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2011年8月

2011年8月31日 (水)

腐海の秘宝?

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 謎の生物と遊ぶ「ちち(仮名)」さん。この黄色いものは本来、人間が手に嵌めて犬と遊ぶマペットのようなもの。長男が遊んでやっている最中、ものの見事に奪い取られたのを果敢にも奪還したところで再び彼女に食いつかれている瞬間です。手に嵌めているときはグッと握ることで仕込まれた笛が鳴り、その瞬間だけ「ぎょっ」としてひるむのですが、こういう形になってしまうと犬が有利です。

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 eo光のコース変更のため室内に作業員さんが入る、というので、大慌てでPCの周りを片付けた際、とりあえずその辺に転がっていた訳のわからないものを袋に放り込んで別室へ移動させたのですが、そのまま放って置くわけにも行かないので中身を確かめてみました。ちなみに目立っているピンク色のものは「首ねっこ」という首の凝りをほぐす道具です。

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 まず目をひいたのがこれ。こんなものがむき出しでそこら辺に放置されていたのは理解に苦しみます。かの有名なスロット1対応のペンティアム2です。KlamathなのかDeschutesなのか、私のようなシロウトにはわかりませんけれども、私の手元にあるぐらいですからそんなに高いものではないはずで、そうなると初めてCeleronが世に出た頃のもの、つまりDeschutesということになるのでしょう。

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 おそらくは中古で買ったマシンにこれも中古で買ったCPUを組み合わせて性能アップを試みた結果放り出された元のCPUなのでしょう。旧いPCを快適に動かそうとすればメモリの増設とHDDの高速化。それでもまだ遊び足りないときにCPUの換装です。当時はそんなことを悟る前だったのでしょうね。

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 誇らしげにWindows2000対応をうたうテンキーボード。当時最新のインターフェイスであったUSB接続のものです。電源を入れたまま挿し込んでそのまま認識・使用できるようになるのはこの次のXPあたりからで、それならPS2のものでも良かったわけですし、何よりもUSB1.1が主流という時代でした。

 でも、右側のはお宝です。接続端子はPS2なんて生やさしいものではありません。これ、NECの98NOTEシリーズにつなぐテンキーボードです。思わず遠い目になりますね。

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 初めての自作PCは、そのほとんどのパーツをこのお店の通販で揃えました。秋葉原の駅を降りて中央通りへ出て少し歩くとこのお店のビルがあったのですが、廃業してもう2年になりますね。マウスパッドの上にのっているのはAirH”の通信カード。これまた昔話の登場人物です。

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 ノートPCのカードスロットに挿し込んで使う妖しい道具。ケーブルになっている方は2.5インチのHDDにつなぎます。これを使うことで、ノートPC内蔵のHDDにあるデータを別のHDDに逃がしたり、ノートPCから取り出したHDDのデータを吸い上げたりするのに使いました。こいつは実によく働いてくれました。これのおかげで諦めていたデータを救い出せて歓喜の涙、という人が何人もいたのです。

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 こういうものを何に使うのかわからない、という人の方が多いでしょう。こんなケーブルで2台のPC、それもNECのPC-9800シリーズまたはその互換機をつないでデータのやりとりをするのです。MS-DOSの時代というのは、インストールしたソフトウェアでさえディスク上のデータに過ぎなかったので、そのまま別のハードディスクに移せば難なく動作したのです。

 その少し後の時代、Windowsと名前はついているけれど実態はMS-DOSという時代に活躍したのが写真のケーブル。DOS/Vとか98NXなんて文字が何とも懐かしいですね。

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 これまたヘンタイなパーツですが、機器の構成によっては現在でも使えるものです。シリアルATAではない、IDEのHDDの場合、プライマリとセカンダリ、マスターとスレーブ、なんていう区別があって、それを結線はそのままでスイッチによって切り替えようというものです。別のハードディスク、または別パーティションにそれぞれ違うOSを入れておいて選択ブートさせるというもの。実際、トレインシミュレータというソフトがWindows2000以降に対応していなかったのでこの装置を使っていたこともありました。

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 来る9月3日のWAGNER神戸大会でおこなわれるじゃんけん大会に十分ご注意ください。こいつが迷惑景品として出てきます。未使用品ながらたっぷりホコリを被ったその姿には貫禄さえ感じられますが、手に取ってみるとさらに貫禄を感じるその重さ。ずっしりと重いのです。

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 ご覧のように、狭い机の端に取り付けてマウスオペレーションのためのスペースを産み出すというもの。かつてはこの手の商品が結構あったのですが、最近はあまり見ません。デスクトップPCを使う人が激減したのも一つの理由かもしれませんね。

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 大きな手提げ袋2つひっくり返してこんなガラクタばっかり、と少々がっくりしていたのですが、最後あたりにPILOTのプラスチックケースが現れて、中から出てきたのがこの2本。以前にBlogで紹介したあと、腐海の底で眠っていたようです。最後に紅白のペンが出てきて、めでたしめでたし、というところでしょうか。

2011年8月30日 (火)

eo光 200M

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 半眼にみえる「くま(仮名)」さんですが、しっかりと寝ているようです。白目が目立たず、目の上には続に「四つ目」といわれる部分があって、起きているのか寝ているのかすぐにはわからない、というのは、動物にとっては大切なことなのでしょう。人通りの激しい場所に頭を突き出して寝ているので、もう何度か睡眠中に蹴り飛ばされている彼女ですが、それでもこうやって寝るのがお気に入りのようでやめようとはしません。

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 今の家に越してきたとき、引っ越しってアンテナまで外していくんやなぁ、と思っていたのですが、家の中に入ってよく見ればケーブルテレビの設備があったので大喜び。契約するついでにインターネットも申し込んでブロードバンド環境に移行しました。当時、一般家庭ではADSLでブロードバンドっていう状況でしたから、光回線というだけで大満足でした。全国的には田舎として名高い奈良県ですが、今から30年以上前に社会実験が行われたHi-Ovisと近鉄があるおかげでケーブルテレビや光回線に関しては結構先進的な土地なのです。

 その後、さらに速度の出るフレッツ光などが一大攻勢をかけ、焦ったADSL系の会社が駅前でモデムを配りまくる時代になりました。もう少し速くなるんならとフレッツ光に申し込んだものの、工事が出来るまで半年待ちという状況が我慢できずに契約したのがeo光。関西電力の保守用光ファイバー網を活用したインターネットサーヴィスでした。最大100M、というのがうたい文句ですが、100Mの線を各家庭に引き込む手前で最大32ユーザに分割するというものですから、そんなに速度が出るわけでもありません。

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 今回これを、キャンペーンを利用して200Mコースに変更してみました。変更に伴う工事費が無料で、しばらくの間は月々の利用料も据え置きというおいしい話。おそらくは元の100Mのアクセスラインが旧くなっているか、あるいは容量がいっぱいになってきているのでしょう。

 工事といっても、予約した日に技術者が来てくれて光回線終端装置を交換するだけ(と思えます)。写真はこれまで活躍してくれた富士通製のユニットです。この装置までは光ファイバーが入り込んでいるわけですので、線の取り回しもそれらしい感じになっています。

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 実際には、宅内で回線終端装置を交換しているのと平行して宅外でもアクセスラインの切り替え工事が行われています。パケットで作業しているところまで来ている最大1Gの線を最大32ユーザで供用するわけです。もし、近所に誰もお連れがいなければすごいスピードが出るのかと言えばそうではなく、最大200Mまでに抑えるように制御されているようです。

 今から工事に行きます、という電話をもらったところで、ふと思い出して回線の速度を測定すると、下り速度 84.60Mbps、上り速度 40.40Mbpsという結果。回線が切り替わったあとで同様に測定してみると、下りが134.40Mbps、上りが132.10Bps。切り替えキャンペーンが功を奏しているのか、旧回線の方が空いていたような感じです。ちなみに、ヘヴィなネットユーザが活躍する深夜から早朝にかけての時間帯ですとほぼ確実に100Mを割り込みます。

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 新しい回線終端装置は日立製。あとはネットワークケーブルを替えたり、ルータも速そうなものが出たら取り替えたりすることでもう少しマシにはなるかもしれませんが、体感で変わるほどのことはないでしょう。この先、リヴィングルームで使用しているPCまでの無線区間が相当に隘路になっているようで、そちらではコース切り替えの恩恵は全くありません。

 今回の切り替え工事で一番のメリット、それは宅外からの引き込み線がいつの間にか宙ぶらりんになっていたのをきちんと固定してもらえたことでしょうか。台風シーズンを控えて、これが一番ありがたかったです。ちなみにその工事も、パケット車を使って我が家の屋根に上り、タイラップで何カ所か固定するというもの。ハシゴを使って屋根の上る時代ではないのですね。

2011年8月29日 (月)

なぜか名古屋

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 コングというおもちゃを相手に格闘している「ちち(仮名)」さん。本来はお肉なんかの味のするペーストを穴の中に少量詰めて、それをワンちゃんが必死になって舐めとろうとする、そういうおもちゃなのですが、ペーストなしでもケージの中に投げ入れてやると、こうして口にくわえて立ち上がります。そして、すぐにぽとりと落としては、「早く拾って、また投げて!」という目でこちらをじっと見る、という遊びが大好きなのです。彼女は何回でも、いつまでも飽きずに繰り返すのですが、たいていは飼い主の方が飽きてどこかへ行ってしまうのです。

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 おねぃさんの綺麗な御御足に見とれていてはいけません。仁王さんにシバかれてしまいます。こっちじゃ、って矢印つきでおっしゃってるではありませんか。ここは大須観音さまの境内で、右に見えているのがおそらく仁王門。この門を出て左に曲がると大須仁王門通りの入り口です。

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 この通りを抜けて大須本通りに出るところ、左手にたこ焼き屋さんとか饅頭やさんがあるところを左に折れると梦麺88(MU-MEN PA-PA-)です。プレオープンの不慣れで忙しいときに押しかけたうえに500円という割引価格でラーメンをいただいた、というのが引っかかっていまして、通常営業になってからぜひ一度、と狙っておりました。運良く妻も休みが取れましたので、次男と3人で「ちょっと名古屋まで」来てしまったというわけです。

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 この時期になるときまって「夏休み、どっか行きました?」って聞かれるものです。特に私たちの職業は1ヶ月以上たっぷり休めると誤解されているので、どこへも行ってないと答えると犯罪者を見るような目で見られながら「何で?」と聞かれてしまいます。そういう風に思ってる人がいるからこっちは意地でも休まないんだよ、と言ってやりたいのですが、言っても無駄なので薄ら笑いを浮かべつつ「まぁ、暑いしね。」とか言うのがいつものパターンです。

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 そうは言っても、二十歳近い上二人の子供はともかく、次男はまだ小学生ですから、夏休みにどこへも連れて行ってもらってない、っていうのはさすがにかわいそうです。だからといって名古屋まで行ってラーメン食べただけで帰って来た、というのもあんまりです。そんなことでは、いわゆる家族サーヴィスをしていないという罪で簀巻きにされ、金城埠頭に沈められてしまうかもしれませんので、沈められる前に自ら進んで訪ねてみたのです。

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 リニア鉄道館、しかも夏休みですから、躾のできた犬の方がよっぽど賢いぞ、と言いたくなるような、何の躾もされていないかわいそうな子供たちが集まっています。走り回るとかやかましいとかは仕方ないとして、異常な奇声を発する子供が増えているのが気になりました。それだけ周りの気をひきたい、ひかなければならない状況が常になっているということです。何よりも、奇声を発しているのは表情の乏しい子が多い、そこが怖いところです。

 小さいうちは何でもないのですけれど、この先、成長するにつれて親御さんも大変な目に遭うのだろうなぁ、と見ていて哀しい気持ちにさせられます。親御さんが大変だってことは、私たちの仕事も大変になる、ってことでもありますし、何より子供はそのうち大人になって、親になる可能性があるんですからね・・・・・。

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 さて、このリニア鉄道館、なかなかいい施設です。どうやらJR東海様にとって大切な人らしい爺さんが二人、館の関係者に案内されていました。一般の入館者よりよほど大切な人たちだったようで、誰はばかることなく展示を見て歩かれていて、しかも懇切丁寧な説明つき。爺さんたちと説明員が展示物の前に立ちはだかっているので、脇の下から展示を見るような状態になったのが残念といえば残念でした。やはり天下のJR東海様に逆らってはいけないので、爺さんたちから離れられるように自分たちの見学順路を変えました。

 そんなすばらしい施設ではあるのですが、子供連れで入館している親たちへの試練が出口近くに待ち受けているのです。ミュージアムショップと名付けられたそのトラップには、まぁよくもこんなにあるものだと思うほどの鉄道グッズが山のように積まれているのです。そして我が家の場合、子供よりも親父がトラップにかかってうめいていた、というのは内緒です。

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2011年8月28日 (日)

Amigo!

