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2011年6月 8日 (水)

実に有り難い

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 飼い主が帰ってくると大騒ぎして迎えてくれる「ちち(仮名)」さん。そういう姿をとらえようとしても、なかなかうまくいきません。それでも、現在使っているカメラは比較的合焦が早いので、これまでよりボツになるコマが大幅に減りました。この1枚も、ブレていることはわかるものの、何とか涙目にならず見られる程度には撮れています。メカの進歩は、実にありがたいものです。

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 お気に入りの1本、シェーファーのルックオブレザー。革を巻いてあるんだ、と言っても知らない人なら素直に信じてしまいそうな質感はさすがです。ペン先は親方調整ですから抜群の書き味。喜んでいつも持ち歩いていたのですが、ある日を境にふっと行方知れずになり、半年ほどしてから鞄の底で発見されました。

 喜び勇んで洗浄し、カートリッヂを挿して見たのですが、どうにもインクが出てきません。首軸を超音波洗浄機にかけても状況が好転しないので、ガラクタの山の中に埋もれているはずのコンバータを探すこと1ヶ月、ようやく見つけることが出来ました。

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 この状態、コンバータの中にはロットリングクリーナーが満たされております。何度か吸入排出を繰り返してから、しばらく放置。そのあとでまた、超音波洗浄機にかけてみようかと思います。行方不明になっている間に乾いてしまったインクが固まっているのだとすれば、これでほぼいけるでしょう。逆に、これでもダメなら、もう私の手には負えません。

 コンバータが無ければ、カートリッヂにピペットのゴムキャップをつけたクリーニングツールを自作しなければなりません。不器用な上に無精な私には、それはなかなか遠い道です。 小さく軽い、コインで買えるような部品ですけれど、そんなコンバータがあればこそ、なのです。

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 無いと困るコンバータといえば、なんといってもこれが代表格です。補修部品扱いとはいえ、今でも普通に手に入るあたり、例の難儀なウォーターマンCFよりも遙かに恵まれています。

 ではこれを何に使うのか、というと、古いペンに決まってますね。その古いペンには、懐かしのダブルカートリッヂが入ったままになっておりました。

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 これもまた、このコンバータがなければ、空になったカートリッヂを洗い、シリンジでインクを詰めるという、これまた不器用で粗忽な私にとって、机をインクで染めてしまいそうな作業を強いられます。コンバータって、何でもない部品ですけれど、実に有り難いものですね。

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コメント

実はたった今までシェーファーを物色していました。
直後本日の更新記事を拝見して、その偶然にビックリしました!
このクラック塗装、ルアーに塗ったことありますが面白いですよね。

有難い親方調整のイントゥイションを客先に曲げられるという不幸に遭遇し
仕事ペンを調査中です。勘合キャップ、EF、ほんの少ししなるガチぎみなニブ。
なかなか見つけられないです…

 Dio さん

 萬年筆と嫁はんは人に貸すもんじゃありません。
WAGNERあたりですと、知ってる連中ばっかり
だから気楽に貸しているわけで。

 目の前にいる人、30人中29人は萬年筆の扱い
を知らない人だと思っていて間違いないのです。

 で、不幸を幸福に変えるべく、シェーファー1本
逝ってしまいましょう(笑)。

コンバアターWの値段が高いのがちょっと納得いきませんがあるだけマシですね(笑)
それに比べてもシェーファーの現行コンバーターは高いと思います。。。

レガシーは持ってないので同じかわかりませんが,インペリアルとかタルガなら首軸と胴軸を繋ぐネジをゴム板を使って回せば分解できますよ。

 mercuryo さん

 この写真、首軸に傷があるのが見えると思います。
実は一度、ひねりかけているのですよ(笑)。

 おかげさまで、インクが出るようになりました。

つきみそう様>
ロットリングよりプラチナのインククリーナー液の方が効果高そうですよ、自分が色々洗浄している限り。
特に古典BBと顔料インクの場合は一目瞭然です。
あと、ヘリテイジはまだやったこと無いですが、多分タルガと同じ構造だと思われますので、ぺんぱれーどっ!様サイトに分解手順が掲載されてます。ご参考まで。

ガチニブ勘合曲げれるものなら曲げてみぃというのなら、パーカーファルコンが2本余ってるのですが・・・
でもタルガならオクで一杯入手できますしね。

 aedbeg32 さん

 貴重な情報ありがとうございます。やはりプラチナは
マニアックなインクを揃えているだけあって、洗浄力の
高いキットを出しているのも当然と言えますね。

 とりあえずはインクが出るようになりましたから、
今後は放置しないように気をつけて、と思っています。

 実際、不精者には向かないんですよ、萬年筆って。

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