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2011年7月

2011年7月31日 (日)

見とれる

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 シャンプーしてもらって、一層もふもふ具合が増した「くま(仮名)」さん。先日、わざわざ「生くま(仮名)」さんを見に来てくださったお姉さんには誠に恐縮ですが、別人(犬)のような触り具合になっております。気持ちよすぎてついつい意味もなく撫で撫でしてしまうほどです。ホントにこの子は、見れば見るほど可愛いので、ついつい見とれてしまいます(親ばか)。

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 何となく似てる、ということで並べてみただけです。貝をちりばめた螺鈿と、不規則に剥げチョロけたペン。遠目には同じようなものですけれど、手に取ってみると片方は哀れなぐらいみすぼらしいものですし、もう一方は手に吸い付くような手触りといい、見た目の煌びやかさといい、本当にすばらしいものです。

 こういう変なペンなどを喜んで集める人間を十把一絡げにして「半人」と呼ぶことにしよう、なんて提言もあるようですが、そうなるとマスターや私なんかはさしずめ「半人」 ということになりそうです。

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 さほど本数があるわけでもないので、何度も同じペンが登場するのはやむを得ないところ。螺鈿系のペンを並べてみました。改めて紹介の必要もありませんが、左からPILOT90周年記念の螺鈿朱鷺さん、定番の中の異端ともいうべきPILOTキャップレス螺鈿さん、そして同じくPILOT85周年記念の飛翔天人さんです。写真が下手なのでぼやけてしまいますが、実物は本当に美しく、自分のペンながら思わず見とれてしまいます。

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 ポケットに挿して持ち歩き、サッと取り出してパッと書く、というキャップレスですけれど、さすがに螺鈿ともなるとむき出しで持ち歩くのははばかられます。これをむき出して持ち歩いてそこここに傷がついているのがカッコいいのだ、という意見もあるでしょうが、私は終生カッコいいこととは無縁ですから、そういうことは気にしなくてすみます。

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 ストロボが自然発光してちょっと飛んでしまった1枚ですが、その分、より一層キラキラ感が出ています。実際どうなのかといえば、むしろ地味な黒いペン。間近でじっくり見て初めてその美しさに気づく、という感じではないかと思います。

 少し旧い多面体の樹脂軸や、そのマットブラックのもの、細めのデシモなど、キャップレスはどれをとっても魅力的で、そこに色や模様のバリエーションが加わって、実物を見てしまうと「欲しい」という気になってしまう人も少なくないはずです。それでも、「キャップレス食わず嫌い」な人が少なくないのが現状で、そういう人たちが決まって口にするのが、「あのクリップが・・・」ということです。

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 私自身、とっても鈍感ですし、「子供の書いた文字みたいなもの」しか書けない悪筆ですから、このクリップについては全く気になりません。むしろ写真のように、クリップを挟むように指を置くと安定して書きやすい、ぐらいに思っているのですが、この部分に突起物があると気になって書きにくい、という人は意外に多いようです。

 この「キャップレスはいいんだけど、あのクリップがねぇ」という人にも、書いてみて実際ダメだったという人と、書いてみたことはないけれど邪魔そうだ、という「食わず嫌い」の人とがいます。私はそういう「食わず嫌い」の人を見つけると、超絶調整されたキャップレスをお渡しして陥落させようと企む人なのですが、陥落率は結構高いように思います。この夏、皆さんもキャップレス、1本いかがでしょうか。

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2011年7月30日 (土)

自重

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 ヤダ、降りるのはヤダ、とだだをこねている「ちち(仮名)」さん。ペットサロンで綺麗にしてもらって車でお迎え。家に着いたところで降ろそうと引っ張っても座席から動こうとしないのです。

 その様子がおもしろいので、とっさに携帯電話のボケたカメラで撮影したのですが、運転席に座ったまま大きなお腹をひねっての撮影ゆえ、いつもにも増して中途半端な1枚となりました。彼女、引き綱で引っ張られるのを拒否するときはこうして綱に手をかけるのです。

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 ちょっと気になる扇子がありましたので、京都まで買いに行ってきました。六角富小路にある宮脇賣扇庵というお店。東西は烏丸通りと寺町通り、南北は四条通りと小池通りに囲まれたこのあたりには、色々とおもしろいお店がありますが、こちらは老舗中の老舗で、おもしろい、なんていうと叱られそうです。

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 革のケースはどうでも良くて、むしろ邪魔になるとか失ってしまうとかデメリットの方が多いのですが、このケースとセットになった商品だけが在庫として残っていたという人気商品。今年は国を挙げての節電狂騒曲で扇子の需要もグッと伸びているので品切れになりやすいのだとか。職人さん達はふだんより頑張って仕事をされているそうですが、なにせ伝統的な手作りで丁寧な仕事ですから、そんなに数はこなせないのでしょう。

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 坂本龍馬もこういうタイプのものを愛用していた、ということから龍馬扇と名付けられた商品。柿渋を塗った紙を貼った扇子です。龍馬が流行っている昨今ですので、個人的にはいただけない名前ですが、扇子としてはとても良いものです。

 ストラップのようなものがついておりますが、これも伝統工芸の組紐。本体と組紐、ともに親方ごめんなさいの禁色、オリーヴグリーン。実に良い色です。

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 お店には「宇宙飛行」という変わった柄のものもあって、おもわず北の飛行中年に贈ろうか、などと思ってしまいましたが、扇子の色・柄はその人の好みですので思いとどまりました。ちなみに、この龍馬扇には紫色のものもありました。どうですか?扇子買いに京都まで来ませんか、と誘っておきます。

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 京都からの帰途、JR東海ツアーズの前を通りながら「あ、プラットこだまを買って明日は東京例会に参加、なんてのもいいかな」などと思いつつ、携帯電話に手をかけたその刹那、ブチッとちぎれたのがこれ。金色の部分は三文判です。あ、これ、身代わりになってくれたんや、と感じたので、残念ながら東京行きは中止。どうもいろんなことの歯車が狂っているように感じられるので、この夏はできるだけ近所で過ごすのが無難でしょう。

2011年7月29日 (金)

寝るなぁっ!寝たら・・・

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 お昼寝中の「くま(仮名)」さん。この少し前まで「面会」していたときとはうって変わって、別人(犬)のように眠りこけております。

 遠路はるばる「面会」に来てくださったのは、我が家の犬たちのファンだとおっしゃる才色兼備の美女で、ハンドルネームと実体との乖離がこれほど激しいのは見たことない、と悪魔もうめいたと言うほどの人です。

 その人を前にして、警戒したり恐れたり、はたまた吠えまくったりするかと思いきや、お前、飼い主に対してもそんなに上手に振ったことないやろ、というほど上手にしっぽを振りまくる「くま(仮名)」さんに、飼い主の手はおもちゃ並みに噛みまくってるくせに何やねん、と突っ込みたくなるほど、優しくペロペロと愛想を振る「ちち(仮名)」さん。やはり、犬は飼い主に似る、というのは本当です。実に内弁慶で外面の良い連中なのでした。

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 そんな気を遣っていただかなくても・・・と恐縮しつついただいたのがこちらの封筒セット。封緘するのに使うシールが黒いワンこの後ろ姿、というのが一撃ですね。お菓子までいただいたうえに、こちらでお出しした粗菓を食べてらっしゃるところを狙ってみたり、興奮したあげくに粗相してしまったりする我が家の犬たち。お恥ずかしい限りです。

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 束の間、我が家の犬たちを楽しんでいただいて、せめても最寄り駅までお送りしたあと、再び職場に戻ってドキュメントの印刷。これがまた時間のかかる作業で、待っている間にPCの前で船をこいでしまいました。ふと我に返ると、とっくに印字は終了しており、時計の針だけがあり得ないほどに進んでいたので、これはいかんと帰り支度をして分度器ドットコムを目指します。

 最寄り駅に着くと変な時刻にあり得ない列車が出て行くので、ちょっと危ないなぁと思いつつホームに上がると、案の定ダイヤが乱れておりました。近鉄京都線で人身事故があった影響で、運転系統が共有されている奈良線と、それに相互乗り入れを行っている阪神線まで影響が出ておりまして、乗車時点で15分遅れ。結局、分度器ドットコムさんには着いたものの、「節電のため営業時間短縮!」の貼り紙を見てそのまま引き上げることになりました。

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 帰りはうまい具合に奈良行きの快速急行を捕まえたので、これで下車駅まで寝ていけるぞ、と、周囲におばさんがいっぱいいたこともあって音楽を聴きながらうとうととしておりました。この時刻、尼崎で増結されて10両編成になるはずがそれもなく、帰宅ラッシュの時間帯にこれでは修羅場やなぁ、などと吞気に考えながら寝ているうち、電車は難波駅へ。

 おぃおぃ、柿の葉寿司おしてるのとちゃうぞ、っていうぐらいの混雑を予想していたのに、乗ってくる人が異常に少ないので、「???」となりながらも、ウトウトしていたのですが、普通列車しかとまらない駅にガンガン停車するので、イヤホンを外し、目を開けて、しっかりアナウンスを聞いてみましたら「奈良行き普通です・・・」って、いつの間に格下げになったのでしょう?

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 ちなみに、本日のお客様にお持ち帰りいただいた柿の葉寿司ドロップ。お味はごく普通の飴ちゃんで、とくに柿の葉寿司の風味を感じるというほどでもありませんでしたが、強いて言えばその甘みが、鯖から出てくる甘みに似ていると言えなくもない、というところです。

 桜川か難波あたりで普通列車に格下げされたらしいのですが、耳を塞いでウトウトしていた私はそのことを案内する放送を聞いていなかったのでした。電車に乗ることに関しては少しばかり自信があった私ですが、そのわずかな自信も砕けて、またひとつ、ダメなことを確認してしまったことでした。電車に乗ったら、しっかり放送聞きましょうね。

2011年7月28日 (木)

さかさま

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 水を飲む「ちち(仮名)」さんを下から撮ってみました。ほぼ柴犬標準サイズ、我が家の規準からするとやや大きめの彼女にとって、この飲み口の位置は低すぎてちょっと気の毒ですが、これ以上あげてしまうと、ボトルに入った水を取り替えることができなくなってしまいます。いつも綺麗な水を飲ませてあげたいものですね。

 不思議なことに、同じ給水器を使用していて同じ頻度で水を取り替えているのに、「くま(仮名)」さんのボトルはなぜかすぐに緑っぽくなります。これはいかんとそのたびにごしごし洗うのですが、何が原因なのでしょうか。こまめに水を替えていても、すぐに緑になるのが不思議です。

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 透き通った、とくれば本栖湖。そこから名前をいただいたプラチナの本栖です。ある意味、古き良き萬年筆であった#3776シリーズをモデルチェンジしようという意欲的な試み。そのスタートがシリアルナンバー入りのデモンストレータというところに意気込みが感じられます。

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 真っ白なスリーブの中には、これも真っ白な箱。箱の中も真っ白で、そこに透明軸の萬年筆が入っています。限定品ということで、いわゆる「能書き」を書いたしおりのようなものが別に添えられています。

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 知っている人なら、この万年筆を買うような人なら、別に教えてくれなくても知ってますよ、というようなことが書いてあります。2011本という限定数からして、そんなに早く売り切れてしまうこともないと多寡をくくっておりましたが、なかなかに出だし好調で、手に入れるのに少し時間がかかりました。

