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2011年7月27日 (水)

意外に・・・

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 いつものように、ケージの小窓から首を放り出して眠る「くま(仮名)」さん。このアングルで撮っているとどうということもないのですが、ちょっとアングルその他を変えて撮ってみると,何とも夏らしい(?)1枚になります。まぁ、そういうことにならないようにしっかり愛情を注いでやりたいと思ってはいるのですが・・・・・。

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 高校時代、私はさる国語の先生に担任を持ってもらうべく、当然のように文系コースを選択。実際、数学や物理、化学なんかはさっぱりでしたから、それはそれで正しい選択だったと思っておりますが、それから幾星霜、数学的な考え方、数学的なセンス、なんてことを生徒に話しているのですから、人間なんてわからないものです。

 高校1年の秋に数学Ⅱbの授業が始まって、高校2年の秋から少しだけ数学Ⅲをかじって、それ以降はずぅ~っと「演習」ばっかりでした。要するに文系の入試を突破できる力がつけば良い、というコンセプトで問題演習を繰り返すわけですが、担当してくださった松原(仮名?)先生というのが、実に陰気くさい(失礼)風貌で、しゃべり方もまた暗い。そして極めつけは、あてた生徒がうまく答えられなければ嫌みを言うという、生徒に嫌われることを望んでいるかのような方でした。

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 そんな先生についたあだ名が「陰険ゼミ」でした。岡山の福武書店が展開していた通信講座「進研ゼミ」から連想して誰かがつけたんでしょう。妻に話すと、「アンタがつけたんやろ!」なんて言いますけれど、私ではありません。多分。広島の二右衛門半とかみずうみの悪魔とか、ピュアなピンクだとか黒の混じったピンクだとか、人様をそんな風に呼ぶのはよくありませんからね。

 あだ名といえば、英語を教えてくださった「浅見(仮名?)」先生は、生徒が質問に答えられないと「おまえ、浪人じゃ!」と声たからかに宣言するので、「あさみ」ではなく「あじゃみ」と呼ばれておりました。南満州鉄道に勤めていた経歴をおもちで、70歳を超えていた先生ですが、満州を去るときに鴎外の「舞姫」のごとき悲しい別れを経験されたというので、別名「エリス」とも呼ばれておりました。

 あじゃみ先生は、質問に答えられない生徒が続くと次第に怒りが高まって、「100年浪人じゃ!」「千年浪人じゃ!」「一生浪人じゃっ!」とグレードアップしていくのですが、陰険ゼミと違ってけっこう人気があり、生徒はむしろ喜んでいました。「出たぁっ、千年っ!」なんて手を叩いていた記憶があります。

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 その進研ゼミ、いまではベネッセの赤ペン先生ですか、その採点に使われているのだ、というペンを入手しました。PILOTのDPN-70-REFあたりをベースにしたものではないかと思いますが、何の変哲もない細字(EF?)の鉄ペンです。これでカートリッヂ使って採点してたらインク代だけでもすごいだろうなぁ、と思いますし、このカリカリしたペン先で大量の採点なんかしたら疲れて仕方ないだろうと思いますから、単なるノベルティなのかもしれません。

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 個人的には、もっと大きな玉がついていてヌラヌラな感じを期待していたのですが、まぁそれは勝手な思い込みというものでしょう。細くてカリカリなペン先でもどんどん採点をしていく人は身近にいっぱいいますし、太くてヌラヌラな、極上の書き味のペンでも採点がさっぱり進まない私もおります。○×だけでなくいろいろとアドヴァイスを書き込むのにはこういう細いペンの方が向いているはずです。

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 来年あたりは転勤、もしくは留任していても教務主任を外れて一担任に戻れそうなので、すでに使っている黒いデスクペンとセットで、カリカリと出席簿の小さな欄に書き込みをするのに使えそうです。でも、生徒が搔いた学級日誌にコメントをつけるのには、やっぱり太字の萬年筆でサラサラっていうのが気持ちよいです。考えてみたら、もう10年もそういうことをやってないのでした。やっぱり、教師は学級担任してなんぼ、のもんですね。

 いつの日かやってくる恐怖、それは、3月末に校長室に呼ばれて「あんた教頭やで。」って言われることです。運が悪ければ「指導主事や」と言われてしまいます。いずれにしても、生徒を相手に楽しくやることができなくなるので、できればこのままヒラで放っておいて欲しいものですね。先生ってやっぱり、赤ペン使わないと変ですもん。

