからの祖父の衰えぶりはものすごいものでした。それに、その祖父の葬儀と父の手術を同時にすすめることになって、あぁ妹がいてくれて良かった、と心から思ったものです。

 結局、私たち兄妹2人はそれぞれ結婚して3人ずつ子供を授かるという幸運に恵まれています。自分のような人間が人の親になって良かったのだろうかとも思いますが、年の離れた3人の子供たちが仲良く遊んでいる様子を見たり聞いたりすると、それだけでまぁ良かったかな、なんて気楽に思ってしまいます。

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 バルブと蛇口、それぞれが描かれたカードを各自が持ち、山に積まれたカードをめくりながらいろいろな配管パーツをつなげたり他の人の配管を邪魔したりしながらすすめていくこのゲーム、ヴィデオゲーム世代の我が子たちもけっこう楽しんでいるようです。その昔、私がPCでWizardryを楽しんでいた頃、生徒たちがテーブルトークRPGにハマっているのを見て驚いたことがありますけれど、それに似た感慨を覚えてしまいます。やっぱり、よくできたゲームはその形がどんなものであっても人を引きつけるものなのですね。

 いつだったのか、「配管の日」なんて記念日があったような記憶があるのですが、日付も思い出せないし検索しても見つけることができません。あれは幻、見間違いだったのか、それとも本当にそんな日があるのか。このゲームを見て、ふと、そんなことまで思い出してしまいました。

2012年2月20日 (月)

各地で鉄

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 目が覚めて、ぬぅ~っと迫り上がってきた「ちち(仮名)」さん。さぁ遊んでもらおうと入念に伸びをしております。このとき、にゃおにゃおと甘えた声を出すのは先輩の「くま(仮名)」さんから教わったのでしょう。

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 伸びも終わって臨戦態勢になるとこんな感じ。爪が伸びすぎているので切ってやりたいのですが、飼い主の躾が悪いのでなかなかおとなしく切らせませんから相当な覚悟と気合い、そして時間の余裕が必要です。結局また、トリマーさんのお世話になる可能性大です。

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 先日の名古屋でいただいたカード。あの300系も引退ですね。そのときともなれば大量の葬式鉄が湧いて出ることでしょう。今見ると、軽い軽いと言われた300系でも700系などより重厚な感じがする部分もありますが、乗り心地に関しては最後まで褒める気になれない車両でもありました。走行中のスナッチが気になって仕方がない、という印象が強い車両です。

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 長いので横向きで。江ノ電のジッパーネックストラップです。江ノ電は古都鎌倉を走る趣のある路線で、その辺の共通点に気づいたのでしょう、京都の嵐電と姉妹提携をしております。実際、鉄分の少ないがパッと見ただけでは、江ノ電と嵐電を区別できないこともありそうですが。嵐電は今後塗色変更が進みますし、江ノ電も車体広告ラッピングなどで色の違う車両が増えてきていますから、似ているのも今のうちだけでしょう。

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 おもしろいアイディアなので嵐電も出せばいいのですが、江ノ電と違って路線が枝分かれしていることもあって簡単ではなさそうです。沿線の観光資源の多さでは負けていないのですけれどね。

 それにしても、こういうグッズをくださる皆さん、実にあちらこちらへと飛び回ってらっしゃるのがうらやましい限りです。私程度でもたいがい呆れられていることを思うと、実に偉大なことと言わざるをえません。

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 江ノ電にしろ嵐電にしろ、実際にもこういうアングルでパチッと撮れるのがいいところですね。自分の歩いているすぐ横を電車が行く、鉄な人はもちろん、鉄な人でなくてもちょっとオォッと思える風景です。

 名古屋大会翌日、奈良県観光組が大和西大寺駅の展望デッキで電車を観察しているまさにそのとき、京都市内、梅小路蒸気機関車館ではこれまた鉄な親子が鉄馬を堪能されていたようです。全国各地にある鉄なスポット、最近は「普通の」人たちにもけっこう認知されてきていますので混雑するのが難点ですが、願わくば鉄道に親しんで鉄道利用者が増えてくれれば、と思います。

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 1ヶ月後に迫った毎年恒例の近鉄のダイヤ改正。今年はデータイムを中心に大幅な減便がなされていますが、人口減少に伴う利用者減というのがその大きな理由のひとつだそうです。近鉄というと規模が大きいだけに列車や車両のバリエーションも多く、鉄な人にとってはおもしろい会社でしたが、この先、そういった面白みは薄れていきそうです。

 萬年筆にしろ鉄道にしろ、ブームではあるけれど実際に愛用している人は減る一方、なんてものを趣味の対象としているのは、やっぱり変な人なのかも知れません。

2012年2月19日 (日)

Vista Car

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 動物病院で診察を待つ「くま(仮名)」さん。明るい照明の効果でしょうか、私でもうまく撮れました。なぜこれほどまでに明るい海辺のグラビアアイドルみたいな顔なのか? それは、視線の先におっきなレトリヴァーがいて、そちらの飼い主さんに遊んで貰いたくて愛想良くしているからなのです。

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 昭和53年に登場した3代目ビスタカーの階下席。平成22年から順次改造が進められ、現在は15編成すべての階下席がこのような感じになっております。窓枠とホームの高さが同じという独特の視線、グループ席ならではのワイワイ感など、某氏お墨付きの車両となっております。WAGNER名古屋大会の(自主的)3次会は、この列車で奈良入りして新潟の酒を呑む、という趣向で行われました。

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 昭和54年に発見された太安万侶のお墓です。古事記の編者として知られる彼ですが、実在の人物ではないといわれていたこともありました。山の斜面すべてが茶畑となっているところで、所有者が茶の木を植え替えようと、根こそぎ元の木を掘り起こしていたときに土の中から木炭が出てきて、これは使えるぞと集める内、斜面にぽっかりと穴が開き、中から骨まで出てきました。お寺に供養をお願いしたのですが断られ、近所の郷土史家がこの話を聞いて・・・・・という流れで、ヘリコプターまで飛ぶような大騒ぎになったのでした。高校生の時にバスに乗って現地説明会に行ったときのことを今でも鮮明に覚えております。

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 太安万侶のお墓にお参りしてから、剣豪の里柳生に残る家老屋敷を見学。作家山岡荘八氏が所有していたもので、現在は奈良市が管理しております。遠くから来てくれた人を連れての奈良観光、東大寺や春日大社などには目もくれず、こんな変わったところばかり連れ回しておりましたが、だんだんと太陽も高くなってきてお昼が近づいてきたので、奈良に美味いモンなし、などと言いつつ釜飯の有名店「志津香」さんへ向かいます。

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 大和肉鶏の釜飯。このお店は注文を受けてから炊き始めるのでかなり待たされます。奈良国立博物館の向かいにあるお店は開店時間前から行列ができるのでパスして別のお店でゆったりといただきました。しっかりと蓋を閉めてお焦げがはがれやすくなるように気をつけながら食べるのがポイントです。

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 お腹も膨れたところで、さぁ次はと考えたのですが妙案が浮かびません。そこで、一行に禁酒中の人がいるのを良いことに、京都市南部、伏見の酒蔵が建ち並ぶ地域を訪ねることにいたしました。その一角にはかの有名な寺田屋もあるのです。あくまで試飲、ということで禁酒中の方にも楽しんでいただけたところで、今回のヘンタイ奈良ツアーはお開き。またビスタカーに乗ろうね、と約してお別れしたことでした。めでたしめでたし。

2012年2月18日 (土)

