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2011年11月 1日 (火)

ながれいし

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 家族がそばにいるのに、誰も遊んでくれない。ほったらかされてやることもないので、仕方なくひっくり返って寝ている「くま(仮名)」さんです。彼女の場合、拗ねているというより、家族の動きをよくわかっていて、今の時間だと誰もかまってくれない、この状況なら押しの強さで何とかできる、などと、犬なりにいろいろと計算した上での行動です。そのあたり、深夜早朝でも人の姿さえ見れば跳ね起きてくる「ちち(仮名)」さんとの格の差を感じさせるところです。

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 その昔、毎月1日はトレドの日、なんてお馬鹿なことをやっていたことがありましたが、どっしりと腰を落ち着けて字を書くのに、ビッグトレド系が一番しっくり来るような気がします。器用にペンを扱えないこともあって、ここぞというときには同じトレドでも700番台よりは900番台を選んでしまいます。子供たちが学校からもらって帰ってくる、保護者が書いて提出するような書類を書くときには、いつも伝説の1万円トレドを使っています。

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 そういったビッグトレド系の中でも、ひときわ変なのがこのシャルロッテ。長いこと使われずにペンケースにしまわれたままになっていたものです。BBのペン先なので、群青色ともいうべき濃い青インクを入れて書くと、何ともいえない濃淡が出て楽しいのですが、実用性という点でははなはだ疑問です。大きめのメモ用紙にでっかい文字でメッセージを書いて同僚の机に置く、という場面で活躍しておりましたが、仕事のパターンが変わって活躍の機会が減り、いつしかペンケースの中で惰眠をむさぼるようになっていたのでした。

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 何といってもペンが重いので、あまり長い時間握っているとさすがに疲れてきます。何より、銀色に輝くボディが次第に金色がかってきたのに気づいたとき、これはあんまり使ってはいけない、そう思ったのでした。スターリングシルヴァーの軸は、金色に見える時期を経て、いぶし銀の輝きへと変化していくのです。シャルロッテの軸は燻し液につけてはいけない、というのは、お掃除が大変だからではなくて自然に黒くなっていく過程を楽しみなさいということなのだと思っています。

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 それにしてもこのシャルロッテ、ほぼ1年ほど放置されていたはずなのですが、キャップをとると何事もなかったかのように書き出すことができたのには驚かされました。さすがにペンに申し訳ないので水洗いしたのですが、出るわ出るわ、蒼い水が延々と流れ続けました。もう大丈夫かと思ってペン先を振ると、驚くほどに濃い色の水が出てくるような状態ですので、ペン先だけ洗浄液につけ込んでおくことにしました。

 こんなに長いこと放置されてもインクが出るなんてさすが、と思いましたが、それだけの間放置しておく私も私、さすがです。正倉院展の時期でもありますし、ここしばらくは毎日一本ずつ、しばらく使っていない萬年筆を洗っていこうと思います。反省。

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コメント

 羨ましい逸品をお持ちです。更に、1年放っておいてもキャップを外せば字が書けた、これも自分には信じられない現象です。インクは青とのことですが、メーカーを御記憶でしたら是非御教示下さい。

 それから蛇足ですが、キャップ・トップのロゴと、クリップの位置がずれてしまっているようです。余計なお世話ですが、直した方が宜しいかと。

 monolith6 さん

 そうなんです、ずれてるんです。おそらくは某店オリジナルの銀製クリップを試した際にずれたのでしょう。老眼なので写真に撮ってみるまで気づきませんでした。今は直してあります。

 インクはこれまた某店オリジナル、セーラー系です。かつてはPILOTの色彩雫シリーズもよく使いましたが、何となく怖くて最近はご無沙汰ですね。

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