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2011年10月 5日 (水)

世界教師デー

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 ブレていますが、なかなかいい感じにくつろいだ表情の「ちち(仮名)」さん。昨夜はiPhone5が出るぞと大騒ぎして結局はビッグマイナーチェンジの4Sでした。そんなこんなで飼い主が寝室に行かずに自分のケージの前で寝ていたので、犬たちはけっこう落ち着いた感じで夜を過ごしておりました。やはり群れで暮らす生き物ですから、少しでも数の多い方が落ち着くのでしょう。

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 何気なく調べてみたら、今日は世界教師デーなのだとか。1966年のこの日、ユネスコの特別政府間会議で教員の地位に関する勧告が採択されたことによるものだそうです。子供の数が増えるとそれだけ教員が必要になってきますから、どこの国の政府もそこにかかるコストを抑えたいのが本当のところでしょう。そしてまた、教員がその国の為政者にとって都合の良い行動をしてくれることを望んだとしても、何ら不思議のないところです。

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 でも、そればっかりじゃダメなんだよ、ということで、ありがたい勧告を出してくださっているのですね。逆に教員の方も、ここに書かれていることを肝に銘じておくべきでしょう。権利ばっかり主張していてはダメですよ、ということですね。

 今、私の勤務している自治体では中学校でも完全給食を実施する、という現市長の公約を実現する動きが進んでいて、それに対して現場の先生方は大部分が反対しております。給食費未納問題をわざわざ産み出すことになりますし、中学校の場合特に問題となるのが配膳や片付けに時間をとられて昼休みや放課後の時間が短くなること。小学校では放課後は児童のいない時間ですが、中学校では生徒にとって一番のお楽しみ、部活動の時間です。ここを削られるのは学校の様子が変わってしまうほどの大問題なのです。

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 アンケートを採ると大部分の人が反対、と言っている中で、朝も晩も満足な食事ができない生徒が増えているのだから、先生や生徒の負担が増え、給食費未納の問題があるとしても、あえて給食を実施すべきだ、という意見もあるようです。ほんと、世の中のいろんなしがらみとかお金の問題とかを抜きに考えることができるならば、この人たちこそ理想の先生というべき存在です。でも、それができないから困ってしまうわけですし、真面目な先生ほどそういう状況で思い詰めてしまって心の病になってしまう、残念ながらそれが今の学校の実態です。

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 採点用のプラチナ・ソフトペン。これには専用のインクカートリッヂが用意されているのですが、あえてそれを使わず、採点したときの発色の良さを優先して萬年筆用のカートリッヂを使う、という先生が結構多いのですが、これも、ペンの寿命が短くなっても、生徒が見やすいマルを打ちたい、という思いからです。こういうまともな先生、それが当たり前といえば当たり前なので目立ちませんけれど、そういう先生が多数派だからこそ、何とか学校というシステムは維持されているのだと思います。

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 実は明日、体育大会が予定されているのですが、今日の午後から準備をするはずがあいにくの雨。それでも、雨に濡れながらできる範囲で準備をして、明日の天候回復に賭ける先生たち。そして明日は朝6時頃から学校に出てきて、天気がいけるとなればそこから準備をすすめ、少し遅れてでも何とか明日、体育大会をやってしまおう、という構えです。それもこれも、生徒は体育大会やりたいと思っているだろう、ならば何とか・・・・・という思いからなのです。先生って、ホントにバカだと思いますが、このバカさ加減が大事なんだと思います。

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 明日は私も妻もそれぞれの勤務校で体育大会。朝6時前には家を出なければなりませんが、まんの悪いことに小学生の次男が野外活動に出発する日と重なってしまいました。となると、クルマで通勤している私はもっと早めに学校へ行って、早めにちょこっと仕事をしてからいったん自宅に戻って次男を送り出さなければなりません。名にし負うねぼすけの私は、いったん寝てしまうと起きられませんから、実力テストの採点でもしながら夜明かしをするつもりです。その前に、てるてる坊主を作らないといけませんが・・・・・。

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コメント

私自身が小学校・中学校と学校給食がある環境で育ちましたので、日本全国の公立校は学校給食だと思っておりました。
この豊かな時代に、「朝も晩も満足な食事ができない生徒が増えている」なんて想像も付きませんでした。息子が公立の小学校に通うようになって、少しその辺りの情報に耳を傾けるようになり、学校教育の大切さと大変さを改めて知りました。
「放課後が、中学校では生徒にとって一番のお楽しみ時間」って、うーん!私は給食の時間が一番のお楽しみでしたね。この貧乏性で食い意地の汚い性格が、現在お付き合いしている持病の根本的な原因とは分かっていますが、一生直らないでしょうね。だから病気も治らない!(笑)

私が通っていた中学校は食堂が有りました。
たぶん他の市立の中学では無かったように思います。
理由は母親が仕事をしている割合が他地区より多いので子供が昼食を食べる事ができなくて(弁当を作ってやれない)
からだと聞きました。
ちなみに学区内にかの有名な飛田が有ったりして、裕福な
家庭が少なく、母親も家計を助けるために働いでいたのでしょう。
現在は勤労主婦が多いですが、昔は働いでいる母親は少なかったですね。
その時の食堂のメニューは本当に少なかったですが、カレーとか中華そばとかが懐かしいです。

 J-ROADCREW さん

 ある程度の暮らしを維持したいから両親共に働きに出て、それで子どもの弁当どころではなくなる、というケースや、このご時世ですのでワーキングプアーみたいな状況になっているご家庭、あるいは、なぜか知らないけれど給食費「ぐらい」教師が払ったらエエやんけ、と思っているおうち。行政も学校も、お金がなくてヒィヒィ言うてるんですけどね。

 そら、昼食時間もお楽しみです。給食で全員同じものを食べるとなれば、弁当ないから教室飛び出してぶらぶら、なんて生徒も減るでしょうね。

 マオぢぃ さん

 昔は行政もお金があったのでしょうかね。だから食堂を作っておいたのかも。栄養のバランスも大事ですけれど、とりあえず何かお腹に入れる、というのも大事なんで、食堂というのもいいアイディアですね。

 お昼前の時間が終わって5分後に「いただきます」をして15分間たったら「ごちそうさま」そこから20分間は昼休み、という現状ですが、ここに給食が入ると、配膳作業に最低15分、後片付けにも15分。給食当番の子は昼休みがないという状況になります。教師は元々昼休みなんてないので関係ありませんけれど、配膳作業の時にやけどしないかとか、おいしいデザートをジャイアンみたいな生徒が独占してしまわないかとか、面倒なことが増えてきます。

うちのまちではアンケートを採った結果、1つの小学校では朝食を取るのが普通だったのですが、もう1つの小学校では、朝食を取らないのが普通という結果が出ました。
これが中学校の給食をした方が良いと言う論拠になっています。
新開地の学校と、旧来の場所ではそれぞれの事情があるようです。
狭い町内なのですけれどね。。。。

ちなみに、私の通っていた中学校では購買部があってパンの販売がありました。
同じ敷地内にある高校は食堂がありました。
こちらは親に弁当をつくってもらって食べていましたがね。

 二右衛門半 さん

 実に悩ましい問題で、食べられない子どもがけっこういるから給食を、というのは正論ですけれど、実は背後に業者を儲けさせるという魂胆が見え隠れするから嫌なんですね。

 あと、時間の問題はどうしようもない。早く授業を始めるという方法もありますが、保育園に子どもを預けてから出勤、という教員も少なからずいますから、そう簡単ではありません。

 配膳まで食堂でしてくれてそこへ行って食べる、というのが理想的ですが、お金がかかりすぎますね。

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