磁石男

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 草木も眠る丑三つ時。やっぱり犬も寝ておりました。我が家の犬たちは朝から夕方までの間、特に正午を中心として前後3時間あたりの時間帯で一番静かに寝ているのですが、それはそれとして、夜もしっかり眠っています。飼い主や家族が自分たちの相手をしてくれそうな時間に照準を合わせて活動的になっている、ということなのですね。

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 エレヴェーターホールから出て会議室の並ぶ一角に入るところにこの表示。本日のWAGNER中部地区大会はドアを閉ざしての開催でした。みずうみのあくまさんが早めに退出されたのは、ひょっとして国家試験に影響するのを恐れてのことだったのでしょうか。いろいろとあって出遅れた私は今回も悪魔との邂逅を避けることができました(笑)。

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 こちらは、「きくぞう」さんからのいただき物。近鉄桑名駅からJR大垣駅を経て揖斐までの路線を運営する養老鉄道のストラップです。同社の養老駅には駅舎いっぱいにひょうたんが飾られておりますが、いうまでもなくそれは「養老の滝」の最寄り駅だからです。ひょうたんの中に入った電車は養老鉄道となる前、近鉄養老線時代の塗色です。

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 運転台と反対の車端部も、妻面の扉の色まで忠実に再現されております。最近は大きく目立つストラップが増えてきていますが、やはりこういうものは小さくて本物っぽいのが本流でしょう。こんにちわぁと会場に入って即、こちらのグッズを頂戴して、そこから怒濤のいただき物ラッシュとなりました。

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 じゃんけん大会の景品としても提供されていた無用に大きなクリップ。新聞などを止めておくのに使うと良いのでしょうか。セーラーのハイエースが小さく見えます。ほかにも、新幹線300系車両のカードであるとか、江ノ電のネックストラップなど、実に鉄分豊富ないただき物の数々。会場に入って数分の間に、まるで磁石のように鉄系グッズをいただきまくった私でした。その他のグッズに関しては、週が明けてから順次ご紹介させていただきます。

2012年2月17日 (金)

宇陀松山

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 おぉ帰って来たかと喜ぶ「ちち(仮名)」さん。飼い主が帰ってくると遊んでくれるまでギャンギャン鳴き続けるという困った犬です。どこぞの鞄屋さんの犬をも上回る迷惑犬ぶり。現状、とりあえずの対策としては彼女の前に姿を現さないことしかありません。吠えなければいいことがある、というのを教えていかなくてはなりませんね。

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 奈良県の東の端、もう少し行くと三重県というあたりに宇陀市があります。榛原町をはじめとしていくつかの町村が合併してできた市ですが、かの有名な「東の野にかぎろひの・・・」で知られる安騎野であろうといわれているあたりが旧大宇陀町で、古くから栄えた街並みが今も残っています。車がすれ違うのがやっと、あるいはすれ違いもできないような道の両側に歴史を感じさせる建物が並びます。

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 その中の1軒で買ってくるのがきみごろも。卵白を黄身で覆った甘い甘いお菓子です。毎年この季節には、出張のついでにこのお菓子を買って帰るのが恒例となっていて、期待する向きも少なくありません。卒業証書に生徒の名前などを書き入れる作業をお願いしている書家の先生にもお渡しして喜んでもらっております。

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 やはりこういうの、流行りなんでしょうか。お菓子を模したストラップです。さすがに柔らかくはありませんが、見た目の質感は見事に再現されていて,とてもおいしそうです。残念ながらこちらは商品で、お菓子をいくらか買うとオマケに・・・・・というモノではありません。噂によると、同じ奈良県内に、おさえるとあんこがニュッと出てくる、というお饅頭を模したストラップもあるそうです。変なモンの種は尽きませんね。

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 商店が多い街並みですが、お店によってはこんな風に2階の高さに看板というかサインというか、そのお店の目印になるものを掲げています。きみごろもを製造販売している和菓子屋さんのお隣は酒屋さん。と、いうことは・・・・・

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 こんな風に,酒樽をあげてあります。宇陀松山というところ、交通の便が悪いので奈良へ行ったついでに訪れるというのは難しいところですが、じっくり奈良で滞在するとか、飛鳥や吉野へ行ってみるとかいう場合には立ち寄ってみるのもアリだと思います。比較的奈良での活動時間が取れる遠来のお客さんなんかには、ぜひこの街並みを案内してさしあげたいものです。

2012年2月16日 (木)

寝かせておくと・・・

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 これがワインや泡盛なら、実にいいお酒になるだろうに、と思えるほどによく寝ている「くま(仮名)」さん。お酒といえば、若い頃はいちびって大量にお酒を呑んだものですが、やっぱり私は呑めない体質だとわかってきて、夏の暑い盛りにあおるビール、なんてのを除くとそんなにお酒がおいしいとは思わなくなりました。

 今週末は金曜土曜と宴会が続く予定ですが、どちらもアルコールには近づきません。名古屋のさる高名なドクターが年頭に立てた誓いを破られたそうなので、ならば私が代わりに、ということではなく、単にクルマに乗るからです。ここ数年、そういうことをずっと続けているので、周りがガンガン呑んでいても、まったく平気になりました。ひょっとして本当に酒を飲まなくなったのかも、と錯覚することがあるほどです。

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 さる北海道の方が、シェーファーのBBとPILOTの松露、どっちで書いた字かわからなぁい、なんてつぶやいてらっしゃったので、ほほぅ、そうんなもんなのか、と。松露は持っていますがシェーファーのBBなんてヘンタイなインクは持ってないので、かねてから緑がかっていると感じているウォーターマンのBBと比べてみました。

 似てるでしょ、って言いたいがために似たような色に見えるように撮ってる、と思われても仕方がありませんけれど、私にそんな腕はありません。優秀なカメラさんが調節してくれてこんな感じです。

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 松露を入れているのはハンティング、ウォーターマンのBBを入れているのはイカロス。この両者の色の出方をみると、これがこのカメラを蛍光灯の下で使ったときのクセなんだなぁ、という感じです。どちらもしばらく入れたままにしてあるインクですから、多少は濃くなっているはずですが、時間がたつとBBの方はもう少し濃く変色していくはずです。

 久しぶりに出てきた夜店のペン、ダイダラス・イカロスですが、18金のペン先がキャップの向こうにうっすらと透けていい感じですね。そして胴軸の方には、私が勝手に「18禁」と呼び習わしているレリーフがバッチリ。あ、けっして酔っているわけではありません・・・・・。

2012年2月15日 (水)

いつかのちょこちょこ

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 熟睡している「ちち(仮名)」さん。トイレトレイの上に、というならともかく、なぜかトレイを跳ね上げて、その場所にクッションを引っ張ってきて寝床を作ります。少しでも家族のいる方に寄って行きたい、という気持ちからなのでしょうか。真っ暗な部屋の中ですが、HDRというのですか、4枚連写していいとこ取りをする、という賢い機能が働いて、こんな風に見えてます。

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 連写のシャッター音(もちろん電子音)に気付いて、ふと顔を上げたところ。犬はさすがです。どんなにぐっすり寝ていても、物音には敏感に反応して起きるのですね。私などは、あの阪神淡路大震災の揺れにもまったく気付くことなく、枕元に救急箱が落ちてきた音と衝撃でようやく目を覚ましたほどで、朝はめちゃくちゃ弱いのです。犬並みにとは言いませんけれど、せめて人並みに目を覚ませるようになれたらよいのですが。

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 「今月のちょこちょこ、来たよ。」とむす目に声をかけられたのが昨日のこと。そのときは、「はい、これ。」と渡してくれた小さなお菓子の方に気をとられて、まぁバレンタインデーにちょこちょこというのも狙ったみたいでアカンし、と別のネタで攻めたのですが、いざ今日になって今月のちょこちょこは?と探すもどれだかわかりません。