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 実際にレギュラーラインの製品になると、この特徴的なキャップの機構も見えないものがほとんどになるのでしょうから、最初にデモンストレータを出すというのは、それなりの宣伝効果を狙ってのことでしょうが、はたして、それを気にする人がどれだけいるのでしょうか。

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 長いことインクが乾かない、というのは大きなメリットで、たまにしか萬年筆を使わないという大多数の(普通の)ユーザにとっては福音となるはずです。萬年筆大好き、という人ならば頻繁に使うでしょうから、こういう機構があってもなくてもそれほど関係ないように思います。

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 これがキャップを開けている状態。バネが伸びておりますね。クリップについていたラベルを目安においてありますが、バネの長さが白い部分の幅と同じくらいになっています。

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 キャップを閉めた状態。バネが押し縮められています。あまりにもバネが目立つので、こんなペンはいらん、なんていう人もあるのですが、その辺は秋以降に出てくるレギュラーラインであれば気にならないところでしょう。

 個人的にはペン先の字幅を示す刻印が漢字でなくなったのが残念といえば残念ですが、ペン芯などもしっかり改良されているようですので、定評ある書き味がさらに磨かれているものと思われます。やはり工業製品ですから、旧いというだけで喜んでいてはいけないんですね。

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2011年7月27日 (水)

意外に・・・

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 いつものように、ケージの小窓から首を放り出して眠る「くま(仮名)」さん。このアングルで撮っているとどうということもないのですが、ちょっとアングルその他を変えて撮ってみると,何とも夏らしい(?)1枚になります。まぁ、そういうことにならないようにしっかり愛情を注いでやりたいと思ってはいるのですが・・・・・。

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 高校時代、私はさる国語の先生に担任を持ってもらうべく、当然のように文系コースを選択。実際、数学や物理、化学なんかはさっぱりでしたから、それはそれで正しい選択だったと思っておりますが、それから幾星霜、数学的な考え方、数学的なセンス、なんてことを生徒に話しているのですから、人間なんてわからないものです。

 高校1年の秋に数学Ⅱbの授業が始まって、高校2年の秋から少しだけ数学Ⅲをかじって、それ以降はずぅ~っと「演習」ばっかりでした。要するに文系の入試を突破できる力がつけば良い、というコンセプトで問題演習を繰り返すわけですが、担当してくださった松原(仮名?)先生というのが、実に陰気くさい(失礼)風貌で、しゃべり方もまた暗い。そして極めつけは、あてた生徒がうまく答えられなければ嫌みを言うという、生徒に嫌われることを望んでいるかのような方でした。

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 そんな先生についたあだ名が「陰険ゼミ」でした。岡山の福武書店が展開していた通信講座「進研ゼミ」から連想して誰かがつけたんでしょう。妻に話すと、「アンタがつけたんやろ!」なんて言いますけれど、私ではありません。多分。広島の二右衛門半とかみずうみの悪魔とか、ピュアなピンクだとか黒の混じったピンクだとか、人様をそんな風に呼ぶのはよくありませんからね。

 あだ名といえば、英語を教えてくださった「浅見(仮名?)」先生は、生徒が質問に答えられないと「おまえ、浪人じゃ!」と声たからかに宣言するので、「あさみ」ではなく「あじゃみ」と呼ばれておりました。南満州鉄道に勤めていた経歴をおもちで、70歳を超えていた先生ですが、満州を去るときに鴎外の「舞姫」のごとき悲しい別れを経験されたというので、別名「エリス」とも呼ばれておりました。

 あじゃみ先生は、質問に答えられない生徒が続くと次第に怒りが高まって、「100年浪人じゃ!」「千年浪人じゃ!」「一生浪人じゃっ!」とグレードアップしていくのですが、陰険ゼミと違ってけっこう人気があり、生徒はむしろ喜んでいました。「出たぁっ、千年っ!」なんて手を叩いていた記憶があります。

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 その進研ゼミ、いまではベネッセの赤ペン先生ですか、その採点に使われているのだ、というペンを入手しました。PILOTのDPN-70-REFあたりをベースにしたものではないかと思いますが、何の変哲もない細字(EF?)の鉄ペンです。これでカートリッヂ使って採点してたらインク代だけでもすごいだろうなぁ、と思いますし、このカリカリしたペン先で大量の採点なんかしたら疲れて仕方ないだろうと思いますから、単なるノベルティなのかもしれません。

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 個人的には、もっと大きな玉がついていてヌラヌラな感じを期待していたのですが、まぁそれは勝手な思い込みというものでしょう。細くてカリカリなペン先でもどんどん採点をしていく人は身近にいっぱいいますし、太くてヌラヌラな、極上の書き味のペンでも採点がさっぱり進まない私もおります。○×だけでなくいろいろとアドヴァイスを書き込むのにはこういう細いペンの方が向いているはずです。

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 来年あたりは転勤、もしくは留任していても教務主任を外れて一担任に戻れそうなので、すでに使っている黒いデスクペンとセットで、カリカリと出席簿の小さな欄に書き込みをするのに使えそうです。でも、生徒が搔いた学級日誌にコメントをつけるのには、やっぱり太字の萬年筆でサラサラっていうのが気持ちよいです。考えてみたら、もう10年もそういうことをやってないのでした。やっぱり、教師は学級担任してなんぼ、のもんですね。

 いつの日かやってくる恐怖、それは、3月末に校長室に呼ばれて「あんた教頭やで。」って言われることです。運が悪ければ「指導主事や」と言われてしまいます。いずれにしても、生徒を相手に楽しくやることができなくなるので、できればこのままヒラで放っておいて欲しいものですね。先生ってやっぱり、赤ペン使わないと変ですもん。

2011年7月26日 (火)

これで少しは・・・

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 ケージの外を走り回って、少しすっきりしたのか、落ち着いた様子の「ちち(仮名)」さん。本当なら庭を走り回らせてやりたいのですが、今日までは無理、そして、今日からしばらくも無理、という状況なので、お散歩以外では時折ケージの外に出して発散させてあげるしかありません。

 引っ越してきた当時、何かと声をかけてくださっていたお隣さんとは、庭の手入れを怠るようになった頃から疎遠になりました。我が家の草ボウボウの庭を見たくないお隣さんは境界線に沿ってコニファーで生け垣を作り、せっせと水やりをするようになりました。こちら側に干してある我が家の洗濯物には樹脂を含んだ水がかかるので、白いものはみな茶色くなる。結局それ以来、毎日室内干しです。春になると隣のおうちで大量にわいた虫が我が家にやってくるので、隣家が風下になる時を狙って消毒薬を噴霧する、ということが毎年続いていました。

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 京都市内にある、さる雑貨屋さん。向こうに見える庭、白熱灯、華奢な感じの什器。時間が止まっているかのように静かな空間ですが、大都会京都の街中なのです。私は京都が好きではないのですが、たくさんの人間が狭いところでうまく共存していく知恵のようなものがあふれているところには魅力を感じます。同時にそれが、京都は嫌いだ、と感じる原因のひとつなのかもしれません。

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 夏休みはしっかり休みを取ってください、と教育長(教育行政の長)から通達が出ているそうです。常日頃から勤務時間もへったくれもなしの生活なので、というありがたいお心遣いなのですが、休んだら最後「先生はいいですねえ、長い夏休みがあって」なんて言われるに決まってますから、休みは取りません。

 しかし、これも上からの指示で、5日だけは何が何でも「保健休暇」という名の夏休みを取らないといけないので、書類の上だけ休んだことにしておきます。でも、そんな日は絶対に生徒と接したり怪我をしたり電話に出たりしてはいけません。出勤していないはずの人間が何で?となって話がややこしくなるからです。

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 昨日の午後から今日にかけてトータル10時間ほど、年間20日ある年次有給休暇を使って休みを取りました。まずは京都へ出かけて、知人が新しいことに挑戦されるのを祝う品を買ってきました。ま、本当にしょうもないものなのですが、ぴったりのものなのです。どこのお店にもなかなか在庫がなく、あちこち調べてこのお店にひとつだけ残っていたものを保護してきました。

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 そして今日は、人を頼んで庭の大掃除です。玄関の脇から庭へ通じる通路からして雑草が生い茂って歩けないような状態なので、虫が大嫌いな私には手が出せません。便利屋さんというものがこの世にあって本当に良かった、と感謝の気持ちでいっぱいです。綺麗に草を刈って除草剤を散布してもらい、1週間後に防草シートを敷いて砂利をまく、というところまでやってもらいます。これで、お隣さんにも少しは許していただけるかもしれません。

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 除草剤の薬効が切れる頃になれば、犬たちを庭で遊ばせることもできるようになるでしょう。不精者が戸建て住宅なんかに住むものじゃありません。最近は犬の飼える集合住宅も増えてきています。今日も、家にいるついでにと来てもらった大阪ガスの人に点検してもらったところ、給湯器の寿命が近づいているのが判明。私立大学に半年通えるぐらいの金額で給湯器を入れ替えることになりました。最近、魅力的な萬年筆があまりない、という状況に感謝すべきなのでしょうね。

2011年7月25日 (月)

透けてまんねん

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 寝てまんねん、搔いてまんねん、という「くま(仮名)」さん。換毛がほぼ終わったので、食欲も通常に戻り、この姿勢で腰の下あたりにある餌鉢には朝の餌が残ったままです。これを、この時間から深夜にかけて、思い出したようにポリポリ食べるのですが、それを見た「ちち(仮名)」さんが「何あんただけ食べてんのん!」と怒って鳴き叫ぶのが困ったところです。

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 名古屋の松坂屋で保護してきた、とことん透明な「ふででまんねん」です。軸だけでなく、キャップも尾栓も大先も、そしてペン芯までもが透明な樹脂でできています。奈良から名古屋まで、運賃だけでも2190円(近鉄)払って、2100円のこのペンを買いに行ったら、それこそ大馬鹿ものですから、これ欲しい、と思った人は宴会名人な保険屋さんにお願いするのが良いでしょう。

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 綺麗に透明なので、コンバータの樹脂の方が透明度が低いのが気になります。昔のコンバータはもう少し透明度が高かった,という話ですので、どこかの文具店で売れ残っているのを探すのが良いのでしょうが、「実はちょっと多く入る」タイプを見つけるのと同じく、なかなか難しいように思います。

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 ぐぐっと反ってます。シェーファーさん? あぁ、ちょっとだけ上向いてはるペンですか。まぁ誤差みたいなモンですな。私にいわせれば・・・・・という感じの反り上がり方。上等な金ペンのふででまんねんからペン先を持ってこようか、という気にはなりませんね。あくまでお遊びとして、綺麗な色のインクを入れてみた目を楽しむ、ということです。

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 綺麗な色のインクといっても、紙に置いたときに明るいところだとちょっと見えにくいな、というぐらいの、要は薄い色のものでないと、ペンに入れたときには綺麗でもなんでもありません。ウォーターマンのフロリダブルーを入れたら「ペン芯、黒やったっけ」という状態になってしまいました。黄色、オレンジ、ピンクなど、本当に薄い色でないとダメですね。

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 当然のことながら、インクを抜いて綺麗に洗ってもこうなってしまいます。ゴム板でペン芯ペン先をつかんで抜いてから綺麗に洗えばよいのですが、私のような萬年筆初心者にはちょっと敷居が高いです。うまく洗えたら、テストの採点に使っている神戸ナガサワオリヂナルの岡本ピンクあたりを入れてみようか、などと思っております。

