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2011年7月31日 (日)

見とれる

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 シャンプーしてもらって、一層もふもふ具合が増した「くま(仮名)」さん。先日、わざわざ「生くま(仮名)」さんを見に来てくださったお姉さんには誠に恐縮ですが、別人(犬)のような触り具合になっております。気持ちよすぎてついつい意味もなく撫で撫でしてしまうほどです。ホントにこの子は、見れば見るほど可愛いので、ついつい見とれてしまいます(親ばか)。

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 何となく似てる、ということで並べてみただけです。貝をちりばめた螺鈿と、不規則に剥げチョロけたペン。遠目には同じようなものですけれど、手に取ってみると片方は哀れなぐらいみすぼらしいものですし、もう一方は手に吸い付くような手触りといい、見た目の煌びやかさといい、本当にすばらしいものです。

 こういう変なペンなどを喜んで集める人間を十把一絡げにして「半人」と呼ぶことにしよう、なんて提言もあるようですが、そうなるとマスターや私なんかはさしずめ「半人」 ということになりそうです。

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 さほど本数があるわけでもないので、何度も同じペンが登場するのはやむを得ないところ。螺鈿系のペンを並べてみました。改めて紹介の必要もありませんが、左からPILOT90周年記念の螺鈿朱鷺さん、定番の中の異端ともいうべきPILOTキャップレス螺鈿さん、そして同じくPILOT85周年記念の飛翔天人さんです。写真が下手なのでぼやけてしまいますが、実物は本当に美しく、自分のペンながら思わず見とれてしまいます。

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 ポケットに挿して持ち歩き、サッと取り出してパッと書く、というキャップレスですけれど、さすがに螺鈿ともなるとむき出しで持ち歩くのははばかられます。これをむき出して持ち歩いてそこここに傷がついているのがカッコいいのだ、という意見もあるでしょうが、私は終生カッコいいこととは無縁ですから、そういうことは気にしなくてすみます。

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 ストロボが自然発光してちょっと飛んでしまった1枚ですが、その分、より一層キラキラ感が出ています。実際どうなのかといえば、むしろ地味な黒いペン。間近でじっくり見て初めてその美しさに気づく、という感じではないかと思います。

 少し旧い多面体の樹脂軸や、そのマットブラックのもの、細めのデシモなど、キャップレスはどれをとっても魅力的で、そこに色や模様のバリエーションが加わって、実物を見てしまうと「欲しい」という気になってしまう人も少なくないはずです。それでも、「キャップレス食わず嫌い」な人が少なくないのが現状で、そういう人たちが決まって口にするのが、「あのクリップが・・・」ということです。

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 私自身、とっても鈍感ですし、「子供の書いた文字みたいなもの」しか書けない悪筆ですから、このクリップについては全く気になりません。むしろ写真のように、クリップを挟むように指を置くと安定して書きやすい、ぐらいに思っているのですが、この部分に突起物があると気になって書きにくい、という人は意外に多いようです。

 この「キャップレスはいいんだけど、あのクリップがねぇ」という人にも、書いてみて実際ダメだったという人と、書いてみたことはないけれど邪魔そうだ、という「食わず嫌い」の人とがいます。私はそういう「食わず嫌い」の人を見つけると、超絶調整されたキャップレスをお渡しして陥落させようと企む人なのですが、陥落率は結構高いように思います。この夏、皆さんもキャップレス、1本いかがでしょうか。

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コメント

私は「食べても嫌い」です。
だって、クリップで固定されると言うことは
ペン先の位置(回転角度)が気に入らなくても
そのまま書くと言うことでは?
クリップ無かったら気に入った所まで軸を回転させて
書けまんがな。

 マオぢぃ さん

 自分の書き方を確立されている人にはそういう人が多いようです。私はその点では小学生レヴェルなので、こう持ちなさいといわれたら素直に従います。

 それにしても、萬年筆はあんまり回転させると書けないんではないかと・・・。

くまさんのこのもこもこ、ふわふわ感は単に親ばかではない可愛さがあります。私も撫でてみたくなります。

 ペリカン堂 さん

 マコちゃんのようなタイプの毛と違って、柴犬のダブルコートの毛は実にもこもこしていて気持ちの良いものです。どちらかというと「ちち(仮名)」さんの毛の感じは、ペットショップで触るマコちゃんと同じ犬種に近いと思います。

 小学生の頃飼っていた柴犬系雑種の犬が散歩中に土佐犬に背中を噛まれたことがあって、子供心に「もう、あかん」と思ったのですが、背中には傷ひとつありませんでした。それだけけがもこもこだったんですね。

誠に恐縮なのは私のほうです。
ではもう一度お伺いを、なんて恐怖発言を繰り出しかけていましたから。
それにしてもこのつやつや感。
髪(実はかなりの癖毛)との戦いに始終明け暮れているものとしては地団太踏むほど羨ましいものです。

 大阪のオバチャン さん

 またいつでもお越しください。もふもふでっせ(笑)。

 癖毛でいらっしゃるとは意外。つやつやとした黒髪をピシッとまとめてらっしゃるのが、とっても「凛」としていて大好きです(すんません、変な意味ではありません)。

蟷螂拳というか招き猫ほど手首折って万年筆書く人がおるらしいですが、そこまで極端でない限りまあ万年筆の角度いうのはそこそこ限られますわね。
最近手に入れたモンブラン32のOBなんかは捻りどころか仰角まで強制する凶悪なペンですが、要求通りにペンを傾けてやるとさらさらと文字を吐いてくれます。

でぇ、センセのこの螺鈿見て緑/金のBを買ってしまったのはキャップレス菌にそうとう冒されているようです。
ちょっと書き味が柿渋喰った口の中みたいにもそもそしてて、自分で調整してもええんですが広沢センセに調整して貰おうと思ってまだ触ってまへん。

 ardbeg32 さん

 キャップレスは確かに「伝染」しますね。今の職場に転勤する直前、黒樹脂軸のキャップレスを職場の机の上から持って行かれ、なおかつボールペンとして扱われてペン先がダメになったので、緑と金のを買いました。でも、なぜか教室の窓から落としたらしく、すぐに行方不明となって5年ほど後に草刈りをしていて変わり果てた姿で見つけました。

 PILOTはなんせ球が硬いですから、うまくやらないといい書き味というのにはなりませんね。

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