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 こういう毎月頒布のものって、グルグル回している関係上、何年何月のもの、って明記されてないものがほとんどですね。ウサギさんの絵の入ったキャップ付き歯ブラシ。千趣会の通販、やっぱりOLさんの利用も多いのでしょうし、今月のちょこちょこなんてとってる人ならお昼休みに歯磨き、ってことも多いのでしょう。お昼ご飯を食べないのであんまり意識したことがないのですが、そういえばみんな、お昼にブラシ咥えてますね。

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 歯磨きをすませたらお化粧直し。なのでこちらの脂とり紙の出番となるわけです。脂といえば、頭皮の脂を少なくしたい人はシャンプーなどを使わずに頭を洗うといいそうですね。前もってブラッシングでホコリを取っておき、お風呂ではお湯だけで頭を洗う「湯シャン」とか、ホンの少しのお酢を入れたお湯ですすぐ「酢シャン」なんてものがじわじわと広まりつつあるようです。界面活性剤でガンガン洗われなければ、体の方でそれを察知して脂の分泌量が減ってくるのだそうです。

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 こちらはティッシュケース。他の二つは日本製ですがこれだけが中国製。そういえば一時、革のティッスケースなんていいなぁ、と思ったことがありましたが、それ以前に普段からティッシュなど持ち歩かない人だったことを思い出して頓挫。この小物いいなぁ、この鞄いいなぁ、とは思っても、持ち歩かないのですから手に入れても意味がありません。

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 同じ箱に入っていたお小遣い帳。実のところ、私に一番必要なものはこれなのかも知れません。

2012年2月14日 (火)

この日は嫌いです

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 しゃあないなぁ、という感じで飼い主の相手をする「くま(仮名)」さん。左手にカメラを持った飼い主が猫なで声で寄ってくるので、写真を撮られるとわかっていながら仕方なくこちらを向いて(向かされて)いるところです。あ、撮りよった、クソっ、というわけでもないのでしょうが、この直後にそっぽを向いてしまい、二度とこちらを向いてはくれませんでした。

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 奇跡的に結婚することができて子どもまで授かった今でも、やはり今日の日は好きになれません。同じ2月、節分の夜には海苔屋の陰謀に乗っかりますが、月のど真ん中、お菓子屋さんの陰謀には顔をしかめるばかりです。この腐った風習は私が小学生の頃にすでにあったように思います。

 40年前の私は、紅白歌合戦さえも平気で見ていたというテレビ漬けの子どもでした。2月になるとCMはチョコレートばっかり。今と違ってアイドルなんてものはトイレにも行かないようなイメージがあった時代。そういう女の子たちが画面の中でチョコレート抱えてにっこり、なんて映像を繰り返し見せられるのは、絶対にもらえる見込みのない男の子にとっては拷問以外の何物でもありませんでした。

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 プレゼントの箱みたいなのが「本命なめこ」で、その横にいるモグラみたいなのがラブレター殲滅を標榜する「ラブレターなめこ」、更に右前のは、なめこ界の愛を司る「ラブなめこ」です。こんなのばっかり生えてくるなめこ栽培キットでも笑って楽しめるようになったのは、オッサンになったからですね。この歳になるとただの汚いオッサンですから、女性が大好きであっても関係ありません。もう、終わってる、っていう感じですかね。

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 自宅近くの駅前に結婚式場ができていて、てっきりそれの付帯施設だと思っていたものが、よく見ると地元ではちょっと知られたレストランの姉妹店でした。じゃぁ、いっぺん食べてみようか、ということで妻とディナー。日曜の夜でしたので比較的空いていた店内の様子です。

 お酒はまったく呑めない私ですが、若かった頃にはロゼワインなどを飲むこともありました。お酒が呑めないというのもそうそう悪いことではなくて、宴会の席に車で乗り付けるというのは便利なものですし、味覚オンチとはいえ、お料理の味がわからなくなることもありません。

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 ひととおりのコースが終わってデザート、というところで、なんで私の前にだけお皿が出てくるのか不思議だったのですが、妻の前にはこんなケーキが出てきたのでした。バレンタインデーが近いということで、デザートはチョコレートケーキ。クリームで文字を書いて、そのあとケーキを前に記念撮影、という趣向です。

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 さてケーキを切ろうというところ。妻は、「ハートを二つに切ったらせつないなぁ・・・」なんて言いながらこの位置に入刀。そういえば、「オープンハート」なんてアクセサリーが一時期大流行したことがありましたが、最近の若い人もあんなのつけるんでしょうか。

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 「「こがしです」と持ってこられたモノを見て、どこが焦がしてあるんだろうと思いましたが、「小菓子」だったんですね。ボリューム満点のコース料理に続いてのケーキ、さらにはお菓子というのは、もう糖尿病患者にとっては決死のダイブ、です。これが日曜でしたので、それ以来、朝食抜き、昼食抜き、夕食はプロテイン食、という生活になっております。

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 そんな私にとどめを刺すのがこちら。職場の同僚(しかも男!やもめ!)が作ってきてくれたケーキです。残念なことにこれがうまい。うますぎるのです。これひときれで今日のお食事はおしまい、っていう感じですね。チョコレート食べてる場合ではありません。今週末は宴会続きとなりますので、さらなる節制を続けていきたいところですが、私の意志は淡雪よりはかないものですからねぇ・・・・・。

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2012年2月13日 (月)

大書架

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 立ち上がってこちらを見つめる「ちち(仮名)」さん。飼い主や家族にとっては見慣れた姿です。こういうときは遊んで欲しくて仕方がないか、おやつがもらえそうだと思っているか、いずれにしても自分の欲望に忠実であるときですから、下手に近づくと難儀なことになります。おxそうかそうかと適当にあしらっておくのが無難です。

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 住宅街の中に忽然とその姿を現す、という感じの司馬遼太郎記念館。司馬さんの自宅玄関前から書斎前の庭を通り抜けると記念館の敷地となり、写真のようなガラス張りの回廊を通って館内へと導かれるようになっています。5,6台分の駐車場もありますが、土地勘のない方は電車で訪ねるのが無難です。何より、駅から記念館までの道々、きれいに咲き乱れる黄色い菜の花を見ながらぶらぶら歩くのもいいものです。

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 最寄り駅からは、このように要所要所に案内表示がありますから、少し気をつけて歩いていれば、むしろ迷うことの方がむずかしい道のりです。それでも、私たちと同じ電車で駅に降り立った女性は地図を片手に立ち尽くしていましたが、それは地図ばかり見ていたからでしょう。周りを見れば、本当に親切な案内表示があるのですから。

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 この記念館設立の趣旨は、司馬遼太郎の業績を云々、ではなく、彼の頭脳の延長とも言える膨大な蔵書が散逸することを防ぐための収蔵庫を造り、維持していくというところにありました。したがって、記念館内の展示も、一般的な作家の記念館などとは異なるものです。それでも、作家の記念館なのだから・・・・・と期待してしまうのが、司馬遼太郎の使っていた萬年筆は、というところ。

 展示されていた萬年筆のほとんどは矢羽根型のクリップがついていたのでパーカーでしょう。銀軸の75のほか、黒軸のデュオフォールドなど。あと、現物ではなく写真でしたが、デュオフォールドのパール&ブラックも愛用されていたようです。ほとんどパーカーばかりという感じでしたが、数本、ホワイトドットのついたものもありましたので、シェーファーも使われていたようです。

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 記念館に入ると、半地下となっている展示スペースに降りることになります。ここにあるのがこの大書架で、30センチ四方の四角い箱が約3300個、壁一面に配置されています。司馬遼太郎の蔵書は現在のところ推定6万冊、そのうち、自宅から移動させても差し支えないと判断されたものがこちらに展示されているようです。これこそがこの記念館の展示のほぼすべてで、そのほかには企画展などを行うための小スペースとホールがあるだけです。なお、館内にはこのほか、ミュージアムショップと喫茶も併設されています。

