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2011年10月20日 (木)

斜めに立つ

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 飼い主を見て立ち上がった「ちち(仮名)」さん。ケージの縁に手をかけたその刹那、右目のあたりが痒かったのでしょう、前脚でゴシゴシと「顔を洗って」いるところを、手に持っていたカメラでおさえたところです。突然のことでしたのでブレてますし、フレームも斜めになってしまいましたが、水平っぽく修正すると全然おもしろくないので、そのまま掲載しました。

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 犬の写真が斜めになったのを記念して、萬年筆のケースをご紹介します。業界関係の方が「進物ケース」などとおっしゃるのを聞いたことがありますが、確かに、萬年筆を贈られたときにこういうケースに入っていると、一般的なプラスチックのケースや紙箱なんかよりも上等な感じで、開けるときもワクワクしますね。

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 こんな銘板がつけられていると、キャップレスしか入れられません。専用です。銘板から出たサビでしょうか、かなり古い感じが出ています。文具店にずっと置かれていたものだそうですが、時代を感じさせます。こういう専用のケースを作ってもらえるぐらいですから、キャップレスというのはPILOTの推しペンの一つだったのでしょうね。

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 中に収まっていたのはキャップレスのCL-300と思しきペン。口金やノックボタンが艶消しシルヴァーの黒軸で、豪快な人やがさつな人には使えないペンとして知られています。ノック式だからとガチャッと底つくまでノックしますと、いったん顔を出したペン先が「あんたにはムリムリ」って言うように引っ込んでしまうのです。

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 当時のお値段3000円ですから、当然ペン先は特殊合金製。キャップレスお約束のカートリッヂカヴァーも今とは違う形。こいつはダブルカートリッヂを使うタイプですから当然と言えば当然です。こういうのを見ると、コンバァタァダブルではなくてカートリッヂを入れて使ってみたくなりますね。多少インクが蒸発していてもいいのでオークションに出たら落とそう、なんて思っているのですが、結構競争率が高く、なかなか思うようにいきません。

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 ケースを開けてみたところ。ケースの蓋を開けるとペンを乗せているトレイがググッと斜めに立ち上がるという仕掛けです。このオークション自体、ペンはオマケで、ケースを出品されていたのです。せっかくだからと、トレイにぴったり収まるCL-300をオマケにつけました、というこの出品者さん、なかなかに二右衛門半(普通名詞)なのではないでしょうか。

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 狭いところや暗いところは嫌だよぅ、というカメラを、おのれは面堂終太郎かっ!とどやしつけつつ何とか写し取ったトレイの裏。トレイの裏についた金具を板バネで持ち上げているのが見えるでしょうか。シンプルな造りです。

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 シンプルですが、トレイの芯材は金属のようですね。今であれば樹脂製になること間違いなしですが、ここが金属でできていることもあって、このケース、ずっしりとした感じに仕上がっています。進物用として最適ですね。

 それにしてもこのケース、見つけたときにとりあえず入札しておいたらそのまま落とせてしまいました。普通の人が見向きもしないっていうのは、やっぱり二右衛門半(普通名詞)なんでしょうか。ひょっとして、私も半一族の一員なんでしょうか?

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コメント

二右衛門半認定委員長殿
貴方は立派な二右衛門半としてシェーファー大公兼札幌半(未認定)が認めさせていただきます(笑)

私の認定についてはもう諦めました・・・

 mercuryo さん

 そ、そんなぁ、と泣き崩れるも、あったり前だろう、自業自得、という周囲の冷たい目、という状況でしょうか。

 復元ありがとうございます。そして何より、諦められたのですね。人間、目の前の運命を受け入れることも大切です。

 

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