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2011年7月24日 (日)

名古屋の休日

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 手におもちゃを持って、無理矢理に「ちち(仮名)」さんの気をひいてみました。表情が優しげなのは、この直前まで寝ていてねむたいせいでしょうか。興味のあるものを見つけたときのギラギラした感じがしません。

 ある人が「お宅の近所を通ることが良くあるので、ぜひ一度、生の彼女たちに会わせてください。」とリクエストをくださっております。そのときが来たら、きっと優しい顔をして黙って撫でられていることでしょう。似なくても良いのに飼い主に似て、実に内弁慶な犬たちなのです。

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 「写真撮る?」と妻が見せてくれたお菓子。パッケージが可愛らしいのでお取り寄せしたということですが、お菓子に豚肉は使われておりません。鹿児島県産さつまいも100%使用、と豚のすぐ下に書いてありますね。スイートポテトだからしゃぶしゃぶにしないでね、なんてことも。なめてますね。

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 最近は大和八木駅に止まるものも設定されているアーバンライナー。「ノンストップ」ですから、大阪鶴橋を出ると名古屋まで止まりません、っていうのが売りでしたが、お客を拾わずに空気を運んでも仕方がないのと、全体的に特急列車の本数を削減するということもあって、大阪口では大和八木、名古屋口では津に止まるものがダイヤ改正のたびに増えています。

 これに乗れば1時間半ほどで名古屋ですし、京都まで近鉄で出て新幹線を使うともっと早く着くのですが、急ぐわけでもないのでえっちらおっちら普通の電車で名古屋を目指します。急行で伊勢中川まで行くと、すぐ隣のホームに名古屋行きの急行が待っていますので、乗り継ぎは1回のみでなかなかに便利ですが、3時間近くかかるのが難点といえば難点です。

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 松坂屋の地下でペンクリニックをされている長原Jr.を表敬訪問して、とりあえず順番をとってみると20人待ち。なにせ長原Jr.なので、依頼者が男性ばかりだと仮定しても一人20分で合計400分。そんなにかけていたら松坂屋が閉まってしまいますから、半分の時間でチャッチャと片付けるとして3時間。それでもたっぷり時間があるので、大須へ行ってみることにしました。

 そこで見つけたのが大須本通りに面した工事中の店舗。電気関係の職人さんが来て、分電盤周りの仕事をされているところでした。開店すればお客さんがくぐることになる入り口の上の壁は、どういうわけか異様に広く開いております。お店の間口に対して異様に広いこのスペース、何か変なモンでもつくのでしょうか。

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 なんかこう、隠し撮りっぽい雰囲気ですね。もうちょっとノイズが乗っていたら更に雰囲気が出たのでしょうが、さすがに真っ昼間ですからそんなにノイズは乗りません。右の方に見えているのは階段の入り口で、ここから2階へ上がれるようです。左の、職人さんが乗っているはしごの奥にはカウンターが作られていました。どんなお店になるのか、開店する頃にまた行ってみなくてはいけませんね。

 夕方と言える時間に松坂屋に戻ると、意外や意外、自分の順番が過ぎているほど進んでおりました。進んでいなかったのは石丸さんに難しい注文をつけていた某氏のインク作成で、何種類か試作されていたのですが私には違いがわかりませんでした。それにしても、名古屋まで来て昨日弁天町で出会った人と(複数)出会うなんて・・・なんか間違ってるような気が。

 のんきに遊び歩いていたのでバチが当たったんでしょうか、帰りは激しい雷雨に襲われ、そして今、震度4の地震でけっこう揺れました。明日からまじめに仕事しなくては。

2011年7月23日 (土)

ホンマモンの迫力

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 しっぽをだらりとさせて、おもちゃで遊ぶのに夢中になっている「くま(仮名)」さん。ケージから出してもらうと最初のうちはウロウロと歩き回り、何かおもちゃを見つけるとこうやって遊ぶ。それに飽きるとまたウロウロ・・・・・で、気がつくと廊下で寝ていたりするそうです。この季節なので、冷たい床が気持ちいいのでしょうね。

 本日の第2回Y.Y.Day、多数のご来場をいただきありがとうございました。皆さんそれなりに楽しんでいただいたようで何よりでした。ただ、萬年筆についてはよくご存じの方ばかりのご参加で、初心者の方やご家族連れの方の参加が(ほぼ)なかったことなど、来年以降の課題とさせていただくべきことも色々とありました。来年もまた、皆さんに楽しんでいただけるイヴェントを企画するように頑張りたます(って、私は何にもやってない、ピエール瀧の見た目状態でしたが)。

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 最近は半流ブームなどといって、各地でけったいな人が見つかると、「何とか半」と命名されているようです。申し訳ないことながら、これらはすべてパチもんです。類似品にご注意ください、の世界ですので、あくまでお遊びとしてお楽しみいただければと思います。

 ○○の二右衛門半、という呼称は、二右衛門半認定委員会によりオーソライズされているもので、現在までに認定されているのは本家を含めて3名のみです。写真はそのご本家、二右衛門マスターから譲っていただいたもの。何とも美しい銀の砂子・・・ではなくて、塗装が剥げているセーラーの旧い萬年筆です。

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 そして、二右衛門マスターから何か譲っていただくと、たいていはついてくるおまけがこのペン。モンブランのボールペンですが、先の萬年筆と比べて、こちらの方が「欲しい」という人の方が普通でしょう。けったいなペンをトレイに並べて販売し、売れるとオマケに普通のペンなどをつけてくれる、そこがまさに二右衛門半(普通名詞)なところなのです。

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 旧いから数こそ少ないものの、萬年筆自体はそれほど珍しいものというわけでもありません。写真のように、見慣れないコンヴァータがついていること、それがこのペンの値打ちなのです。現在のような回転吸入式ではなくて中押し式であること、それがすべてです。

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 ここのところ、ごく普通なペンをトレイに並べられることの多かった二右衛門マスターですが、今日は気合いの入った変なペンを並べてらっしゃいました。その中でも極だって変だったのがこのペンというわけです。

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 で、こちらはオマケにといただいたボールペン。クリップに組み込まれたスライド式の機構がノックボタンとなっていて、これを動かすことでペン先を出し入れします。これもまた、変なペンといえばいえるものです。このあたりはさすがに二右衛門マスター、他の追随を許さないところといえるでしょう。

 この次に二右衛門マスターにお会いできるのは、8月20日の名古屋か、はたまた9月3日の神戸か。いずれにしても、未経験の方はぜひ一度、ホンマモンの二右衛門半を目の当たりにしてください。迫力が違います。

2011年7月22日 (金)

今年も鳥羽みなとまつり

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 携帯電話で撮られた「ちち(仮名)」さん。これもまた、長女の作品です。こうなってくると、もう自分で撮るのは諦めて全部彼女に撮ってもらうことにしようか、なんて気になります。でも考えようによっては、何をやってもダメダメな私の娘なのに、なかなかいい写真を撮る、これは喜ぶべきことなのかもしれませんね。小さい頃からずっと、「お父さんだけは見習ってはいけない。こんな風になってはいけない。」と教え込んできた成果なのかもしれません。

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 金刀比羅宮鳥羽分社の御旅所です。鳥羽みなとまつりと銘打って、鳥羽の商工会議所が中心となって実行されるイヴェントではありますが、そもそもは金比羅さんのお祭なのです。ですから、神様に喜んでいただかなければなりません。

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 神様には神社からお祭をする場所まで出てきていただく必要があるので、御旅所を設けるのです。まさか神様に立ち見しろって訳にもいかないですから。わぁ、すごい花火、って喜んでますけれど,お祭の余興です、余興。それを見せていただいている,っていうことを忘れないようにしたいですね。

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 今年は会場が移動して、協賛金を出した人に提供される見学スペースは打ち上げ船のまん前でした。あまりに近いので、25ミリ相当の広角側で撮ってもこんな感じ。携帯電話で撮っている人などは、ほとんどの花火がフレームに収まりきらず、嬉しい悲鳴をあげておりました。

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 そのせいもあってか、以前遭遇した凶器狂気の女性カメラマンを見かけることもなく、花火見物そのものは気持ちの良い海風に吹かれながらゆったりとできました。Blogネタにしようと思うから写真を撮るだけで、私自身、花火はその場で見てはかなく消え去るからこそのものと思います。いえけっして、上手に撮れない負け惜しみではありません。

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 夜景を綺麗に撮るべくカメラが奮闘して、4枚撮ってからエェとこ取りをして1枚に合成する、ということをやってくれるのですが、逆にそのせいですべてのショットがシャッター遅れになっていたり、流れてしまっていたりします。その機能を殺すと、このようにある程度「止まった」写真になります。

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 気がつくと毎年違うカメラで撮っているわけですが、年々何とか見られる写真の割合が上がっているところを見ると、つくづく機械に助けられていることを実感します。帰途、10時半に伊勢市の駅前を出発して、金曜日のうちに帰宅できたのも、乗っているクルマの性能(安定性)のおかげでしょう。機械に頼らなければ何もできないことを自覚し,機械の感謝しつつ生きている私です。

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 今年は関係者のPR努力が実ったのでしょう、例年よりも人出が多かったように思います。事実、鳥羽駅まで戻ってきたら階段の下で規制がかかっておりました。駅構内が混雑して危険だからちょっと待っててね、というわけです。こんなことはこれまでになかったことです。

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私たちは5分後に出る特急に乗る予定でしたので、おまわりさんに特急券を見せて構内に入れてもらい、何とか電車に乗れたのですが、全席座席指定の特急に指定券を持たずに乗り込む人が大量にいるので、車内は通勤ラッシュのような状態。

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 人をかき分け、あるいは蹴散らしながら自分の席までたどり着いてみると、見知らぬおぢさんがどっかりと座っていたので、なぜか嫌な顔をされながら席を空けていただいてホッと一息です。わかってることなのに、なんで前もって指定券取っておかないのか、有料と知りながら、「空いてたら座ったらえぇやんけ」という考えることを、私はとってもhateいたします。

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 1時間で4000発というなかなかすごい花火大会にしては、小さな子ども連れでも移動、見物ができるところがポイントであった鳥羽みなとまつりですが、年々人出が増えてきているのは、嬉しくもあり、残念でもあるところです。

 特に、電車に乗って帰るという部分に関しては、来年以降、ちょっと考えなければならないようです。犬がいなければ、近くに宿を取って、エアコンの効いた室内からビールでも飲みながら見物、おわったらゆったり寝る、っていうのが最高なんですけどねぇ。

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2011年7月21日 (木)

らんでん

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 自分の場所でくつろぐ「くま(仮名)」さん。こうやって引っ張れるものを見つけると、ひとしきり引っ張って遊ぶのですが、ちぎってしまうところまではやりません。その点、「ちち(仮名)」さんが同じものを見つけたら、元はどんな形だったかわからなくなるまで破壊し尽くします。犬でも性格の違いというのははっきりしているものですね。

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 話題(?)のパトトレイン。四条大宮から嵐山まで、一部専用軌道と路面を走る京福電鉄モボ105です。春の交通安全運動がらみでこういう塗色になったようですが、話題になったこともあって来年3月末まで運行されることになったようです。