 最寄り駅からの道のり、記念館周辺の住宅街の風情、そしてこの大書架。本当にすばらしいものです。大阪へ来られる機会がありましたら、ぜひ一度おたずねになることをおすすめしておきます。

2012年2月12日 (日)

菜の花忌

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 黄色いクッションにはまり込んで寝ている「くま(仮名)」さんに、「おぉい」と声をかけても、こちらでカメラを構えていることを知っているせいか、いっこうに振り向いてくれません。仕方なく手を出して触りにいくと、仕方なさそうに首だけ振り返ってペロペロとなめてくれるのです。これが「ちち(仮名)」さんですと容赦なく噛みにくるので、もうすぐ7歳の彼女、さすがに歳相応に丸くなってきているのだと実感します。

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 今日は菜の花忌。黄色い花、中でも菜の花を特に愛した司馬遼太郎さんの命日です。私の自宅最寄り駅から電車に乗ると、司馬遼太郎記念館の最寄り駅まで乗り換えなし、ということで、ホンマにこんな寒い時分に菜の花なんぞ咲いてるんかいな、と半信半疑で行って参りました。写真は近鉄奈良線八戸ノ里駅から司馬遼太郎記念館への道中、大阪府立布施高校の敷地沿いに置かれたプランターです。早咲きの品種ということですが、さすがに今年の寒さで開花は遅れ気味だとか。それでも、黄色い花がきれいに咲いております。

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 この記念館、司馬遼太郎の義弟さんが館長を務めてらっしゃるのですが、毎年この日にはこうしてお話をされているようです。安藤忠雄の手になる記念館には150名ほど収容できるホールがあって、ほぼ満員の聴衆を前に小一時間のお話でした。ありきたりな記念館を作る気はなかったこと、けれども、数万冊の蔵書が散逸してしまう可能性を考えたとき、それをしっかりと収納しておく場所として記念館の意義を見いだされたこと、などのお話に始まって、最後は司馬遼太郎にまつわるさまざまなエピソードまで、なかなかに濃い時間でした。

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 司馬遼太郎の自宅入り口。ここを入って左へ、書斎の前を通って資料館の入り口へと、司馬遼太郎が愛した、まるで雑木林のような庭を通って行くようになっています。庭からサンルームのガラス越しに見ることのできる書斎はきれいに整理整頓された空間で、とても居心地が良さそうです。萬年筆で執筆した原稿に何色もの色鉛筆で校正を入れていく、というスタイルが基本だったようで、同時進行で何本もの連載を抱えながらも、〆切に遅れたことは一度もない、という人だったのだとか。

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 司馬遼太郎が書いた文章が刻まれた「花供養碑」です。別の施設にあったものですが、そこが閉鎖されたのでこちらに寄贈されたものだとか。卑しい顔の日本人が増えてきていると指摘し、この国の将来を憂えていた司馬遼太郎。幼少期には奈良県にも住んでいたことがあるそうです。そして終の棲家となったここは、本当にごくごく普通の住宅街の一角。今でも、それと知らなければ前を通り過ぎてしまいそうなところです。例によって長くなってしまいましたので、明日に続きます。

2012年2月11日 (土)

乗る?寝る?

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 おぉ、よぅ寝てるなぁ、と見ていたら、ムクッと起き上がった「ちち(仮名)」さん。ここから意識が完全に回復するまでが勝負です。起きたばかりの彼女は意識がもうろうとしているので、あちこち撫で回しても甘噛みをしませんし、なすがまま、されるがままで本当にいい子です。そういうときには、大嫌いなカメラを向けてもイヤイヤをしません。こうして、珍しくお顔がこちらに向いた一枚が撮れるのです。

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 しばらく寝ていたコンクリンのトレド。チェイス模様も美しいエボナイトの軸、柔らかく撓るペン先。まさに古き佳き時代の萬年筆です。今日も午後から電車に乗ってお出かけしたのですが、目的はずばり「寝る」ことです。耳の遠い人が増えたのか、電車の中で大声で会話するグループに出くわす率が上がっているので、iPhoneで音楽を流しつつイヤホンで耳を塞いで、あとはひたすら気持ちよく寝ております。

 大阪上本町から宇治山田まで、このトレドが作られていた時代にも走っていたかも知れない「宇治急」に乗って、車窓に流れる景色を眺めては眠り、また起きては眺めてほぼ2時間弱。大阪線、山田線、名古屋線の境界となる伊勢中川に到着です。

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 ここで驚かされたのが、私と同じく大阪からここまで乗ってきた人が何人もいたこと。しかも、その人たちは名古屋行きの急行に乗り換えて行くではありませんか。思わずあとを着いて行って、どこまで行かれるのか確かめてみたい気持ちになりましたが、グッと我慢して終着駅である宇治山田まで完乗してみると、「名古屋線で人身事故」の情報。一時運転見合わせ、その後は遅れながら徐々に運転再開で、乗り換えていったあの人たちの乗った急行も、おそらく巻き込まれてしまったことでしょう。

 実際、帰途の列車も遅れに遅れました。まずはお金を取っている特急をしっかりと走らせなければなりませんから、それをうまく待避できるように時間を調整しながらの運行となります。何とも気持ちよく眠れるのは良いのですが、列車が遅れた分、2本分の乗客が乗り込んでいるのでけっこうな混雑です。

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 それでも三重県内を走っている間はまだ良かったのですが、奈良県内に入ると混雑も激しくなってきました。今日はいいお天気でしたのでハイキング姿のお客さんもたくさん乗ってこられたようですが、私は気持ちよく寝ていましたのでどのあたりから乗り込んでこられたのかも知りませんでした。

 不意に、何やら押しつぶされるような圧迫感を感じたので目を開けると、私の座っていた4人掛けの椅子(それでも4人座ると相当にキツい)に、私を含めて5人も座っているではありませんか。まぁ寝ていた私も悪いのですけれど、声をかけるでもなく、いきなりドンッと押しつぶしに来るとは失礼な、と寝起きの頭で怒りを覚えて、さっと立ち上がってドアの方へと歩いて行くと、なんと、降りるはずの駅に停車中ではありませんか。

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 大変に無礼なおっさんたちでしたが、おかげさまで乗り過ごすことなく降りることができました。ペン先が乾く原因になるといわれているキャップの穴だって、キャップを開けたときの吹き出し防止とか飲み込んでしまったときの窒息防止とか、しっかり役に立っているように、困ったモンだといいながら助けられたのですから感謝しないわけにはいきません。

 そういえば来週は名古屋での寄り合いです。JR関西本線という希代のローカル線を使うか、それとも近鉄で行くか。いずれにしても3時間以上かかる道のりになるのを承知で、ゆっくり寝ていこうかと画策しております。

2012年2月10日 (金)

グレシャムの法則

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 トイレにおすわりをして飼い主を見つめる「くま(仮名)」さん。休日の朝、というのはわかるのでしょう、遊んでほしそうにしています。平日の朝はお散歩をせがむ以外、誰も遊んでくれないと悟って知らん顔で寝ていることを思うと、犬ってやはり賢いというか、家族の様子をよく観察しているのだということがわかります。

