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2011年11月29日 (火)

テストを受けるのは。。。

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 自分の都合以外では「おすわり」をしない「ちち(仮名)」さん。長女がおやつを持っているのを見つけて、前に回り込んで「伏せ」です。彼女にとっては、普通のワンコの「おすわり」が「伏せ」なのですが、待ちきれないときはこうして前脚を出してくるという、何とも躾のなっていないワンコです。写真の左側の画面の外では「くま(仮名)」さんが賢くおすわりをしています。

 この位置で撮影をしていて、ふと目を上げると壁に何か下がっています。何だろうとよく見ると、次男が図画工作の時間に作ってきたミニホワイトボードでした。何やら、妖しいロボットのようなものが描かれています。

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 私が小学生だった頃は、絵を描くといえば風景とか静物、動物などで、テレビに出てくるようなものを描くことは禁止されていました。オリヂナルのロボットであっても、「ロボットはテレビにも出てくるからダメ」だったのです。最近はそういうしょうもない規制がなくなっているのですね。当たり前ですけれど、いいことです。

 手が何本もあると便利だからかな、と思っていたのですが、どうもそうではないらしい。手の数が6本というあたりで嫌な予感がしたのですが、じっと絵を見ていると・・・・・あ、やっぱり。怖いですね。子供は本当に大人をよく見ているものです。

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 将来は暴走族に入って、ペンキで謎の漢字を落書きするんでしょうか。さすがに小学5年生では「ラ」にあたる漢字が思い浮かばなかった、あるいは書けなかったのでしょう。「ア」も訓読みで少々無理がありますね。

 このロボット、肝心の顔の部分がどうも変な感じ。具体的には、それらしい顔がないように見えます。ロボットだからそれでもいいのかもしれませんが、なんで顔がないのか・・・・・って、もしや、まだ顔が完成していないからなんでしょうか。

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 今日は期末テストでしたが、今回は円周角、相似な図形といったところが試験範囲。数学が苦手な生徒にとっては、代数系だけでも大変なのに図形、それも証明問題まで出るなんて、という地獄のようなところです。昨年、三角形の合同とか等積変形とか平行四辺形とか、その辺を教えたときのことを思い出すと、今回も試験の結果は芳しくないものになりそうです。

 そこで、思い切って「アホみたいに」やさしい問題にしてみました。試験監督に行く若手の先生が問題をチラッと見て「げっ!」と驚きの声をあげたほどです。ホントにこれでいいんですか?100点近い点数続出じゃないんですか?などと言うその先生に、シンパイすな、安心すなと声をかけて送り出しましたが、果たして、200人ほど受験して満点をとった生徒は片手で足りるほどでした。

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 実際、テストを終えて帰る生徒たちは「数学、何点あるかなぁ・・・」などと口々に言い合っておりました。最近は見かけなかった光景を久しぶりに目にして、テストを受けて、何点「ある」かな、って言える、思えることは、実はとっても大切なことなんじゃないかと思いました。点数なかったら、もっと勉強したらえぇねん、と簡単に言いますが、生徒にとってコトはそう簡単ではありません。たまには、点数のとれるテストというのもあっていいと思います。

 「こいつら、勉強してへんなぁ。」とブツブツ言いながら採点するのは簡単ですが、その点数、生徒だけのものじゃありませんよ、ということを、特に若い先生たちに言いたいのです。生徒が悪い点数をとる、それって、実は先生が悪い点数もらってるということなのかも知れないのです。少なくとも私は、そう考えるように教えられてきたし、心底そう思っています。

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 何かのはずみに隙間に落ち込んで長いこと行方不明になっていたグランザス・ネオ。恐ろしいことにペン先には「青墨」がこびりついています。これだって、インクが出なければそれは管理の悪い持ち主が悪いのであって、ペンのせいではありません。きちんとマメに使って、時には洗浄もして、それでもインクが出なければペンが悪いのかも、と考えるべきものです。

 さて、基本的な内容の平易な問題、それで生徒はそこそこの点数をとって「勉強したら点数とれるんやぁ」という当たり前のことを実感するでしょう。問題はこの先。単なる甘やかしに終わるのではなく、しっかり生徒に勉強してもらうことを考えて工夫を重ねていかなくてはなりません。先生が生徒にテストを受けさせているように見えて、実は先生が生徒のテストを受けている、そういう考え方が大切なのではないかと思います。

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コメント

昔、試験問題を作ってた時は、教えてるクラスの平均点が60~70点になるようにするのが難しかった記憶があります。毎年同じ問題を出題し、平均点を比べ今年の生徒は「出来が悪い」ってな感じの先生もいました。学年統一問題で先生が交代で問題を作成する場合も有りました。他の先生が出題した試験を、教えている生徒に受けさせるのは可哀想だと思ってた記憶が…。
生徒が教えた内容をどれだけ理解しているか、どれだけ試験勉強に励んでくれるかを、理解しながら問題を作成する醍醐味?を知る先生は、少ないでしょうね。つきみそう先生、あなたはそれが出来る先生です。何だか嬉しくなりました。(笑)

回答と解答、能く似たような字面ですが意味には大きな差があるらしいですね。
回答というのは返事と同じ意味合いで自分と相手が対等な関係にある場合に使われます。
対して解答というのは問題を解き明かして答えることという意味合いになりますが、注意すべき点があって、「答」とは、対等な相手、もしくは目下に対して使われる字である為、生徒が解答した、というように使われるのは実は誤りなのだそうです。
先生が教え子に解答を示すとか、解答を教えるのように使うのが正しいとか。

先生のお話を伺うと、なかなか世の中には簡単には解答できない問題があるみたいですね。

父親が、平均点を50点にすることを目標に問題を作成するのだと言っておりました。
でも、自宅で採点しているときに、一人ずつ見ながら こいつはあのときに寝ていたからアカン とか、よーでけた とか、一喜一憂しつつ採点し、最後に ここはもう一度説明しておくか。なんて、ぶつぶつ言っていたことを思い出しました。

 J-ROADCREW さん

 テストを返すと生徒は決まって「先生、平均点は?」と聞きます。で、いつも言うのですが、平均点は先生のためにあるものだ、君たちは目安程度に考えなさい、と。100点の人と0点の比との平均点は50点だよ、とも。

 恋人試験、って歌がありましたね。松本ちえ子さん。0点なんかじゃ許さない、100点取る人大嫌い、知っているのにわざと間違える、65点の人が好き・・・ってね。

 二右衛門半 さん

 試験の解答用紙、っていうのは、そうすると、生徒が問題に対して、という意味にとらえると良さそうです。それなら、問題は人ではありませんから、生徒と同輩以下と考えることが出来ます。

 でも、生徒に解いてもらう、っていう気持ちで作ってますけれどね、私は。

 きくぞう さん

 そのお父上の姿、そういうのを目標にやってます。ということは、現実にはなかなかその域にまで達することが出来ていないということでもあります。

 今回のテストに関しては後日談もありますが、それは又あらためて。

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