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 京福電鉄にはこんなレトロ調の電車(モボ627→モボ27)とか、銘菓八つ橋を車体全面に広告したものとか、とにかくけったいな電車が多いのですが、その中でも比較的普通の車両にパトカーのような塗色変更を施したのが「パトトレイン」です。

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 ちょっと京都へ出かける用事があったので、ついでにパトトレインを撮ろうということで、嵐電天神川駅で張っておりました。特に変わった電車というわけでもなく、ただ、パトカーを模したような塗色になっているというだけの電車です。

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 路面電車なので当たり前ですが、電車と自動車が一緒に走っているのに加え、地下鉄東西線の始終点でもある太秦天神川駅との乗換駅でもある嵐電天神川駅は特に立派なホームがありますので、その周辺はたいへんに車道が狭くなっております。

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 写真奥の方には専用軌道部分が見えております。専用軌道から出ると変形交差点、そして駅があって、その向こうにまた交差点という何ともややこしい場所です。それにしても、立派なホームです。もう少し低いものが多いとはいえ、基本的にこの路線のホームはある程度の高さがあります。

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 その嵐電のオリジナルグズのひとつがこのボールペンセット。嵐電と江ノ電は姉妹提携しているのですが、そのシンボルとなるイメージキャラクターが「えのん」と「あらん」。そのあらんちゃんをフィーチャーしたボールペンと、路線図や車両のイラストなどが描かれたものの3本セットです。

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 ケースの裏側には路線図。少し色が飛んでしまっていて、実物は嵐電のイメージカラーでもあり、この先、ほとんどの車両をその色にすると決まっている紫色です。ちなみに、あらんちゃんのボールペンだけは単品での購入も可能だそうです。

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 ちなみにこのパトトレイン、週に5~6日程度、四条大宮と嵐山の間を1日あたり6~8往復しているようです。嵐電パトトレインのツイッターをフォローすると、毎日のように運行予定をつぶやいてくれます。一目見てみようという方はぜひ。

2011年7月20日 (水)

You are welcome

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 まぶしぃっ、と目を細める「ちち(仮名)」さん。FujiのF550EXR、なかなかに優秀なカメラで、ストロボを焚いても白飛びすることは滅多にありませんが、それだけに意図せずストロボが焚かれることも多いのです。この明るさで・・・なんて多寡をくくっていると、撮影者の腕をカヴァーするためにストロボを焚いてくれるので、撮られる方はいい迷惑、ということになります。

 今週土曜はY.Y.Day@弁天町です。Y.Y.Pen Clubのページにある案内に、会場近辺見取り図と自動車でのアクセス図を追加しております。皆さん、お誘い合わせてお越しください

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 何これなつかしぃ~、と騒いでしまったiPhoneアプリ、その名もWelcome to Nifty Serveです。ダイヤルアップやネゴするときの音まで再現されているという凝りようで、キートップの刻印が薄くなるほど打ちまくったgoコマンドもしっかり再現されております。

 Nifty Serveでパソコン通信をやり始めてから、業界の人でない皆さんと交流するようになり、何度呑んでも仕事の話ばっかりでおもしろくも何ともない職場の宴会とはまた違った世界を体験することができたのでした。その頃の経験が今につながっている、と強く感じます。

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 と、いうことで、わかりやすい展開、LAMYサファリのフレンドシップです。日独交流150周年を記念して日本限定で販売されるこの萬年筆、このご時世でもあり、売り上げの一部が東日本大震災被災地域への義援金に充てられるのだそうです。

 出る出ると言われながら、なかなか出てこなかったこのペンですが、出たとなるとまた潤沢にあるようで、あっちでもこっちでも目にします。この前の日の丸モデルも買ったことですし、ものはついでと買い込んでしまいました。

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 黒いボディに黄色のクリップ、赤い天冠。日独交流150周年のロゴに合わせた配色で、なかなかに派手なペンです。

 あっちこっちのブログやWebページで紹介されまくるわけですので、全体写真などはあえて撮りませんでした。コンバータを入れて、余剰がちなインクをどんどん消費する任務に就かせます。

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 私自身は、普通で良かったんです。LAMYサファリに何を期待するというのでしょう。何もありません。萬年筆である、それだけで十分です。ですから、ディスプレイに何本も立てられて売られている方に顔を向けて、「あ、アレもください」と横着にも店の人に取ってきてもらったほどです。

 お店の人は、どうも私がマニアックなやつだと誤解をされているようで、「あの、ペン先、このままでいいんですか?EFやったらありますけど。」なんて、「お願いします」と答えなければ仕方のないような質問をされましたので、素直に「はい。」と答えてしまいました。

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 そんなこんなで、まぁLAMYサファリなので、FよりはEFの方が実用性はあるでしょう。さぁこれでしっかり仕事の書類書くぞ、なんて思ったところで夏休みに突入。日頃できない仕事を片付けたり、構内の草刈りに励んだりするのが夏休みの中心メニューなので、当分このペンの出番はなさそうですが、軽装で行き来する季節ですので、こいつを職場に置きっぱなしにしておくのも便利が良さそうだと思っております。

 で、話は戻るのですが、iPhoneやiPadをお使いの皆さん、Nifty Serveのアプリ、おすすめですよ。みかか代、課金に怯えながら夜ごとリアルタイム会議に精を出していたあの頃の記憶がよみがえります。

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2011年7月19日 (火)

家族団らん

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 長女にだとこういう姿を撮らせる「くま(仮名)」さん。飼い犬には飼い犬なりの気の遣い方とか仁義とかそういうものがあるのでしょうか。飼い主がこういう姿を見つけてカメラで迫ると即座に違う姿勢になってしまうので、いつも長女が撮った写真をみて「これいぃなぁ」と言うばかりです。

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 こういうものも、やはりノベルティグッズというのでしょうか。大阪ではちょっとは名の知れた私立高校が、学校の近くにあるお菓子屋さんと一緒に作り上げたおせんべい。ぼんち揚げ(関東の人なら歌舞伎揚げ)を大きくしたようなものです。

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 家族団らん、という言葉に反応してしまいますね。我が家は両親(私ら夫婦です)揃って育児放棄状態なので、こういう言葉を聞くと耳が痛いです。「ちょっとは子どもの面倒見てやって欲しいわなぁ、あそこのおうち」なんていうのは職員室でよく聞く言葉ですけれど、それを言ってる教師の家庭たるや、ほとんどが育児放棄状態になっているのではないでしょうか。

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 以前、子どもがお世話になっている中学校でPTA会長に推されたときに、「入学式にも卒業式にも出られない会長なんてダメでしょ。」と断ったのですが、「そんなん、自分の子どもの方が大事ですやん。休んでください。」と満場一致で言われたことがあります。「じゃぁ、もしこの学校の教務主任の先生がそういう理由で休んだら、みんな笑って許してあげますか?」と聞いたら、「そらあきません。」とこれも満場一致。おかげで会長職は免れましたが、それはどんな仕事でも同じで、なかなか難しい問題ですね。

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 台風で被害が出ているときに、役所や消防署の人が「家族が心配だから・・・」とは言いませんし、言えないのでしょう。私にゃ家族はおりません、ってな顔をして防災にこれ勤めるのがお仕事で、おそらく今夜も各地でそういう人たちが頑張ってくださることでしょう。

 もうすぐ始まる夏休み。判で押したように「日頃ほったらかしのご家族へもサーヴィスを・・・」なんて、どこの校長も言うのですが、熱心な先生ほど、むしろ夏休みの方が普段より忙しく、家を空けることが多いような気がします。

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 節電節電で、産業も冷え込んでしまいそうなこの夏ですけれど、この先、どうせ私たちの生活は良い方には行かないのですから、逆に開き直って、家族で楽しくゆったりすごそう、っていうのもアリだと思います。お金もない、行楽地はどこも混んでいる、けれども家には家族がいる、っていうのも、いい夏休みになるとおもうのです。

 そんな、お金をかけずに夏の思い出を作る、それにぴったりなイヴェントがあるのです。このBlogの左サイド、いろんなページやブログへのリンクがありますが、その一番上をクリックしてみてください。この日ばかりは、みずうみの悪魔も背中を押しまくりはしない・・・・・と思うのですが。

2011年7月18日 (月)

いりえのほとり

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 ぐっすり寝ている「ちち(仮名)」さん。この子はとにかくやかましいので、ご飯を食べているときと寝ているときがいちばん可愛い、という感じになります。思えばペットショップのケージの中にいるときから、キャンキャンと賑やかな子でした。元気なのはいいのですが、やはりおとなしい子を選んだ方が家の中は落ち着きますね。もし、次に犬を買うことがあるなら(もうないと思いたい)、静かな子を選ぶだろうと思います。

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 蒼いチェブラーシカ。バンクーバーオリンピックでロシア選手団のマスコットとなっていたそうです。スポーツ関係のテレビ番組はプロ野球以外全くといっていいほど見ないので、オリンピックが開かれていても全く知らずに過ごすことも少なくありません。現にこれも、お店で聞いてそうなのかぁ、と思っただけの代物で、どういうわけかロシア語を学んでいる娘へのお土産として買ってきた、というだけのものです。

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 神戸・北野にあるロシア雑貨のお店、「いりえのほとり」さんへ行ってきました。異人館がいっぱいある、という北野界隈からハンター坂を下ってきたところにあります。銀座五十音ぐらいのスペースのお店の中はほとんどがマトリョーシカ。15ピースものマトリョーシカがあって、おぉ、欲しいと思ったのですが、4万円を少し切るぐらいの価格に断念。それならまだ萬年筆の方が実用性があるというものです。

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 せっかくですので金屏風の前で記念撮影。チェブラーシカの横にいるのは、本当の主人公であるワニのゲーナ。動物園でワニとして働いているのだそうです。どこか南の国からみかんと一緒に箱詰めにされてやってきた謎の生き物、というチェブラーシカの設定、それ自体に「ロシア」を感じてしまいます。凍らないものをひたすら求めて南へ手を伸ばそうとする、ちょっと良くないイメージではありますけれど、あぁ、ロシアやなぁ、と思ってしまうのです。

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 大きさ比較のために1円玉と萬年筆を置いてみました。前列の2体はお店でいちばん小さなクラスのものを買い求めてきたものですから、最も内側になるお人形は米粒とは言わないまでも、麦チョコぐらいの大きさ(小ささ)です。でも、そんなお人形にもしっかり顔が描かれているのには参ります。

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 19世紀末に箱根に来たロシア人修道士がお土産に持ち帰った入れ子人形がもとになっているという説や、ロシア人のろくろ職人が子供のおもちゃとして作り出したものだという説など、その起源ははっきりしませんが、いずれにしてもこの「変な」ところがお気に入り。皆さんも神戸に行かれた際は一度お店をのぞいてみられてはいかがでしょうか。

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2011年7月17日 (日)

つけペンのおもいで

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 のけぞって眠る「くま(仮名)」さん。これで熟睡できるのが不思議ですが、見ていた限りでは30分ほどこの姿勢を続けておりました。下は固いプラスティックで、枕にすればいいはずのクッションに阻まれてのけぞっているかのような、なんともマゾヒスティックな寝方ですが、本人(犬)はいたって気持ちよさそうに鼾をかいておりました。