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 ここ3年の一太郎。右端が今日届いたばかりの最新版「承」で、真ん中が昨年の新作「創」、左端が25周年記念となった一太郎2010です。この2010を区切りとして、2011からは個人ユーザ向けと企業ユーザ向けが完全に分離され、個人ユーザ向けは漢字一字のマスコットネームが与えられるようになった・・・・・と理解していたのですが、今年はそうでもないようで、一太郎2012承の10本パック、なんて製品がラインナップされています。売れ行き好調なのか,初回出荷数を絞ったのかはわかりませんが、バージョンアップ版などは一時的に品切れしているようで、ご同慶の至りです。

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 2010あたりまでは、このようにトールケースにメディアが収められた状態でしたが、その後は箱の中にマニュアルと一緒に袋入りメディアがポツンとはいっている、というものになりました。少しずつでもコストを下げる努力ということもあるのでしょうが、寂しい感じもいたします。日本人として、やはり一太郎には頑張っていただきたいものです。

 電器屋さんに行って「パソコン」を買うときに、どうせならソフトがいっぱい入ってる方がいい、と考えるのは自然なことです。ましてや「仕事にも使える!」Officeソフトが入っていれば、それだけで立派な錦の御旗です。家に持ち帰って数年、メールとネット閲覧、そしてソリティアで遊ぶときに使うだけで、年賀状作るときが唯一Officeソフトの出番、なんて人も少なくないように思います。初めからOSメーカー謹製のOfficeソフトが入っていればそれを使うのが当然で、「ワープロ」という言葉は知らなくても「ワード」って言葉は知ってる、なんて歪んだ人が大量生産されているのが現状でしょう。

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 私の勤務先でも、教育用のPCには黒い魔ソフト謹製のOfficeがインストールされていますから、初めての生徒はそれでPCに触れ始めるわけです。非常に難儀な状況ですけれど、それについては、どこのメーカーのソフトを選んでも同じ問題が出るわけですから仕方ありません。

 ワードと一太郎、自分が使い慣れているという部分を割り引いて公平な目で見ると、ワードの方が優れているところもあれば、一太郎が断然優位というところもあります。私の勤務する自治体は難儀なことにワード命なので、提出すべき書類の電子データはすべてワードで、となります。そんなもん使ってたら生産効率が著しく落ちるので、一太郎で作ってプリントアウトしてから、そのファイルをワードに変換して提出しています。提出された電子データを出力するとひどい見栄えになりますが、行政はそんなこと気にしませんから大丈夫。命令した形が整っていさえすればそれでいいのです。

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 ジャストシステムのWebサイトから借用してきた画像ですが、結局手に入らなかった一太郎2011オリジナルの万年筆。伊東屋さんのロメオ万年筆の色違いで、同軸に一太郎の文字が刻んであるだけのものですが、ただでもらえるものなら「当たり」たかったですね。けっこうな本数出たはずですが当たらなかったと言うことは、一太郎ユーザもかなりいる,ということです。これは実に嬉しいことで、自分の好みに合うソフトを選ぶことができる状況が続くということです。

 世の中、ワードがほとんどでも文句は言いません。私にワードを強制しないでいただければそれでいいのです。でも、季節はもうすぐ春。今の職場は一太郎を使える環境にありますが、もし異動となって行った先がワードのみのみ、なんてことになっていたら鬱ですね。もしそうなっていたら、私は手書き派です!と宣言して、万年筆で書類作るためにペン習字はじめなくてはなりません。

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 いや、手書きは不可、必ず電子データで,なんて言われる書類に関しては、家で作って(もちろん一太郎)、そのファイルを変換してお茶を濁す、と。アイツの作った文書、いっつも変な書式なんだよなぁ・・・・・なんて思われてしまうでしょうけれど、仕方ありません。

 民間企業ではこんなわがまま許されませんけれど、実は、作らねばならない書類の大半は過去のものを修正するだけでことが足りるものばかりで、その過去のものはすべてが一太郎文書。結局、それらをワードでやり直す時間があったら他の仕事ができる、っていうのが本当のところです。なので、新人には「ワードでやれよ」と指導している自分が哀しいです。

2012年2月 9日 (木)

にくじゅうはち

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 無事に餌を食べ終えた「くま(仮名)」さん。朝のお散歩の後に与えられる餌を少しだけ食べて放置。その後は気が向いたら少しずつ食べて、翌朝にはきれいになくなっている、というのが彼女のお食事のパターンです。餌を与えて犬が食べ終えたら速やかに餌鉢を片付けるべし、というのが犬を飼う上での鉄則となっているようですが、残念ながら我が家の犬たちには通用しなくなってしまいました。

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 今日2月9日は、フグの日、服の日、福の日、肉の日。語呂合わせばっかりですが、「ふく」からということで風の日という、ちょっとひねった日でもありますし、巨匠手塚治虫の命日ということで漫画の日でもあるそうです。アニメの日でなく漫画の日なのは、それをきめたのが「まんだらけ」だからでしょうか。

 写真はJR京都線六地蔵駅のホームから撮った焼き肉屋さんの壁。乗っていた列車がホームに滑り込む直前、車窓からこの文字が見えたので途中下車して撮りました。

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 と、いうのはウソでして、この焼き肉店がなくても六地蔵駅で降りるつもりでした。このJRの駅のほぼ真下(地下)には京都市営地下鉄東西線の六地蔵駅があり、どちらも所在地は京都市ではなく宇治市になります。京都市営地下鉄の駅としては唯一、京都市外にある駅です。

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 最初に六地蔵駅として開業したのはこの駅ではなく、山科川の対岸にある京阪電鉄宇治線の六地蔵駅で、こちらの所在地は京都市伏見区になります。もともと単線であったJR奈良線のカーブ上に行き違い可能な駅をこしらえたもので、駅のホーム全体がバナナ型にカーブしております。京都方面行きの1番線はもともとの本線であったために線路にカントがついており、ホームとは反対の方に列車が傾いた状態で停車することになります。

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 阪神電鉄本線の御影駅ほどキツいカーブではありませんが、それよりも車両が長く、しかも反対方向へ傾いていることもあって、相当に広く隙間が空いてしまいます。例の尼崎での脱線事故の後、JR西日本全体で安全性向上のための見直しが行われた際に問題となって、ちょっと珍しい対策が施されています。

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 赤いところが本来のホームの端で、左の方、黒く見えているのが隙間を詰めるための対策が施された部分です。カーブしている線路を列車が走るのですから、あまりにホームをせり出すと車両に接触します。そこで、列車に接触しても大丈夫で、しかも乗り降りする乗客が踏んでもしっかりと体重を支えてくれるような櫛形のゴムが取り付けられています。

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 ホームの縁を見下ろしたところ。この櫛形のゴムの上に人が乗っても大丈夫ですし、このゴムに車両が接触しても問題ないとされています。万が一車両とゴムが接触しても、列車の進行方向に向かって櫛形の部分が倒れますので問題なく、上下方向に厚みがありますから人が乗っても支えることができるのです。

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 奈良方面行きと一部の京都方面行き列車が発着する2番線は、ここに駅を設置する際に付け加えられた線路なのでカントもほとんどなく、外側になるために線路の曲率も大きいのでさほど列車とホームの間が開かないため、こうしたゴムは取り付けられていません。駅にする際に1番線のカントを撤去すれば良かったのでしょうが、それは相当に大規模な工事になるために見送られたのでしょう。

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 百聞は一見に如かず、です。お近くへ行かれる際は、ぜひこの珍しいゴム付きホームを間近でごらんください。ただし、見たり撮ったりするのに夢中になって危険な目に遭わないよう、十分ご注意くださいね。最低限のマナーすら守れない「にわか鉄」がたくさん湧いてきて、年季の入った「鉄」としては難儀なことだと思っております。

2012年2月 8日 (水)

