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2011年9月28日 (水)

パソコンの日

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 なかなかのボリュームを見せつけつつお休み中の「くま(仮名)」さん。運動嫌いでこってりしたものが大好き、という飼い主そのまんまの嗜好が災いして、立派な肥満犬です。飼育係の長男は彼女の健康と寿命について真剣に心配していて、しっかり長時間お散歩させつつ、おやつを与えようとする家族を牽制するのですが、朝夕2回のお散歩以外はずっと寝て過ごしているのではないか、と思うほどの生活ぶりですので、なかなか肥満が解消されません。

 

 で、「くま(仮名)」さんが肥えているのにひっかけてダイエットについて書こうと思ったのですが、今日はパソコンの日なのだそうで、まずはそちらの話題を。昭和54年(1979年)の今日、NECがPC-8000シリーズを発売したことにちなむようです。

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 写真はほぼ最終期の「きゅーはち」です。先日ご紹介したトレインシミュレータをプレイするためにWindows98環境を残したい、しかしAT互換機用のライセンスは持ってない・・・・・というところから残してあった機体です。メモリを増設し、HDDも大容量のものに交換。「グラフィックアクセラレータ」を仕込んで、光学ドライブもより高速なものに交換してありますが、肝心のWindows98が激しく不安定なのが笑かしてくれます。

 本家NEC謹製の98に、宿敵(!)EPSONのキーボード、昔懐かしいマイクロソフトのなすびマウスと、なかなかおもしろいものが写り込んでおりますが、今やこういう写真を見ても何とも思わない人の方が多くなってきているのでしょうね。

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 写真をよく見ると、フロッピーディスクドライブにディスクがささっています。何だろうと取り出してみるとこんなのでした。PC-9800シリーズ用ではありますが1.2MBではなく、1.44MBになっています。最晩年の98はほとんどAT互換機(もちろん当時はDOS/Vなんて言ってましたが)といってもいいような構成で、ハードディスクや光学ドライブはパーツ屋で売ってるものを買ってきて組み込めば良いという状況でしたが、フロッピーディスクドライブに関しては(高価な)3モード対応のものでした。

 Windows98といえば、95からのアップグレードインストールがうまくできない、というひとがヤマほどいて、マイクロソフトが「落ち着いてがんばってね」なんて趣旨の冗談とも本気ともつかない一面広告を新聞に出したりしたことが思い出されます。この当時はWindowsなんて名ばかりで実態はMS-DOSだったのですから、A:¥>からコンピュータを使えないような人たちがインストールできないのはある意味当然のことだったのでしょう。

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 標準装備のリセットスイッチ。Wizardryをやり込んでいた頃はずいぶんとお世話になりました。これがなければ何組のパーティーを失っていたことか。AT互換機を使い始めた頃、必ずしもリセットボタンがあるとは限らないというのを知って驚いた記憶があります。それほどに、ごく普通に使うボタンでした。

 もうひとつこの写真で気づかされるのは、NECのロゴが新しいものになっているということです。いわゆる98全盛期のものではなくなっているあたり、「98の晩年」なのだなぁと思い知らされます。

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 これもお世話になったSTOPキー。当時、固定ディスク装置(HDD)のあるコンピュータの電源を切るときは、必ずSTOPキーを押すこと、とされていました。これを押すとHDDのヘッドがディスク上から待避する(シッピングと呼んでいました)のです。その後に電源を落とさないと、ヘッドが円盤の記録面に激突するのだ、と言われておりましたが、私は一度も実践したことありません。ちなみに、昭和から平成に変わる頃に清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った外付けHDD(なんとインターフェイスはSCSI!)は容量540MB。これで一生データの保存に困らないと思った話は今や神話となっております。