 思えば高校生の時、両目を開けて片目は接眼レンズにのせ、もう一方の目で手元のスケッチ用紙を見ながら、顕微鏡で見た物をスケッチするのだ、と教えられました。片目をつぶっていてもなかなか顕微鏡をのぞけないような不器用な私にそんなことができるわけもなく、いつも生物の先生に叱られては最低の評価をもらっておりました。

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 そんな私ですが、鉄道に関しては人並みの観察眼の持ち主です。阪神三宮駅の西行きホーム、大阪寄りの端の方からみたところですが、右の方に新しい線路が敷設されています。左奥に見えるように、現状、列車が走っている線路の南側に新しく敷設されているものです。

 およそ②年後には、この新しい線路が本線となって、姫路方面へ直通する列車はすべてこの線路を走るようになります。そして、現在使用中の3番線は撤去されてホームが置かれ、現在姫路方面行き列車が発着している2番線あたりが三宮折り返し列車用の行き止まり線となる予定です。

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 新設された線路は降車専用ホームの下に伸びています。Y.Y.Dayが開かれる来週土曜日からはこのホームが使用停止となるそうですので、これから撤去が始まるのでしょう。その後、この新しい線路が姫路方面へ延伸されたら、現在使用中の線路の上に撮影者の立っているホームを伸ばし、仮設部分を少しずつ恒久的なホームにしていくものと思われます。

 こういうことを観察しながら立ち寄った萬年筆専門店で、iPad2に水色のスマートカヴァーをつけているお客さんを発見したので、さっそくSmartTubをおすすめして、一緒になってiPad2を振りまくっておりましたら、常連のTさんが「変なモン」を見せてくださったのでさっそくパチリと撮らせていただきました。

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 見えますでしょうか。ホールマークがいっぱいあります。銀です。そしてこの形は、ダンヒルのAD2000系統です。端っこを回すとクリップの凹むやつ、っていうぐらいの認識しかなかったのですが、このペンは一方がボールペンで、反対の方が萬年筆みたいな感じになっています。

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 萬年筆みたいな感じ、ってなんやねん、ということですが、要は萬年筆のようで萬年筆でない(ベンベン),つけペンなのです。しっかりとしたペン先とペン芯がありながら、首軸を外して反対側をのぞいてみると、そこに「ヤリ」はなく、むなしく行き止まりになっているのです。

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 すごく上等で手の込んだつけペンです。ボールペンのリフィルに喰われてカートリッヂを収めるスペースがなかったのでこうしたのでしょうか。やはりそれだけ、世間一般には萬年筆よりボールペン、っていうことなのでしょうか。

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 この3日間の休みは萬年筆離れて鉄に生きるぞ、っというつもりが、とんだところで萬年筆、それもまた変なモンにあたってしまいました。我ながら業の深さにあきれます。これは一体何というモデルなんでしょうか。こういう高級ブランドにはとんと疎いので、どなたかご存じでしたらぜひご教示ください。

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 つけペンというと、丸ペンとかGペンとか、そんなものにインクをつけて、顕微鏡で見た物のスケッチに「墨入れ」をしていたのを思い出します。烏口でもそうなんですが、もうすぐ完成、というときに限って「ボタッ」とインクが落ちるんですね、それも肝心な部分に。ずっしりと重たいこのペンを触らせてもらいつつ、「つけペンの重いで思い出」 に浸っておりました。

 つけペンとボールペンが両方ついているこのペンを見て、妻が一言。「あぁ、貧乏削りになってるんやね。」やっぱり、バリバリの関西人ですね。

2011年7月16日 (土)

行きずりの・・・

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 とっても暑そうな「ロン(実名?)」くん。伊勢内宮前おかげ横丁で出会って一目惚れ、行きずりの恋に落ちたお相手です。奥の茶色い子のお名前を聞いてくるのを忘れましたが、素敵な壮年のご夫婦が連れてらっしゃったわんちゃんたちです。

 何というのか、ハスキー犬なのにロシアの人のような彫りの深さ、吸い込まれるような青い目というのではなくて、「和」な感じのする子でした。ハスキーだから暑いのは大変でしょうねぇ、と声をかけますと、まぁ日本生まれのハスキーですから、と飼い主さんが答えてくださったのも、「和」なんですねぇ。

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 土・日を含む3日間近鉄全線乗り放題、というありがたい切符を使って、この3連休は乗り鉄しまくろう、と考えて、妻や次男の分まで買い込んでしまいました。初日の今日は手始めに宇治急に乗って伊勢方面へ。必要性も効果も不明な節電狂想曲のためにロクに冷房の効かない電車に、次男は少々グロッキー気味ながら、おかげ横丁にある「豚捨」さんのコロッケを食べて元気回復です。

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 宇治山田駅前から内宮前へ向かうバスに乗って、終点のひとつ手前、神宮会館前で降りると、いきなりおかげ横丁のど真ん中へと入ることができます。このあたりはやたらめったら猫が多くて、あっちにも猫、こっちにも猫、揚げ句の果てには招福屋さんという、猫グッズ専門店まであります。

 まぁ猫も悪くはないんですが、圧倒的に猫派優勢と思われる萬年筆趣味界にあって、私は数少ない犬派。偶然ですが、少数派になれたことを喜んでいる変なやつです。なので、「ロン(実名?)」くんとの出会いは嬉しいものでした。

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 長蛇の列に並んでGETしました、赤福氷。奥の赤いのはただのイチゴかき氷です。緑色のものは抹茶味のシロップで、少しのぞいている茶色いものは、そう、あんこです。

 この赤福氷、食べられるのは暑い時期だけ。かき氷の中に、これまた絶妙の配置で赤福餅が入っているのです。

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 よく見ると赤福餅ではなくあんこだけではないか、と思われるでしょうが、その通りなのです。赤福餅2個分の「もち」と「あんこ」が、別々に氷の中や上に配置されているのです。

 ぱっと見は、抹茶シロップをかけたかき氷に大さじ一杯のあんこをのせただけ、と見えるのですが、食べ進んでいくとぐにゃりと柔らかいお餅の感触。お餅は上の方に1個、底に近いあたりに1個と合計2個入っていて、素直に食べていくと実にいい感じでお餅に出会うようになっています。かき氷を作るのに何回かに分けて氷を盛っているので、何でかなぁ、と疑問に思っていたのですが、こういう手の込んだ作りにするために必然の工程だったのです。

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 えぇ歳をして、いまだにかき氷を食べるペースがつかめていない私は、いつものように胸が痛くなるのをこらえながらも完食。噴き出していた汗もすぅ~っとひきました。さて駅まで帰ろうとバス停に行くとまたも長蛇の列でしたので、諦めて一番近い駅までタクシーのお世話になることにしたのですが、この運転手さんがまたユニークな人で、短い車中、いろいろとおもしろいお話を聞かせてくださいました。

 さて、駅へついたもののどこへ行くというあてもなく、何となく出会った電車を乗り継いでいきました。完全なる遊びですからいいようなものの、親子3人、あてもなく電車に乗って旅を続けるなんて、これが真剣だったらちょっと哀しいなぁ、などといらんことを考えつつ、気がついたら名古屋。時間も午後7時でしたので「ごく普通の」夕食を摂って、疲労の激しい次男に負けてアーバンラーナーでの帰還となりました。

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 さぁて、明日はどこへ行こうか、というところですが、今日の様子では次男は「もう嫌」ってことになる可能性が高いです。頼みの妻にしても、果たして付き合ってくれるかどうか。一人になったらなったで、もっともっとマニアックな乗り鉄に走ってしまうだけなのですが・・・・・。

 さて、ここで問題です。この下の写真、何か違和感を感じませんか。いえ、顔が塗りつぶされているのは別として、です。うまく撮れてるように見えて、やっぱりおかしいですよねぇ。わかった人には先着1名、何か粗品(実にしょ~もないモン)を進呈します。

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2011年7月15日 (金)

金曜日・・・のびた

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 なぜかトイレを被って寝ている「ちち(仮名)」さん。もともとトイレがおいてあったところに敷物を敷いてその上にのり、トイレの下に潜り込むような形です。とっても器用だと思うのですが、彼女はこともなげにこの態勢を取ることが多いのです。穴蔵みたいで安心するのでしょうか。

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 PILOTショートの14K貼りタイプ。キャップをした状態ではポケットタイプより1センチほど短く、筆記状態ではほぼ同じ長さになるというペン。金貼りであることのみを売りとしてオークションに出ていたものですが、あ、これ伸び縮みするやつやんか、と気づいてしまうのが哀しいところです。

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 このあたりまでキャップを引っ張る間は、手に抵抗感を感じます。ここからさらに引き続けると、スッと軽くキャップが抜けるのです。この抵抗感は、伸縮する部分を引き出すためだけで無く、すりあわせ嵌合のキャップと胴軸が高い精度で作られ、組み合わされていることによるところ大であろうと思います。

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 キャップにはしっかりとR14Kの文字。ええ歳したオッサンが夏服の胸ポケットに挿して歩くにはもってこいのペンだと思います。さっと出してサササッと書く、ということではキャップレスにかないませんが、オッサンになってくると金色のペンというのも悪くありません。

すでにおわかりのように、ペンが載っているのはコースター。それだけこのペンが小さいということですが、お尻にキャップを挿すと実用上なんら問題のない長さになります。しかも、書いているときに伸縮部分が縮んでしまったりしないのもなかなかポイントの高いところです。

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 金曜日だから金色のペン、それも伸びるやつ、ということですが、こういうシンプルにして効果の高い、それでいて見えないところにしっかり手のかかってそうなものを見ると、みんな仕事一生懸命にやってるんだなぁ、と思ってしまいます。

 ドラえもんが治そうとしている悪い部分を残したまま、いいところはひとつ残らず取り除いた、そんなのび太がそのまま大人になっている、というのが今の私。特に今年は例年以上に反省すべき点や課題が山積みです。「のびた」っていう言葉を聞くとちょっとドキッとしますね。

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 しばらくぶりでこのペンを触ると、ついついいちばんお尻に近い部分をひねってしまいます。そこが回らないのでもうすこし前の方をねじり、それでもダメなので首軸のすぐ後をひねる、ということを繰り返してしまいます。

 この夏はポロシャツが大流行しそうな感じです。なんでも、Tシャツ着てるよりも涼しいのだとか。残念ながら私が着るとボロシャツ以外の何でも無くなってしまうので縁がありませんが、少し浅い目で、やや厚めでふにゃっとした生地というポロシャツの胸ポケットにも合いそうです。

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2011年7月14日 (木)

今月のちょこちょこ

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 寝ているところをパシャパシャ撮っていたら、「なぁに?」と目を開けた「くま(仮名)」さん、というところでしょうか。これもまた長女による1枚です。お昼前になると無人の部屋にエアコンが入り、夕方まで快適に寝て過ごす、というのが彼女たちの日常。昼間留守になるおうちの犬たちはたいていそんな優雅な生活をしているようですね。躾のきちんと出来た子なら、ケージの外に出てウロウロしていられるのでしょうが、我が家の子たちには無理な話です。

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 月刊ちょこちょこ。今月は極めつけにちょこっとしたものたちでした。写真中央の箱に入って送られてきたのは、ブックカヴァーと缶バッヂ、そして「秘密のふせん」でした。

 実用性のありそうなものと、何に使うんだ、というものの組み合わせ。おしゃれな女の子でしたら、こんな缶バッヂをさりげなくどこかにつけたりするんでしょうか。着るもののセンスがゼロどころかマイナスの私には一生理解できない世界です。