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 笑っている(ように見える)「くま(仮名)」さん。実はこのとき、彼女はちょっと怒っていたのです。グゥスカ寝ていたところから、飼い主が帰って来たというので起き上がり、遊んでくれるかと期待して待っているのです。なのに、飼い主はピカッと光る変なものと遊ぶのに夢中でかまってくれません。どうなってるのよっ、と裏返った声で鳴きながら、お得意の「歯をカチカチいわせる攻撃」中なのです。

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 帰省中の友人とpen and message.で待ち合わせたのが運の尽き。まだ入ってないだろうと油断していたのですが、しっかりと入荷しておりました。色彩雫シリーズも、最初の青系4色(月夜、紺碧、朝顔、紫陽花)を出したときには瓶の生産が間に合わないとかでけっこう品薄でしたが、その反省とノウハウの積み重ねもあるのでしょう、今回は発売されてから1週間ほどしかたっていないのにしっかりと店頭に並んでおりました。

 今回の4色で合計21色。そのすべてが手元にあるわけですが、「月夜」以外はほとんど減っておりません。萬年筆で画を描くとか、気の置けない人たちに手紙を書くとかいうことでもない限り、なかなか使いにくい色ばかり(失礼)ということなのかもしれません。今回は秋の色、ということですが、これまた綺麗だけれども実に微妙な色たちです。秋桜は岡本ピンクの代わりに採点に使えるかな、とか、紫式部でコメントとか書いたら高貴な感じかなとか、思いつくのはえぇ加減なことばっかり。真剣に使い道考えないとこれも死蔵品ですね。

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 今日は、1週間にも満たない期間帰省している友人とごはんを食べて、少し歌ってと、楽しい時を過ごすことが出来ました。このインクをみれば、今日のことを思い出すでしょうし、何よりまず、この友人とはpen and message.で出会い、以来親しくしてもらっているのです。

 楽しい時を終えて帰宅する道すがら、自宅の最寄り駅で降りようとしたときに妖しい風体のオッサンに声をかけられました。よく見ればかつて同僚だった人で、「謎のメキシコ人」なんてあだ名で呼んで親しくしてもらっていた人です。実際彼はアメリカの空港でメキシコ人と間違われて別室へ連れて行かれたといいますからたいしたものです。

 夏休みも終わりに近づいてきて、蝋燭の炎が燃え尽きようとして揺らいでいるような、そんなはかない思いで毎日を過ごしておりますが、同じ日に珍しい人にダブルで会えるなんて、本当に充実した1日でした。

2011年8月27日 (土)

シーチキン

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 のけぞって寝そべる「ちち(仮名)」さん。お目々は閉じられておりませんので、近くに飼い主が寄ってくると首を持ち上げて様子をうかがいます。けれど、やっぱり眠いことは眠いようで、ケージの縁に手をかけて名前を呼ぶぐらいのことをしない限り起き上がってくることはありません。

 今日は土曜日ですが、8時前には職場に着くように出勤。部活動に所属している生徒や保護者、地域にお住まいの皆さん、そして職員が一緒になっての「ふれあい作業」という名の校内美化作業が行われるのです。暑いのは危険なので8時過ぎから10時まで、短期集中で除草中心に作業が進められます。

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 暑い中、地面にしゃがみ込んで草むしりをするなんていうのは、最もやりたくない作業です。なので、人より早く出てきてボウボウに茂った草をひたすら刈ります。職場にあるマシンは日立の31ccエンジン搭載で、連続稼働時間2時間ほどと燃費が良いのですが、エンジンが大きい分重たいのと、トルクで切るタイプなので回転が上がりにくいのが難点。刈るのが平場ばかりということもあるので23ccエンジン搭載で軽いマイ刈り払い機を使いました。これですと30~40分で燃料が切れるので、うまい具合に休憩出来るのも好都合です。

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 今日は27日なので「ツナの日」です。我が家ではこのところ、オイル不使用のものばかりですけれど、結婚した当時はこのようなオイル漬けのものを使っていました。こいつを肴にウィスキーをちびりちびりやりつつ、Nifty-Serveのリアルタイム会議を楽しむ、というのが結婚当初の夜の過ごし方でした。カウンターキッチンにモジュラージャックがあったので、そこにEPSONのノートPC(もちろんNEC互換!)とモデムをつないでの通信です。iPhoneやiPadなどをお持ちの方でしたら、こちらに再現アプリがあります。実に懐かしいですね。

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 でも、そんなことを毎晩やっていたら、妊娠した妻と同じようにお腹がせり出してきたのです。幸せ太りとか周りは言いますけれど、その先にあるのは絶望です。毎夜のこの楽しみと、職場でのインスタントラーメン、そして子供の頃からの運動嫌い。それらが見事に調和して、「どこに出しても恥ずかしくない(主治医談)」糖尿病患者の私ができ上がったのです。

 今頃になって反省して、毎日草刈りに精を出していますけれど、残念ながら今日でおしまいです。いかに広い敷地内とはいえ、大人数で草取りをすればあっという間にきれいに草がなくなってしまいます。残ったのは袋に詰められて回収を待つ草の山だけです。

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 ちょうど昨年の今ごろ、「ボク、シロウトやから・・・」と言うのが口癖になっている人から「半額セールやってるでぇ」という情報をもらって手に入れたプラチナの銀軸。さすがに槌目のやつはセール対象外でしたが、これも相当な存在感。手に入れてすぐに異臭を放つ液体に漬けて燻してしまった人もいるらしいのですが、この固体はそのときのままです。

 もっと正確に言えば、某おしぼり喫茶で調整を受けてから1年間、カートリッヂを挿したまま行方不明になっていたペンなのです。それにもかかわらず、キャップをとってすぐ、何事もなかったかのように文字を書き始めることが出来たのはさすがプラチナと言うべきでしょう。

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 我が家のインターネット接続環境は光ファイバー。家の外まで100メガのファイバーが来ていて、それを32分割して各戸に引き込んでいるものです。今回これを1ギガの線を32分割するタイプに変更することになり、腐海としか言いようのない自室を整理していたのですが、そのとき、偶然にも姿を現したものです。ちなみに発見場所はいつも使っているデスクトップPCの前に置かれた段ボール箱の中。すぐそばに隠れているものを、ないないと1年間思い続けていたわけですが、1年という時間は美しく輝いていた銀軸を手の脂で薄汚れた姿に変えてしまいました。

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 さて、これをどう磨こうか、ということがひとつ。もうひとつは、草刈りが出来なくなった今、何をして体力を消耗するか、いうこと。この二つが、当面気になることなのですが、磨く方は妻がいろんなアクセサリーを買ったときにオマケについてきた磨き布でいけそう。問題は、草刈り以外で自分が興味を持って(飽きずに)取り組むことが出来、しかも1日で1,2キロは痩せるほどの運動強度のある作業を見つけることです。

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 そんな私が今、狙っているのがこれ。雪かき用ながら雪を掬うなという注意のあるスコップです。何でこんなに長い柄が必要なのかというと、これで溝の中にたまった土砂を掬おうと考えているのです。

 運動場の周囲に巡らしてある排水溝はほとんど土砂で埋まっています。これから毎日、こいつを掻き出すことを自らに課していこうと思っているのですが、問題は半分暗渠になっているような部分が結構あることなのです。固定されたコンクリートでふさがれている部分にたまった土砂を、開口部からこのスコップを挿し込んで取り除こうという魂胆。溝の底にスコップを置いた状態でスライドさせるだけですから強度も問題になりません。

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 糖尿病の治療薬、実はこの1月ほど切らしてしまって飲んでおりませんでした。夏休みはふだんよりも忙しく、なかなかお医者さんに行けなかったからなのです。ようやく今日、主治医と久方ぶりの対面を果たし、薬を服用していなかったことを叱られながら、体重と血圧を計測してもらったところ、何と!劇的に改善しているではありませんか。

 これこそ、草刈り運動の効果です。逆に言うと草刈りをしなくなったら運動不足で逆戻りということですから、来週からは溝をさらえて健康を維持しようかと。目標である体重64キロまで、あと13キロ。春までには何とか達成したいものです。

2011年8月26日 (金)

ロマンシー

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 露骨に餌で釣って撮った1枚。七面鳥の骨の周りに鶏のササミを巻いてある豪勢なガムに気をとられている「くま(仮名)」さんです。犬のおやつとして結構ポピュラーなこの手のガム。周囲に鶏や獣の肉を巻いてあるのは当然として、心材は「ガム」である製品がほとんどですが、六甲アイランドで鞄を作っている薩摩ビーグルはそういった「まがい物」は食べないそうです。ちゃんと芯まで生き物の骨でないと残してしまうのだとか。「くま(仮名)」さんの鼻先に突き出されているものなら大丈夫そうですね。

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 小さいもの倶楽部の定例会、ではありません。ロマンシーとかいう詳細不明なペンが見つかったので、同じように小ぶりな萬年筆でそこら辺に転がっていたものをお供に記念撮影をしてみました。Romancy、なんでしょうか。形容詞っぽいですけれど、ならばRomanceで十分。手元の辞書ではそんな単語は見つかりませんでした。造語なのか、それとも英語ではないのでしょうか。

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 バーディーを赤く塗っただけでしょ、というのともちょっと違います。基本的に同じものであると思われますが、実用品然としたバーディーに対して、それとなく高級感のようなものを付加しようとしているように見えます。キャップと胴軸の境目のラインやクリップが金色で、クリップの形も少し手をかけました、という感じになっています。

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 真っ赤な塗装は少しラメが入っているようにも見えますが、それほどはっきりとしているわけでもありません。小さいものですが金属が多用されているのでそれなりにしっかりとした感触です。おしゃれな女性が小ぶりな手帳とともにバッグから取り出してサラサラっと書き付ける、そんなシチュエーションを想像してしまうペンです。ペン先はもちろん特殊合金製ですが、このSUPERLOYという刻印、手持ちのPILOT製のペンには意外とないものです。

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 一体で作っているのですから当たり前といえば当たり前ですが、槍までしっかり真っ赤っかです。ペン芯の形やペン先の組み付け方などをみても、同系統のペンであることがわかります。萬年筆で商売するのは大変だとは思いますが、仏壇萬年筆ばかりでなく、ちょっと遊び心の入ったペンがもっと出てくると楽しいですね。

2011年8月25日 (木)

かかしの家

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 あまりに食欲旺盛なので、最近は晩ご飯ももらっている「ちち(仮名)」さん。「ばんごはん」という言葉を覚えたようで、「晩ご飯○○○」なんて会話があるとガバッと起き上がっておすわりをするようになってしまいました。晩ご飯をぺろっと食べたあとは、こうして寛ぎのひとときをお過ごしになるのです。

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 昨年おおいに盛り上がった平城遷都1300年祭。「せんと」とか「遷都」なんて言葉を入れた商標がいっぱい出来たはずですが、ものすごい直球勝負なのにほとんど知られていないものとして、遷都餅というものがあります。 名前からして結構でかいお菓子屋さんが出してそうな感じですが、写真のわらび餅と同じく、「かかしの家」というNPO法人が実に細々と製造販売しているお餅なのです。

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 夏休みにはたいていの学校で「職員研修」がもたれます。日頃は放課後のわずかな時間しかとれないので、夏休みにしっかり時間をとっていろいろなことを研修して、教師としての資質を高めることが目的です。あぁ、これだけ打って「イヤやぁ!」となりそうな私。怠け者でぐぅたらな私に研修なんて・・・・・。

 今日は、勤務先の近くにある障害者の作業所を見学してお話を伺うという、なんとも真面目な内容でとっても気が重かったのですが、多人数乗れる車を持っている者の宿命で、先生方を乗せて(仕方なく)現地へ。気乗りしないまま、所長さんのお話を伺ったのでした。

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 所長さんのお子さんが染色体異常による障碍をもって生まれてこられ、大変な思いをしながら育てられたお話に始まり、様々な障害・妨害にあいながらも、現在の場所に障害者のための作業所を造ることが出来たこと、そして、様々なサービスをほかの施設に先駆けて実施してこられた、というお話。様々なサービスは「その方が助かりますもん」という、実に肩の力の抜けた、そして障害者の家族という視点だからこそ思いついたもの。その多くは、今ではこうした施設で当たり前に行われているものです。

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 先の遷都餅も、商標登録後されていることを知ったお菓子屋さんから嫌がらせのメールが多数届いたとか、障害者のための施設が町内に出来ると地価が下がるからよそへ行って欲しい、なんてことを何度も、あちこちで言われ、なかなか土地を買うことすら出来なかった、なんていう話を、にこにこと笑いながら話されると、もう降参です。