 あと、当時はビジネスに必須のソフト(アプリケーションなんて言わなかったですね)であったLotus1-2-3でマクロを組むときにSTOPキーをよく使いました。パソコンなんて全然わかりません、電卓たたくのがやっとです、という先生にテストの素点をPC入力してもらうべく、フロッピーを挿し込んで電源を入れるとAUTOEXEC.BATでマクロが動き出し、入力を終えたらSTOPキーを押すことでデータを更新保存して終了し、パソコンの電源も切る、なんてマクロを作っておりました。

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 ROLL UP、ROLL DOWNなんてキーも懐かしいですね。同じ刻印でも、AT互換機の場合と動作が逆でした。今ではこんなキーを見ることもなくなりました。Page Up、Page Downですね。

 これはEPSONのキーボードですが、NEC純正のものも含め、当時のキーボードは今のものと比べると段違いに高品質なものでした。要するにお金がかかっていたのです。最近PCを使い始めた人は、この当時のしっとりとしたキーボードを知らないので「こんなもんだろう」と思っているのでしょうが、いいキーボードを一度使うと元には戻れません。1枚2万円以上もするキーボードを使っているというとみんな笑いますけれど、そういう人に触らせると「これ欲しい」という人がほとんどです。

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 自分のPCは可能な限りUSキーボードを使うようにしていますが、それも98時代を引きずっているからなのかもしれません。ごらんのように、日本語キーボードであってもスペースキーがこんなに長いのです。今時のPC、特にノート型なんかでは他のキーと区別がつかないぐらいのスペースキーもありますが、やっぱりこれはスペース「バー」っていうぐらいのものでないといけません。

 結局、ダイエットの話には触れずじまいになってしまいましたので、明日に繰り越しです。でも、98使っていた当時というか、MS-DOS使っていた頃は、めもりの1KBは血の一滴、なんてことを言って、ひたすら空きメモリを増やそうとしていました。何といってもメインメモリが640KBしかないのですから、ひたすら要らないものを削ったりUMBに放り上げたり、気がついたら徹夜でconfig.sys書き直して再起動、っていうのを繰り返していたこともありました。古き良き時代の思い出、ですね。

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コメント

やっぱり金の掛かったキーボードは、タッチが違いますよね~。
キーを一つ一つ購入してきて貼り付けるなんて作業を思い出しました。

Win98の入ったVAIOを使ってウィンドウズに諦めたのは私ですww

 二右衛門半 さん

 キータッチの悪いのが嫌いなので、基本的にノートPCは避けています。持ち出す必要があるならばThinkPadですね。キータッチがよろしいですから。皆さん、キータッチに対してあまりにも無関心、あるいは寛容すぎるのではないでしょうか。

 mercuryo さん

 Windowsxpが出たとき、みんなぼろくそに言ってましたけど、私はこれでやっと落ち着いて仕事に使える、と感じました。思えばWindowsMeあたりまでは本当にひどいモンでしたね。

当時すでにMac使いだった(Performa630→iMacボンダイ)ので,対比で余計に悪く感じたというのもありますが,最大の失敗はソニーでサブノート(505R)という点だったかも。。。

 mercuryo さん

 505はなかなかの意欲作だったと思いますが、Windows98の頃はPC全般にハードウェアが未成熟で、満足な性能を得ようとすれば天文学的に(Mac以上に!)お金がかかる、という感じでした。3、4年前のPCでもストレスを感じることなく使える今は、そういう意味では幸せな時代ですが、逆に、コンピュータに接していてワクワクするものはなくなってしまったように思います。

もうこの頃のキーボードはメンブレン違いましたっけ?
これより前の、NECで言えばN5200なんかに使ってたキーボードは本気で高級品でしたね。
キートップもプリントや無しに彫ってありましたし、耐久性もその彫った文字が摩滅して読めなくってても平気で無故障でしたし。
ただ打鍵にもの凄く力がいったのと打鍵音がバシャバシャバシャと五月蠅かった事w
今は東プレでもテンキー付なんて軟弱なのがw選べるええ時代ですよねぇ。
505はパンタグラフちゃいましたっけ?あれも名機でしたね。
一番すごいのは、エプソンダイレクトでも3万切りで7が平気で走るノートが売ってる言う事ですが。