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 ブックカヴァーは文庫本サイズ、シャカシャカした感じの素材で、とにかく薄いので、凝視すれば本のタイトルなんかも見えそうなほどです。嬉々として革製のカヴァーをつけているおっさんたちとは違う世界がここにもありました。

 こういうのを見て軽薄だとかチャラいとか思ってしまうそこのオヂさん、あなたの方が変なのかも知れませんよ・・・・・って、そっくり自分に返ってきそうです。

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 箱の柄と同じ、リンゴの缶バッヂが2個。残念、これにマグネットがついてたら黒板で使うのになぁ、なんてすぐに思ってしまうのは職業病です。動点Pが正方形の頂点Aを出発して頂点Cまで毎秒1センチメートルの速さで移動するとき、次の問いに答えなさい・・・・・、なんて問題を解説するときに使えそうです。勝手にマグネットつけてしまいましょうか。

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 こいつは普通に使えそう(ホンマか?)と思ったのがうさぎのののんヒミツふせん。このうさぎさん、「ののん(実名)」さんなんですね。今はフローレンという名前でアニメに出ているカバさんみたいなキャラクターが、その昔はノンノンという名前だったことや、その兄貴がとっても嫌なやつだったこと、スナフキンが猛烈にカッコよかったことなんかを思い出しました。

 実用性がありそうとはいっても、職場でこんな附箋がついた書類が回ってきて、「確認してね by おっちゃん」なんて書いてあったら、冷房温度が高めでなくてもどっと汗が噴き出しそうです。

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2011年7月13日 (水)

出口

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 この直前まで、カメラが来たのでそっぽを向いていた「ちち(仮名)」さん。いくら待ってもこちらを向いてくれそうにないので、「お~い」と呼んでみましたら、素直にこちらを向いてくれましたので、その一瞬を逃さずパチリ。ケージの外では動きが激しすぎ、ケージの中ではカメラを避けまくるという、実に難しい被写体です。

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 夏は銀軸。夏はショート。その両方を兼ね備えているペンたち。3本のうち2本にはカートリッヂが挿さったままですが、ひからびることなくすらすら書けています。ネジでも落とし込みでもない、ただすりあわせているだけのキャップなのに、すばらしい気密性です。

 学期末といえば個人懇談。学級担任と保護者、生徒との三者面談で、そこでの重要な資料のひとつが通知票です。私は担任を持っておりませんから、出来ることといったら通知票を作成することぐらい。それぞれの教科担任から提出された成績を間違いなく通知票に記載するよう、細心の注意を払いつつ作業を進めて、ようやく全学級の通知票が完成いたしました。

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 今年はいろいろとクリアしなければならない課題があって、それをひとつずつ丹念につぶしていくのにけっこうな時間がかかりました。結局、個人懇談直前に通知票完成となったので、担任の先生方は遅くまでかかって内容の確認などをしてくださっておりました。申し訳ないという思いがある一方、念入りな点検をしているので間違いはほとんど無いだろうという自信と、ようやくトンネルを抜け出した、という爽快感、その二つがごっちゃになった不思議な気分です。

 どうせ、インクなんかとっくにひからびているだろう、とたかをくくってキャップをとった手に、べったりとついたブルーブラック。水分が蒸発しているのでしょう、かなり濃いめの色合いです。こういう油断が危ないのですね。

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 と、この記事を書いている深夜、自宅の固定電話が鳴りました。夜中に電話が鳴ると、ついつい高齢の親戚を思い浮かべてしまいますが、幸いなことに電話の相手は職場の警備を担当している警備保障会社でした。職場に残業確認の電話をかけても誰も出ないので、誰もいないのでは、と心配して私に確認の電話がかかってきたのです。

 ことによると職場へ行って防犯セットを仕掛けないといけないかも、と思いつつ確認をとると、日付が変わっても仕事を続けている同僚がトイレに行った隙(?)に確認の電話がかかってきたので誰も出なかった、ということでした。毎日毎日遅くまで残っているので、「またあいつか」と思われたんですね。やはり、仕事はさっさと片付けて早く退勤するに限ります。

2011年7月12日 (火)

特別な普通・3

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 おやつのあと、ゴミを捨て忘れるとこんなことになりますよ、と身をもって教訓を垂れてくださっている「くま(仮名)」さん。ほぼ換毛が終わり、ビロードのように美しい夏毛になっています。この位置は彼女の指定席で、何かお気に入りのものがあるとここへ持ってきて、このようにドテッと寝そべって遊ぶのです。

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 最近、ネット上でこういう記事があるのを見つけましたが、記事の中に出てくる人が古山画伯なので、けっこう変なペもが紹介されておりました。萬年筆に目を向ける人が増えるのは喜ばしいことですが、変なモノから入ると後々心配ですね。

 その点、定番中の定番であるPILOTのカスタムシリーズ。私は現行品よりこの旧タイプの方が好きなので、手元には結構いろんな軸のものが転がっております。その中から、今回はカエデ軸。まだまだ熟成されていない感じの軸色です。

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 ラナパーを塗り込むだけで、グッと深みのあるいい色に変化するのはわかっているのですが、しっかり使い込んで熟成させるもよし、そのまま保管しておくのもよしで、さてどうしたものかと悩むところです。ただ、ペンシルやボールペンの方は少々「干からび」た感じでもありますので、やはり一度はラナパーを塗ってやりたいところです。

 連日、記事の更新をしてはPCの前で寝てしまい、朝から大慌てで風呂に入る、という荒れた生活が続いていますが、それもあと少しの辛抱。ここから抜け出したら、この夏は大々的に萬年筆たちの「虫干し」をしてやろう、と、いつもながら計画だけはあれこれしっかりと立てる私なのでした。

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2011年7月11日 (月)

特別な普通・2

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 「ちち(仮名)」さんのお住まいを俯瞰したところ。彼女が寝ているところがトイレのスペースで、そこにあったトイレトレイはバラバラに分解されて方々に散らばっています。換毛期が非常に長く続くのが彼女の特徴で、まだまだ毛が生え替わっている途中です。完全に夏毛になった頃には夕方に赤とんぼが飛んでいる、なんてのも毎年のことです。それでなくても食欲旺盛な彼女、換毛期にはなお一層の食べっぷりです。

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 旧カスタムシリーズのスターリングシルヴァー軸。オークションでの入手ですが、がま口型のケースが人気で、けっこう値がつり上がったように思います。そうはいっても、国産の金ペンが買えるほどではない、というあたりも、国産中心に蒐集していくことのメリットでしょうか。

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 最初にこんな3本セットを入手したときは大いに喜んだものですが、よく見るとボールペンだけ水性のローリートで、クリップ周りが金色になっておりましたのでちょっと残念なところでした。そちらのセットはバラされてお嫁に行ったか、どこか腐海の底で発見されるのを心待ちにしているかのどちらかでしょう。

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 ピントが甘いですけれど、いい具合に黒くなった軸。ちょっとまだらに黒くなっていますので、こういうのは「汚い」として磨いてしまう人も多いことでしょう。ピカピカに磨き上げて、素手で触らずに放置しておけば、少し金色かかった感じを経てまた黒くなります。その途中経過を楽しむことができるのも銀軸のよいところです。

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 普通の素材、銀軸、ときたら、あとは樹脂か木軸です。セルロイドやエボナイトも捨てがたいですし、木軸の手触りの良さも捨てがたいものですが、やっぱり夏は銀軸。シャツの胸ポケットに挿しておくと、いい具合に硫化が進みそうです。ボールペンは黒ですから、やはり萬年筆にはブルーのインクを入れて、文字だけでも涼しげに書きたいものです。

2011年7月10日 (日)

特別な普通・1

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 長女のぬいぐるみコレクションの前に陣取り、ビニール袋と戯れている「くま(仮名)」さん。もとはお肉系のおつまみが入っていた空き袋をめざとく見つけ出してきて、安全そうな場所に腰を据えてじっくり楽しんでいらっしゃるところです。ある程度なめ回して、もうお肉の残り香もなくなった、というところでヒョイッと立ち上がってまたどこかへ。実にお気楽極楽で羨ましいですね。

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 ペンシース、という言い方がしっくり来る、シンプルなペンケース。以前にも紹介したもので、中身は当然、PILOTの実用系萬年筆の主力、カスタムシリーズです。けれど、現行の仏壇萬年筆なカスタムシリーズはいかに良いものといえど普通すぎて食指が動きません。同じカスタムでも、この中に入っている旧タイプが大好きなのです。

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 ステンレス軸で蝕刻ストライプ模様の2本。萬年筆とボールペンのセットです。少し前まではこういう金属軸の萬年筆がけっこう多かったように思うのですが、最近はどれもこれも樹脂ばかりで、金属軸でありながら軽快(な感じ)、という萬年筆はほとんど無いように思います。

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 PILOTにはデラックスとかカスタムとかいう萬年筆がありますが、トヨタ車では廉価版に与えられるグレード名です。一番安いのがカスタムで次がデラックス、上級になるほど訳のわからん長ったらしい名前になりますが、それをみんな喜んで買うのです。そういうところを見事に見抜いてこれはいかがと売りに来ては大ヒット。そんなすごいトヨタのクルマが大嫌いです。

 PILOTにおいても、カスタムといえばど定番のライン。デラックスはお手頃価格でありながらの金ペンと、やはり萬年筆界のトヨタです。残念ながら、そんなトヨタなPILOTの萬年筆は大好きです。

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 ようやく成績交換も終わって、先生方はヤレヤレ。私はこれからが修羅場でして、成績の確認をしてから通知票作りに入ります。明日から始めて納期は明後日。それが終われば楽しい夏休みですので、製作ペースが極端に落ちている阿修羅像の完成を目指します。

 肝心の萬年筆、今日はごく普通のステンレス軸でしたので、明日は軸の素材が違うものを出してみようと思います。

2011年7月 9日 (土)

特急修理

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 薄暗い部屋でスリッパと格闘中の「ちち(仮名)」さん。奥の方は照明が点いていますが、撮影しているあたりは電気が消えて暗い状態。手持ちでオートストロボ撮影ですが、激しくスリッパを振り回す彼女の一瞬をとらえています。腕がなくてもカメラがここまでやってくれる、これぞ技術の勝利ですね。

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 そういうことをあっさりこなしてくれる、というので選んだこのカメラ、スペックは本当にすばらしいのですけれど、残念ながら動作不良の連続。修学旅行の引率に行くと例年数百枚の写真を撮るのですが、今年は十数枚というていたらくでした。ちなみに上の写真はRICHOのCX3、y.y.Pen Club制式カメラで撮ったものですが、この写り方も嫌いではありません。

 この不具合、購入店へ持ち込んで新品交換してもらえば済む話ですが、新品交換となると液晶に貼ったフィルムをもう一回貼らないといけないとか、同じロットのやつがあたってやっぱり動作不良だとかいうことも考えられるので、大阪のビジネス街、本町にある、富士フイルムの大阪サービスステーションへ持ち込んでみました。すぐ近くには富士フイルム大阪ビルなんてのもありますが、こちらは岡山県産業ビルと静岡県産業ビルに挟まれたビルの3階にあります。