 社会的に弱い立場にある人を大切にしてね、なんて話は誰にでも出来るし、美談ですが、押しつけがましくて大嫌いなのです。でも、やっぱり家族の視点。かけがえのない自分の家族が社会でやっていけるようにするにはどうしたらいいのか、それを考えて行動に移した、ただそれだけです、というお話。あまりにも当然すぎる内容で、ものすごいお話なのに、水を飲むようにすぅ~っと入ってくるのでした。

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 祖母が一人で暮らせなくなったとき、父が寝たきりになったとき、私に出来たのは病院に入れることだけでした。週に一度顔を見に行って、30分ほどしてさようなら。実に冷たいものです。もっと何か出来たのじゃないか、なんて、今だからいえることです。

 これだけ好き勝手にやらせてもらっているのですから、その「借り」にはたっぷりと利息が付いているはずです。糖尿病持ちですし、不健康の見本みたいな生活をしていますから、ロクな死に方はしないでしょう。でも、願わくば家族に迷惑はかけたくないものです。妻には愛想を尽かされ、子供たちとも音信不通になって、ある冬の朝、どこかの橋の下に転がっている、そういう最期が似つかわしいのではないかと思っています。

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 かかしの家、と名付けられたのは、案山子が田んぼを守る神様だからだそうです。家族に障害者がいると本当に大変だけれど、そのことで家族が成長できる。だから、障害を持って生まれてきた人は家族という田んぼを守る神様のような存在なのだ、という思いが込められているのだそうです。実に深いですね。

 そして何より、ここはただの作業所ではなく、「作遊所」なのです。仕事もするけれど、みんなで楽しく遊ぶ。人生を楽しむための場所。お餅のほかにも、お味噌なんかは絶品だそうです。興味を持たれた方は、ぜひ一度、問い合わせてみてください。

かかしの家福祉作遊所

奈良県奈良市六条2丁目13−16
0742-43-9439

2011年8月24日 (水)

絞る絞る

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 ファンの数を大幅に減らしそうな、ひどいお顔の「くま(仮名)」さん。いつものようにケージから顔を突き出して寝ていたのですが、退屈したのか、はたまた長女がのぞき込んだからウケを狙ったものか、ケージの隙間に無理矢理鼻先を突っ込んだのです。リアルでみているとそれなりに可愛らしくもあるのですが、写真にしてみると実にひどいので、おもしろ半分で採用してしまいました。考えてみると、こういう崩れた顔のぬいぐるみもけっこうありますね。

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 昨日、四神の話題を振ってから麒麟、と行くはずが、眠たさのあまり途中で切り上げてしまいました。ので、おなじみではありますがここで写真だけ。イエロービッグトレドと何が違うのかと言われると「柄」としか言いようのないペンですが、ポップな黄色いキャップと尾栓、そしてインクウィンドウを持ちながらも、胴軸の黒っぽい感じと、手に持ったときの重量感から重厚なペンという感じです。私の妻のように、重たいからイヤだ、という人も多いのですが、少なくとも私には、ビッグトレド系の重さとバランスが一番合うような気がします。

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 さて、明日は即席ラーメンの日。昭和33年のこの日、世界最初の即席ラーメンとされるチキンラーメンが発売されたことから決められたのだそうです。ちなみにこの日は、甲子園球場で板東と村椿が投げ合い、延長18回引き分けになった日でもあるそうです。

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 こんな小さな麺で91キロカロリー。インスタントラーメンは体に悪いとはよく言われることですが、簡単に調理できて、しかも栄養価が高いもの、というのが開発のコンセプトであったわけですから、熱量が多いことを責めても仕方がありません。むしろ、無性に食べたくなって様もないのに食べてしまう、という魔力を持っていることの方が問題でしょう。

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 かつてはチキンラーメン最高!だった私ですが、50を目前にした今では少しキツく感じられるようになってきました。ワンタン麺ぐらいの濃さがギリギリかもしれません。先日お邪魔した梦麺88(MU-MEN PA-PA-) さんでも、あっさりしている、というだけの理由で魚系塩ラーメンを選んでしまいましたが、次第次第にあっさりしたものを体が選ぶようになってきているのでしょう。

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 30代後半、遅くまで仕事をするときのためにと職場に常備してあったのがこちら。写真は現在のものですが、その当時で300円近い高額なラーメンで、とろとろの焼き豚を含むレトルトパックを蓋の上にのせて5分ほど待つ、というものでした。これが実に濃厚で、おいしいことはおいしいのですけれど、こんなものをたくさん食べていたからこそ、糖尿病患者である現在の私がいるのでしょう。

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 ワンタン麺の場合、95グラムで432キロカロリー。金ちゃん飯店焼き豚ラーメンは156グラム入りですので、単純に1.6倍としても691キロカロリー。晩ご飯としてもそのままいけそうな熱量です。こんなのをおやつ代わりに食べていたのですから太って糖尿病になるのも無理はありません。認めたくはありませんが、これこそ若さゆえの過ちで、歳を重ねた今でも同じような過ちを繰り返しているのです。

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 1日1食、それも800キロカロリー以下に抑える、という作戦だけでは、もはや全くといってよいほど体重が落ちないので、炎天下で滝のように汗をかきながら、これまた無用に重たい(エンジンがデカイ)草刈り機を振り回すというのは本当にいい運動になります。最初のうちだけではありましょうけれど、これで1日1キロは減らせています。

 問題はこの先のことで、新学期が始まると呑気に草刈りなんぞしていられなくなりますから、次なる運動を考えなくてはいけません。目標体重まであと13キロ。月に2キロから3キロほどは痩せたいものですが、人一倍意志の弱い私のこと、はたしてどこまで迫れるのでしょうか。とりあえずは階段を意味もなく何度も上り下りする、なんてことを考えているのですが・・・。

2011年8月23日 (火)

草刈りダイエット

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 なかなか綺麗に毛が生えそろった「ちち(仮名)」さん。結構冷たい飼育係である長女がそばに来たので喜んで甘えているところです。ムツゴロウさんが「おぉ~、よぉしよし」なんて動物をかわいがる、そんなことは長女と「ちち(仮名)」さんとの間にはありませんが、長女は長女なりにかわいがっているようではあります。

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 近鉄奈良線、菖蒲池駅の北口改札を出たところです。今日は白虎隊自刃の日、とツイッターでヒントをくださった方があったので、あわてて写真を撮りに行ってきました。駅前のロータリーが見えていますが、このロータリーを囲む歩道上に四神が描かれているのです。

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 四神相応の地に造られた平城京、ということもあって、昨年の平城遷都1300年祭に合わせてあちこちに四神が「でき」ました。道路上にあるものですとか、お寺ですとか、いろんなところにある四神を見て回る、という人もいらっしゃるようですが、我が家からですと歩いてでも4つとも見ることができるのです。

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 こんな風に駅前ロータリーを囲む歩道の東西南北それぞれに四神が描かれたタイルがはめ込まれているのです。この白虎の前はコンビニエンスストアと派出所ですので、人通りも多く汚れが激しいように思います。

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 夏のシンボル朱雀。今日も暑かったのですが、職場に隣接するおうちから「学校の敷地内に生えている草が見苦しい」と苦情があったので草刈りに励みました。30度以上ある急斜面ですので、立っているだけでやっと。そこで草刈り機を振り回したので大いに疲れました。平地で刈るのに比べて2~3倍は体力を消耗する感じです。

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 飲み物でも持って行けば良いのに、とよく言われるのですが、刈り始めたら最後、燃料が切れるまでは作業をやめないのが信条ですので、混合ガソリンの入った容器をひとつ持って行くだけです。10時から刈り始めて、休憩とお昼寝をはさみつつ17時頃まで。とりあえずは苦情を入れてこられたおうちの近辺を綺麗にすることができました。

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 20年来、朝も昼も食べないのが普通という生活をしているので、ハイブリッド車並の低燃費な体になっているらしく、1食食べただけでも爆発的に血糖値が上がり、体重に響きます。今日は炎天下であえて水分をとらずに草刈りを続けた結果、2キロほど体重が落ちましたが、体はヘロヘロで、手も足もピクピクとつりまくっておりますので、明日は無理でしょう。

 日頃から適度な運動を続けることが一番のようですが、ずぼらな私に続けられるはずもありません。悪魔的な魅力の草刈りダイエット。標準体重まであと13キロ。2、3日して体力が回復したらまたやりたいのですが、今日刈った斜面ほど運動強度の高い場所が残っていないのが残念なところです。

2011年8月22日 (月)

マットブラック

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 真っ黒なものを撮るのは難しいです。いかに賢いカメラでも、さすがにこの距離でストロボを焚くと白飛びしますし、蛍光灯の光だけで撮るとこういうベタッとした謎の物体に写ってしまいます。一帯これは何なのか、というと、エビぞって寝ている「くま(仮名)」さんです。

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 えびぞる、っていうのは歌舞伎用語だそうで、女形が大きくのけぞる仕草のことらしいのですが、本物のエビは決してそういう風にはのけぞりません。腰が曲がってるから年寄り=海老、ってぐらいですものね。

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 なぜか日本では発売に至っていないPILOTキャップレスのマットブラック。でも、萬年筆ヲタクな人たちと違って、普通の人には白い方がアピールするのかもしれません。このペンは、名古屋で重量超過の30ドルがのっていないと確信できるプライスで降臨したのでいただいてきたものです。

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 蓋を開けるとこんな感じで、トレーシングペーパーみたいな紙の向こうにペンが見えています。この紙を取り除くと、2枚の透明なビニールに挟まれたペン本体が姿を現します。

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 Made in Chinaでありながら異様にしっかりとしたブック型の枠に透明なビニールを貼り、それをパタンと閉じることによって、ビニールの膜でペンを保持しているのですね。この枠、本当に無駄にしっかりしています。総体的に外箱(紙箱)がちゃちに感じられます。

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 このままではパッケージの紹介だけで記事が終わりそうですね。この状態でも、このペンのマットな感じがよくわかります。全日本マット軸協会推薦になるかもしれませんが、確か会長はまだ手にしていらっしゃらなかったように思いますのでまだまだこれからです。

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 お約束の比較写真。小ぶりなボールペン並みという大きさは標準的なキャップレスと同じです。手前は多面体樹脂軸のマット軸キャップレスです。見た感じではマット具合はほぼ同じと感じました。

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 これはもう好みの世界ですが、多面体の軸よりつるんとした新型の軸の方が綺麗だと感じられるかもしれません。樹脂軸のものは長いこと使っていると角になっている部分が黒くなくなってきて、特にノックボタンやクリップは結構早く銀色になってしまいます。ですので、新型のようにつるんとしている方が黒さが長持ちするかもしれません。

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 軸の太さも違います。新しいマットブラックは普通のキャップレスと同じで、樹脂軸の方はデシモ並みでしょうか。クリップの形状もそれぞれが作られた時代の標準的なキャップレスと同じですから当然異なっています。

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 樹脂軸の方はクリップにPILOTの刻印がありますが、新型にはありません。また、胴軸を分割する部分にあるリングは艶のあるブラックになっています。軸の太さは違いますが、インサートを相互に入れ替えても問題なく動作しました。

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 マット軸は使っているうちに手の油を吸ってテカりが出てきますが、全日本マット軸協会の会長さんによると、それこそがマット軸の魅力なのだそうです。こうしたマット軸の魅力について深く知りたければ、会長から直々に数時間の講義を授かったという某Sおさんにお話を聞いてみると良いかもしれません。

2011年8月21日 (日)

アメリカ土産

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 ケージの小窓から外の様子をうかがう「ちち(仮名)」さん。三木のり平が良い、というラブコールにお答えしての1枚です。犬としてはこのぐらいが普通ですが、「くま(仮名)}さんがあまりにも鼻の短い犬ですので、「ちち(仮名)」さんは鼻が長いなぁ、といわれのない非難を浴びているかわいそうな彼女です。

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 WAGNER名古屋大会に参加した折、洋行帰りの某オリヂナルインクおぢさんから頂戴したお土産。クラシカルな外観の萬年筆と思しき1本です。私としてはミニペントレに出されていたカランダッシュ風巨大銀色ペンシルの方に興味があったのですが、ペンシル収集家の方に嫁いでいくことであろう、と思っていましたら二右衛門マスターのブラックホールに飲み込まれてしまったのが残念です。

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 大きさの比較のためとか言うけれど、お前の並べるものは一般人が知らないモノが多すぎて比較にならん、と同僚に叱られましたので、今回はごくごくありきたりなものを並べてみました。一番上はご存じモリソンの巨大萬年筆で、一番下がごく一般的な事務用ボールペンです。こうしてみると、今回お土産にいただいたものも相当に巨大なものということがわかっていただけるかと思います。

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 モリソンよりはるかに巨大なペン先。色を見る限り、金ペンではなく金メッキされたスチールペン先のようです。よく見ると、嬉しいことにペン先が反り上がっています。鉄ペンとはいえ、この反り上がりはすばらしい書き味を予感させるものです。

