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2011年10月21日 (金)

カラス

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 お休み中の「くま(仮名)」さん(のしっぽ)。最近のカメラは本当に優秀ですが、だからといってカメラ任せにしているとこういうオモロイことになります。ここは当然、奥の白黒のお顔のあたりに合わすだろうなぁ、と思っていたのに、バサバサしたしっぽの毛に合わすなんて,なかなか洒落たことをしてくれたので採用です。

 フェンテの集いに参加するぞ、と意気込んでいたのですが、天気が下り坂になったことで予定が狂ってしまいました。いろいろあって、残念ながら今年も不参加です。Nifty-ServeのFPENというフォーラムをちょくちょくのぞきに行かせてもらっていたのですが、それがフェンテになったあたりを知りません。ちょうど萬年筆趣味をお休みしてPCに狂っていた時期だったのでしょう。その期間に発売されたあまたの名品を逃したのは本当に残念なことです。

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 萬年筆のイラスト、写実的に書くならモンブランのマイスターシュティックとかセーラーのプロフィットのような形、コミカルに書くならこの形、でしょうね。で、このペンを見ていて、ここ数日、実にうるさく鳴き叫んでいるカラスのことを思いました。

 もう遠い昔、阪神淡路大震災の数日前にも、こんな風にカラスがやかましく鳴いておりました。どこかに犬の亡骸でも転がっているんではないか、などと言っているうちにあの大震災です。あの朝、タンスの前に布団を敷いて妻と枕を並べて寝ていた、その頭の間に救急箱が落ちてきて目が覚めたのを覚えています。救急箱で怪我したら洒落にならんなぁ、などと笑っていたのも束の間、情報が入るにつれ、大変なことだ、となったのでしたが,実際、神戸方面の悲惨な状況はお昼過ぎまではっきりとはわからなかったのです。

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 プラチナ・グラマーの真っ黒艶消し、通称「カラス」です。京都駅前の文明商社で掘り出したもので、おばちゃんが「あぁ、カラスねぇ。」とおっしゃったのが妙に印象に残っています。外側だけでなく、しっかり首軸まで艶消しというのがこだわりのポイントでしょうか。

 なぜかは知りませんが我が家にはこのグラマー、いもむしゴロゴロっていうぐらいにあちこちに転がっております。虫が大嫌い、というより怖い私としては、これがいもむしに見えるというのはできたら忘れたいのですが、見るたびにいもむしを連想して、遠い幼い日のトラウマともいうべき事件を思い出してしまうのです。

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 自宅近くの神社の森で悪友たちと走り回って遊んでいた私は、運動靴(懐かしい言葉です)の裏側に何かを感じました。何か、丸い棒のようなものを踏んだのです。そして、その踏んだものがゴロンと転がって、私は足を取られそうになりました。なんとか態勢を立て直して、何を踏んだのかと振り返ると、底には見事なシャウエッセン・・・・・いえ、蛾のお子様がいらっしゃったのです。

 半世紀近くたった今も、足の裏に鮮明に刻まれているあの感触。けれども、悲劇はそれだけで終わりませんでした。畏れ多い蛾のお子様のもとを辞して、神社の森を出ようと走る私は、何と反省のない、学習できない子供だったのでしょう。またも足裏にあの感触を得てしまったのです。

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 初回は土踏まずのあたりに感じた感触を、今度は前の方、足指の付け根に近いあたりで感じてしまいました。いかに扁平足とはいえ、土踏まずと足先では格段の違いがあります。はじめに感じたゴロンとした感触は一瞬のもので、すぐに足応えがなくなっていきました。あろうことか私は、蛾のお子様を冥界に送ってしまったのです。

 亡き祖父は枝が見えないほど毛虫が群がっている木の下で昼寝をしても平気だったのに、私は虫一匹見えない木の下を襟をすぼめて通っても何か連れてきてしまいます。やはり、蛾や蝶のお子様たちは悪戯好きで、コイツ、ビビっとんなぁ、と見ると近づいてくるのです。そうに違いありません。怖いですねぇ。皆様も神社の森で楽しまれる際には足下にも頭上にもお気をつけください。

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コメント

小さかった時に芋虫を踏んだ記憶が無いと言うか気にも
しなかったけど、ウンチを踏んだのは嫌でしたね。
友達に、指を交差されて、なんて言われたのか?
「エンガチョ」では無かった様な記憶があるけど、なんて
言われたのかなあ?

若い時彼女を車の助手席に載せたのは良いけど、、、
彼女がウンチを踏んで乗ってきて気が付かなかって、
気が引けて何も言わなかった事が有った。
普通臭い匂いで気がつくと思うけどなあ。。。
彼女も気がついていたけど、恥ずかしくて気が付かない
フリをしていたのかなあ。

昨日の「斜めに立つ」二重アップになってまっせ。

 マオぢぃ さん

 ん~、むしろそっちの方が気が楽かも。アレってホンマに踏んだまま乗ってくる人いますね。気がついてないのでしょうけれど、あとから気づいても耐えるしかないですね。

 二重アップ、何でかなぁ? ありがとうございます。

芋虫踏むのもイヤですが,部屋の中でレゴなんぞ踏んだ日には・・・

 mercuryo さん

 他にも遊ぶ場所があるのに、家族の通り道になっているところにレゴを撒き散らかして遊ぶ次男。おかげで毎日のように踏みつけては泣いてます。

>蛾や蝶のお子様たちは悪戯好きで、コイツ、ビビっとんなぁ、と見ると近づいてくるのです。
激しく賛同。そして激しく震撼。(+_+)

 大阪のおばちゃん さん

 絶対そうですよね、あいつら。狙ってるとしか思えません。私の歴代の愛車が全部ガラスサンルーフつきなのは安全に(!)花見を楽しむためだったりします。

蝶も蛾も同じ仲間です。そう言いながら、蛾は大嫌いという家内といつもケンカをしています。
しかし、大きな芋虫を踏んづけたんですね。雑木林の中であれば、きっとヤママユガの幼虫でしょうか。この蛾の繭は、天蚕というて黄金の絹糸として珍重されます。
でも蛾の幼虫で、地中でサナギになる奴は多いですから、そう言う連中を踏みつけたのかもしれませんね。

 きくぞう さん

 ヤママユガですか。成虫は見たことがあります。これの幼虫ならさぞ大きいだろうなと。

 地面に転がってたわけですから、地中に入るヤツだったかも知れませんね。

私、これのピンクを所有しております。
やはりヘンタイ?

 しげお さん

 あれ,奇遇です。私もこれのピンクとか水色とか持ってます。お互い、ヘンタイかもしれませんね。

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