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コメント

私の中学校では教頭先生も直接授業にこられましたが、一般にはそうではないのでしょうか?小学校・高校では授業なさってなかったので。

先生が赤ペン使わないのは、たしかに変だと思います。でも、大学に入ってから、赤ペンを使わない先生も多くて、なにか違うよなと思ってしまいます。

先生は添削等して、導いてくれるのが一番嬉しいですよね。以前、部活動で指導をしておりましたが、その時使っていた赤ペンはエリート18金のスクリプトでした。これだと、添削がどんどん書き込めて便利です。

 達哉ん さん

 法的には、教頭が授業しても問題ありません。校長は基本的に授業しない人ですので、その校種の教員免許を持っていなくてもかまいません。小学校教諭の免許しかない人でも高校の校長になれますけれど、教頭にはなれないのです。

 それはさておき、どんな短いものでもコメントを残すのがいいと思いますね。それが先生ってモンでしょうね。

こんにちは。

配偶者は同業他社の赤ペン先生をしていますが、支給ではないのですが、指定は「(極)細字」です。

配偶者は、長刀の中細字をベースにある細工をしたものを使っています。

 そりとん さん

 単なるマル付けではなく「添削」ですから、いっぱい書き込めるように、ってことなんでしょうね。

 それにしても、マニアックなペン先をお使いなんですね。マルつけよりも書き込みが快適そうですね。

教頭が教壇に立つ学校、良いんじゃないですか?
 もちろん仕事内容を知って言ってるわけじゃないので、限りなく不可能に近い事かもしれませんがw
 個人的には生徒を肌身に感じる教頭/校長先生は好感が持てます、親として。
 (その一方、管理職としての本分が疎かになるのもいけないんでしょうがねぇ(苦笑))
 難しいですね…
 でも「くまめくり(共闘篇)」とか、どうです?

 ともぞー さん

 先生の場合、管理職になっても良いことはひとつも無いので、できればこのまま定年までヒラで置いといて欲しいです。それが何より気楽ですもんね。

 授業の数かけるクラスの数だけ、その教科の先生がいると思ったら大間違いなんです。生徒数が何人、クラスがいくつあるから先生の数は何人、と法律で決まってるのであって、そのために特定の教科の先生が足りない,ということも良くあります。そういう学校では仕方なく教頭が授業してたりしますね。

「あじゃみ」先生、いいですねぇ。千年浪人、一生浪人はケッサクですね。
クラスが沸いても不思議ではないですね(笑)

私の高校では数学におじいさん先生がいて、旧制高校時代の武勇伝をよく話してました。
そういや旧制高校では第一外国語にドイツ語が優勢だったとか。なんとかというドイツの
教養小説で「万年大学生」というのが登場するらしいのですが、「あじゃみ」先生もそこから
「千年」「一生」のヒント得てたりして?

その数学の先生はすぐに得物の木製コンパスで頭をコツンとしてくるんですが、人気のある先生でした。

 とんぼ さん

 得物で思い出したのが物理の先生。宿題をやってないのを見つけると、「朝8時やぁ!」と宣言。翌朝8時に登校しての特別講習が課せられるのですが、実はその先生自身が校内で最も遠いところから通っている人なので、誰も反発しませんでした。この先生テスト返却の際、木の棒で40点に足りない点数分だけ頭を叩くのです。12回叩かれたら「あいつ28点や」とわかってしまう。叩かれずに返された生徒はガッツポーズでした。3年間で一度だけ、この先生に棒で叩かれそうになって「真剣白刃取り」をやった生徒がいて、褒められておりましたが、たしか京都大学に現役合格したはずです。そういう、記憶に残る教師になりたいものです。

色々と検索をしていてこちらにお邪魔いたしました。
昨年から赤ペン先生をしております。
ペンは写真のペンを使用していました。
慣れないこともあり、長時間使用するのでかなり疲労しました。
現在は、ペンタブレットの練習をしておりますが、やはり直接紙に書くというのはいいものなのだ…、と実感いたしました。

 かず さん

 すごい、本物の登場ですね。萬年筆は書き味の良いものですけれど、極細ともなるとそうそう言っておれませんね。でも、いろいろ書き込んであげることを考えると仕方の無いことなのでしょう。

 ペンと紙との相性が良ければ最高に気持ちよく書けますね。神戸の大和出版なんて会社は、そのために専用の紙を抄造してしまったほどですから。

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