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 裏返してみたところ。ペン芯もリブの入った手の込んだ造りで、これならインクフローもバッチリ、と思われたのですが・・・・・。

 先っちょに、変なモンが付いてます。これがペン先の表側なら、エンペラーのようなものだと思うのですが、裏側に付いているのは・・・・・。

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 書き味はごく普通の油性ボールペンと同じです。この大きな図体に、ごく一般的な事務用油性ボールペンと同サイズのリフィルが入っています。ジョークグッズにしてはしっかり作られていますね。軸の色は様々なものがあったそうですが、こんなものを何本も買ってきても欲しがる人間は限られているし・・・・・ということで最初に見つけたこの灰色軸のものになったのだそうです。

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 お土産物のボールペンというと、我が国でも各地で趣向を凝らしたものが売られているわけですが、萬年筆を偽装するというものはあまり見かけないように思います。アメリカでこうしたものが売られているというのは、やはり彼の地で萬年筆というものがしっかりとした位置をしめているということなのかもしれませんね。

2011年8月20日 (土)

魔鏡

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 冷たいのがいいのか、あえて敷物の上には体を置かずに眠る「くま(仮名)」さん。ボケた写真ですけれど、彼女のモフモフ具合がよく出ているように思います。こういう風におとなしく寝ているときに限って、飼い主とその家族は「おぉ~、寝てるのかぁ~」などと言いつつ体に触りに来る、犬にとっては大変迷惑な話だと思うのですが、せっかく家の中で飼っていることですし、折に触れて触る、というのも飼う方にとっては悪くないものです。

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 今日、明日あたりは、萬年筆系のBlogでは「WAGNER名古屋大会行ってきました!」という報告が上がることでしょう。私も参加してきたのですが、ほとんど会場におらず、朝から晩(朝)まで、ひたすら人を運んでいたという感じでした。払暁というにはまだ早い時刻に自宅を出発し、何人かお乗せして名古屋へ。名神高速ではなく名阪国道をチョイスしたことが効いたのか、開始時刻の午前9時半少し前に会場入りできたのは幸いでした。

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 今月22日にグランドオープンを予定しているこだわりのラーメン店梦麺88(MU-MEN PA-PA-) さん、プレオープンの様子です。撮影したのは20日午後2時前後で、店内16席がすべて埋まり、外に並んでいる人は常に10人以上、という状態でした。まさに大行列です。午前11時の開店時刻に現地に到着したWAGNERの第1陣は、入店まで小一時間並びました。

 お店が一番にプッシュするまぜつけ麺も良いのですが、個人的には魚介系塩ラーメンにやられました。リピート確実ですが、なにせ名古屋は遠く、しかも大須。そうそう簡単には通えないのが辛いところです。

 幾星霜の風にさらされたビルの壁面を綺麗に飾る巨大看板。ここは道頓堀か?と一瞬思ってしまう動く看板、ピンク色の衣装をまとった獏の「パコちゃん」です。右手にはタピオカドリンクと思われるカップを、左手には油条(チャイナスティック)を持ち、大きなお目々をパチクリさせながら油条を持った左手と美しい御御足を前後に振ります。1階がラーメン店であるこのお店の2階はテイクアウト中心のカフェレストランMU-LAND CAFE(ムーランドカフェ)  MU-LAND CAFE (ムーランドカフェ)で、そのお店の制服を着ているのです。

 残念ながら首は振らないのですが、当日のWAGNER3次会ではなぜか首を振るオッサンが続出し、その余波は深夜の高速道路を疾走する車内にまで及んでおりました。原因は使ったお店のトイレにある魔鏡で、これに自分の姿を写した愛知県人男性は「嫁が自分と結婚したことに納得」するのだそうですが、大阪府民の場合はクイッと首を振ると同様に感じることができるようです。ちなみに女性の場合は痩せて見えるそうで、ホンマモンの魔鏡かもしれません。

萬年筆をきっかけにお知り合いになれた人たちと、萬年筆に関係のない話で盛り上がる。これ、なかなかハマります。いや、そういうことにハマってしまった人たちが、萬年筆の会合にこと寄せて集まっているだけなのかもしれません。最後は欠伸が止まらず、ふらふらになって家にたどり着いても、また行きたいなぁ、と思わせる魔力魅力がそこにはあるのです。

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2011年8月19日 (金)

まぁるくまとめる

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 明日に備えて早く寝よう、なんて日に限って、いろいろとイヴェントが発生して寝られないものです。今日は名古屋へ変な看板見に行くぞ、と思っていたら、先生方がみんな帰ってから戸締まりを確認し、最後は門にも鍵をかけて帰る、というお役目を仰せつかってしまいました。

 ならばとタイトなスケジュールを組んだものの、朝からの大雨で電車のダイヤが乱れ、頼みの新幹線もまともに走ってない、ということで断念。現地エージェントが撮影した写真を見て動きを想像するのみでした。夏休み中というのに帰宅したのは8時過ぎで、そこから燃料補給に買い出しと片付けて、ふと気づいたらもうすぐ今日も終わろうという時間です。

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 西瓜界の頂点に君臨するでんすけ西瓜は良いとして、それより高い位置に陳列されている楕円形の西瓜が気になります。浅学ゆえこれまで知りませんでしたが、富山県産の入善ジャンボ西瓜というものだそうです。西瓜の上下にあるわら草履のようなものは「さん俵」というもので、重たく大きな西瓜が傷つかないようにしっかりと守るためのもの。これがくっついているから寄り高級感が感じられる、のだとか。

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 ちなみに、この日陳列されていたものでお値段は4980円也。まぁこれだけ大きければ多人数でいただけますけれど、それにしても結構なお値段であります。自分が見たことなかっただけで変なモンと言っては失礼ながら、でんすけ西瓜のお値段を見るのを忘れるほど目を奪われてしまったことでした。

 実は私、西瓜が好きではありません。水を張ったたらいに西瓜が浮かんでいて、おやつの時間に冷えたヤツを・・・・・ということになるのが夏ですが、私はその幸せを受け止めることが出来ないのです。こんなおいしいものを食べないのはおかしいと、子供のころはずいぶんと責められたものです。

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 同じように好きではない西瓜ですが、こういうのは大好きです。写真の左の方にはごく普通の西瓜が積まれていて、このPOPのところだけ、ちょっと訳ありな西瓜が積んであるのです。

 すきすきスイカ、って、ワシは嫌いや、とか突っ込みながらPOPをよく読むと、これは商品作物としての西瓜にはあるまじき、果肉に隙間があるというブツなのでした。でも、そうやって隙間が空くのは良く育ったからなので、むしろおいしいんだよ、というアピールです。これ、なかなかいいところを突いていますね。

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 こちらは京福電鉄(嵐電)の車内。京都パープルサンガを応援する電車だそうで、つり革には小さなサインボール、そして車内2~3カ所にホンマモンのサッカーボールがぶら下げられています。

 私は、西瓜と同様にサッカーも好きではありません。ジョホールバルでの試合が中継されていたとき、結構真剣に見入ってしまってあとから自己嫌悪に陥ったほどです。で、この電車に乗ったおチビさんたちは、届きもしないのにつり革とかボールとかに触ろうとして、結果、車内のあちこちにピョンピョン跳びはねる子供がいる、という状態になりますので、あぁ、サッカー嫌いや、という思いが一層強くなってしまうのです。

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 早く寝なければならないのにネタがなくて更新できない、そんな夜は、手持ちの写真を適当につないでまるくまとめるに限ります。

 明日はWAGNER中部地区大会。関西での大会が増えたあおりを受けて、今年は開催回数の少ない名古屋での大会です。でも、会場にじっとしていない人が多くなりそうな予感がするのは、やはりあのお店の存在ゆえでしょうか。

2011年8月18日 (木)

踏んでいく

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 玄関ホールからリヴィングに入るドアを開けるとこの有様。リヴィングにいる人から「踏まんといたってやぁ」と声がかかりますが、その声も、誰かが入ってきたことも、全く知らん顔で鼾をかいている「くま(仮名)」さんです。メタボな彼女ですが、必死になればこの開口部から這い出すことも出来るので、胸から上を放り出して寝るぐらいは何でもないことなのでしょう。

 中学生の運動系部活動の全国大会が、今年は近畿地方で開かれていて、奈良県では陸上競技とソフトテニスの大会が行われています。この夏休み後半は、競技役員という名目でたくさんの教員がかり出され、学校がスッカラカンになるほどです。そんな状況ですから、私のようにふだん何の役にも立たない人にも「競技を見学に行く生徒を引率する」という仕事が回ってきました。

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 奈良県でソフトテニス競技が行われている会場は明日香村にあって、そこへ生徒を送り届けたあとは、生徒たちのお弁当を車に乗せ、お昼まで冷暗所保存する、という仕事に切り替わります。ただアイドリングしているのもアレですので、明日香村の周辺を走り回っていて見つけたのがこれ、「うさぎ雛」です。

 残念なことにカメラを持っていませんでしたので携帯電話での撮影ですが、これだけ明るければそこそこに写るようです。場所は、明日香村の南、壺坂霊験記で知られる壺阪寺の北西にあたる奈良県高市郡高取町上子島です。この地区の老人会の皆さんが作られたもののようで、道ばたにある、ラジオ体操をやるような広場に立っています。

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 なかなか男前のお内裏様。緑色の着物が綺麗です。関西地方、特に京都とその周辺では、実際に天皇陛下と皇后陛下が並ばれているとおりにお人形を置くのは畏れ多いというので、見る方からすると向かって右側に男雛を置くことが多いようです。

 男雛の前には何にもないのですが、女雛の前にはなんというか、竹カゴを伏せたようなものが作られていて、これが邪魔でクリアに写真を撮ることが出来ないのですが、男雛と女雛、それぞれの目と鼻・口の位置関係を変えることで、男らしさ、女らしさを表現されています。老人会の皆さん、なかなかお上手です。

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 周囲に人影がなかったので、昨年は虎のお雛さんだったのか、なんてことを確認することは出来ませんでした。何の目的もなく走っていた道でこんな変なモンを見つけて、喜んで写真を撮っていたら、お友達から電話がかかってきました。そう、20日の名古屋へどうやって行こうか、という相談です。

 そんな道知らない、という人ばかりなので、名阪国道のΩカーヴを通過していこう、ということだけは決めてあったのですが、そんなら乗せてよ、という人が増えてきて、けっこうマニアックなコースをたどって名古屋まで行くことになりました。

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 早朝に奈良を出発して守口、箕面を経由し、さらに尼崎へ回ってから大阪市内へ向かい、7時までには最後の乗客をピックアップ。阪神高速松原線と西名阪高速道路を経て名阪国道に入る、という、なんともけったいなルートです。地図の上に線を引くと、奈良から大きく左回りに円を描くように走って再び奈良に戻り、そこから名古屋を目指すという軌跡を描いて、順調に流れればなんとか開会時刻ぐらいにウィンク愛知に到着する予定です。

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 調整師が2人乗っていますので、到着が遅れた場合は師匠にご負担をおかけすることになってしまいますが、名阪国道を通る、ということそれ自体が一つのイヴェントですのでどうぞご容赦ください。午前中は間食無しで清く正しく過ごして、お昼はやっぱりバクのラーメンでしょうか。あさってが楽しみです。

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2011年8月17日 (水)

ミニ団扇

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 ハイタァッチッ!と声をかけられて、それに応じている「ちち(仮名)」さん。若くてスリムで元気が良くて、体格(背の高さ)も立派なので、こうして立ち上がっていることぐらい何でもない、という感じです。ケージの縁に前脚をかけるだけで「よっこらしょっ」という感じの「くま(仮名)」さんとはまさしく白と黒、実に対照的です。

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 夏は麦茶。伊藤園のペットボトル入り麦茶についていたオマケ、ミニうちわです。やってくれますね、デカデカと「全4種」だなんて、こんなこと書いて挑発されたら揃えずにはいられません。

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 と、いうことで、揃えてみました。黄色、赤色、紫色に青色と、単純に色が違うだけですね。布製の小さな団扇で、天然ミネラル、伊藤園の麦茶、というキャッチコピーと笑福亭鶴瓶師匠らしき顔(目鼻)のある金色の薬罐、そして夏らしく花火の絵が描かれています。

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 ペットボトルの飲み口の部分に引っかけてある小さな袋に入るような、そんな小さな団扇が役に立つんかいなぁ、と思っていたのですが、使ってみるとこれはこれで実用的かもしれません。たたんでポケットに入れておいたら存在を忘れてしまうような小ささです。

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 このように、広げた状態でもボールペンより少し大きい程度です。布製なので、汗をかくこの季節にポケットに入れておいてもふにゃふにゃになってしまうようなこともありません。少し練習を積めば、持ち歩いて便利に使うことが出来るでしょう。

