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2011年7月17日 (日)

つけペンのおもいで

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 のけぞって眠る「くま(仮名)」さん。これで熟睡できるのが不思議ですが、見ていた限りでは30分ほどこの姿勢を続けておりました。下は固いプラスティックで、枕にすればいいはずのクッションに阻まれてのけぞっているかのような、なんともマゾヒスティックな寝方ですが、本人(犬)はいたって気持ちよさそうに鼾をかいておりました。

 思えば高校生の時、両目を開けて片目は接眼レンズにのせ、もう一方の目で手元のスケッチ用紙を見ながら、顕微鏡で見た物をスケッチするのだ、と教えられました。片目をつぶっていてもなかなか顕微鏡をのぞけないような不器用な私にそんなことができるわけもなく、いつも生物の先生に叱られては最低の評価をもらっておりました。

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 そんな私ですが、鉄道に関しては人並みの観察眼の持ち主です。阪神三宮駅の西行きホーム、大阪寄りの端の方からみたところですが、右の方に新しい線路が敷設されています。左奥に見えるように、現状、列車が走っている線路の南側に新しく敷設されているものです。

 およそ②年後には、この新しい線路が本線となって、姫路方面へ直通する列車はすべてこの線路を走るようになります。そして、現在使用中の3番線は撤去されてホームが置かれ、現在姫路方面行き列車が発着している2番線あたりが三宮折り返し列車用の行き止まり線となる予定です。

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 新設された線路は降車専用ホームの下に伸びています。Y.Y.Dayが開かれる来週土曜日からはこのホームが使用停止となるそうですので、これから撤去が始まるのでしょう。その後、この新しい線路が姫路方面へ延伸されたら、現在使用中の線路の上に撮影者の立っているホームを伸ばし、仮設部分を少しずつ恒久的なホームにしていくものと思われます。

 こういうことを観察しながら立ち寄った萬年筆専門店で、iPad2に水色のスマートカヴァーをつけているお客さんを発見したので、さっそくSmartTubをおすすめして、一緒になってiPad2を振りまくっておりましたら、常連のTさんが「変なモン」を見せてくださったのでさっそくパチリと撮らせていただきました。

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 見えますでしょうか。ホールマークがいっぱいあります。銀です。そしてこの形は、ダンヒルのAD2000系統です。端っこを回すとクリップの凹むやつ、っていうぐらいの認識しかなかったのですが、このペンは一方がボールペンで、反対の方が萬年筆みたいな感じになっています。

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 萬年筆みたいな感じ、ってなんやねん、ということですが、要は萬年筆のようで萬年筆でない(ベンベン),つけペンなのです。しっかりとしたペン先とペン芯がありながら、首軸を外して反対側をのぞいてみると、そこに「ヤリ」はなく、むなしく行き止まりになっているのです。

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 すごく上等で手の込んだつけペンです。ボールペンのリフィルに喰われてカートリッヂを収めるスペースがなかったのでこうしたのでしょうか。やはりそれだけ、世間一般には萬年筆よりボールペン、っていうことなのでしょうか。

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 この3日間の休みは萬年筆離れて鉄に生きるぞ、っというつもりが、とんだところで萬年筆、それもまた変なモンにあたってしまいました。我ながら業の深さにあきれます。これは一体何というモデルなんでしょうか。こういう高級ブランドにはとんと疎いので、どなたかご存じでしたらぜひご教示ください。

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 つけペンというと、丸ペンとかGペンとか、そんなものにインクをつけて、顕微鏡で見た物のスケッチに「墨入れ」をしていたのを思い出します。烏口でもそうなんですが、もうすぐ完成、というときに限って「ボタッ」とインクが落ちるんですね、それも肝心な部分に。ずっしりと重たいこのペンを触らせてもらいつつ、「つけペンの重いで思い出」 に浸っておりました。

 つけペンとボールペンが両方ついているこのペンを見て、妻が一言。「あぁ、貧乏削りになってるんやね。」やっぱり、バリバリの関西人ですね。

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コメント

 何ら知識に貢献できず申し訳ありませんが、こんなものがあったとは知らず、不勉強を恥じるばかりです。

 確かに見るからに重そうですが、浸けペンなのですから、こういうものもアリかなと思いました。まぁ、その割にはクリップがあったりするのも矛盾するご愛嬌ということで...。

 monolith6 さん

 しかもこのペンのオーナーによれば、肝心のボールペン部分が壊れていて修理を要する状態なのだとか。いやはや何とも、持ち主を悩ませてくれるペンなのでした。

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