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2012年1月12日 (木)

勝負!

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 何かを見つめてしっぽを振っている「ちち(仮名)」さん。柴犬なので胴輪の方が向いていそうなのですが、首輪をつけておかないと何かの時につかまえることもできないというヤンチャ者です。彼女は基本的に「おすわり」ができません。「おすわり」と声をかけるとこの姿勢ですし、「伏せ」でも同じ。「こら、誰やっ!賢うせんかっ!」と叱られてもこの姿勢です。飼い主の湯呑みに興味を示して「伏せ」をしているのですが、さすがに赤膚焼きの上等なお湯呑みはおもちゃにできません。

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 こちらは毎日使っている鞄。昔からBPには興味があったのですが、現役の頃はお値段に恐れをなして手が出ず、破産してしまってからオークションなどに出てくるものをチェックしてようやく手に入れたものです。A4サイズの書類が何とか収まる大きさで、iPad2を入れるのにちょうど良いので最近よく活躍してくれております。もともと中古で手に入れて日常使いしているので、あちこち傷だらけになっております。

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 大きめの書類があるときや分量の多いときに使うのがこちら。もともとダレスバッグが大好きで、とくにこの、上部が湾曲している櫛形ダレスというのに憧れておりました。ロウびきの革を使った英国産のものなんて渋くて良いのですが、トレドが2本ぐらい買えそうなお値段ですので手が出ません。

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 ちょっと不良なイタリア製、プラテッシの鞄ですが、これもまともに買ったらトレドぐらいの値段はします。たまたまネットオークションを眺めていたら、リサイクルショップから破格で出品されているのを見つけてうまく落札できたものです。

 「何を着てもいいけれど、こういうファッションだけはしてはいけません!」という見本みたいな格好で歩いているオッサンにイタリア製の鞄、大いなるミスマッチで、このブランドが気に入って使ってらっしゃる方には申し訳ないのですけれど、そういうことを抜きにするとものも入るし便利に使えています。  

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 で、ミスマッチの極みなのがこちら。「もらい物なのですが使わないので出品します。」ということで、ブランド名も何も表記せずに出品されていたもの。このブランドのキーホルダーとか、そういう小物を買うぐらいの値段で手に入れました。本物かどうか、ということは不明ですが、鞄としては非常に気に入って使っております。できればこういう鞄をくださる知り合いを持ちたいものです。

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 この鞄、私にとっての勝負鞄です。かつて、これに書類を詰めて交渉ごとにのぞんだことがあるのですが、交渉の相手はこの鞄を見るなり「えぇ鞄ですねぇ・・・見せてもらっていいですか。」と交渉そっちのけで鞄を撫でさすっておりました。聞けば、相当な鞄ヲタクなんだとか。

 結局、交渉の中身はどうでも良くなって、「わかりました!」ってなことになりました。ものすごい結果オーライなお話。それ以来、大事な話をするときはこの鞄を持っていくことにしております。多くの人にとってはあまり好きではない、でも、革製品好きな人にとってはたまらない、そんな香りがするのがまたいいんですね。

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 しっかりした革で、しかもほとんど使っていないので、現状、はっきり言って使い勝手の悪い鞄です。書類の出し入れにも難儀する、という感じなんですね。まぁでも、そういう運のあるブツというのは使い勝手とかそういうことはどうでもいいものなのでしょう。革の鞄も萬年筆も、実用という面でいうと???です。そういうものを好んで使っている私は、やっぱり変な人なのかもしれません。

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コメント

板坂元氏は鞄を購入したら自分に馴らす作業をしてから使い始めるので、場合によっては購入してから使い始めるまで10年以上かかることもあるという趣旨の発言を著書に書いていたと思いました。
うろ覚えなので10年のくだりは誤りかもしれませんけれど、なるほど、そういうものかと感心しました。
鞄の世界は厳しいですねぇー!

 どちらも何となくダレス・バッグ風でありますね。

 お仕事柄、こういったデザインのバッグの方が使いやすいということでもあるのでしょうか?

 私が就職した頃には、男の仕事鞄として幅をきかせていたのは、今では殆ど見かけることのない、アタッシェ・ケースでした。街ですれ違うビジネスマンの多くが、サムソナイト製とおぼしき樹脂製の幅10センチほどのケースを持ち歩いていたのを思い出します。

 当時も(30年経った今でも)ペーペーの私でしたが、この種のバッグは、薄い物を持ち歩く(多量の書類を持ち歩く必要がない)のがエグゼキュティヴであると本で読み、見栄をはって厚さが5センチ程度の、表も内側も牛革で出来ているものを結構な値段で買いました。

 ところがやはり若造が一人だけやけに薄いバッグでシニアな同僚と道を歩いているというのは絵にならず、遠慮が先行して持ち歩きにくくなり、結局タンスの肥やしと化して今に至っています。

 今ではディスカウント・ストアで3,000円もしない値で買った、合皮のバッグが濡れても苦にならず、重くもなく酷使に耐えています。

 これはこれで気に入っている一方、履いている靴との価格差がものすごいので、やはり年齢相応にそれなりのものを持たなければな、と思いました。

自転車生活をしていると最低ショルダーのたすき掛けか、またはリュックですね。

突然の雨にも降られるのでまずは革鞄は諦めなくてなりません。

よもや交渉相手というのは画伯か、でべそ会長なんていうことはないでしょうね(笑)

 二右衛門半 さん

 鞄を慣らす、ですか。ピカピカでおろしたて丸わかり、ってのは確かにかっこうわるいですね。私のこの鞄なんかはそのクチで、見る人が見れば「あ、よそ行きだな」とわかるでしょう。

 慣らすといっても、くたびれさせるのではないところが鞄などの革製品の深いところなんでしょうね。

 monolith6 さん

 少し前までは、3年生の担当になると(安物の)アタッシェケースが配られたものです。そこにいろんな書類を詰め込んで持ち歩くわけですね。私はこれまた自分で気に入ったのを買って使っていました。そう、かつてはアタッシェ派だったのです。薄くてやや小ぶりのものがカッコいい感じですね。そして口金も普通のパチンパチンというやつより、ツライチになっている部分が飛び出すものとか、そういうものが好きです。

 一芸入試みたいなのになると、そういう特技を持っている生徒を高校へ売り込みに行ったりするのですが、そんな場所へ背広姿でアディダスとか書かれたてかてかエナメルのスポーツバッグを平気で持って行く、そういう人の方が多数派です。ちゃんとした鞄持ってるのは最近採用された若い人たち。新人研修の成果でしょうね。

 ペリカン堂 さん

 そうですよね、革の鞄持って歩いていて雨が降るとかないません。自分は濡れても鞄は濡らさない、なんて感じで、上着の下にしまい込んだり。ま、雨が降って濡れたら困る、なんて私みたいな者は上等なもの持つのを諦めた方がいいのかもしれません。

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