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 左が開き方、右が折りたたみ方。実にシンプルな説明です。開くときは掛けてあるゴムバンドを外すだけで、びっくりするような勢いでバンッと開くのですが、わかるまではたたむ方が難しく、「こんな説明でわかるかいっ!」と突っ込んでしまいました。しかし、やり方がわかってしまえば秒殺で折りたたむことが出来ます。

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 まずはこんな風に団扇を手に持つところから。円形の団扇が数字の「8」の形になるようにひねります。

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 ここまでは簡単。図を見るだけで誰でも出来ます。問題はこの先です。

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 数字の「8」をつくる二つの○が重なり合うようにたたみます。言葉ではこれだけなのですが、手の中で団扇をこねくり回して何度か試行錯誤していれば、スッと出来るようになります。

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 写真左の方、親指と人差し指の間に見えるゴムバンド、こいつを掛けるにはどうすればいいのか、ということを考えてみれば答はひとつです。

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 この状態に出来たら、あとはゴムバンドを掛けてできあがりです。ここまで娘と二人、ワィワィいいながらやってみて、そこへ長男を呼んでやらせてみると一発で成功。小さな頃からメカニカルなものが大好きだったのは伊達ではありません。続いて次男にもやらせてみましたが、これも難なく成功。たたんだ状態が一番美しいのは長女でした。

 この夏休み、泊まりがけの旅行に出かけることはついになかった我が家ですが、ペットボトルのオマケでこれだけ遊べるのですから良しとすべきでしょうね。

2011年8月16日 (火)

月への思い

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 深夜というべき時刻、思い立ったように残った(残しておいた)餌を食べる「くま(仮名)」さん。家の中に犬は自分だけ、という状態が3年ほど続いて、家中からちやほやされて、食べるものの心配なんてする必要もない、そういう環境で育った彼女。朝のお散歩から帰って餌を与えられても、そのときは三分の一ほど食べるだけで、あとは翌朝までに少しずつ食べ進んでいくのです。

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 どなたかのハンドルネームではありませんが、これが「御蓋の山に出でし月」です。奈良公園から見える若草山は三段重ねの山で、そのために三笠山と呼ばれることもありますけれども、御蓋山というのはそれとは別の、春日大社の裏山ともいうべき位置にあって、採集伐採はもちろんのこと、許可なく入山することも固く禁じられている山です。奈良大文字の点火を待っていると、「山の端少し明かりて」という感じになってきて、ついには見事なお月様が顔を出したのでした。

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 左がそのお月様で、右が奈良大文字。夏の夜の、昼間の暑さが抜けきらない、よどんだ空気の中ではありましたが、実に冴え冴えとしたお月様。あの月まで行ってみたい、という人類の夢は、60年代の終わりに実現したのでした。小学校2年生だったあの日、夜明け前に叩き起こされ、白黒テレビの前で眠い目をこすりながら、というよりは半分眠りながら、ノイズだらけの「アームストロング船長の脚」の画像を見ていたことを思い出します。

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 キッカーランドのロケットペンです。3本入りパッケージで売られているので、パッケージの表にはRocket Pensと複数形で書かれております。月へ行くような多段型のロケットではこういう形にならないわけですが、こういうサンダーバード3号のような形、いかにもロケット、という感じで違和感はありません。

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 パッケージに書かれているような握り方をするには、ある程度大きな手でないといけないようです。M400あたりがちょうど良い、M800だと少し大きく感じられる、という私の妻の場合、ペンの方が余ってしまうようです。このような握り方だと、推進用のロケットと思われる部分が少し邪魔になるような感じです。

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 ロケット本体の真ん中あたりに継ぎ目のような線が見えることからわかるように、ひねることでペン先が出てくるツイスト式のボールペンです。書き味は特に何ということもない安物の油性ボールペンのそれです。ふだんは机の上に立てておいて、サッと手にとってメモをとる、というような使い方が想定されているようです。

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 月の話をしているのですから、ここでOmasのMoon1969なんかをバシッと出してきたら最高なのですが、そんな高価なペンが手元にあるはずもないので、手持ちの中で一番ロケットっぽいイメージの萬年筆、MooreのFingerTipを引っ張り出してきました。このRocket Pens、握り方について説明しているパッケージの裏面はこんな模様になっているのです。

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 シェーファーのインレイドニブと同様、ガチガチに固いペン先ながら、先端部がスキーのジャンプ台みたいに反り上がっているおかげで、大変に気持ちよく、滑らかな書き味を堪能することが出来ます。柔らかなペン先にはえもいわれぬ味わいがあるのは事実ですが、固くてスムーズなペン先、というものの気持ちよさ、未体験の人には是非とも味わっていただきたいものです。20日のWAGNERに出開帳いたしますので、お気軽に声をかけてください。

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2011年8月15日 (月)

奈良大文字

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 痩せぎすで、柴犬らしいモフモフ感に欠ける、と残念がられている「ちち(仮名)」さんですが、ほっぺたにケージの柵を食い込ませて寝ているこの写真で見る限り、結構柔らかそうな感じです。彼女は痩せているのもさることながら、毛の質が一般的な柴犬とはちょっと違った、言ってみれば乾いた感じなの、余計に触り心地が良くないといわれのない批判を受けるのでしょう。

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 闇の中に浮かび上がる「浮見堂」と、高円山の大文字。本日15日は旧盆の終わりで、仏さんがあちらの世界に帰って行かれる日です。大きさなら日本最大級の大文字だそうで、戦没者の慰霊という意味もあって終戦記念日のこの日にともされるのです。京都の人に大文字というと嘲笑されたりたしなめられたりしますが、奈良のこれは大文字と呼んで差し支えありません。なお、これはパンフレットからいただいた写真です。

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 山肌に薪を積み上げて火を焚くわけですが、その「台」は煩悩と同じく全部で108基あるそうです。点火前にまず神式で、続いて仏式で、続けて2回の慰霊(供養)が行われるのもこの行事の特徴です。

 高円山はなだらかな山なので、「大」の字が寝てしまうのが残念なところです。午後8時に点火されたとき、奈良高校OBによる吹奏楽で「海ゆかば」が流れ、それがあまりに良くてゾクッとしてしまいました。うちの業界でこういうことを言うと、えらい先生たちに「お前なんか人間じゃない!」という烙印を押されてしまうのですが、私は平和主義者です。

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 奈良の大仏様です。大仏殿を取り巻く回廊の外から撮ったもので、日頃はこのようにお顔が見えたりはしません。年に何回か、こうして大仏様のお顔が見えるように窓が開けられるのです。回廊の中に入って大仏殿の近くに行けばきちんとお顔が見られるのですが、南大門まで続く長蛇の列に恐れをなしてここから撮影するだけにとどめました。

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 鏡池とはよくいったものです。この季節、お寺などがきれいにライトアップされていますので、昼間よりも涼しいこともあって夜の奈良がおすすめです。節分と今日は春日大社の万灯籠も行われているので、東大寺大仏殿から春日大社、そして飛火野へと続く一帯は奈良とも思えないほどの人出になります。

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 奈良大文字の団扇。ばかでかい団扇だということがわかるよう、iPad2を置いてみました。左から東大寺、西大寺、そして大安寺それぞれの管長さんが書かれた「大」の文字です。大文字焼きを見るのにお金は要りませんが、この団扇を買うことで運営費の一部をまかなうことが出来るのです。

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 こちらは春日大社万灯籠の提灯。描かれているのと同じ髪飾りをした巫女さんが火を点した状態で手渡してくださいます。先の団扇もこの提灯も、ひとつ500円です。会場周辺はもちろんのこと、帰りの電車もラッシュ時並みの混雑となるのですが、次は節分の万灯籠。冬の澄んだ空気の中、灯籠の点った参道を歩くのは何とも幻想的なものですので、良かったら奈良を訪ねてみてください。

2011年8月14日 (日)

ミーハー街へ行く

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 例によってお気楽に寝ている「くま(仮名)」さん。これはまだはみ出しが少ない方で、ひどいときには胸から上ぐらいをケージの外に出して寝ています。先日も長男がドアを開けてリヴィングに入ってくるときに踏みつけそうになったと言っておりました。それでも安心してグースカ寝ている姿は本当に可愛らしいのですが、そのことを口にしてやぃやぃ言ってると「ちち(仮名)」さんがヤキモチを焼いて騒ぎ始めるのです。

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 今月6日にオープンした日本初のLAMY専門ショップ、LAMY SHOP梅田へ行って参りました。吉野家まで柿の葉寿司を買って電車で大阪市内へ。途中、コインロッカーに荷物を預けてカメラ一丁の身軽な姿で迷宮として名高い梅田地下街を目指します。今回は阪神百貨店地下入り口、というはっきりとした目標がありますので、比較的楽にたどり着けました。

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 店舗情報にある所在地は阪神百貨店と全く同じ。阪神電鉄梅田駅の東改札口を出てまっすぐに階段を昇りきったところで右に折れると阪神百貨店地下1階の入り口です。その入り口の前を通り過ぎると、ガラス越しに百貨店内で営業しているマクドナルドが見えますので、そのまま右側に注意しながら進むとLAMYショップが見えます。アリバイ横丁の奥行きが深くなったような店舗、といえば大阪の人には一発で想像できることでしょう。けっこう小さいお店です。

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 ここは阪神百貨店地下1階売り場の「壁」にあたるところで、SHOP内の壁の向こうは阪神百貨店の食品売り場です。この写真で真ん中にどんと見える柱の裏側あたりには、このお店の中で一番値段の高いペンが展示されたガラスケースがあります。ダイアログシリーズのほか、LAMY2000シリーズ、picoなどが収まっておりました。

 梅田の地下街で昼間から人通りのない瞬間を狙って写真を撮るなんて神業に近いのですが、お盆ということでこのあたりは人通りも少なく、少し待っているとこういうチャンスに恵まれました。

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 行きつけの散髪屋では福の神と呼ばれている私。私がお店に入ると、そこから混み始めるのだそうです。LAMYショップでもその神通力を発動してしまったようで、決して広くはない店内にお客さんがあふれかえってしまいました。お洒落で明るい感じの雰囲気のせいか、若いカップルがたくさん来店して、どのカップルも萬年筆に興味を持っていたのが印象的でした。

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 この規模のお店ながら、訪ねたときには3人もスタッフがいらっしゃったのですが、どうやらこの写真に写っている白いシャツの形が指導的立場で、ほかのお二人は研修中、という雰囲気でした。この写真も、白いシャツの女性に「お願いします」と許可をもらってから数分、一瞬お客さんが居なくなったところでパシャッとやったものです。2枚撮ってお礼を述べたところで、また次のお客さんが入ってくる、という状態で、ご同慶の至りです。

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 申し訳ないことですが、店内にある商品は全部と言っていいほどもっているので、ロゴの限定色、バイオレットをいただいて参りました。先着何名かでLAMYのペンを買った人にはノートを差し上げます、ということでしたが、まさか1000円のペンでいただけるとは思わず、二重に恐縮してしまいました。

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 このノートもそうですが、買ったペンを入れてくれる紙バッグも白。白をテーマカラーにされているようで、店員さんの服装も黒の上下でシャツは白。サファリやアルスターをはじめ、ほとんどの商品が壁面のディスプレイに挿し込んで展示されていて、前述のように高級ラインの製品だけがガラスケースの中。また、代表的な製品についてはテスターがまとめて用意されています。交通も便利なところですし、大阪梅田近辺に行かれたら立ち寄ってみるのもおもしろいでしょう。

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2011年8月13日 (土)

ミーハー山へ行く

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 飼い主が帰って来たので、とりあえず頭だけ持ち上げて挨拶する「ちち(仮名)」さん。眠たいときはこんなモンですが、元気がみなぎっているときやお腹が空いているときは正反対。お尻に火がついているかのように凄まじく鳴き叫び、暴れまくります。果たしてこの子が落ち着く日は来るのだろうか、と考えたとき、飼い主が落ち着いてないんだから犬だけ落ち着く訳がない、と思い至りました。

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 お盆というのに、なぜか吉野山にいる私。近鉄吉野線の終点、吉野駅の改札を出てすぐのところに、吉野ケーブルの千本口駅があります。先の大戦中も鉄材の供出要請を拒否して存続したという、現存する日本最古のロープウェイだそうですが、「ケーブル」と呼ばれています。運営しているのは吉野大峰ケーブル自動車という会社で、山上(一応)の吉野山駅からはマイクロバスを使った定期バスも運行されています。ちなみに山上の駅からは下の近鉄吉野駅の構内放送が良く聞こえます。それくらい短い距離のロープウェイなのです。

 この1号機は「かえで」で、2号機が「さくら」です。桜の山として名高い吉野山ですが、個人的には紅葉の季節の方が好きです。人が少なく、なんとも寂しい感じが吉野山らしくてよろしいです。吉野大峰自動車のバスで吉野山の奥千本あたりまで連れて行ってもらって、そこからぶらぶらと山を下ってくる、というのがおすすめです。