郵便マークの日

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 おやつを与えつつアップで撮る、という高等(?)テクニックを駆使して長女が撮りました。「ちち(仮名)」さんのお鼻はいわゆるユキ鼻で、色素が少ないのでこんな色をしておりますが、1歳ぐらいの頃、一時期大いに黒くなったことがあります。やっぱり柴犬は鼻が黒くないとね、なんて喜んでいたのですが、結局こんな色に落ち着いてしまいました。

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 今日は何の日かなと調べてみると、「郵便マークの日」だそうです。明治20年のこの日、逓信省をはじめ郵便全体のマークということで「丁」を用いることに決めたものの、国際的に郵便料金不足の印として用いられる「T」と紛らわしいことから同14日には「〒」に変更され、19日付けの官報で「丁は誤記だった」と告知したそうです。お役所のメンツを大事にしたんでしょうね。この記号、JIS規格では「郵便記号」という名前だそうです。

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 こちらは「ポストンくん」です。郵便番号が7桁になった際に登場したもので、今も現役ですが、これの先代ともいえる「ナンバーくん」や、その顔の部分だけの「顔郵便マーク」については、撤去していくべきものとされているそうです。個人的にはそちらの方が好きなんですけどね。

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 ちょっと荒いですけれど、これが顔郵便マーク。これに小包みたいな四角い胴体と手足がついていると「ナンバーくん」という郵政省公式の名前で呼ばれます。JIS規格では郵便マークといわれる文字になります。

 毎日Blogを更新していると、ネタをひねり出すだけで頭が痛いのですが、ネタを見つけたら見つけたで、こんどはそれを何とか犬や萬年筆、文房具などにこじつけておきたい、などと考えてしまうのが哀しいところです。ですので、最後はお約束のアレです。

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2012年2月 7日 (火)

新入荷っ!

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 逆さまに撮られた「くま(仮名)」さん。よく寝ております。WAGNERで集まったときでしたか、「お宅のワンコ、オモロいなぁ。よぅ色んなポーズして。」と褒めて(?)いただいたことがありますが、確かに寝る姿ひとつとってもさまざまなバリエーションがあって、見ていて飽きることがありません。「くま(仮名)」さんの場合、やはり頭の振り方に特徴があるようで、顎枕をして高くするか、頭だけダランと低い位置に落とすか、いずれにしてもからだとは違う高さにすることが多いようです。やはりその方が気持ちよく寝られるのでしょうか。本人(犬)が話せるものなら一度聞いてみたいものです。

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 コンビニエンスストアで早朝シフト専門にアルバイトをしている長女が買って帰ってきたのがこちら、マヨネーズのような容器に収まったプリンです。雪祭り真っ最中の北海道から、ではなくて、大阪の業者が製造販売しているものですが、ここはやはり北海道と名乗った方が売れやすいのでしょうか。北海道から飛んでくるのは旅人だけのようです。

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 キャップをとるとこんな感じ。この星形です。これを見ると、お皿の上にムニュムニュムユツと絞り出されたプリンが星形断面でとぐろを巻いている、というのを期待してしまいます。そのあたりは長女も心得たもので、これを撮影してからおもむろに封を切って試食を始めます.親父が変なモン好きだと娘も「しゃあないなぁ・・・・・」ってな感じになるのでしょうか。

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 残念です。残念すぎます。しかし、それは変なモン好きだから残念だということであって、プリンには何の罪もありません。そういえば、プリンみたいな柔らかいものが、そうそう星形に絞り出されるものではない、とシャア少佐もおっしゃってました。こんな風にぐにょっと絞り出されてしまうのが普通のことであって、むしろ星形断面になっていたら固くておいしくないのかもしれません。

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 それにしてもこの商品、「今朝、新しくはいってきた!」というので、そんな新入荷のモン、スタッフが買ってしまってもエェんか?とたずねましたら、ほとんど売れていなかったので買っても大丈夫だった、とのこと。駅の改札口に隣接したコンビニエンスストア、それも早朝ですから、おにぎりとお茶を買って店内でほおばっている人もいるぐらいだそうで、こういうものを買って遊んでいる余裕は誰にもないのでしょうね。

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 ということで、最後はおきまりのこのポーズ。やはりマヨネーズといったらこの姿ですが、問題はこの子がマヨネーズではなくてプリンであるということ。私はマヨラーではありませんが、それでも料理にマヨネーズをつけて食べる範囲は常人より広いはずです。そんな私でも、プリンが載ったものはちょっと・・・・・ねぇ。誰か間違えたらおもしろいですけれど。

2012年2月 6日 (月)

湖国漫遊・2

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 ケージから長々と脚を出して寝そべる「ちち(仮名)」さん。当然の如くトイレは跳ね上げてしまって、お気に入りの場所にお気に入りのクッション、という環境を作り上げております。この状態ではさすがの彼女も粗相をしないところを見ると、これは汚しちゃいけないんだ、とよぉくわかっているということなのでしょう。

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 発売前からあちらこちらで話題になっていた、ケンタッキーフライドチキンのチキンフィレダブルという凶悪な食べ物です。パンにはさんで食べても十分以上に味の濃いチキンフィレ2枚でベーコンとチーズを挟んだという恐ろしいものです。パンがないとはいえ、カロリーはすさまじいものでしょうし、血糖値が上がるとか上がらないとかいう前に、その濃い味にノックアウトされてしまいそうです。

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 わざ、凶悪そうですねぇ。昔から一部地域では、好きな人とはケンタッキー行ったらアカン、なんてことがいわれてました。手やら口の周りやらをベタベタにしながらオリジナルチキンにかぶりつく姿、彼氏に見られたらもちろんのこと、彼女に見られてもアカンやろ、ということなんですが、骨なしのこれも、とろとろのチーズが流れ出してベーコンの脂ぎっしゅな感じが上乗せされてなかなかの修羅場です。近江八幡駅前のケンタッキーで撮影に協力してくださった隣のテーブルの方、どうもありがとうございました。

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 雪の敦賀駅、留置線で出番を待つ521系電車、写真に写っているのはクハ520です。ここで何とも思わない人は普通の人か、あるいは鉄分かなり多めの人です。写真を見ながら文章を読んで誤記、あるいは脱字と思った人は、中途半端に鉄分のある人ですね。

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 2両編成の右がクハ520、左がクモハ521です。クハにはパンタグラフがあって、クモハにはない、まずはここで違和感を感じない人は絶対的に鉄分が足りません。クモハ521は、単体では直流型の電車そのものといえる仕様で、クハ520の方にパンタグラフの他、整流器などの交直流対応設備を載せています。そのため、車重も電動機を積んでいないクハ520の方が1トンほど重くなっています。サンダーバードなどに使用されている681系や683系と同様の手法ですが、こういうイレギュラーとも言える仕様が好きなのは、鉄ちゃん界においての半流なのかもしれません。

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 とにかくすごい雪ですが、現地の人にとってはこんなもん、なんでしょうね。奈良は山あいこそ大雪が降りますけれど、平野部では数年に一度積もるぐらいで、むしろ雪を珍しがる土地柄。スタッドレスタイヤをはいていて良かったなぁと思えることが3、4年に一度あるかないかです。実際、ガレージのクルマの足下を見た人から「スキーですか。いいですね。」なんて言われることがよくあります。

 ちなみに私はスポーツ無能、できる運動といえば歩くことぐらいですので、当然スキーなんてやったことありません。だいたい、寒い時期に寒いところへわざわざ行くなんてどうかしてますよね。そうは言いつつ敦賀まで行ってしまっておりますけれど。

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 自分の利害に関係なく見る分には、雪って素敵、きれい、すごい・・・なんですけれどね。雪がたくさん降り積もっている地方の皆さんは、例年になく大変な思いをされ、あるいはひどい目に遭われていることでしょう。月並みですけれど、お体に気をつけて何とか乗り切ってください、としか書けません。そうそう、今日は語呂合わせでブログの日だそうです。

