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2011年10月 2日 (日)

六角形の木片

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 ひっくり返っている「くま(仮名)」さん。まだまだ元気ですけれど6歳、高齢犬の入り口にいるわけですので、寝てばっかりいるのも仕方のないことかも知れません。人間の場合、歳をとって体力が衰えると寝ていられないって言われてますから、ずっと寝ているうちはまだ大丈夫なのかな、などと思ったりしています。実際、おやつを見たときのダッシュ力はそこらの若い犬に負けていません。

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 朝から妻が運動部の練習試合に行くというのを送って行ったついでに職場へ出て、ごそごそと木工をしておりました。長さ60センチの小幅板を20枚ほど用意して、10センチの長さの細長い六角形を切り出すという作業を小1時間。ラックソーなども使ってみたのですが送りが安定しないのでまっすぐに切れず、結局は全部手切り。技術の教師に成りたての頃、のこぎりで木をまっすぐに切るのが苦手で毎日特訓したことを思い出します。

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 まったく使い方がわからない、という人も多いのがこのプロトラクタ。分度器の上に直定規が乗っかっている形なので、知らない人は「こんなん、段差あるから線ひかれへんやんけぇ」などと叫んでしまうのですが、この段差こそがこいつの命。直定規の端っこにある目盛りを好みの角度に合わせてネジで固定してから、分度器のまっすぐな部分を木の縁にあてて定規に沿って線を引くのです。こんなに便利なもの、知らない方が悪いと私は思います。

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 線に沿って切り取ってできあがったのが上の部品。単独で使いますので少しぐらい大きさが違っても大丈夫。したがって切りしろを全く考えずにずんずん切っております。合計で120枚ほどできあがる予定でしたが、繊維に沿って割れている材もあったりして、結局とれたのが118枚。その次の行程でいくつか不良品が出て、最終的に110枚ほどできました。

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 上が予備品、下が不良品です。どちらもラックソーで切り出したのでまっすぐ綺麗に切れていませんし、下の方はボール盤で穴を空けるときに目にあたり、縁の部分が欠けてしまっています。下の方は即廃棄、上の方は足らなくなったら使う、という違いがあります。

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 片面を艶消しの黒、もう一方の麺を鮮やかな黄色で塗ると完成です。細い針金をヘアピン状にしたものを使って両端の小さな穴に輪ゴムを通し、紙のお面みたいな感じに仕上げます。このあとも針金はそのままにしておいて、この部品を取り付けるときにも穴にゴムを通すために活躍してもらいます。

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 ググッと握った手が、しっかりと針金をつかんで引っ張っています。これは完成品の裏側。こいつを見て一喜一憂している人たちは、裏側がこんな風になっているなんて夢にも思っていないので、実際に目にすると一様にショックを受けるようです。そして、このサイズではなくてもっと小さな輪ゴムを使うべきだとか、寿命の長い金属製のバネにしなかったのはおかしいとか、好き勝手なことを言うのですが、それらをすべて検証した上でこのサイズの輪ゴムに落ち着いているのですから気になりません。

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 ここでようやく哀れな針金は任を解かれます。そして、輪ゴムは思いっきり引き伸ばされて小さなネジにひっかけられるのです。輪ゴムが外れてしまわないように頭のでかいネジにしてあるのですが、釘を打った方が楽やったのに、とありがたいアドヴァイスをいただくのも毎年のことです。年に一度、たった一日だけのためにつくられたもの、これは一体なんでしょうか。正解は明日の記事で・・・・・と、すぐにわかる内容をあえて引っ張ってみます。

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コメント

え~~と
得点ボードかな?

知ってますねぇ。でも、文房具というより建築用具とかそういう方向になるのかな…?

日曜大工やらない人には無縁かも知れません。

6歳で高齢犬ですか。
わが家のまこちやんも、最近は垂れ流し状態で15歳ですが、買い物から帰り、玄関の入り口においたパンはあっというまに一切り食べてしまいましたから、目は見えなくても食べることは執念を感じます。

 マオぢぃ さん

 ご明察です。全くなかったので作ってしまいました。こういうものがないという学校、結構あるようです。

 達哉ん さん

 プロトラクタ、普通は知ってますよね。日曜大工する人なら手放せません。これがなくても仕事できますけれど、手間が増えますね。

 ペリカン堂 さん

 先代の「クマ(実名)」さんで16年か17年でしたからね、まだまだ頑張ってもらわないと。マコちゃんみたいに小さな犬なのに長生きっていうのがすごいと思います。

プロトラクタ…大工さんの定規には段差が普通ですね。(笑)
最近のマンション造作大工は、細かい角度を切ったりはったりってのがありませんから、持ってるかなぁ?「のみ」なんて、もう持ちませんからね。宮大工なら話は別ですが…。

 J-ROADCREW さん

 工場でカットしてきた材を組み立てるだけ、っていうのが多いですしね。内装にしても大工さんが造作するより何か持ってきてポンと置く、という感じが多そうですね。

 宮大工さんの道具は見ると萌えます。あの研がれた感じがすばらしい。

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