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2012年1月29日 (日)

耐えられるか

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 夜の10時を過ぎて夕食を摂っている飼い主夫婦に向かって、ぜひ私もお相伴させてと訴えている「くま(仮名)」さん。普通に夕食を摂るべき時間に家を出て、夫婦揃って大阪市内までドライブをして帰って来たところです。

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 目的地はここ。大阪市西区、地下鉄西長堀駅の真上にある大阪市の中央急病診療所です。大阪府医師会が運営されている休日・夜間緊急診療所には何度かお世話になりましたが、今回は飼い主本人ではなく妻がお世話になりました。一刻も早く治療に着手した方が予後がよい、という症状が出たので、ご迷惑は承知の上で駆け込んでしまいました。

 夜空に白く浮き上がる急病診療所の文字は本当に心強く、ありがたいものです。中に入ると、昼間の病院よりもすごい混みよう。小さな子どもは休日や夜間に限って病気になったり怪我をしたりするものですし、内科の他、眼科や耳鼻咽喉科などの診療も行ってくださるので助かります。素人が調べて「これじゃないか」と思った病気、哀しいかなその通り当たっておりまして、おかげさまで早期の治療を受けることができました。

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 少し前ですと大正区に住む親戚を訪ねたり大阪ドーム(京セラドーム)に行ったりするのにこのあたりを通ったものですが、最近はすっかりご無沙汰でした。もっとも、そんなに遠くない阿波座駅周辺にはよく出没しているのですが・・・・・。

 人間、歳をとったら田舎でのんびり暮らして・・・なんて言いますけれど、私は反対です。子育て真っ盛りの時も、歳をとってからも、やっぱり都会かその近くに暮らしていないと不安で胸がつぶれてしまうことでしょう。夜が明けるまで我慢すれば医療機関が普通に診療を開始するわけですが、それまでの「長い夜」が待てません。

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 夜間や休日などに医療機関のお世話になりたい、となると、結局は隣の大阪に頼らざるを得ない私の県。救急車で搬送された妊婦が助からなかったという哀しい事件の反省はどこに活かされているのでしょうか。南部の山間部にはたくさんのお年寄りが住む寒村が多くありますが、車で行くと時間がかかりすぎるそんな地域の救急搬送も和歌山県の医療ヘリに頼っています。老後は少なくとも本県の田舎で暮らしたくありませんね。

 せっかく見ていただける急病診療所に来ていながら、子どもが痛がるからと治療をやめるように求めた親がいたそうですが、それぐらいなら始めから駆け込んでこなければよかったのに、と思ってしまいますね。よくよく考えて受診しないと、人の寝ている時間に頑張ってくださっている関係者の皆さんに失礼ですし、いずれこういうシステムが崩壊してしまうでしょう。

 でも、何より大切なことは、仕事が忙しいというのを理由に無理をしないことですね。仕事に身も心も捧げたからといって、残るのは自分の満足感だけで、そのためにボロボロになった心と体を引きずって残りの人生を過ごしていくのはあまりにむなしいではありませんか。

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コメント

その後の奥様のご様子は、いかがでしょうか。くれぐれも、無理をせず、ご自愛ください。

 Bromfield さん

 やはり女性は強いですね。平気な顔しております。そこを無理にでも休ませないとこじらせるのは目に見えておりますから、「大変だっ」ってことで救急に走ったというのもあります。結果、それは大正解でありました。

大阪市の診療所は大阪市民の血税で運営されているということもお忘れなく。
ま、つきみそうさんは大阪市にも多大の税金を落としてられるかと思いますが。

 くーべ さん

 そこが心苦しいところです。大阪府内の各市は大阪市と協定を結んでいるのでしょう、積極的にアピールされてますが、奈良はどうなんでしょうか。せめて、そういう協定でも結ばれていることを願うばかりです。

大事に至らなかったようで何よりです。
奥様におかれましては、どうかご無理をなさらずにお体をご自愛なさって下さいな。

 wavio さん

 ありがとうございます。今時、学校勤めなんてしてますと命がいくつあっても足らないことがあります。生徒に固いものを投げつけられて怪我をした教師に向かって、加害生徒の親が一言。「教師やってるんやったら子供に怪我させられたぐらいで文句言うな。」

 東京電力の無茶苦茶ぶりに世間の批判が集まっていますが、危険の及ばないところで金儲けの方法を考えている経営陣(まぁ経営ってそういうもんなのでしょうけど)に向けていただきたいですね。現場の人たちは自分の命を削ってこの瞬間も努力されてるはずですから。

 仕事に一生懸命取り組むのは当たり前のことですが、それは本人の問題。本人が仕事のためにと自らを犠牲にするのは美談ですけれど、その周りで泣く人もいっぱいいますし、人生無茶苦茶になる人もいます。おまわりさんやってるんだから殺されても文句言うな、消防士やってるんだから焼け死んでも・・・っていうのがまかり通る世の中にはなって欲しくないと思いますね。

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