2012年2月 5日 (日)

播州漫遊

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 ニャンコ先生にも臆することなく水を飲む「くま(仮名)」さん。昨日と同じ切符を使って、今日は夫婦でJR乗りまくりの一日でした。フリー区間のほぼ西端である播州赤穂を目指したのですが、例によって無計画に電車に乗って、神戸市内まで来てからその先の接続が悪いことに気付いて途中下車。先日、WAGNER関西大会の2次会が開かれたお店、ブラートブラストさんに飛び込んでランチをとりました。

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 実はこのお店、単独店舗ではなくて結構大きな精肉・外食関連の会社の一部なのですね。日曜日のお昼時でしたが、男性がたった一人でお店を回してらっしゃいました。どのランチにも看板商品であるソーセージが入っているのですが、やっぱりジューシーでおいしかったです。3月の2次会もまたここでやれるといいですね。

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 敦賀も遠いですが播州赤穂も遠い。姫路のまだ少し先なのです。途中の相生駅あたりまで来ると、「普通 広島行き」なんて列車がホームにとまっておりますし、播州赤穂駅からは「普通 岡山行き」なんて電車が出ていきます。そういうのを見ると、どぉんと西へ来たなぁという感じがいたしますし、その昔、某オリヂナルインクおぢさんが在来線普通列車で関西から岡山入りしたという話も現実的なものに思えてきます。

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 大石内蔵助が赤穂城を明け渡した後、名残を惜しみつつ退出した、そのときに通った門がここにあったのだそうです。もともと天守閣が作られなかった赤穂城、今は御殿などもなく、遺構が残っているばかりですが、播州赤穂駅から赤穂城跡までの間はそれらしく町並みが整備され、なかなかいい雰囲気です。

 午後の遅い目の時間に訪ねたせいでしょうか、メインストリートらしき通りはさながらシャッター通りで、人通りもまばら。義士まつりの時をのぞくとこんなものでしょうか。やはり、地方都市というのはいろんな意味で大変なのだなと実感させられます。奈良も人のことは言っておれませんけれど、それこそ過去の遺産でなんとか、という感じで助かっておりますね。

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 元町でお昼ご飯を食べて、さぁ電車の時間にもちょうどよいし、と駅に向かう途中でゲームセンターに吸い寄せられ、暇そうにしていた店のお兄ちゃんに遊んで貰って、結果、ゲットしてしまったのがこのにゃんこ先生。いなかっぺ大将にも同じ名前の、そちらは本物の猫が出ていた記憶がありますが、こいつは斑という妖怪なので、怒らせると怖いのですね。今日一日、ずっとこのでっかいぬいぐるみを持ち歩いていた次第です。

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 さすがは塩で大きくなった街です。角砂糖ならぬ角塩を並べて作られた「絵」が、播州赤穂駅そばの商業ビルに飾られておりました。暖かいところだと聞いておりましたが、人通りが少ないこともあって本当に寒々とした街、という印象でした。今日一番の収穫は、帰途、姫路から京都までの列車内で本当にぐっすりと眠れたことでしょうか。

2012年2月 4日 (土)

湖国漫遊・1

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 こうしてみると名犬にしか見えない「ちち(仮名)」さん。実際にはケージの縁に餌をおかれてポーズをとらされているだけなのですが、そういう時には大嫌いなカメラも目に入らないようで、一心におやつの方を見つめております。このアングルで撮ると真っ白な可愛らしい犬ですので、ネット上では「くま(仮名)」さんよりファンが多いようにも思われます。

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 こういうおもしろい乗車券がありますので、立春のお出かけに遠慮なく利用させていただきました。これほど広い範囲のJR線に一日乗り放題というのは何ともありがたいお話です。まぁ例の事故では世間に批判されまくりでしたけれど、こういうのを出してくれるあたりに限って言えば、JR西日本も切符気っ風がいい会社ですねぇ(失礼)。

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 JR西日本の大阪近郊電車区間、いわゆるアーバンネットワークのエリア内が乗り放題ということになります。アーバンとうたうだけあって、非電化区間は加茂と柘植の間だけですね。鉄ちゃんゆえ、この区間はぜひ利用したかったのですが、それをやると乗り潰せる距離が大幅に減少してしまうので今回は諦めました。

 今日は奈良を出発して京都から湖西線で敦賀に向かい、帰途は北陸線経由で近江八幡まで来て途中下車したのち帰宅、という、実におとなしい使い方をするにとどまりました。次回はぜひ、西の方にも行ってみたいものです。

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 近江八幡にあるこのお店を訪ねる、というのが今回の主な目的でした。地方都市にある家族経営の文具店という、普通に考えると非常に条件の悪いお店ですが、そこを見事な経営努力でカヴァーしていらっしゃるので、一度はお邪魔しなくては、と思っていたのです。店主の藤井さんとは、かつて新大阪駅前で開かれたWAGNER関西地区大会で少しお話しした程度ですが、お店のWebページやBlogなどで「知ってる人」みたいな感じになってしまっております。

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 もう相当前のことになりますが、お店のBlogで萬年筆のメンテナンスについて触れられた記事がありました。分解整備をすればきれいになるけれども、あまり頻繁にやるのもペンの寿命を縮めてしまいかねないのでほどほどにして、毎日使い倒すほうがいいんですよ、というような内容で、その記事に登場していたのが旧いシルバーンでした。

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 これは記事に登場したものよりよほど新しい、現行品に近いものですが、京都駅前の文明商社のガラスケースに潜んでいるところを保護してから3年近く、いい具合に金色になってきております。先日の神戸WAGNERでもシルバーンを購入された方とお話ししていたのですが、なぜかシルバーンはこんな風に金色になって、そのあといい感じに黒くなっていきます。この写真でもわかるように、お尻のあたり、キャップのてっぺんなど、金色と言って良い色合いになっております。使い倒すというよりほどほどに使っていると、こういう具合になるようです。

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 それはそうと、今日の乗り放題、出だしで1時間ほど損をしてしまいました。みどりの窓口は切符を買うところですから仕方のないことですが、どんな切符を買ったらいいか、なんて延々質問攻めにして窓口氏を独占するお客が前にいて列が進みません。

 電車の発車時刻まであと7、8分ほどというところで、こらアカンと見切りをつけて駅構内にある日本旅行のカウンターに走ったのですが、こちらの窓口氏はその切符の存在自体を知らず、他に誰もお客がいなかったにもかかわらず発券に10分以上を要してこちらもアウト。その時点でもみどりの窓口では先ほどのお客がまだ粘っていましたから、いずれにしても乗れない運命ではあったわけですが、発車時刻の30分前に駅に着いたのに乗り遅れたのは初めての経験でした。まぁ、お休みの日ですから、これもまたネタのひとつ,ですけれど。

2012年2月 3日 (金)

海苔巻き

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 「○○(「くま(仮名)」さんの本名)がマジ寝しとったぁ・・・」と娘が見せてくれたのがこの写真。おもしろいポーズで寝ているので近づいて写真を撮ったり、あちこち触ってみたりしたけれどまったく起きることはなかったそうです。家の中とはいえそんなに熟睡する犬って堂なんでしょう。

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 犬がこれだけ熟睡できるぐらいですから、節分の豆まきなんかしなくてもいいはずですが、そこはそれ、鰯の頭も信心から、と言いますので、とりあえず夕食には鰯の煮た(たいた)んを食べました。そして、信心とは関係なく海苔屋の陰謀に乗せられて太巻きの丸かぶりもやりました。今年の恵方は北北西。どっちやぁ?といいながらiPhoneのコンパスを337度あたりに合わせて方角を確認するというハイテク丸かぶりとなりました。