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 黒門といって、吉野山の総門にあたるものです。山なんだから涼しいだろうというのはただの思い込みで、じっとしていても汗が噴き出すほどの暑さでしたが、この写真を撮っているときに歩いてきたカップルの会話を聞いたとたんに背筋が寒くなりました。

 女:ラウムなぁ、サイドあげんでも普通に走るから楽やねん。それやったら坂でもそのまま止まってるし。

 男:それ、やばいんちゃうん。俺はいちおう、あげるようにしてるで。なんでかしらんけど、走るときはサイドあげなあかんらしいで。

 女:うそぉ、そんなん、あげんでも普通に走るもん。めんどいやんか。ウチらずっとしたまんま走ってるで。あげたことなんかいっぺんもないし。

 男:そぅか、ほな、おれもそうしょうかな。楽やもんなぁ。

 ラウム作ってる会社が、小学生でも運転できるような車を作ることに血道をあげ、何にも考えなくても楽ちんに運転できるんですよ、という売り方を必死になってすすめてきた結果がこれです。ラウムなんてうじゃうじゃ走ってますけど、これからはラウム見たら避けることにします。ラウムが後を走ってたら先に行かせることにします。ラウムと同じ会社の車は全部避けたいのはヤマヤマですけど、一番数が多いのだからそれは無理というものです。

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 で、吉野山へ行った目的はこれです。先の黒門を過ぎて上っていくと、これも真っ黒な「銅の鳥居(かねのとりい)」というのがありまして、それをくぐったところにあるのが柿の葉寿司の「ひょうたろう」さんです。吉野山といったらここ、というべき金峯山寺の蔵王堂がすぐそこに見えていて、もう一息上がれば到着、というところ。蔵王堂の前にはこれも柿の葉寿司の名店、「やっこ」さん、さらに上れば「醍予」さんもあります。吉野山は柿の葉寿司の宝庫なのです。

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 季節が季節ですから、柿の葉も青々としています。こういう時期に自宅で柿の葉寿司を作って食べますと、柿の葉の香りまで感じられておいしいのですが、お店で作られているものはこの時期、食中毒予防のためにお酢を強めにしていますから、微妙な柿の葉の香りを感じ取ることは難しいと思います。

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 よその人が柿の葉寿司についてよく言うことのひとつに、「鯖の身が薄すぎる」というのがありますが、私はこれ、間違っていると思っています。熊野灘で獲れた鯖を山奥まで運ぶのに、鬼のように塩を使った結果、とてもじゃないが食べられないものになってしまった、そんな鯖の身を極力薄くそぎ切りにすることで塩辛さを減じたのが柿の葉寿司の起こりなのです。私の祖母は鯖の身を薄く切る名人で、その技は村中で誰も真似できませんでした。柿の葉寿司をながいこと作っていると、包丁の刃が反ってしまうほどのものなのです。

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 最後にひとつ、植物の名前を全く知らない私が見つけた「変な木」です。先の黒門のそばに生えていたものです。知っている人には何と言うこともないありふれた木なのでしょうけれど、この、広い葉っぱとは別に髭のようなものがだらんと下がっている、この木は何という木なのでしょうか。日立ではないですけれど、ご存じの方、ご教示いただければ幸いです。

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 明日は、ミーハー街へ行く、と題して、大阪梅田にオープンしたLAMYのフラッグシップショップ探訪記をおおくりします。

2011年8月12日 (金)

ちょっと・・・

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 例によってケージの小窓から顔を突き出して寝ている「くま(仮名)」さん。目をつぶらずに横たわっているものも含めると、彼女は一日の大半を寝て過ごしております。餌を低カロリーのものに変えてみたり、飼育係の長男が1回あたり小一時間ほども散歩に連れ回したりしても、メタボな体つきに変化がないのはそのせいかもしれません。

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 今月のちょこちょこが届いたのでネタに・・・と思ったのですが、あまりのショボさに断念。そもそも「ちょこちょこ」なんですから、多くを期待する方が間違っているというものです。預金通帳みたいな小遣い帳と修正テープ、そして唯一、三角断面というのがちょっとおもしろいスティック糊。以上が今月のちょこちょこでした。

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 そこで、急遽本日のネタとして引っ張り出してきたのが「大人の鉛筆」です。鉛筆型でクリックストップ式の芯フォルダーで、文具に通じていれば珍しくも何ともないものですが、「鉛筆型のシャープペンシルから鉛筆の芯が出てくる!」というのを売りにしているこの製品、今年の日本文具大賞にも輝いたようです。

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 これが2回ほどノックした状態です。先端はまだ削っておりませんが、付属の芯研ぎ器で綺麗に尖らせることができます。これが「すごく便利」なんてこと自体、世の中の人がいかに文房具に疎いのかという証拠みたいなモンですが、逆に、これに感動できないほどスレているというのは、「文具マニアの流れ着く果て」みたいな感じなのかもしれません。

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 パッケージは、必要な部分を切り抜いた厚紙を折りたたんだもので、広げた状態でこの製品に関する説明を読むことが出来ます。折りたたんで本体と芯研ぎ器を収めたものをビニール袋に入れて一丁上がり、ということですね。シンプルでありながら、うまいなぁと感じさせてくれます。

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 芯研ぎ器に芯を突っ込んでいるところ。5回ほどノックするとこれぐらい芯が出てきますので、実用上は3、4回ノックしてやれば芯を研ぐのに問題無い長さになるでしょう。削れた芯の滓が飛び散らないように蓋がついておりますが、この蓋にもうひとがんばりしてくれていたら、もっと良い製品になっていたのにと思います。

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 この凹みに芯を突っ込むのだと思い込んで何度かアタックした形跡がありますね。けれど、ここに穴が空いていると削った滓が出てきてしまうので、その辺を解決できない限り、このプランは採用されませんね。それにしても、どれだけ削り滓をため込むつもりなんだ、というほどの大容量。これは、芯研ぎ器を保持しやすく、削りやすくするという効果の方が大きいのかもしれません。

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 鉛筆は我が身を削って人のためになるもの・・・・・というこの会社の精神、たいへん見上げたものですね。シャープペンシルの利便性と鉛筆が本来もっている良さとをうまくバランスさせたこの製品。「芯ホルダー」という、優れてはいるけれどけっして一般的とはいえない製品を普及させるきっかけになるような気がします。どんどん売れてほしいものです。

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2011年8月11日 (木)

吸うぱぁ500

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 イヤに神妙な顔をして長男の手を調べる「ちち(仮名)」さん。長男はこの直前に豚まんを食べていたので、おいしそうな匂いが手に残っているのでしょう。 今日の食卓は「551のある時」だったので、匂いに反応した犬たちは大騒ぎでしたが、どれもこれもネギが入っていそうなものばかりでしたのでお相伴にあずかることは出来ませんでした。

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 ご存じPILOTのスーパー500。5月22日の記事に無残な姿で登場した個体です。そのままにしておく訳にもいかないので、7月にナガサワ文具センターで行われたペンクリニックで奥野ドクターに診ていただきました。奥野ドクター曰く、吸入機構がこれだけしっかりとしている個体には滅多に出会わない、ということでしたが、インナーキャップの破損はその場ではどうすることも出来ず、持ち帰ってじっくり診ていただくことになりました。

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 戻ってきた萬年筆、さっそくキャップを抜いてみると・・・・・ですが、実は変化無し、なのです。交換部品がないので、慎重に組み立て直して、ググッと押し込んでおく、ということが精一杯だったようです。接着剤で固定してしまうと、将来クリップあたりがどうにかなったときに困るでしょうから、様子を見ながらそろりと抜く、という風に、使い方で気をつけるしかなさそうです。

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 奥野ドクターに吸入機構を褒めていただいたことでもありますし、たまには資料的価値のあるものを、ということで、インク吸入の様子を再現してみることにしました。

 まずは、胴軸後部を外します。復刻版のウルトラであればCON-70様の吸入機構が顔を出すのですが、オリヂナルのスーパー500はこのようなレバー式の吸入機構です。写真のペンで一番上に見える黒いポッチのようなものが吸入用のレバーです。

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 このレバーを写真のように90度倒し、そして戻す、ということを2~3度繰り返します。非常にしっかりしている、と言われただけあって、しっかりとした手応えがあり、動かすのには少し力を入れなくてはなりません。けれども、このレバーの部分を壊してしまうと修理不可能だそうですので、しっかりと動かしつつも優しく丁寧に扱う必要があります。

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 レバーの動きは優しい感じではなく、けっこうゴツゴツした手応えを感じさせるものですが、ちょっとしたことで壊れてしまいます。PILOTスーパー○○○、というようなペンにはこういう機構をもったものがけっこうあるので、興味がある方は探してみてください。自分の持っているものを使ったことのない人に触らせるというのは、ちょっと怖い感じがします。

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 このような状態で気になるのがペン先の消息です。もしやインク瓶の底にゴリゴリとぶつかっているんではあるまいか、ということです。慣れてくれば当然、そんなにゴチンとぶつけたりはしなくなります。時には軽くコツンと当たってるかもしれませんが、その辺は仕方の無いことと割り切ることにしています。

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 あとはペン先を軽くぬぐえばOK。インクをぬぐうのにティッシュペーパーを使うことが多いと思いますが、もし自分が初心者だと思われるのでしたら、ティッシュよりもボロ布などを使った方が良いかもしれません。

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 以前、和歌山でPILOTのペンクリニックが開かれたとき、腰の曲がりかけたおじいさんがこのペンを持参されて、「おい、これ、どえらい上等なペンやで。おまえ、直せるんか?」と広沢ドクターの目の前に突き出すという光景を見たことがあります。

 ゴムサックも含めて吸入機構が元気でしたので、ペン先を少し調整するだけでよみがえったのですが、スーパー500の実物を見たのはそれが最初で、「おじいちゃん、ワシに譲って!」と言いたかったのですが、そこまでヘンタイ(漢字かも)にはなりきれませんでした。スーパー500、まだまだ元気に活躍してもらいたいペンです。

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2011年8月10日 (水)

いちびりごんぼ

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 古毛布で作った敷物とピカチュウ、この二つのお気に入りをこんもりと盛り上げて抱き枕のように成形し、その上に覆い被さるようにして寝ている「くま(仮名)」さん。1日の大半を寝て過ごす彼女にとっては、快適な寝床を作ることが何よりも大切なのでしょう。真正面から見ると、寝床の盛り上がり具合と彼女の覆い被さり方がよくわかります。

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 上海へ行ってきたという人からもらったお土産は、どことなく見たことあるようなお菓子。国内でもよく知られた製品の中国版というところでしょうが、中国に限らず外国の食品は、日本のそれと比べてパッケージの質感が違い、時として口に入れるのを躊躇するほどであったりもします。怖い怖い飛行機に乗って、これまた文化も習慣も言葉も違う外国へ行くなんて、何と勇気のある人なんだろうと尊敬してしまいます。これまでも、そしてこれから先死ぬまでずっと、私は日本国外へ出ることはないと思います。理由はただひとつ、怖いから。

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 明日は修学旅行で飛行機に乗る、という夜は、必ず子供の寝顔を見てから床についたものでした。そうまでするくせに、キャッシュカードの暗証番号ひとつ家族に伝えておこうとしない、私は怖がりであると同時に面倒くさがり。いや、私の中ではむしろ、面倒くさがりが最上位に位置しているのでしょう。夏休みに入ってからなぜか忙しく、早く病院に行かなければ・・・と思いながら日だけが過ぎていくという状態。またも糖尿病の薬を切らしてしまっています。これでは良くなるはずもありません。

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 仕方が無いので適当な薬を手に入れてきたのですが、これは実に良く効きそうです。なんせ、薬袋に通天閣のロゴが入っている「なにわ薬局」ではなくて、「なにわ楽局」ですね。何と12種類ものお薬が入って490円。ワンコインでっせ、ワンコイン。500円玉出してお釣りがもらえまんねんで。

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 インターネットや電話のしすぎに効くのは「ソーシン」、窓際に追いやられたりリストラされそうになったりというピンチの時には「救人」、冷え切った仲を回復するには「アイナインコールドX」、そしてフェロモンブイブイ、周りの目を独り占めに出来るという「ビヲフェロモン」など、対人関係に置いて良く効きそうなお薬ですね。

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  思いっきり自己主張したいときは「正論丸」を飲んでおくと、ウソやホラを交えながらごり押しできる強さがみなぎるようです。そして、そんな自分が嫌になったら「ベツジンコーワ99」で新しい人生を開くか、オールナイトでカラオケ歌いまくって発散しましょう。それで咽が腫れて痛くなっても「るーるーるー」があるので大丈夫です。

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 最近重石がとれたかのように軽やかになっている某「Sお」さんですが、このボヤキナオールを飲んでしまうと、Sおエクスプレス車内の名物、「リサイタル」がなくなってしまうかもしれません。お腹すっきり「カイベン」同様、ひねりがなさ過ぎますから効かないのかもしれません。