大昔 N98BASICなんてのを覚えて走らせていたのですが、学校を卒業してしばらく触らなかったので、いきなりWin95なんて、非常にビックリしました。
パソコンも、白物家電になったんだと感じた一瞬でしたが、今や空気みたいな存在になっちゃいましたね。

バイオ505シリーズは、カタログスペックだけはすごかったので、2台ほど購入しました。その当時のHDDの容量なんて、今じゃデジカメのメモリカードにも使えない程の容量ですよね。技術の進歩なんだか、余分な物をため込んだのやら、よくわかりませんけど、これが技術革新なんでしょう。

 ardbeg32 さん

 メンブレンだからだめ、と言ってしまうと、いいキーボードに巡り会えなくなります。メカニカルスイッチ使っていてもだめなモンはだめですし、メンブレンの名キーボードもたくさんあるので。

 これね、実はEPSONのキーボードっていうのが味噌なんです。とんでもなく上等なのも出していたので、このキーボードも今のものほどひどくなくていい感じなんですよ。

 きくぞう さん

 ムーアの法則、ですからね。CPUだけでなくて、周辺機器、特に記憶媒体関連は倍々ゲームで容量が増えてきましたね。

 ほんと、ここ数年は動きがないように感じるのですが、ぐりぐりのゲームなんかをやる人にとってはまだまだなんでしょうかね。

いやいやメンブレンだから性能が、じゃなくって、いずれそのうち劣化するんだろうなと。
特に独立カップのじゃなくシート状のはイキ始めると一気ですし。
メンテ楽だし、水物こぼしてもある程度耐えますし、現役の内はええんですが。
その点茶軸黒軸パンタ東プレのは機構的にキー一個づつ独立してるので共食い整備も容易ですし。

ところでN88BASICちゃいましたっけ?98用は(86)

ardbeg32 さん

確かにメンブレンはもちが悪いですね。そんなに仇のように打つなら大昔のIBMのバックリングとか、Omnikeyとか、今ならやっぱり静電容量タイプ。東プレなら全部良い、って訳でもないので難しいところですが。ちなみに良いかと思ってチェリースイッチもいろいろ使いましたけれど、相性は今ひとつでした。

タッチにはこだわりますよ。なんたって萬年筆好きですもの。
近々職場の我がPCが一台、最強(大人語)に変わりそうな気配です 涙。
お勧めの東プレ品の型番教えてもらえますか??
コッソリつなげて使ってやろうと画策中です。

 大阪のオバチャン さん

 東プレのリアルフォースも、最近はキートップの文字が消えようなものがあるので油断はできませんが、
http://www.topre.co.jp/products/comp/
さて、どれでしょうね。職場支給のPCということで英語配列は難しいですかね。全部のキーの押下重さが均一なタイプなんかも人気ありますけれどね。

そういえば、今仕事で使っているパソコンのキーボードのキータッチ 意外と気に入っております。

富士通のLifebook という企業向けパソコンです。企業向けですから、CPUなどカタログに出る性能はそこそこですが、画像処理系は全く駄目。おかげさまで、写真の補正など苦労しております。

それにしてもキーボード お金がかかる物なんですね。

 きくぞう さん

 ライフブックシリーズは、かつてはなかなか渋い選択肢でしたね。個人向けのノートPCがどれもこれも要らないソフトてんこ盛りだった時期、あえてライフブックの上位モデルを買う、っていうのが流行った時期がありました。でも現在はクライアントとしての使い方中心に作られているようで、性能には期待できないモデルが多いように思います。うちの職場に配備されたのもライフブックです。

 かつて富士通も出資していた富士通高見澤コンポーネントという会社があって、そこのキーボードは名品として知られていましたし、現在もいい製品を出しています。富士通自体、昔からキーボードが良いという人が多かったものです。そういうことも影響しているのかも知れませんね。

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