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2012年1月10日 (火)

「普通」の幸せ

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 バタンッ、と大きな音がしたので跳び起きると(寝てたんかいっ!)「ちち(仮名)」さんが こんなお姿になっておりました。ご覧の通りトイレシーツが白いですからまだよろしいのですが、タイミングが悪いときには使用済みのトイレの上に寝てしまうこともある彼女。だからあんたは臭いねんっ、と家族に言われながらも、そこは犬ですから本人は知らん顔です。

 今日は始業式。例年より長い目の冬休みを終えて生徒たちがやってきました。当たり前ですけれど、朝になると生徒がやってくる幸せ。これ、芸人さんなんかですとお客さんきてくれはるやろか、と心配しなければならないところですから、私たちの仕事は恵まれていると思います。国民の義務として、子供さんを学校に送り出してくださるんですものね。

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 まだBlogを始める前、私の持っている萬年筆のなかでも使用頻度が高かった2本です。上は三越の通販で処分価格で買った多面体樹脂軸のもの、下はスリムなのが欲しいなと買ったデシモです。並べてみるとわかるように、あまり太さは変わりません。現在、通常ラインとなっているキャップレスがメタボなだけで、もともとキャップレスというのはこの程度の太さです。

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 これは本当にインクの出ない個体で、イラついた持ち主からかなり手荒なお仕置きを受けたものです。中字なのに細字よりもカリカリするというとんでもない状況でしたが、今はヌラヌラと気持ちよく書けるようになっております。萬年筆を調整するなんてとんでもない、書いて慣らすのだという意見も一部にはいまだ根強いのですが、このペンとお付き合いしたことで、やっぱり調整することにも意味はある、と思うようになりました。

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 こちらは細字のデシモ。これは購入当初からするすると気持ちの良い書き味で、キャップレスってどうなんだろう、書きにくいんじゃないだろうか、なんてことをいう人にはこれを握らせて「おぉぅ!」と言わせていたという1本です。いわゆる「あたり」な個体ですね。これにはブルー、そして多面体の方にはブルーブラックをそれぞれ入れて使っておりますが、使い込むほどに、実用に徹したPILOT製品の凄みのようなものが感じられます。

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 ふだんはこの2本をポケットに挿して持ち歩き、気合いの入った書類を作るときなんかはパーカーのデュオフォールド、というのが数年前のパターンでした。そのデュオフォールドはアメ横のダイヤで買ったもので、オレンジ色のインターナショナル。ゴルバチョフとレーガンでしたか、例の平和のペンというやつです。

 オレンジ色で気に入って使っていて、書き味なんぞそれほど気にならなかったものが、このデシモを持ってからどうにもこうにも書き味が気に入らなくなって手放してしまいました。それほどにこのペンのインパクトは大きかったのです。

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 そこら辺で満足して、傷だらけになるまでこの2本を使い倒す、という普通の道を歩むべきだったのでしょうね。ひょっとして、もっと気持ちよくかけるものがあるかも知れない、なんてスケベ心を持ったばっかりに、底なしの萬年筆沼にはまり込んでしまったわけです。

 しばらくお休みしていたこの2本。年の初めですし、原点回帰という気持ちで、インクを入れてみて、普通であることの幸せ、というものをじっくり味わってみようと思います。

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コメント

キャップレスは良いですよね〜。
デシモを買ったばかりだったのに、ブラック&グリーンが増えたのは年末のこと…(笑)

 mercuryo さん

 キャップレスっていうのは感染力が強くて、しかも感染すると増殖力もすごいという、ある意味魔性のペンです。

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