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2011年9月17日 (土)

チョーク

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 首を絞められ、舌を出して苦しがる「ちち(仮名)」さん、ではありません。子供の頃はゴールデンタイムに堂々とプロレス中継があったので、 チョーク技を出すと反則負けになってしまうことぐらい、プロレス者でない私でも知っています。 ネックとか、スリーパーとか、違う言葉で表現して血管を圧迫するタイプの技はわんさかありますけれど、気道圧迫はダメですね。

 ちなみに「ちち(仮名)」さん、腰、特にしっぽの付け根あたりと首の周りを触ってもらうのが大好きなのですが、こういうときは喜びながらも飼い主の手を甘噛みしてやろうとチャンスをうかがっているのです。

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 ソウルから師匠が持ち帰られたと聞く金貼りのシェーファー。タッチダウンですし、金貼りですし、お値段も可愛かったのでいただいてきましたが、使うのがはばかられる未使用品です。

 シェーファーの場合、ペン先の字幅が何であるのかを知るには書いてみるのが一番確実です。インレイドニブとか様々な巻き系のペン先など、凝ったことをしているくせに字幅の刻印はしていないというあたり、それがまたシェーファー好きにはこたえられないところでもあるのですが、実用的には不便なところでもあります。

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 保有数も知識も抜群というシェーファー好きな方を何人か存じていますが、私はそういう方々の足下にも及ばない、言ってみれば外野席のシェーファー好き。たまにホームランボールが飛び込んできたら持ち帰って見せびらかすけれど、「誰が打ったの?」と聞かれても「さぁ、ユニフォーム着たデカイ人だった」としか答えられないという、その程度のシェーファー好きです。吸入機構やペン先の形における二右衛門半(普通名刺)というだけなのかもしれません。

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 これが噂のチョークマーク。これだけ綺麗に残っているものを手にしたのは初めてです。だいたいが廃盤になったけったいなペンを中古で入手してきたわけですから、手元に北ペンはみんなこれが消えてしまったあとのものばかり。ルーペで球を見て、あぁ、これも七三分けやなぁ、これやったらMぐらいかなぁ、なんて言いながら書いてみて、あ、やっぱりMやわ、というのが普通でした。

 勝手な思い込みながら、何でもおおざっぱなアメリカのシェーファーやパーカーにきりっとした細字のペンがけっこう多い、というのも不思議な感じがいたします。

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 このペンをもらい受けてきたもう一つの理由がこのペン先。シェーファーとしては何の変哲もない14Kのインレイドニブで、レディシェーファーなどと比べるとこんなんまっすぐやんか、というほどに反りも少ないのですが、よく見ると「ん?」となって、じゃぁこれ、連れて帰らせてもらいます、となったのです。

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 オーストラリア製ですね、これ。ペン先だけってことじゃなくて、アッセンブリーもオーストラリアで行われたものでしょう・・・と思いたいですね。そうであればアメリカ製よりも出来が良い、なんていう神話がありますし、それはおそらくウソではなさそうです。これまで手元に来た何本かあるシェーファーには、このAUST刻印のペン先のものがほとんどなかったのです。これでまた、文具に興味のない人なら名前すら知らないというシェーファーのペンが増えてしまいました。

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コメント

おおー,インペリアル・トライアンフですね。
金貼りのタッチダウンはなかなか手に入らないんですよね・・・
TDの頃のAUST刻印は持ってないですね〜,製造国の刻印が入ってないのなら持ってますが。

 mercuryo さん

 ビギナーズラック、と言うとあちこちから叱られますが、実際、持っている本数の割にはシェーファーに関する知識は薄いんです。それだけ複雑多岐で訳わからんということでもあるんですけれど。

 どだい、シェーファーって何?という人が萬年筆使いにも少なくないように思います。

どうもシェーファーは手に入れるたびに新たな謎が増えます。手元にある5本のTDの刻印だけで3種類。
謎ばかりでも困るので集めるのはインレイド・ニブのインペリアルのみと決めてます。一応。。。

見た目のヘンタイ度に比べて書き味は良いんですが,今イチマイナーですよねぇシェーファー。

 mercuryo さん

 しかししかし、このスキーのジャンプ台みたいなペン先で書いたら最後、その虜になってしまう人も少なくないはずなのです。誰だ、萬年筆のペン先は柔らかいのに限る、なんていってるのは・・・・・って感じですね。

シェーファーは、不幸にして未だ一度もオーナーになったことがありません。ペリカンだけで精一杯。
そういえば近々、101用OBBニブが手元に届く予定です。復刻版のペンに載せ替えようと画策中です。

 きくぞう さん

 それは幸せなのか不幸せなのか・・・。お財布のことや萬年筆病のことを思えば幸せなこと。しかし、シェーファーの何とも言えない書き味はペリカンとはまた違う世界を見せてくれますよ。針葉樹と広葉樹くらいに違います。

タルガは猿のように集めてるのにペリカンはM400数本と800・320だけという愛の無さ。何故なんでしょうか?
じゃあシェーファーフェチかというとゴムサックを使っているものは一切拒否というのも我ながら謎です。
トライアンフは首の所の3カ所のポッチがおわるとキャップがぐらぐらになるのがムキー!ですね。
いやこんなに美品を見たのは初めてです。

 ardbeg32 さん

 このポッチが原因でキャップが緩くなったものを修理してもらったことがありますので、ある程度まではいけるんでしょうね。

 手元に多いものはペリカンにパイロット。意外とシェーファーは少ないですが、変なモンに偏ってます。

 子供の頃、プロレスを見ていてチョークと言われると、学校で先生が使っている白墨 (chalk) の事しか思い浮かびませんでした。

 それがチョーク (choke) と知ったのは、社会人になって海外生活をした時。Choking Hazard という言葉が、家電製品を包むビニール袋に印刷されているのに気づいた時です。ビニール袋を子供がかぶって遊んでいると窒息するので注意、なるほど、それでチョークか、と。

 シェーファー50年代のニブは、チョーク (chalk)・マークではなく、ニブの太さを書いた紙を首軸やニブに巻き付けてあるだけというのの方が多いように思われます。使い始めるに当たり、当然その紙は破り捨てるので、後世の使用者には、どの太さのニブかは分かりにくいですよね。

 monolith6 さん

 なるほど、シェーファーは字幅を表記するのがとことん嫌いというか、必要ないと考えているのでしょうね。最初に買ってくださったお客様にはきちんと案内しているわけですから、それで問題ありませんね。

 顧客サポートは手厚いけれど、それを中古で買ったら部品すら売ってもらえないというDellのコンピュータを思い出しました。

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