 教室で「誰や!屁こいたんはっ!」と真っ先に叫ぶ生徒が真犯人だというのはうちの業界では常識ですが、あまりに頻繁なら「ガスデター10」をすすめてあげなくてはいけません。そんなこんなで落ち込んでいる生徒がいたら、「アスカラC」や「ユメナール」の出番ですが、実は今、生徒にはいっさい内服薬を与えないことになっています。怖いですから、ビタミン剤やビオフェルミンでもダメなんですから、こんな妖しいお薬は絶対に無理ですね。

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2011年8月 9日 (火)

のび~る

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 いい感じに寝てるので寝顔を撮ってやろうとしたら頭を持ち上げてしまった「ちち(仮名)」さん。彼女にとって、近づいてくる家族は食べ物をくれるか遊んでくれるか、そのどちらかでしかないようです。

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 スカイツリー人気にあやかった商品をなぜか大阪心斎橋で発見。伸ばすと実物の千分の一の長さになるということですが、この固体は残念ながらそうはなりません。よくみると、スカイツリーの先端部分が折れてしまっているのです。求めたときにすでにそうであったのか、持ち帰り、保管する中で折れたものかは定かではありませんが、多分自分で折ってしまったのでしょう。そう、哀しいかな、私は何でもかんでもダメにしてしまうヤツなのです。

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 少年時代、ラジオのアンテナやサンダーバード2号の脚が大好きだったので、ふだんはボールペン、伸ばすと指示棒というものには強く強く憧れておりました。父親がどこかからもらってきたノベルティの中に「伸びるボールペン」を発見したときは天にも昇る気持ちで、早速それを持ち出したボールペンは、その日の日暮れを待たずに無残な姿になっておりました。小さな頃から今に至るまで、手にしたものを何でもダメにしてしまうというのは変わりません。うちの親は良く怒るなぁ、という疑問は、親の歳に達した今、納得に変わっています。

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 昨日のおやつチキンラーメン、大きさ比較のためといいながら一般人が大きさ知らんモンだしてどないするんじゃっ!と職場で批判を浴びたので、今日は普通のボールペンとの比較です。実に長い。これで完全な姿だったらもう少し長かったのにと思うと少し残念。何でも壊してしまう自分が恨めしくなります。

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 伸びる筆記具、ほかにもあったよなぁとごそごそ。定番(?)のPILOTショート。これ、今でもいけると思うんですけれどねぇ。書くのに必要な長さまでスッと伸びてくれますし、軽くて短くて持ち歩くのに便利。でも、大多数の人はきちんと鞄に筆入れを入れて持ち歩くので、こういうものを必要とはしないのでしょう。

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 ロットリングのエスプリ・ムーブも同様の機構で、キャップが短い分、伸びしろは少し長めです。外国製ですので当然のごとく鉄のペン先ですが、そういう先入観なしに書いてみればなかなかに滑らかな書き味です。伸びる部分が指のかかりやすい形になっているのもいい具合です。

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 でもやっぱり、伸びる筆記具といえばこれでしょう。シェーファーのスノーケルは前にも後ろにもグーンと伸びてくれます。師匠に修理をお願いしたら肝心要の部品が壊れていたのですが、運良くWAGNERの会員さんが手持ちの部品を提供してくださって生き返ったという、恩をいっぱい受けた1本です。手持ちのスノーケルの中でも吹き出しの勢いは一番ではないかと思います。

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 同じ性能であるならば、機構がシンプルであるほど優れた機械なのだ、なんてことを技術の教師だった頃に良く言ってたように思います。でも、そう言っていた私はとってもアナクロで、意味も無く複雑な機構をありがたがってしまうのです。今日も、目の前を走り去るドゥカティに見とれてしまいました。あの音はもちろん、デスモドローミックでしたから・・・。

2011年8月 8日 (月)

大ピ連

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 気持ちよさそうに耳のあたりを掻きまくる「くま(仮名)」さん。これは撮らねば、と隣の部屋へカメラを取りに行って戻ってきてもまだ掻き続けておりましたから、気持ちいいどころかかゆくてたまらないのかもしれません。

 手前の餌鉢、深夜というべき時刻になるとさすがに中身が残り少なくなっています。彼女は朝のお散歩から帰ってきてご飯をもらい、それを少しずつ食べて翌朝には餌鉢を空にしている、という犬には珍しい食習慣の持ち主です。夕方のお散歩から帰ってきた彼女が悠然と餌を食べていると、朝の段階で餌を平らげてしまった「ちち(仮名)」さんが嫉妬して吠えまくる、というのも日常的な風景です。

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 おやつチキンラーメン。通常のチキンラーメンが一袋85グラム入りなのに対して20グラム入り。4つ食べてもまだ普通のものより量が少ない計算になります。食べるというより、マグカップに入れてスープ感覚ですするような感じなのでしょう。

 夕食の時間まであまりないけれど、小さい子供がお腹空いたと訴えている、なんてシチュエーションで、こういうものがあるとありがたいですね。パッケージにはお子様のおやつに、なんて書かれてますし、おまけもついています。

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 電車の形をしたチョロQにヒヨコが乗っているひよこちゃん号、全3種のおまけがどれかひとつと、20グラム入りの小さなチキンラーメンが2つ入ったセットです。痩せなければ命にかかわる私の場合、1日1回の食事をこれに替えるというのもいいかもしれません。1日1食という習慣を長く続けているので相当に基礎代謝が低くなっているようで、少々のダイエットでは全然体重が減りません。私が痩せるためには力石徹なみの努力が必要なのかもしれません。

立秋の今日8月8日は、「デブの日」だそうで、それを決めたのは小林亜星さんを初代会長にいただく「大日本肥満者連盟(大ピ連)」という団体なのだそうです。8という文字のふくよかな感じ、そして、太った体にこそ水着が似合う、ということでこの日になったそうなのですが、その辺はまぁ、こじつけ以上のものではないでしょう。  

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 大きさがわかるように撮った1枚。比較対象がすでに変だというクレームは無視します。、そういう意味でプラチナ・グラマー。おデブっていうのとグラマーっていうのとは、案外近いところにあるのではないかと思います。

 それにしても、「大日本肥満者連盟(大ピ連)」の、「ピ」の意味がわかりません。小林亜星さんといえば、野坂昭如さんとか永六輔さんあたりともつながりも深いですし、デブの日が制定されたのが1978年ということを考えると、榎美沙子さん率いるかの有名な「中ピ連(中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合)」をもじったのではないかいう感じがしますが、どうなんでしょうか。

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2011年8月 7日 (日)

目に見えない旅・その後

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 いつものようにトイレを跳ね上げて眠る「ちち(仮名)」さん。疲れているのでしょうか、飼い主が帰ってきても知らん顔です。飼い主の方も、今回の職員旅行、実に疲れました。行き先はどこがいい?なんて聞かれて「呉」とオモシロ半分で答えたら、それが本当になってしまったのですから文句は言えません。それと、家族で行くにしろ個人で行くにしろ、「呉」だけを目的地にした旅行というのはあまり企画されないものでしょうから、その意味では有意義なものであったと思います。

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 本日の目的地は安芸の宮島。10時過ぎに到着したとき、大鳥居の周辺はこんな感じでしたので、あとでゆっくり見に行くかぁ、なんて吞気なことを言っておりましたら、潮が満ちてくる前に見ておくべきだという動議が出されてみんなで見学。結果的にはこれが大正解でした。

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 厳島神社に参拝しましたら、ちょうど結婚式が行われている最中でしたのでしばし拝見。仕方のないこととは言え、当事者の皆さんにとっては「見世物とちゃうぞ」という感じでしょうけれど、宮司さん、禰宜さんにに巫女さん、さらには紋付き袴の新郎と白無垢角隠しの新婦ですから、外国人にとってはこの上ない見物だったようで、大喜びでムービーに収めたりもしておりました。そして、ふと鳥居の方をを見れば、わずかな時間でこれだけ潮が満ちてきております。あのとき行っておかなければ、遠くから眺めるだけに終わってしまっていたのですね。

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 帰りに立ち寄ったサービスエリアで開かれていた「ポケモン撮影会」での一コマ。ピカチュウよ、早く来なさいっ!と子どもを引っ立てている親御さんの肘が映り込んでしまいました。この暑さの中、ピカチュウの中の人は本当に大変だったことでしょうが、子ども達は大喜びでピカチュウと一緒に写真に収まっておりました。

 こういう光景を見ると、どこかへ連れて行ってやろうかなぁ、なんて気になりますが、夏休みがあるのは生徒だけなのですから、結局は夏休み中の土日という最高に人出の多いときに出かけるしかありません。さらには、土日であっても部活動の練習などがあって、ヘタに休むと保護者から猛烈なクレームが来ます。結局、ここ数年来ずっとそうであるように、我が家は今年も、どこへも行かない夏休み、ということになりそうです。お父さんだけ旅行に行って・・・なんて家族に恨まれそうですね。

2011年8月 6日 (土)

目に見えない旅

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 若い頃、宴会や旅行は仕事の内だから必ず参加、呑んだ翌日は一番に出勤すること、なんて教えられたものですが、昨今はそんなことを言う人もいなくなりました。職場の旅行にしても、それを実施すること自体反対だから廃止すべし、なんて人もいます。で、そういう風に言われると何が何でも実施したくなるのが性分なので、ここ数年、職場の旅行では幹事まがいのことをしております。

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 けっこうえぐい渋滞に巻き込まれて、呉に着いたのが午後3時過ぎ。それから昼ご飯をいただいて、大和ミュージアムを見学してホテルへ。鉄のくじら館は午後4時半までの入館となるので、残念ながら見学することが出来ませんでした。

 そして夕食は、市内在住の協力者に紹介していただいた鳥八茶屋での宴会。それが終わると蔵本通りへ繰り出してめいめい好みの屋台へ。更にそのあとは、数人ずつの小グループに分かれて呉の夜を満喫、という流れでした。

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 深夜、ホテルに戻てブログを更新しようと思ったら、iPad2がSDHCカードを認識してくれません。やむを得ずテキストのみで更新したのですが、原因はどうやら、ただの接触不良だったようです。それが証拠に、カメラコネクションキットをiPad2に挿し込んでぐにぐに動かしてみると、時折うまく認識して、すんなり写真を読み込んでくれるのです。

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 いずれにしてもこのカメラコネクションキット、iPad2とともに一度はジーニャスバーに持ち込んで診てもらっておく必要があるでしょう。肝心なときにうまく動いてくれない、なんて、実にラテンなマシンです。

2011年8月 5日 (金)

わざわざ・・・・・

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 ふてくされて寝ているようにも見える「くま(仮名)」さん。例によって、これも長女が撮影したものです。何の警戒心もなく、ただ黙って撮らせてもらえるのが羨ましい限りです。

 朝から面倒な事務仕事を片付けている中で、学校にあるコンピュータをすべて調べて台帳にまとめて報告しなさい、なんていうとびきり面倒なのを見つけてしまいました。教師一人に1台のコンピュータを貸与するはずが台数が足らないので、性能が高いものに素性(ライセンス)のはっきりしたソフトが入っているものなら継続して使ってもいいよ、というのですが、結局、そんな上等なマシンは1台もありませんでした。今まで予算もつけずにほったらかしにしておいて、そんなおいしい話があろうはずがありません。教育委員会の人にはそれがわからんのです。

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 午後から休みをもらって車を車検に出し、借りた代車でレンタカー屋さんへ行ってマイクロバスを借りる手続き。走らせるのは月曜日ですが、平日は9時5時、土日はお休みというけったいなレンタカー屋さんなので、月曜の朝早く出発したければ金曜の5時までにキーを借りておく必要があるのです。

 急に激しい雨が降り出した中、猛烈に強情でどうしようもない髪の毛を押さえつけるために散髪。所要時間は2時間で、その途中、職場から「夜間校区巡視」が中止になったとの知らせが入ります。手当もないし、保障もない。巡視の最中に事故でもあれば丸損ですが、多くの学校でこういうことが行われているはずです。その面倒な巡視がなくなったので、気分はもう神戸。明日発売の「趣味の文具箱」を、今日買って読みふけろう、というわけです。わざわざ遠くまで雑誌1冊買いに行く、っていうのがすでに尋常ではありませんね。

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 神戸のさるお店にはおなじみの面々が集結。聞けば、今日は万年筆で美しい字を書く、というワークショップが開かれるとのことで、人前で字を書くと公害に認定されてしまう私は雑誌だけ買って早々に退散しましたが、その場の誰もが話題にしていたのがこの写真。趣味の文具箱20号の表紙をめくるとこんなペンの写真が出てくるのです。

 プレスリリース によれば、受注生産ながらあらかじめ数本は作り置き(?)される模様。本体5000万円に消費税が乗って5250万円。家が買えてしまいますね。

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 その点こちらは一桁少なくてお手頃。。。。。とはいえ、メディチが2、3本は買えてしまうお値段です。経済がどんどんダメになりつつある中、話題作りになりますし、何より夢がありますから、こういうものを否定はしませんが、少なくとも私には縁の無いペンたちです。私の夢なんて、本当にささやかな、しょうもないものなんです。

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 先日のY.Y.Dayのオークションで、運営陣の末席という立場もわきまえず強引に落札してしまったこの1本。PILOTカスタムを模したUSBフラッシュメモリです。こんなのをメモリスティックなんて呼ぶ人がけっこういますが、SONYさんも喜んでいいのか悲しんでいいのか困ってしまうでしょうからやめましょう。

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 容量はたったの2GBですが、ThinkPad600みたいな手触りのゴムの外装は萬年筆そのもの。キャップをとるとメモリの端子が出てきます。容量とか転送速度とか、そういうものは問題ではありません。ネタですね。

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 さて、さんざんPILOTネタを振ったところで、明日は職場の旅行で呉へ行ってきます。ほとんどがバスでの移動ですが、逆に、個人の旅行でわざわざ呉を目指して行く人も少ないでしょうから、その意味では良い目的地だと思います。宴会で酔いつぶれていなければ、明日は呉から更新です。

2011年8月 4日 (木)

なす? なすび?