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 海苔巻きといって思い出されるのが、往年の名機ThinkPad220です。計量でどこにでも持ち歩いて使うというマシンでしたので、その筋の皆さんは皆、本体をくるりと巻くだけの海苔巻きケースというものを愛用されていました。同じように持ち歩いて使うことが前提であるiPhoneやiPadなどのケースも、その多くが海苔巻きタイプであるとも言えます。

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 世の中にはこんなに恐ろしいお値段のケースがあるんですね。こちらは、それと同じ革を使って試作されたiPad2のケースです。最初は縦型で作られて、やはりこの横型の方が使い勝手に優れるのでは、ということでの再試作。試作とはいえ、これが世に出ることはないでしょう。

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 下手をすると来月にもiPad3が発売されかねないので、どうせならそれを待って試作を・・・・・なんてお話をしようと思っていたら、目の前に餌をぶら下げられた犬みたいな感じで、超特急でパッパと製作されていたのでした。素早いですね。

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 そういえば黒い革に赤いステッチ、いわゆるThinkPad仕様になっています。実にいい感じです。しっかりとした革ですが、すぐ上の写真のような状態で使うのはちょっと憚られるので、その上のおとなしい使い方が中心になるでしょう。

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 かっちりとしたVajaのケースもよいのですが、外に持ち出さず室内で使うことを中心に考えるとこういうケースもいい感じです。何といっても、iPad2の美しい筐体の露出度が高いので、それを常々見ることができるのがポイント高いところです。

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 いずれiPad3が発売されたら、それに合わせて製品化されるとよいのですが、そうなるとそれなりのお値段になるでしょうし、商売を考えると難しいところでしょう。かの有名ブランドがあんな恐ろしい値段をつけて販売しているのも、ただボッたくっているだけではないはずです。とはいえ、限定的にでもいいので作ってもらえると嬉しい、という人は結構いるんじゃないかと思います。試作された関係者にはぜひご検討をお願いしたいところです。

2012年2月 2日 (木)

大小

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 まぁたこんなん置いてる。ホンマ,懲りひん飼い主やわぁ・・・・・なんて思っているのでしょうか。紙粘土で作られた小さなワンコを前にして、何の反応も示さない「くま(仮名)」さんですが、それは単に飽きたというだけの話です。この小さなワンコがうちに来た日の晩にはこんな感じだったのですから。

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 とりあえず犬というものは、何でも匂いをかいでみて、しかる後に舐めてみたり囓ってみたりする、そういう生き物です。なんだこれ、食べられるのかな,という感じでそっと噛みついてみたところ、飼い主があわてて奪還しにきたので、あぁダメなんだなと。さすがに6年も飼われているとその辺の呼吸も心得ているようです。

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 スティーブ・ジョブズは偉大でしたが、安藤百福も偉大な人でした。カップヌードルの40周年を記念した商品、カップヌードルKINGです。即席麺こそは健康な生活の大敵、こんなものを食べているから病気になるんだと言われて久しいのですが、その人気が衰える気配がありません。むしろ、各メーカーが新商品を世に問う数や頻度は大きくなる一方なのではないでしょうか。

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 フタの径を見ただけでその偉大さがわかるカップヌードルKING。健康のためなら死んでもいいという健康ヒステリーの今、それでなくても「悪」である即席カップ麺の、それも大きなサイズ(=高カロリー)を世に問うというだけでも拍手喝采ものです。すでにネット上のあちこちにレビューが上がっていて、KINGのカレー味がないのは残念・・・・・なんて声もありますが、どうでしょう、このサイズでカレー味、食べるのはけっこう苦しいようにも思います。

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 広角側で撮るとけっこう歪みますね。並べて撮った意味がないほどに歪んでおりますが、KINGの大きさはわかっていただけるでしょう。さて、それでは蓋を開けてお湯を・・・・・といきたいところですが、それは体が許しません。ただ大きいだけのカップヌードルですから、わざわざ試食してみる必要がないともいえます。大きなものと小さなもの、並べてみるとおもしろいですね、というお話でした。

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2012年2月 1日 (水)

はいってる?

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 うらやましいからなのでしょうか、犬たちが寝ているところを見るとついつい写真に撮ってしまいます。彼女たちにとってケージはとらわれの場であると同時に安心して眠れる我が家でもあるので、思い思いに寝やすいような環境をこしらえては気持ちよさそうに寝てくれます。気持ちよく寝てくれているのを見ると、あぁ良かったなぁ、と思うのです。

 クルマの運転をしているときに同乗者が眠ると怒る人がいますが、私はまったく逆で、同乗者は寝ていてくれた方が嬉しいですね。遠い昔、教習所時代の路上教習でも、常に教官はうつらうつらしておりました。私にとっては、同乗者が寝てくれるような運転こそが最高です。

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 先日、神戸でFさんからいただいたもの。Fさんはご自身も相当にマニアックな方ですが、その視点でアイツならこれ喜ぶだろうと、いつも変なモンを見繕って持ってきてくださるのです。一見、何の変哲も無いクリップとノートパッド。これのどこに、わたしが喜びそうな要素があるのでしょうか。

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 この、こじつけとしか言いようのない、それでいて命名者はけっこう悦に入ってそうな名前がツボなんでしょうか。WebClipって、これ、せいぜいページを印刷した紙をとめるぐらいしかできそうにありませんが・・・・・。

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 出ましたね、黒い魔ソフト。そのロゴはともかく、クリップの造形としてhttp://って入れてあるのがWebClipとしての矜持を示している、のでしょうか。そして、黒い魔ソフトが出れば自動的にセット販売となるのが淫照ですね。CPUその他で競合しているAMDと比べるとよっぽど零細な会社ですが、世間一般にはこちらの方がビッグネームですね。

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 このパッド自体、マルマンニーモシネですから上等です。こういう、それだけで勝負できる上等なものに「変な」ロゴがはいっている、それがまた良いではありませんか。まさしく「いんてるはいってる」ですが、だからといってこのノートパッドが私を手助けしてくれるかどうかはわかりません。

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 はいってると安心といえば、こちらのスタッドレスタイヤにもクルミの粒がはいっています。ゴムに練り込んであって、それが抜け落ちた後の穴も雪上性能に寄与する、っていうんですからすごいモンです。クルミの有無はともかく、私の車はこのタイヤでないとどうにもならない、というところがあります。

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 車体が重くて、コーナリング時にかかる負荷は相当なものなんでしょうね。それに加えて運転手が下手くそなものですから、前輪の外側ショルダー部はすぐに坊主になってしまいます。夏タイヤですとあまり目立ちませんが、スタッドレスでは「どうじゃっ!」と下手な運転をしている証拠を突きつけられます。

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 思えば、昨年4月までこのタイヤはいてたんですね。怖い怖い。こんなんで雨の日にきつい目のコーナリングしたらどこかへ飛んで行ってしまいますね。自分ではそれほど減ってないつもりでいて、この冬も前後入れ替えて履かせるかぁ、なんて呑気なことを考えていたのですが、実物を見て愕然。1月でしかもヘンタイサイズとなると、あちこち探しても韓国製の妖しげなタイヤしか在庫がなく大ピンチでした。

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 ようやく見つけたお店でも4本で工賃込み15万円ほどの値段を提示されたので断念。それでもネット社会はありがたいもので、愛知県に何とか手の届く範囲で打ってくださるお店を発見。送料2100円也で送ってもらって、それこそ雪がちらつく中、無事に履き替え完了です。でも、こうして準備万端整えたシーズンに限って、雪が積もらないまま春を迎えることが多いんですが・・・・・。

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