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 富士フイルムの持ち込み修理には1時間でお渡しの特急サービスというのがありますが、見立ての結果2時間はかかるとのことで、出来れば預かり修理で、といわれたところを、待ちますのでどうぞお願い、と無理を言って即日修理をしてもらいました。夕刻から開く予定の集まりに持って行く資料をクルマの中に放置したままでしたので、奈良へとんぼ返りして会場となるホテルに資料を託し、もう一度大阪へ帰ってきて、それでもまだ修理は終わっておりませんでした。大変な修理、急いでやっていただいて感謝、です。

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 結局はレンズユニットの不良ということで、アッセンブリ交換となりました。レンズバリアが閉じないからレンズユニット交換、というのなら危ないと思っていたのですが、レンズユニットには肝心要のCMOS部も含まれているので一緒に交換されてます、と聞いて一安心。修理から帰ってきてからは一度も不具合が出ていませんので、このまま安定、と願いたいところです。

2011年7月 8日 (金)

どっちも

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 見事な寝床をこしらえて横たわる「くま(仮名)」さん。古毛布を切って縁を縫ったものをベッドに、愛するピカチュウを枕にして、見ていて羨ましくなるほど気持ちよさそうに寝ています。

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 上半身(?)をアップで。犬ってこういうアゴ枕的な形が好きみたいですね。ウチのだけかと思ったら、よそのワンコもよくこいういう形で寝るようです。

 いずれの写真も彩度抑えめ、どことなく地味な感じに写っているのでおわかりのように、RICHOのCX3、久々の登場です。やっぱりダメダメなFUJIのF550EXRです。

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 昨日、アウロラの80周年記念萬年筆の写真はこいつで撮りましたが、1枚撮るたびにフリーズしては電池を抜いて再起動、というのを繰り返しておりました。これまでは、そんなときでも撮影したデータは記録されていたのですが、昨日はそれもなく、10枚ほど撮ったのにデータは3枚ほど、という状況。諦めて机上にカメラを放り出したら、こんなことになっておりました。

 以前、RICHOのカメラでもよくこんな風になって、そのたびに手でレンズバリアを閉じていたのですが、こいつの場合、ちょっと触ったみた感じでは閉まりそうにありませんし、何度か電源を入れたり切ったりしても状況が変わりません。故障だ、不良だといってお店に持ち込んだらまともに動く、というのがこの手の製品の常なので、不具合が再現しなかったら困るなぁとお店に持ち込むのを躊躇しておりましたが、これこそ不具合の決定的な証拠、ということです。

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 なかなか手を焼かせてくれるカメラは、本体の不良と記録メディアとの相性、どちらも疑われる状況です。そしてこちらは、ちょっと高いなぁと思いつつ思い切って買った老眼鏡。手元の書類と少し離れたところにあるものと、どちらもクリアに見えまっせ、という製品です。

 老眼鏡の度数表示というのもいい加減なもので、さらには既製品ですから左右の目の間隔と合うかどうかなんてことも含めて、いろいろと試してみるしかありません。しかも、その日の体調によって目の調子も違うので、なかなかこれ、というのがありません。

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 ちょっとこの、半透明のフレームというのが嫌なのですが、これをかけているときはPCと向かい合っているわけですので、割り切るしかありません。同じエッシェンバッハの老眼鏡はフレームレスでいい感じなのですが、レンズの構造も含めて違うものですから仕方ないところです。

 手元の書類と、ちょっと奥まったところにあるPCのモニタ、この両方がくっきり見える、ということなんですが、たしかに普通の老眼鏡と比べるとだいぶ違います。この度数だとちょっと弱い感じで、これより度数の大きなものだと目が苦しい、という微妙なところですので、これはモニタまでの距離を調整するしかないでしょう。

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 それならいっそ、自分の目に合わせて遠近両用の老眼鏡を作ったらいいのに、ということになるんですが、私の目はその日の体調によるばらつきが激しく、眼鏡なんぞ要りませんという日から、あれ、ワシの眼鏡、眼鏡どこや、という日まで実にバラバラ。せっかく作っても、出来上がったものをかけてみたらイマイチ合いません、ということになりそうなので二の足を踏んでしまうのです。老眼鏡こんなのがおすすめ、なんていうのはありますでしょうか。

2011年7月 7日 (木)

雨の七夕

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 鼻の長さが強調された1枚。「ちち(仮名)」さんも赤ちゃんの時はとっても鼻が短かったのですが、成長するにつれてどんどん伸びて、標準よりも長いのじゃないか、というほどになりました。我が家の犬選びの第一条件は柴犬であること。そして鼻が短く、目が丸ければ言うことなし、なのですが、出会い頭事故みたいに我が家にやってきた「くま(仮名)」さんがあまりにも美人ですので、それを超えるワンちゃんにはお目にかかれていません。

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 この時期、職場の渡り廊下には大きな笹が飾られているのですが、これがまた難儀な代物で、緑色の小さな虫がいっぱい住み着いているので、虫がダメな私は恐ろしくてその廊下を通ることができません。竹とか笹とか、そういうものには思った以上に虫がついていますので要注意なのです。

 雨の七夕となった今日、今ひとつ盛り上がりに欠けますので、萬年筆だけでもちょっと豪華なもの、ということで、アウロラの80周年。金銀砂子、の銀ですね。

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 85周年は華やかでよろしいですが、この80周年も渋くてなかなかのものです。見た目はいいのですが、なにせイタ萬。お尻から吸入機構ごとすっぽり抜けてしまうといったトラルもちょくちょくあるようで、事実、同じアウロラのカルロ・ゴルドーニはものの見事にスッポンと抜けてしまいました。けれども、グッと押し込んでからは何事もなかったかのように使えています。実に不思議です。

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 銀色のボディと、臙脂色の樹脂部分のバランスも見事です。嬉しいことにこの軸は、使っているうちにくすんでくるタイプのようです。太すぎるという人もありますが、私にはこのぐらいの太さがちょうどいい感じです。キャップのボリュームがけっこうすごい感じですが、ポストして書いていてもそんなに気になりません。

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 アウロラの萬年筆は、使い始めはそんなに良いと思わないのに、一月ほどすると劇的に良くなってくる、というところも魅力です。ペン芯にしっかりインクがなじむのでしょうか、まるで別のペンのような書き味になります。そうなってくると、特徴的なサリサリとした感じもちょうど良く感じられるのです。舶来萬年筆を1本、というときに、モンペリやパーカーでなく、あえてアウロラを選ぶ、というのもいいのではないでしょうか。

2011年7月 6日 (水)

さよならメルビン

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 優雅に前脚のお掃除をする「くま(仮名)」さん。とらわれの身とはいえ、飼い犬は家族に愛されてさえいれば本当に幸せな生き方だと思います。仕事を持っているすべての人が、何もかも投げ出してしまいたくなったときに、家族やペットのことを思って我慢する。それって本人の成長のためにもとってもいいことなのでしょう。

 以前、発作的に丸坊主にしたことがあるのですが、ここ数日、こりゃまた丸めるかな、と思うような状況が続いているのですが、こういう飼い犬の姿を見ると、やっぱり踏ん張らなくては、と思えるのが不思議です。

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 前回頭を丸めたのは7年前。あちこちから集まったデータをまとめ上げて提出するための帳票を作る、という仕事をしていて、できあがったものが間違っていた、というのが原因でした。間違っている原因を調べていくと、私の手元に出されたデータがそもそもでたらめだったということが判明したのですが、そのことに抗議する気も起きませんでした。

 それが年末の話で、それから正月にかけて毎日大量の水を飲むようになり、2週間で10キロほど痩せました。お馬鹿な私は痩せたことばかりを喜んでおりましたが、職場に出ると周りの人みんながすすめてくださるので受診したところ、「どこに出しても恥ずかしくない糖尿病です。」というお墨付きをもらったのでした。そのとき以来、アマリールを服用し続けています。

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 一度は1日にアマリール半錠のみ、というところまで症状が改善したのですが、受診日である月曜日にばかり仕事が入るので病院に行けない日が続き、当然薬も切らしてしまって、再び病院に行ったときには最初の頃より症状が悪化しておりました。そこで追加されたのがメルビンですが、こいつは服用切れをすると厄介な薬です。

 メルビンの飲み始めには必ずお腹が緩くなります。緩くなる、というより、むしろ急降下というべき状態で、結構な腹痛を伴います。それでも行けないときは行けないもので、ついつい薬を切らしてしまうということをくりかえして、ヘモグロビンA1cの値はどんどん上昇し続けたのでした。

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 これはいかんと処方されたのがアクタス。こいつでインスリンの効きを良くしようという作戦です。この状態でもヘモグロビンA1cは9.8まで上がりましたが、ここ数ヶ月は下降してきております。

 長らくお世話になってきた薬のうち、メルビンはこの夏あたりを最後に出荷完了となるようです。全く同じ薬でありながら用量を大きくできるメトグルコに交代するためですが、だからといって服用量が増やされることのないよう、今年こそは仕事があろうがどうしようが、定期的に病院へ行こう、と心に決めております。職場では私の代わりなんかいくらでも見つかりますが、ペットたちにとってはこれでも大切なご主人様、ですので。

2011年7月 5日 (火)

ブラックデビル

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 あまり可愛らしいとはいえない「ちち(仮名)」さんのアップ。寝ているところでピカッとやったのですから不機嫌そうな顔に写るのも無理のないところでしょう。食べても食べても太らない彼女、見ていると本当に羨ましい限りです。飼い主はぶくぶく太り続けているので、このところ食餌制限中。犬と飼い主、どちらも1日1食なのに、結果には大きな違いが出ています。

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 バタバタしていて告知するのを忘れておりましたが、先日のWAGNER神戸大会会場に残された忘れ物、ブラックデビルの扇子です。みずうみの悪魔さんは緑色なので違うだろうな、などとお馬鹿なことをいいながら預かって参りました。

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 こちらの扇子、私がお預かりしております。当Blogのサイドバー、「くま(仮名)」さんが小首をかしげた写真の下にメールを送信、というのがありますので、そちらからご連絡いただければと思います。あるいは、この記事にコメントをつけてくださってもけっこうです。23日の弁天町にお持ちしてもよろしいですし、お急ぎでしたらお送りすることも可能です。

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 夏に向く萬年筆の筆頭ともいうべきキャップレス。神戸ではN御大にお世話になり、同じコンバァタアWと一口に言っても微妙に仕様の異なるものが存在することを教えていただきました。このペンなんですがぁ、と差し出しましたところ、きれいに収まる寸法のコンバァタアWを装着していただきました。これでペン先の洗浄がやりやすくなりますので、さっそく前オーナーのインクを洗い流そうと思っています。

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 この軸色ですから、色彩雫シリーズの松露あたりを入れてみるか、夏なので孔雀あたりを入れるのもおもしろいかも知れません。それにしても、改めて探してみると手元にキャップレス、それも現行品で無いものの多いこと。やっぱり少し趣味が偏っているようです。

2011年7月 4日 (月)

開けてない

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 ここ数日良いお天気が続いていたと思ったら、夕方からけっこう強い雨。どこか遠くで雷が鳴っているのも聞こえました。犬というのはおもしろいもので、飼い主が目に見えるところにいるときに雷が鳴るとクンクン鼻を鳴らして怖そうなそぶりを見せますが、犬たちだけにしておいてそっとドアの隙間から覗いてみると、案外平気な顔をして寝そべっていたりします。そこは飼い犬ですから、うまく飼い主に甘えるのも仕事のうち、なのかもしれません。