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 通信販売のオマケにもらった巨大ガマ口型の化粧ポーチを咥えて振り回す「ちち(仮名)」さん。その後では、ケージにとらわれたままの「くま(仮名)」さんが悄然と立ちすくんでおります。今、「ちち(仮名)」さんがいる場所は、飼い主がゴロンと横になることの多い場所ですので、「くま(仮名)」さんはケージから出ると、ここに陣取ってゆったりと遊ぶことが多いのです。そんな姿をずっと見ていたせいでしょうか、「ちち(仮名)」さんも必ずといってよいほどこの場所に来て遊ぶのです。

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 現在メインに使用しているPCは、Windows Vistaを少しでも軽く走らせようと新調(ケース以外)したものですので、作成してからすでに4年ほどになります。途中、CPUのアップグレードのほか、HDDの増設も行いましたが、さすがに残り容量が少なくなってきました。

 先日、調子に乗ってばんばんダウンロードしていましたら、突然PCの反応が鈍くなったので、何事かとプロパティを見てみるとCドライブもDドライブも満タン。不要なファイルを整理しつつ、お盆も近いことでもありますし、NASを導入することにいたしました。

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 もともと容量1TBのモデルにHDDを増設して合計4TBとしたものが結構安く出ていたので、チャンスとばかり購入。お店で買うのに比べて3分の1ほどの費用ですみました。HDDの稼働時間がホンの少しなので、RAID5構成とすれば、新品でなくてもそれほど心配する必要もないでしょう。4TBでRAID5ですから、だいたい3TBぐらいの容量になるものと思われます。そんなにたくさん何を入れるんだ、と言われそうですが、捨てられないファイルというのは結構たくさんあるものです。

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 HDDが4本入るスロットに、制御基板をつけただけ、というような小さなボディで、電源もACアダプタですから、熱の問題についても有利です。常時通電しておけば、出先からもファイルアクセスが可能で、PCだけでなくiPad2などからもアクセスできるというのも便利そうですが、その分、しっかりセキュリティについても考えておかないといけませんね。

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 大きさ比較のために登場願ったシェーファーのルックオブレザー。今年に入ってどうにもこうにもインクが出なくなり、ロットリングクリーナーに1週間つけ込んでも変化無し、というほどの頑固な症状でしたので、先日、名古屋でペンクリニックに出しましたところ「これ、入院させんしゃい。」とのお言葉。持ち主より一足早く呉へと旅立っていったのですが、3日ほどで帰ってきたものです。

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 挿してあったカートリッヂ内のインクが「分離」していたのが原因だそうです。通常のクリーニングを行ってもすぐにインクが出なくなるので、圧力をかけてみると変な固まりが出てきたとのこと。そのカートリッヂ自体、最近買ったものなんですが、やはり奈良の文具店でシェーファーのカートリッヂ、というのがまずかったようです。周りでシェーファー使っている人を見たことありませんから、無理もありません。

 せめてNASの方は、しっかりデータを抱えて、なおかつ詰まったりせず、スムーズに流してもらいたいものです。ちなみに、夏野菜の代表は「茄子」ですが、私はこの呼び方に違和感を感じます。やっぱり、「なすび」でしょう。

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2011年8月 3日 (水)

もひとつ、命名の妙

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 期間限定で訳あってケージから出られない「くま(仮名)」さんと、「えっへん」ってな感じで優越感に浸りまくりの「ちち(仮名)」さん。2頭の視線の先に何があるのかということは、「くま(仮名)」さんの口元を見ればすぐにわかりますね。この写真からもわかるように、実は「ちち(仮名)」さん、あまり「おすわり」をしません。

 自分の都合でおすわりをすることは出来ますが、ご飯やおやつを与える前に「賢いのは誰かな?」と声をかけると、「おすわり」を通り越してすぐに「伏せ」になってしまうのです。2頭とも、口に入るものをもらえそうなときだけはとっても賢い犬なのです。

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 今日ははさみ(供養)の日だそうで、このように使えなくなった鋏の供養が東京・芝の増上寺で開かれるのだそうです。鋏、糊、ステープラーなどは必須の文房具ですが、私の職場ではいつの間にかなくなりやすいものの筆頭格でもあります。そして、文房具使うのが仕事、といううちの業界ではありますが、鋏の使い方が結構いい加減なように思います。

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 鋏というモノは、切る対象を限定することが大切ですが、紙を切ったりビニールを切ったりと、およそ「切る」という場面ではどこへでも使い回されますので、気持ちの良い切れ味を保っている鋏は意外とないものです。私などは不器用が服を着て歩いているような人間なので、まっすぐ切らなければならないときに鋏は使いませんが、頼みのカッターナイフがこれまた良く行方不明になるのです。

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 哀しかったのは、つい先日、「教師に」貸した工房楔のカッターナイフが戻ってこなかったこと。教師には、文房具に限らずいろんなことに疎い人が多いのです。それを知っていながら上等なものを貸した私が悪いのだと一人悔やんでおりました。

 そんな職場ですから、この鋏と合体したカッターなんかを貸すと、鋏だけ,カッターだけになって返ってきそうですの。やっぱり、これも職場では秘蔵の品とせざるを得ませんね。「ワシ専用」とするために赤いのを選んだわけでもないのですが・・・。

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 命名の妙、といえばこれもそう、KOKUYOのフレーヌです。最初にこれを見たときには、刃ががたつかないのかな、などと思っておりましたが、そうではなくて刃に「触れぬ」、ということのようです。切れ味の悪くなった刃を折り取るときに刃先に触れる必要が無い、というのが売りのひとつとなっているようです。

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 ユニヴァーサルデザインを標榜するだけあって、手触りが良く滑りにくい樹脂のボディは握りやすく、しかも、左右どちらの手でも同じように使えるようになっています。刃を送り出す機構はもう常識となったオートロック。それには、スライダーの位置を刃の横ではなく、刃の上にしたことも効いています。

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 握りやすさを重視したこともあってか、かなり厚ぼったいボディとなっています。扇子の上に重ねて置いてみればその厚さがよくわかります。スリムなものと比べると実に3倍近い厚みがあるように思われます。刃先に近い黒い部分には、指の係をよくするためのくぼみがもうけられています。

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 その他にも、刃の形状に工夫がなされていて固いものを切っても刃こぼれしにくいとか、その刃がフッ素加工されているので糊がつきにくいとか、安全かつ正確に刃が折れるケースがついてくるとか、いろいろな新機軸が詰まっているこのカッター、見た目がポップなので、安いと思われて大事にされない可能性大です。やっぱりこれも、人には貸せないものですね。

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2011年8月 2日 (火)

続・命名の妙

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 意地悪な飼い主がケージの縁におやつを置いたので、伸び上がって「將食」(まさに食わんとす)という「くま(仮名)」さん。それにしても漢文、漢詩の類は、日本語で読み下すと何と心地よく格好良いのでしょう。彼の地にあってもリズミカルで気持ちの良いものなのでしょうけれど、それを日本語で心地よく読み書きできるようにした先人には頭が下がります。

 基本的に犬に乳製品はダメ、ということで、このおやつチーズも犬専用です。牛乳に含まれる特定の成分が良くないのか、はたまたチーズの塩分が悪いのか、見た目からして人間様にはおいしくなさそうなチーズです。

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 トンボ鉛筆のボディノックシャープ、「オルノ」です。ノックする際に折れ曲がる部分を覆うようにグリップ部のゴムが伸びていて、 同じタイプの先駆者たるKOKUYOのミストラルシリーズなんかと比べると絶望的に野暮ったい姿をしています。対称とする層も価格も違うのですからそのあたりは仕方のないことでしょうが、これを「カジュアル」というのであれば、私はフォーマルだけで結構です。

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 製品名とその特徴、そして使い方までも、すべてをシンプルに示す黄色いラベル。シャープペンシルは芯がポキポキ折れるので使わせない、という小学校の先生が見たら目をむきそうなキャッチフレーズです。こういう挑戦的なのは大好きです。

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 通常の尾端ノックでも使用出来ます、とわざわざピンクの文字で強調してしまいましたね。残念です。勝負あり、です。ほとんどの人は普通にお尻をノックして使うのではないでしょうか。ボディノック自体は古くからありますが、こんなの生まれてこの方見たこともない、という人の方が多く、普通でしょうし、このボディノック機構自体、動きがやや渋く、力の入れ加減が難しいように思います。

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 色々文句を垂れて、ホンなら買わんかったらえぇやん、と言われそうですが、やっぱり私はこれがやりたかったんです。ただそれだけだったんです。今は反省してます。トンボ鉛筆のオルノさんに、プラチナ萬年筆のオ・レーヌさん、これこそ夢の競演というべきものでしょう。オ・レーヌを入れたオルノをポキッと折っても、芯は折れません。技術の勝利です。

 イチビリすぎて長くなったので、今日はこの辺にて。命名の妙シリーズ、あと1回ぐらいやります。

2011年8月 1日 (月)

命名の妙

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 思い出したように僅かに残した餌を食べ始めた「ちち(仮名)」さん。先日、実物を目の当たりにして本名を聞き、なるほど見事な命名、と褒めてくださった方がありましたが、ソフトバンクのお父さんばりに白い犬だと思われている彼女、夏毛の季節は特に、間近で見るとちっとも白くないのです。乳白色というところから「ちち」という仮名を思いついたのは我ながらお見事です。

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  Bromfieldさんが8月1日のエントリーで取り上げられた「天声人語書き写し用ノート」です。片側に天声人語を切り取って貼る、ということから、A4サイズの大きなノートです。ノートの上に比較用としてモンブランの149をのせてみましたが、さすがの149も小さく見えます。

 天声人語は602文字だといいますから、一般的な原稿用紙にして1枚半の分量。走り書きや殴り書きではなく、しっかりと写し取っていくなら20~30分はかかるでしょう。同僚のご子息が入試を控えていて国語がやや不安、というので、それならこれやらせてくださいと提案させてもらった次第です。

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  Bromfieldさんが興味をおぼえられていたのは、このノートの紙質が萬年筆に合うのかどうか、というところでしたので、PILOTの萬年筆で下手くそな字を書いてみました。にじみもほとんどなく、ペンの滑りもいい感じで、萬年筆との相性はバッチリとご報告申し上げておきます。

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 このノート、朝日新聞取扱店に頼めば3冊セットから購入できますが、神戸の名店ナガサワ文具センターのWebショップでは、ノート1冊に切り抜き用のカッターナイフ「キリヌーク」とテープ糊をセットにしたものを販売しています。このあたりの目のつけどころは、さすが日本一の老舗文具店らしいところですが、それにもまして、「オルファカッター(折る刃カッター)」が出している「キリヌーク(切り抜く)」なんて、本気で名前付けたんかいな?、というばかばかしさながら、製品の特徴を見事に表しているあたり、お見事というほかありません。

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 その昔、技術の教師だった頃、出題範囲が少ないことから、定期テストのたびに「これこれのテーマで100字以内で書け」なんていう問題を出していたことがありました。今思えば本当にひどい問題でしたが、それでも、生徒たちの作文のレヴェルは回を重ねるごとに確実に上がっていきましたので、その意味では効果があったといえるでしょう。

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 やはり、文章力は書くことで鍛えられるのです。8月から年内いっぱいこれに取り組んだとして、このノート5冊分。同僚のご子息の文章力、国語力アップを願ってやみませんが、毎日毎日駄文を書いていても一向に上達しない私自身は、やはり反面教師というべきでしょうか。

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