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2011年11月28日 (月)

ぱっちん

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 一時期、こういうアングルの犬の写真が大流行しておりました。それは単にアングルだけではなく、短焦点の広角レンズで鼻の頭を強調するもので、可愛いと言えば可愛いですが、はっきり言って食傷気味になっておりました。ですので、自分としてはこういう鼻のアップというのは撮りません。これは娘の作品です。いつもながら緊張していない「くま(仮名)」さんが写っています。

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 ある先生の顔の一部が「変色」しているので理由を聞いてみると、「固くて小さなものを投げつけられた」という答が返ってきました。ただ廊下を歩いているだけでも、この種の危険は常にあるのです。もし、何かを見てしまったら、見て見ぬふりをするのが自分には一番優しいことですが、それでは給料泥棒になってしまいますので声をかけるのですが、その見返りは暴言、拳、足蹴り、そして凶器etc。

 いずれにしても、真面目に仕事をした見返りとしては嬉しくないものばかりです。何より心が傷つきます。できれば自分だけの秘密にしておきたいと思いますが、それは許されないことなので、事実を白日の下にさらします。どんどん話が広まり、大きくなっていくのです。その渦の中、一番偉そうにふんぞり返っているのは加害者とその保護者で、なぜかしょんぼりと、哀しそうにしているのが被害者です。

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 生徒が先生にパッチンとやる。そのときは興奮していたけれど、頭を冷やしてよく考えると、やっぱりアレはまずかった。ごめんなさい、と謝るのが当たり前だと思います。未成年のしたことだから親も一緒に頭を下げる、これもまた当たり前。でも、そういう常識はまったく通用しなくなってきています。ですので私も、その先生に「絶対、謝罪受けたらあかんで。」とアドヴァイスしました。

 相手にもよりますけれど、最近は「謝ったんやからごちゃごちゃ言うな」というのがほとんどで、結局、何回人を傷つけても「謝って」おしまい。そういう生徒をそのままにしておくと、いずれ、謝ってもすまないところまでいってしまいます。極論すれば,死人が出る前に何とかしておく必要がある、のです。

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 怪我をさせられた先生が病院に行って診断書をとり、警察に被害届を出す、というのが加害生徒の保護者にとってはおもしろくなかったようです。先生のくせに,生徒に怪我させられたぐらいで騒ぐな、と言うことで、こういうケースではほとんどの保護者同じように言います。過去に見聞きしたケースでも、加害生徒の保護者が学校にやってきて、とにかく謝罪させろ、の一点張り。一体どちらが怪我をしたのか、傍で見ていると誤解してしまいそうです。

 そういう話の中で、生徒を怒らせるから悪いんだとか、何年教師やってるんだとか、罵詈雑言が次々と出てきます。でも,そこで負けたらダメです。負けたら、次は生徒の中から被害者が出るのです。だから頑張りますが、結局は「心から謝るつもりなのに聞き入れてくれない。先生は冷たい。」とよそへ行って泣くのです。で,保護者が教育委員会へ訴えに行くと、たいていの場合、教師の側が折れるように、という指導が降りて来ます。

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 もしお金に余裕があるのなら、子供は私立の学校へ通わせたい。公立学校に勤める教師でそう考える人は少なくないでしょう。情けない話です。生徒に殴られて、親が来て、謝ってやるから感謝しろと言われて、校長にも教育委員会にも同じように言われた人を何人も知っています。幸い、今の職場はそうではありません。だからこそ長いこと居続けているのかもしれませんが、そろそろ限界。次の職場では、いや、今の職場で明日にでも,私の身に同じことが降りかかってくるかもしれません。

 子供を学校に通わせてる人は、このことを考えておくべきです。加害者側になって無茶を言う人はどうせ何も考えないでしょうけれど、我が子がパッチンといかれたら、謝ってやるから感謝しろという加害者に負けないで、毅然とした態度でいくべきですね。

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 ところで、このヴァレンチノの萬年筆。パッチン嵌合などといってはいけません。落とし込み嵌合というべきです。これ、いつ頃のものなんでしょうか。何ともいえないえび茶色の軸が気に入って、ストロボを焚いてみました。ネジ式ではありませんが、金属軸ではなく樹脂の軸。何より、ペン先が国産らしからずちょっと左右不均一です。

 萬年筆のことを書くつもりが、パッチンを書いたばっかりに話題がそれにそれて・・・・・。

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コメント

少なくともこれからは大阪ではそんなことが減って、それが近所の府県まで広がって、、、日本国中まで、、
そんな世界になることを願っています。
喧嘩など、一度弱気になるとダメです。
あとから相手が(話を聞いた他の人まで)ずっとずっと
弱みをついてきます。
子供の為を思っていると嘘ばかり思ってもしないことを言って自分の事だけしか考えていない教育委員会の面々は全部辞めて新しく再編成すれば良いのです。

 マオぢぃ さん

 だから、あんな人が当選するのでしょうね。いいこともいっぱい言ってるし、うまくいけば最高ですけれど、そのやり方で10年ほど試行錯誤した先にバラ色の未来でしょうね。すぐには結果でないと思います。で、その途中で降ろされてまた反対方向へ迷走して・・・・・と、これって衆愚政治ですがな。

何ともはや、、、
親として、何がホントに子供たちのためになるのかが分からなくなっているのでしょうか。
罪と罰を回避することが親と子供の将来にとって良いことにはならないことを改めて感じました。

酷い話ですね...

公立学校というのを廃止して、全部私立にして、生徒に学費を補助するのはどうなんでしょうね?...と一瞬、倒立したことを思ってしまいました。

こういう状況で、上司や職場が被害者を守らないと、どうしようもないですね。役所なんかでも、こんなんではないかと思います。もの言えば唇寒し。真面目にやってる部下を守らず、なんの上司ぞ!

 foolsbook さん

 先日、すっとすっと前の教え子が司直の手に落ちたと聞きました。仕事の中で飲酒運転して人をはね、実家に逃げ帰ったそうですが、その子の父親が110番通報したとのこと。当然の決断とは言え,親御さんも辛かったことでしょう。

 とんぼ さん

 公立学校の退職者で私立の学校へ再雇用された人と、3時間ほど話し込んでしまいました。曰く、私立と公立とでは金のかけ方、かける場所が全然違う、のだそうです。なんとなく、わかるような気がしました。ですから、場合によっては私学がすべて良いとはいえないのでしょうけれど、条件が良くない公立よりは期待できるのかも知れません。

わたしの母校の中学の校長先生は片足が不自由だったのですが生徒の間での噂としてその原因は生徒と喧嘩して階段から落ちたのだと言われておりました。
見た目、おとなしくて風貌も冴えない物静かな先生でしたが、噂を知っている生徒達からは尊敬の念で見られていましたね。
今は、そういう先生も少なくなっていることなのでしょう。

 二右衛門半 さん

 そういう先生になりたい、でありたいと願って仕事をしていますから、生徒に殴られたりすると「自分の徳が足りないせいだ」と落ち込んでしまいます。自分で落ち込む分には良いのですが、「殴られる方が悪い」などと同僚や保護者に言われるとこれはもう、やめようかなと思ってしまいます。

 実際、そういうことが原因で入院したりやめたりする先生も少なくありません。生徒がたいへん、というのは耐えられても、職場の人間関係が最悪、というのには耐えられないものです。

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