 世を挙げてクールビズなどとうるさくいわれていますが、私の業界では昔からずっとクールビズでした。午後には35度近くになる教室で生徒がお話を聞いてくれるのですから、暑いなんて言ってられません。職員室にはエアコンがありますが、スイッチを入れるのは生徒が下校してからです。言われなくてもクールビズにならざるを得ないのですが、そこはそれ、常識的な線というものがありますから、あんまりひどい格好も出来ません。

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 服装に気を遣うとはいっても、ただ無難な格好でありさえすれば良いというのがウチの業界のありがたいところです。先日、萬年筆仲間と呑んでいるときに、「ウチは出勤前に奥さんの服装チェックがある」という印刷屋さんとか、「出勤すると女性上司がチェックを入れてくる」とか、「デザイン関係の仕事をしている奥さんがトータルコーディネイト。自分が持っていた服はすべて捨てられた」なんていう保険関係の人なんかのお話を聞いて、我が身の幸せを痛感しました。

 結婚前、死んだ母親の代わりを務めてくれていた妹と叔母に百貨店に連行されて、着るものを見立ててもらったことがあります。放っておけないほどひどい格好をしていたということらしいです。母親に「お前は何を着せてもダメやなぁ。ホンマに難儀な子や」と吐き捨てるように言われ続けて大きくなった私は、こういう服が好きとか、色や柄の好みとか、そういう感覚が全く無い欠陥人間なのです。結局、妹たちに見立ててもらった服も、なかなかおしゃれなものだったので恥ずかしくてほとんど着なかったように思います。

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 開けていない梱包。もちろん中身は萬年筆ですが、我が家には開けていない服、なんてのもけっこうあるようです。あんまりひどい格好をしているのを見かねたさる生徒の保護者が、お仕立て券付きのカッターシャツの生地をくださったのです。「先生は生徒のあこがれの対象でないといけません。先生は地味すぎ。センスもなさ過ぎます。そこそこのものを着てくださらないと。」というのが、生地をくださった理由でした。

 もったいないから仕立ててもらいなさいという妻と、自分がシャツをオーダーするなんて許されない、3枚1000円のが分相応で一番合うのだという私。結局押し切られて採寸はしてもらいましたけれど、ボタンはどうするだの、襟はどうするだの聞かれて、「全部普通に。一番安いのでいいです。」と答えたときの担当者の顔が忘れられません。あんた、何しに来たの、って感じでした。結局、出来上がったものは生地が上等なだけで既製品のカッターと何ら変わりないもので、「ワシにはもったいない」と押し入れに押し込んだきり、十何年見ていません。今頃は黄色くなってしまっているかと思うと、誰かに生地をあげればよかった、と反省しています。

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 神戸の高名な鞄屋の親父さん曰く、萬年筆好きな男に格好のいいのはほとんどいない、のだそうで、その理由を、ファッションアイテムにかけるべきお金を節約して万年筆購入に充てているからだろう、と分析されていました。でも、私の場合、もし大金持ちだったとしても、着る物にお金をかけることはないと思います。姿勢も体型も最悪なので、お金をかけてもまったく効果が無いからです。

 私が着るものを買うのは年に1度あるかないか。近所のスーパーに人気の無い22時頃に行って、売り場にある一番地味で値段の安いのをパッと掴むと、レジでささっとお金を払って帰るという、まるで中学生がいかがわしい本を買うときのような感じです。いい服はそれなりに作り手の心がこもっているはずですから、それを私みたいな者が着るのはよくありません。作り手に失礼です。自分が気に入ってきているブランドなんかを、見るからにダサいオッサンが汚らしく着ていたら嫌な気分になる人もいるはずですから、せめてそれぐらいの気は遣おう、と決めているのです。

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 「どんだけエェもん着せても、全然エェように見えへん。ホンマにあんたはあかんなぁ。」といつも言っていた母。全身舐めるように見た揚げ句、「お前、ホンマに何着ても似合わんなぁ。感心するわ。」と正直な感想を述べてくれた大親友。いつも天の邪鬼な私ですが、それらの言葉だけは全部素直に受け止めています。ですので、若いころからずっと、見るからに安物とわかるもの、それも極力地味なものを買って、ひっそりと着る、ということを心がけているのです。

 そうなると、じゃぁこれはどうなんだ、と突っ込まれること必至なのが萬年筆。希代の悪筆なのに、けっこういい萬年筆を持っている。それは作り手に失礼じゃないのかっ、と言われると、返す言葉もありません。でも幸いなことに、萬年筆に関心のある人が少ないですし、いい萬年筆を使っていても、「わっ、ペン高そうやのにめっちゃ字ヘタやん」と笑われる程度で済みます。人に迷惑はかからないので問題ない、と考えることにしています。

 ただひとつ残念でならないことは、長男がまったくおしゃれをしようとしないところ。お父さんにだけは似るな、と言い続けてきたのに残念です。そのくせ、萬年筆には見向きもしません。若いんだからまだ間に合います。萬年筆を愛して、なおかつ格好良くなろうという努力をする人になってくれたら。ささやかなおっさんの願いはかなうのでしょうか。

2011年7月 3日 (日)

SONNET

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 夏の毛に変わりつつある「ちち(仮名)」さん。彼女の毛は本当にきめ細かくて柔らかく、触っている分には気持ちいいのですけれど、抜けたものはタンポポの綿毛並みにあちこちに飛散するので始末が大変です。

 この写真を撮ったあと、遊んであげるよ、というフリをして玄関ホールに連れ出し、がっちり抱え込んで2人がかりで毛をすいていたのですが、羊毛を刈り獲ったのかというほどの毛が出て大変でした。

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 使用中のカメラ、写りはそこそこながら、一枚撮るたびにフリーズするので、そのたびに電池を取り出して再起動、というのを繰り返して、いい加減疲れました。これはもう、相性とかではなく初期不良か故障と断定です。どなた様がなんとおっしゃろうが、これは異常です。

 カメラのように異常ではないですけれど、変なのがこの中華萬。先日のWAGNER神戸大会で師匠にいただいたものですが、ペンの名前からして変です。

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 SONNETですね、たしかに。中華萬というと、パーカーの工場を接収して・・・・・というイメージが強いのですが、この個体もまさにそんなイメージを強化させる仕上がりです。BAOERというのはどこかで見た記憶があるので、おそらく今までにもこのメーカーの萬年筆に接したことがあるのでしょう。

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 はい、フーデッドニブです。パーカーしてますね。のぞいているペン先は鉄なのでしょうね。この調子ですから、おそらくパーカーのカートリッヂが合うのでしょう。金色の部分にはけっこう擦り傷が入っていますので、使っているとどんどん剥げるか腐食するかしてくるのでしょう。

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 こうして見ると、使ってみて経年変化を見たい、という気になります。もうすでにぶつぶつが出ていますから、あっという間に剥げてしまうことでしょう。

 神戸大会では、こういったへんなモノをいくつかいただいて、「早く来ないから人手に渡っちゃったよぉ」と言われた変なモンを「あ、それ持ってます!」と明るく答えて変に感心されたりと、短い時間ながら充実したひとときを過ごしました。そして、2次会、3次会でもいろいろと興味深いお話が聞けたのですが、その辺はまたの機会に。

2011年7月 2日 (土)

スーパー500

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 食卓の下で「笑って」いる「くま(仮名)」さん。飼い主がいつも寝そべっている場所と同様、彼女のお気に入りの場所です。家族が揃って食事をしているときは、いつもこの場所にいて、時折足下からぬぅ~っと顔を出したりしています。つい最近まで、いじめっ子の「ちち(仮名)」さんはこの場所には入れなかったので、いい避難場所でもありました。

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 PILOTの字体が古き佳き時代を感じさせる紙箱。こういうものを見るたびに思うのが、昔はいいものがたくさんあったのに、なぜそれらを捨ててきてしまったのだろう、ということ。ものを売るためには目新しさが不可欠であることもわかるのですが、会社名のロゴとかマークとか、そういうものに関しては古いものに魅力的なものが多くあるように思います。

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 新しいSDカードを入れて、これで相性問題ともさようなら、と思っていたのですが、この写真を撮ったあたりでまたもフリーズ。こうなると、カメラ本体の不具合を疑わざるを得ません。ブランドものから妖しいものまで、実にいろいろなカードを試しましたが、しばらく使っていると固まる、というのは単なる相性では片付けられないように思います。

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 神戸元町で開かれたWAGNERの関西地区大会。例によって閉会間際に参加するという宴会要員モードでの参加でしたが、わずか小一時間ながら実に内容の濃い大会でありました。会場に入るやいなや、あちこちからお声をかけていただき、さまざまな「変なモン」を見せていただいたり頂戴したり。あんた、こんなモンあるんやで、知ってるかと見せられたブツに対して「あ、それ持ってます」などと答えるという、我ながらなかなかの二右衛門半(普通名詞)ぶりでした。

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 そんな中、今回もN御大には大変お世話になりました。まずは上の写真。揃ってます。PILOTのスーパー500、金キャップの萬年筆だけがこのケースに収まって手元にあったのですが、おそろいのペンシルをお譲りいただいたので、今までへこんでいただけのペンシル収納スペースがきれいに埋まりました。

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 お揃いで記念撮影。スーパー500、いつ見ても惚れ惚れします。キャップ内側のバネカツラが壊れていた黒キャップのスーパー500も修理に出して、今日は1日、スーパー500の日でありました。

2011年7月 1日 (金)

チーズ

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 正直なところ、かわいそうな「ちち(仮名)」さん。これも、修学旅行の引率で留守の間に長女が撮ったもの。撮った、というより、これは完全に狙ってますね。チーズに視線が吸い寄せられている彼女、どこか寂しげです。

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 ハウステンボスでのお土産、クリームチーズとお醤油のセット。ちなみにチーズはデンマーク産だそうです。トロッとしたクリームチーズにお醤油をかけていただくのは結構いけますが、前回ハウステンボスを訪ねた頃より確実に老化が進んでいるようで、それほどたくさんは食べられなくなっていました。

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 こちらは古代日本で食されていたであろうものを復元した商品ですが、「チーズ」というのは少し苦しいかもしれません。ただ牛乳のみをひたすら煮詰めたものです。五味相生の譬(ごみそうしょうのたとえ)にある生酥または熟酥にあたるものでしょう。

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 まるでキャラメルのようなもので、食感もまたしかり。これをさらに熟成させていくとかの有名な醍醐になるのだそうですが、そもそも蘇がこのようなものだったという確証もないわけですから、醍醐がどのようなもので、どうやって作るのか、ということは謎のままです。

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 デンマーク産クリームチーズ。これはこれだけでいただいても、濃厚なお味で十分においしいのですが、ここにお醤油をかけていただくとまた格別です。とにかく濃いので、歳をとってくると写真ぐらいの量をいただいて食事1回分、ぐらいの感じになります。

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 かまぼこに醤油をかけたような見た目。この醤油自体はとっても平凡な味ですが、チーズ自体が濃い味ですからちょうど良いのかもしれません。輸入食材なんかを扱っているお店を探せば手に入るでしょうから、わざわざ佐世保まで買いに行くほどのものでもありませんが、ハウステンボスへ行ってお土産、となるとこれを選んでしまいます。

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